あの日から息子の帰りは決まって7時過ぎでした。主人が帰宅する少し前です。
いくら叱っても息子は毎日夏子の家に。
だから私、決めたんです。夏子のために。
その日、遅く帰った息子をいつもとは逆に、優しく迎えました。
不思議がる息子を居間の椅子に座らせ、私、思い切って、言い出したのです。
「お願い、夏子に会わないで、もし会わないでくれたら、毎日手であなたの欲求を満たしてあげる。」
息子、私の思いもよらない言葉に、驚いた様子でした。でも、その願いを断わったのです。手なんかより、胸でしてほしいと。
息子、私の胸で挟めないことわかっててそんなこと。
「ねえ、夏子に会いたいのはわかるは、でもこのままじゃ、だったら母さんどうすれば?」
「それは、」
その後、息子黙ってしまいました。
私、わかってるんです。どうしたら息子を引き留められるか。それには私の身体を捧げるしかないってこと。
「わかった、夏子のとこ行かないって約束するなら、もう一度あなたと。」
そしたら息子、笑顔になり、絶対いかないと約束してくれたんです。
避妊も必ずすると約束してくれました。
これで夏子の家庭が、
すると息子、約束したんだから、今すぐにと。
でも、主人が、帰るまで時間が。息子、30分あれば大丈夫と、私の手を引き自分の部屋へ。
私、また、悪い母に戻ってしまったのです。
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