リーグも終わり、ボウリングバックを、ロッカーにしまい込んで、ボウリング場を出て、車に乗ろうとした時、リーグの人達に、私の名前(浜田さん)と呼ばれて 振り返ると、今日にかぎって、全員が出てきた。
リーグでも仲のよかったら夫婦に、浜田さん怪しい関係なの?と冷やかされ、私は違いますよ‥亡くなった息子の高校時代の友達で、雄也君と偶然リーグ投げるようになって、主人にパートナーの事、聞かれて雄也君の事話したら、息子が生きていた頃、泊まりに来てたし、主人自身が雄也君を息子の代わりみたいだと言って、送り迎えしてくれる用に、雄也君に頼んだのよ。
それに、主人にも、カップル戦じゃ無く親子対抗だと、からかわれたし‥そんな話をしたら、渡辺さんが、仲のいい親子カップルだよねと言われ、私は頷いて、雄也君の手を握って、親子カップルですとはしゃいで、その場を離れた。
車に乗ると、雄也君が親子なんだ‥と私に言うので、私は、周りから変に誤解されるより、それにコレからでも、雄也君と練習したり、行き過ぎない程度でイチャイチャしても、誤解されないで済むでしょ。
それに、まだ‥一応主婦なんだから‥あの状況で雄也君と付き合ってるなんて言いたくても言えないよ‥私は下を向いて、悲しくなり泣いてしまった。
雄也君は私が泣いてるのに、気付いて、人通りの少ない場所に、車を停めて、真由美さん「ごめんなさい」と何度も謝り私を抱きしめ背中をさすり、真由美さんと付き合いだしたその日に、泣かすなんて、俺最低だよね‥ 子供みたいな事言って不安にさせて‥
もう泣かないで、二度と真由美さんを泣かすような事しないから。
私は、雄也君に本当だよ‥私は、主婦でありながら雄也君を信じれたから、付き合いたいって思えたんだよ。
雄也君は優しく抱きしめ、涙を拭いてくれて、初めて私の名前を、真由美、俺、男らしくなるし、真由美を大事にするからと言ってくれたので、頷いて、髪を撫でながら、優しくキスをしてくれて、遅くなって主人に変に思われたく無いからと、雄也君は家に送ってくれた。
別れ際に、私から雄也君にキスを求めて おやすみと言って、彼を見送って、雄也君との付き合いだした初日の出来事でした。
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