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悪姉

投稿者: ◆0jVt1ao7Gw
削除依頼
2020/12/17 04:45:06 (fjxJMfLm)
「性格は顔に出る」

子供の頃から私は、大人達に
「性格がキツそうだ」
と言われていた。

幼稚園や小学校に入学しても、顔のせいで、リーダーに担がれてしまい、先生にも目をつけられていた。

そのせいで、私は男子から距離を置かれ、周りは女子ばかりになり、バレンタインにチョコを貰うようになった。

ホワイトデーには、女子にお返しを配り、異性では弟や父にしかプレゼントを贈らなくなった。

中学に入ると、私に「レズ疑惑」の噂が流れ、仲の良かった友達や担任と、「愛し合ってる」なんて話まで出ていた。

くだらない噂を流す男子は嫌いだけど、女好きと言う訳でもなく、もて余した「恋心」は唯一信頼できる家族に向けられた。

うちに遊びに来るのは、同い年の女子か、弟の友達の男子ばかり。

そんな自分を変えたくて、芸能人になろうと、オーディションに応募したりもした。

書類審査がパスしたオーディションで、二次選考で水着審査があると知って、家族に反対され、私は夢を諦めた。

今にして思えば、中学生を水着で審査する大人の感覚も理解できて、辞退して良かったと思った。

高1の時、学校を出ようとした時に、あの大地震が起きた。

いつまでも収まらない揺れに、恐怖を感じ、家族が被災してないかと、心配になった。

あの夜は、父も自宅に戻れず、母親と3人でテレビを見ながら、大きな余震に怯えて眠れなかった。

トラウマになった緊急地震速報のチャイムを聞くたび、動揺する母と弟を励ましていた。

大事な高校受験を控えていた弟は、ストレスから勉強が手につかず、私が部屋に行ったり、部屋に呼んで、勉強を教えるようになった。

休憩時間には、ベッドに横たわる弟にマッサージしてあげたり、私が眠くなると、ベッドで寝ている隣で、弟が勉強をしながら、私を見守っていた。

必死に「強い娘」「強い姉」を演じて、家族の絆を紡いでいた私の中に、もう一人の「悪い自分」が覚醒した。

「一緒に寝よう」
とベッドに弟を誘った。

(何もしないから)
と思いながら、疲れて眠った弟を抱いてる私の中で、性欲が溢れて行った。

「優しい姉」を演じている癖に、弟に邪な感情を抱いてしまう自分に嫌悪した。

いけない妄想は、寝ている夢の中でも広がり、朝になるとパジャマにまでシミが出来ていた。

家族の起きる前にシャワーを浴びながら、悪い自分の汚れを流そうとしたけど、流しても流しても、汚れは身体の奥から溢れて行った。
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12
投稿者: ◆0jVt1ao7Gw
2020/12/27 00:42:15    (j1K12BeQ)
魔が差した事に気づいた時には、義妹は既にオンナの声で悶えていた。

(どうしよう、今夜はイブなのに)

罪悪感に襲われながら、躊躇っていたら、
「お姉ちゃん、お願い、お願い、」
と甘える声で義妹は私を誘惑してきた。

(私は悪くない。この娘が淫乱なのが悪い)
と勝手な理屈を言い訳にして、私は義妹を快楽の闇に誘った。

「気持ち良いでしょ?」
とドス黒い乳首に歯を立てると、絞り出された母乳が滲んだ。

「お姉ちゃん、気持ち良いよぅ、もっと強く噛んで、もっと痛くして、」

どんどんエスカレートする要求に、私も反応してしまう。

心の中の「魔女」が、私に
(カワイイ妹が、「もっと欲しい」って言ってるよ)
(もっと強く噛んでやれよ)
(もっと揉んでやれ!)
(もっと激しく抱いてやれ!)
と連呼した。

気がつくと、
「お姉ちゃん、イクっ、赤ちゃんが出ちゃうかも、イク、いくぅ」
と喚いて、ケイレンしていた。

本当に出産するのかと思って心配したけど、義妹はすぐに大人しくなり、大汗をかいた顔で、私にキスを求めた。

「ごめん、私、今日、ここまでするつもりはなかった」
無責任なオトコみたいな言い訳が出てしまった。

「男の子なんです」
「!」
「お義姉さんに、一番最初に報告したくて」
「まさか、弟も知らないの?」
「ええ、あの人には、今夜伝えるつもりでした」
「でも、どうして私なの?」
「たぶん貴女が私の愛する人のお姉さんで、私が一番欲しかったお姉ちゃんだからです」

キュンとした。

義妹の全ては理解できなかったけど、思いは伝わってきた。

聖女のような義妹の微笑みを前に、私の中の「魔女」も退散した。

私が義妹を休ませている間に、汚れたソファと床を拭いた。

蒸せるような汚臭さえも、不快に思わなかった。

今夜の主役であるサンタ(弟)は、配達の仕事が遅くなると言うので、義妹と姪と三人で入浴して、サンタの衣装に着替え、主役抜きでパーティーを始めた。

料理上手な義妹の料理は、更に進化していた。

義姉の欲目かな?(笑)
13
投稿者: ◆0jVt1ao7Gw
2020/12/28 03:09:03    (U9ubI.O.)
弟が帰宅した時は、姪もオネムの時間。

ちょっとグズっていたけど、パパが帰って来たら、凄く喜んで駆け寄っていた。

昔の自分を見ているみたいだった。

疲れて帰った弟に、サプライズの報告。

弟は男児と告げられて大喜びし、すぐに実家の父母に報告した。

「すごい。良かったね」
と、私も初耳みたいに装った。

みんなが興奮してお祭り騒ぎになったけど、さすがに遅い時間だったので、弟は娘に
「早く寝ないと、サンタのオジサンは来てくれないよ」
って言ったら、渋々寝る事になって、
「オバチャンが、一緒に寝てあげる」
って言ってみた。

ちょっと不満そうだったけど、作り笑顔で嬉しそうにしていた。

(こんなに小さくても気を遣うんだなぁ)
と思った(笑)

私の泊まる客間に小さな布団を敷いたけど、本人の希望で私の布団に入った姪。

義妹は娘の寝たのを見て、部屋を出て行こうとしたので、呼び止めた。

「今夜、するよね?」
「え?やだぁ、お義姉さんたらぁ」
と、照れていたので、
「私が子供をみてるから、好きなだけ愉しんでね」
と言ってあげた。

きっと私のあげたプレゼントも役に立つはず。

聖夜に弟夫婦の娘をお腹に抱いて、真っ暗な部屋で、義妹の悶え声を聞きながら、いつしか眠りについた。
14
投稿者: ◆0jVt1ao7Gw
2020/12/28 05:08:53    (U9ubI.O.)
先日、叔母夫婦の家へ行き、養女になる話を承諾してきた。

二人は喜んでくれたけど、私が「結婚はしない」と言うと、険しい表情になった。

「どうして?」
という叔父に、
「理由はありません。結婚したくないだけです。」
「でも、」
「後継ぎの事なら、私が養子を迎えたら構わないですよね?」
と言うと、
「本気で言ってるの?」
叔母が心配そうに訊ねて来たので、
「本気だよ。私は姓が変わっても、私でいたいから」
と答えたら、二人は考え込んでしまった。

「もし、この条件を呑んで貰えなければ、養女の話はなかった事にして下さい。」「もちろん、マンションもすぐに出て行きますから」

この1年、悩まされ続けた問題に、私なりの答えを返した。

取り乱してる叔母をみた叔父が、
「分かった、君の気持ちを尊重する。」
「娘になって貰えるなら、それだけで構わないし、君の気持ちが変わって、誰と結婚しても、私達は干渉しない」
と言った。

「ごめんなさい。私はまだ、何も言えない」
と叔母は泣いていた。

その場は、それで話は終わった。

翌日、実家の母に呼び出された。

叔父が年明けに、がんの手術を受けるという。

しかも余命宣告をされているらしい。

母は私に泣きながら懇願した。

気丈なイメージとはかけ離れた母の姿を見て、私は戸惑った。

優しい叔父が、病魔に侵されていたと知らされたショックで、しばらく考えがまとまらなかった。

コロナ禍の年の瀬。

不安な気持ちを抱えて、家族というものを見つめ直していた。

家族ってなんだろう。

弟を愛して、幸せに暮らしていた。

妹が出来て、姪が生まれ、新たな命も生まれようとしている。

もう私も弟に、恋をしている場合じゃないのかも知れない。

心が揺れてる。
15
投稿者: ◆0jVt1ao7Gw
2020/12/30 19:06:01    (.PG6xRTc)
今回、年末年始は、初めて実家以外で過ごす事になった。

病気の叔父は、年明けにならないと入院できないらしく、心細いと言うので、付き添う事にした。

大きな屋敷の客間に寝かされ、客用の羽根布団に寝かされるのは、何だか落ち着かない。

「りんちゃん(私)、起きてる?」
「うん、お姉ちゃん(叔母)は眠れないの?」
「うん、あの人(叔父)のイビキがうるさくて」(笑)
「それで、よく20年も夫婦やってきたよね?」(笑)
「若い頃は、イビキも子守唄みたいに聞こえたんだよ」(笑)
「ウチもそうなのかな?」
「義兄さんは、イビキをかかないけど、姉さんは昔から凄かったよ」(笑)
「だね」(笑)
と、他愛もない会話を続けた。

「ところで、りんちゃんって処女?」
「え?まさか!私もうすぐ30になるんだよ!」
「そうだよね(笑)、変な事を聞いてゴメンね」(笑)
「いや、良いけど」

弟との関係は話せなかった。

「アナタ達姉弟って、いつまでも仲が良いから、ブラコンで彼氏とかいないのかと思ってた」(笑)
「まさか(笑)」

半分図星を突かれて動揺した。

「ねえ、今夜一緒に寝ても良いかな?」
「別に良いけど、ここはお姉ちゃん家だし、」
と言ったら、私の布団に入ってきた。

(布団は別じゃないの?)
と思ったけど、大きな布団は、大人が二人で寝るには、十分な大きさだった。

母によく似た叔母の顔が近くにきた。

母とは違って、いつも笑顔の叔母には、目尻に小じわがあって、子供の頃から大好きだった。

「アナタ、お母さんに似てるわね」(笑)
「それ、コンプレックスなんですけど」(怒)
「そう?私は好きよ?」(笑)

多分「そういう意味」ではないと思うけど、ドキッとして嬉しかった。

「私もお姉ちゃんのこと好き」(笑)

横向きになった叔母の胸が、私の腕に触れた。

「お姉ちゃんのオッパイやわらかいね」(笑)
「あなたのは?」
と言って、叔母の手が私の胸を触った。

「たしかに、弾力もあって若い(笑)、動くと痛くない?」
「うん、昔ほど痛くはなくなったけど、激しい運動をすると痛いし重いよ?」(笑)
「ソレわかる(笑)私もそうだった」(笑)
「血筋かな?」
「血筋だろうね」

初日の夜は、オッパイ談義に花を咲かせた。
16
投稿者: ◆0jVt1ao7Gw
2020/12/30 23:48:14    (.PG6xRTc)
翌日、目をさますと隣に叔母はいなかった。

台所へ行き、
「手伝う事ある?」
って聞いたら、
「何もないかな?」
と言ったので、いつものようにジョギングに出掛けた。

いつもの癖で、マンションに戻りそうになった(笑)

叔母の待つ家に戻って、着替えを用意して、浴室でシャワーを浴びてたら、洗面所の扉が開く音が聞こえた。

「お姉ちゃん?」
「いや、ごめん、俺だけど」
叔父だった。

「あ、おはようございます。すいません、朝からシャワー借りてます」
「おはよう、」
と言って立ち去ろうとしてたので、
「あ、大丈夫ですよ、洗面所使って下さい」
と言ったら、自分の家なのに恐縮していた(笑)

曇りガラスの向こうに、洗顔している叔父の影が見えた。

(向こうからも、こちらが見えてるのかな?)
と思って、扉に近づいてみた。

叔父の動きが止まった。

(見てるんだ)
(姪の裸でも妄想してるのかな?)(笑)
と思い、
「お兄さんも、一緒にいかがですか?」
と言ったら、慌てた様子で、
「ごゆっくり」
と言って出て行った。

(どんな顔をしてたんだろう)(笑)
叔父の慌てた顔を想像しながら、ニヤけてしまった。

洗面所と兼用の脱衣所に戻ると、私が脱ぎ散らかした服と下着が、そのままカゴに入っていた。

(これも見られたんだろうな)(嬉)
と思ったら、羞恥心より好奇心が湧いた。

ショーツは履いたけど、ブラジャーは着けずに服を着た。

この日は、叔母夫婦の家で大掃除をする。

チカラ仕事は、私の役目。

病人の叔父には、私達の手伝いをさせた。

「お兄さん、これ重いから、そっちを持って」
と言って、大きな段ボール箱を抱えると、私はワザと箱の上にオッパイを乗せて反応をみた。

「お兄さん、足元きをつけて」
と言ったけど、叔父は私のオッパイをチラチラ見て、見ぬフリをしていた。

(意外と元気じゃん)(嬉)
と思いながら、叔父の視線に、私も元気を貰い、午前中の仕事を終えて、お昼を食べた。

「Tシャツが、汗で濡れてるわよ。風邪をひかないように着替えて来なさい」
と叔母に言われたが、
「お腹空いてるから、食べてからにする」
と言って、叔父の前で濡れたTシャツの貼り付いたオッパイを見せつけてみた。

「あら?アナタ、今日は随分と大人しいわね?」
「お気に入りの、りんちゃんとお食事できて、緊張してるの?」
と叔母がからかった。

「ばか、そんな訳ないだろ」
と言った叔父が拗ねてる顔が、可愛く見えた。

「違うの?」(笑)
と言ったら、叔父は恥ずかしそうにしていた。

こんな温かい食卓は、久しぶりだった。

子供がいないとは言え、40代の叔母夫婦は友達以上で親子未満の感じで、微妙な感じが居心地良かった。

楽しい食事を終えて、居間で昼寝をしてたら、叔母がブランケットを掛けてくれた。

休んでいるのに、気持ちは揺らいでいた。

二人の養子になる話に、心が揺れている。

仕事を辞めるのも考えたくない。

年の瀬の忙しなさに、頭の中が混沌としていた。
17
投稿者: ◆0jVt1ao7Gw
2020/12/31 13:31:59    (pRV278/i)
「ねぇ、ちょっと飲みに行かない?」
唐突に、叔母が私を誘った。

叔父は、
「今日は、りんちゃんにも頑張って貰ったし、二人で行って来たら良いよ」(笑)
と言った。

お酒が大好きな叔父は、医者から飲むのを止められていたし、私もお酒が好きな方ではない。
「お兄さんに、留守番させたら悪いよ?」
「良いじゃん、一緒に行こう!」

叔母が駄々をこねるのは初めてだった。

悪い予感しかしない。

一人分の夕飯を私が作り、叔父に笑顔で見送られながら家を出た。

叔母は高級レストランにでも行くようなドレスに、ブランド物のコートを羽織り、指には成金趣味の指環を着けていた。

「何が食べたい?何でも好きな物を言いなさい」
と言われたが、叔父に気兼ねして、何も言えなかった。

「何もないなら、行きたい店があるんだけど」
と言って連れて行かれたのは、住宅地の中にある「隠れ家的」なお店だった。

「いらっしゃいませ」
「予約してないけど、宜しいかしら?」
普段の叔母からは、想像できない言葉遣いに驚いていると、店長らしき人が出てきて、
「奥さま、いらっしゃいませ。ちょうど、いつものお席がご用意できます」
と言ってきた。

「ご主人様のおかげんは、いかがですか?」
と叔父を気遣っていたので、
(常連なんだ)
と思った。

得たいの知れない横文字ばかりのメニューに戸惑っていると、コートを脱いだ叔母は、ワインとコース料理を二人分注文した。

中庭を眺めながらクラッシックのBGMを聞いてたら、お酒に酔う前に、店の雰囲気に酔いそうになった。

店内には、盛装した客の談笑する声も聞かれた。

明らかに私だけ場違いだった。

作り物みたいな小さな料理を、更に小さくして口に運んだ。

「あ、奥さん、ご無沙汰してます」
と紳士が夫人を連れてテーブルに来た。

明らかに年上の相手に、叔母は物怖じした様子もなく、商売の話をしていた。

「どう?美味しい?」
と私に聞いてきたが、味なんて分かるはずもなく、
「美味しいよ」
と愛想笑いをして見せた。

周囲が暗くなり店内の照明が、ムーディーに演出されると、所々で青い明かりが灯り始めた。

「アナタのブラジャーも光ってるわよ?」(笑)
「え?ホント?」(驚)
「セクシーね」(笑)
「もう、姉さんったら」(照)
「キレイな刺繍ね」
「ありがとう」(照)

ホロ酔い加減の潤んだ瞳で見つめられ、私も変な気分になった。

(何なの?この雰囲気。ヤバイかも?)

「ちょっと、トイレに行ってくる」
と言って席を立ち、洗面所に入って、顔の火照りを冷ました。

暫くして席に戻ろうとしたら、私の席に男性が座っていて、叔母と楽しそうに談笑していた。

(まさか浮気?)
と思って、テーブルに戻ると、
「アナタにも紹介するわね」
と言って、立ち上がった男性を紹介された。

ピアニストだと言う彼は、普段海外で演奏しているらしいが、コロナ禍で帰国して、しばらくホテルで自主隔離していた体験を、私達に話始めた。

普段、上流階級の人とは、そこそこ交流はあったけど、気品を漂わせた貴族のような所作に触れて、珍しく私は緊張していた。

「おキレイな方ですね」
と言われ
「ありがとうございます」
と澄まして見せたが、彼の視線が胸元に来た瞬間、これまで感じた事のない快感を覚えた(悦)

「じゃあ、僕はこの辺で失礼します」
と言って、彼は店のピアノの椅子に腰かけて、生演奏を始めた。

「どう?素敵な人でしょ?気に入った?紹介しようか?」
「いま紹介したじゃん」
「素敵だけど、どう考えても、私と吊り合わないでしょ?」
「そうかな?お似合いだと思うけど」
と叔母は残念そうに言った。

こう言うタイプも嫌いじゃないけど、付き合うのは苦労しそうだ。
彼の演奏に聞き入りながら、優雅な夕食を楽しんだ。
18
投稿者: ◆0jVt1ao7Gw
2021/01/01 10:35:51    (ivF6PhkS)
叔父の病気の事で気弱になった叔母は、私に優しく甘えていた。

飲み過ぎたワインのせいで、帰りはタクシーを使ったけど、酔い潰れた叔母を介抱した叔父は、泥酔した事を咎める事なく
「すまない」
と言った。

(夫婦って、そんなものかな?)
と、多少イメージも変わった。

「りんちゃんにも迷惑かけたね」
と叔父に労って貰ったけど、二人の事が愛しく思えた。

「お姉ちゃんの事は私に任せて、お兄さんは、ゆっくりしていて下さい。お兄さんも疲れたでしょ?」
「ありがとう。お言葉に甘えさせて貰うよ」
と言ってから、
「りんちゃんの料理、美味しかったよ」
と、夕食のお世辞も言ってくれた(嬉)

「そうよ、りんちゃんは、お料理も上手なんだからね」
と酔っ払った叔母が叔父に絡んだ(笑)

叔母を連れて浴室に向かった。
「お姉ちゃん大丈夫?」
って言ったら、
「平気よ、酔ってないもん」
と言ったので、危ないと思った私は彼女と入浴する事にした。

ワインで悪酔いした叔母は、甘えて私に服を脱がせるように求めてきた。

躊躇いつつも、叔母の服を脱がせていたら、変な気分になった。

また私の中の悪い虫が騒ぎ始めた。

(この話も投稿したらウケるかも?)
と思っていた。

じっくりと叔母の反応を観察した。

40代のオンナの身体は、肌の張りは失われているものの柔らかくて、艶やかな色気を出していた。
(姪が言うのも変だけど)(笑)

「りんちゃん、オッパイ大きい」
と、子供みたいな事を言うところもカワイイ。

「褒めてくれて、ありがとう」
と言って、眠そうな叔母を抱えて浴室に入った。

「あ、オシッコしたい」
「え?トイレに行きたいの?」
「うん、行きたい。連れて行って」
って話してたら、アンモニア臭が漂ってきた。

「ごめん、出ちゃった」(笑)
「もう良いよ。シャワーで流すから、全部出して」と言って、彼女の股間にシャワーを向けた。

「あぁん、気持ち良い」(嬉)
「お姉ちゃん、変な声を出さないでよ。私まで変な気持ちになるよ」(笑)

もちろん、冗談のつもりだったんだけど、身体が勝手に近づいてしまった。

叔母の背中に乳首の先端を軽く当てて、耳元で
「背中を流そうか?」
と囁いた。

(私も酔ってる?)
と気づいた時には、両手で泡立てたソープで、首からお尻まで、マッサージするように塗り込んでいた。

二人黙ったまま、シャワーの音だけが浴室に響いていた。

「もしかして、りんちゃんはレズ?」
「違うよ。なんで?」
「なんか上手だし、オトコ関係も聞かないし、」
「違う。違うよ」(焦)
「そう?だったら良いんだけど、」
「ごめん、私、結構メンクイだから」(笑)

「それ、うちの家系だわ」
「お義兄さんも、カッコイイもんね」(笑)

「若い頃の話でしょ?」

「今も、イイ男じゃない」(笑)

身内に父を褒められるのは嬉しいけど、何だか複雑な気持ちになった。

「お姉ちゃんは、パパみたいなのがタイプなの?」
「ふふふ、昔ね、」
と、意味深な言葉を残して、叔母は思い出し笑いをしていた。

「なに?昔なにがあったの?」
「内緒」(笑)

「ところで、りんちゃんは、何でアソコの毛を剃ってるの?」
「内緒」(笑)
「じゃあ、お互いに内緒だね」(笑)
「そ、オンナは謎が多い方が、魅力的でしょ?」
「ナマイキ言ってる」(笑)

叔母と姪の数十年ぶりの裸の付き合いは、笑いで終わった。
19
投稿者: ◆0jVt1ao7Gw
2021/01/01 19:33:57    (ivF6PhkS)
帰ってから浴室に直行したので、着替えがない事に気付いたのは、浴室を出た後だった。

浴室から客間の間は、廊下になってるとは言え、全裸で叔父と鉢合わせする可能性もある。

「私が着替えを取りに行こうか?」
と叔母は言ったが、
「こうやって隠したら大丈夫だよ」(笑)
と、ワインで酔ってた私は、片腕でオッパイを隠し、もう片方の手で前を隠して見せた。

「お兄さん、見たらビックリしちゃうかな?」(笑)
「多分ね(笑)」
「お姉ちゃんは?」
「私の裸なんて、見飽きてると思うから、前を歩いても驚かないでしょ?」(笑)
「試してみようか?」
「お姉ちゃんが、お兄さんの気を引いてる間に、私が廊下を走って行ったら、気づかないかも?」
「やってみる?」
「面白そうでしょ?」(笑)

と、二人でドッキリの打ち合わせをした(笑)

叔母はバスタオルを巻いて、リビングへ行った。

「どうしたんだ?」
叔父は動揺していた。

「着替えを用意してないから、取りに来たの」
「言えば、俺が持って行ってやったのに」
「りんちゃんのも?」
「……」
「りんちゃんは、今から裸で客間に行くから、後ろを振り返らないでね」(笑)
と言って、叔母は叔父の見ている前でバスタオルを落とした。

妻の裸を見ている叔父の後ろ姿を見ながら、私は廊下を抜けて客間に入った。

スリリングなイタズラに興奮した私は、客間とリビングを隔てた襖から、リビングの様子を見ていた。

「どうしたんだ?オマエ、今日は変だぞ?」
「たまには良いじゃない」(笑)

酔っ払って、旦那の前で挑発している叔母は、オンナの艶香を漂わせていた。

「おい、隣にりんちゃんがいるんだぞ」
と叔父は私を気にしていたが、
「大丈夫よ(笑)あの娘も、もう大人なんだし」
「そういう問題じゃないだろ?」
「そういう問題よ」
「?」
「あの娘、結婚や恋愛に全く興味ないみたいだし、私達が仲良い所を見たら、結婚するかも知れないでしょ?」
(叔母さん、それは誤解です)(笑)

私は、ブラコンだから結婚したくなくて、Sだから結婚できなくて、ショタだから恋愛できないだけです(笑)

「分かったから、寝室へ行こう」
と言って、叔父はリビングの電気を消して、叔母と一緒に寝室へ行ってしまった。

寝室の扉に鍵を描けられ、私は中を覗く事も出来なくて、隣のトイレの中で、部屋の音を聞いた。

「どうだ?」
「気持ち良い。」
「お願い、もっと深く、ぅぅん」
「オマエもスキモノだな?」
「欲しかったら、客間に聞こえるぐらい、大きな声で鳴け」
「あぅんあぅん」

寝室の中では、さっきとは真逆のヤリトリをしているようだった。

二人の会話がトイレの中に響いていたので、思わず私も指で慰めていた。

長くなりそうなので、トイレで用を足してから、部屋に戻った。

その夜は、叔母が夜這いに来なかったので、朝までグッスリ眠れた。
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投稿者: ◆0jVt1ao7Gw
2021/01/01 23:20:52    (ivF6PhkS)
大晦日の朝、夜の営みに励んだ夫婦と会食した(笑)

前夜の事が嘘だったみたいに、いつもの叔母と叔父に戻っていた。

「夕べは、よく寝られた?」
「うん、すぐ寝たよ」(笑)

叔父は気まずそうな顔で黙っていた。

「なんか、元気そうで安心した」
「そう?」
「私、途中で寝ちゃったから」(笑)

叔父は何も言わずに、新聞で顔を隠した。

「仲良いよね?」
「そうよ、アナタも早く結婚しなさい」
「考えとく」

他愛もない親族の会話を楽しんだ。

午前中、叔母と近所のスーパーに買い物へ行った。

午前中のオンナ達は、やつれたスッピンを、マスクで隠していたが、帰省自粛を口実に、旦那の実家に里帰りしなくて済んで、どこかスッキリしている様子だった。

私も今年は叔母の家。

なぜか実家にいるより、リラックスしていた。

義妹からSNSで
「お姉さんは帰らないんですか?」
とメッセージも来ていた。

彼女の実家は、病院なので、今年は特に忙しいらしい。

独身の頃は、家族で海外旅行をしていた義妹も、嫁になって、ウチで母に使われているだろう。

義理の娘というのも大変そうだ。

改めて「結婚」と「幸せ」について、損得勘定している自分に気づいた。

だから私は結婚できないんだと再認識した(笑)

弟は副業を休んで、実家で長男らしくしているらしい。

両親に、良いように使われている(笑)

不安な事も、不便な事も多かった一年だったけど、悪い事をしてきた割には、天罰も無かった事に、心の中で神様に感謝していた。

(これで、お賽銭を出さずに済む)(笑)

値引きされた、おせちセットが、「お一人さま一点まで」と表示されていたので、叔母と別々に会計して、2セット買った。

年の瀬に、何だかトクした気分になった(嬉)

アケオメ、コトヨロ(笑)
21
投稿者: ◆0jVt1ao7Gw
2021/01/02 10:23:16    (eUubxrBg)
元旦の朝は、思ってた以上に寒い朝になった。

「明けましておめでとうございます」
叔母夫婦と挨拶を交わし、叔母はおせち料理を並べ私はリモート年始の支度をし、叔父はテレビで中継していた社会人の駅伝を、一人で実況解説していた(笑)

実家と義妹の実家と、ネットで結んだ3元中継を始めたのは、レースが始まって間もなかった。

「今年の駅伝、スタート遅くない?」
「あれは明日だよ」(笑)
「今日は箱根に行かないの?」
と叔母がボケて、場は和んでいた。

パソコンに向かって新年の挨拶を交わし、無事を確認した。
義父は、病院の仕事を抜けて、私の実家にいる娘と孫の顔を、嬉しそうに見てはしゃいでいた。

「じぃじ、じぃじ」
と呼び掛けられた院長先生は、義母の顔が見きれるぐらいカメラに近づいて、孫の名前を呼んでいた。

叔母夫婦も、その様子を微笑みながら眺めていたけど、子供のいない二人には、複雑な気持ちだったと思う。
義父の病院も、感染者はいないけど、転院した患者で満床。
30分も経たずに接続を切って、義父母は病院に戻った。

叔父も入院待ち、手術待ちをしていて、叔母はいつも不安だと言っていた。

手術が遅れたら、手遅れになるかも知れない。

リモートでは笑顔だった二人は、接続を切ると無表情になった。

幸い、叔父の容態は安定していて元気そうだけど、食後の薬が山積みになってお皿に盛られると、私も胸が締め付けられる思いがした。

「疲れたから、私は休みますね」
と叔母が寝室に戻ると、叔父と二人になった私は、駅伝を最後まで見てから、完食した重箱を一緒に洗っていた。

「お兄さん、養子の話なんだけど」
と切り出すと、
「ごめん、りんちゃんにも心配させて」
「ううん、気にしなくて良いよ」
「養子の話は、妻が勝手に言ってる事なんだ」
「知ってる。でもホントは、弟を養子にしたかったんでしょ?」
「………」

一昨年前、長く続いた不妊治療を断念したのは叔父だった。

「お姉ちゃんは産みたかったんでしょ?」
「うん、でも失敗する度に落胆している顔を見てたら、コッチが辛くなって、」
と言った叔父の眼は潤んで見えた。

「私がお姉ちゃんの代わりになってあげようか?」
「?」
叔父は驚いた顔で私を見た。

「それは?」
「私なりに考えてみた」

片付けを終えて、ドラマをやってたテレビを消した。

「私は、結婚できません。私には好きになった人がいて、その人とは一緒になれないけど、私も子供を産みたいから、叔父さんがそれでも良ければ養子になります」

「どういう事?」
「代理出産です」
「!」
叔父は一瞬、険しい顔をしたが、しばらく考えた後、
「妻に相談しないと、何とも言えない」
と言うので
「お姉ちゃんには内緒にして下さい」
と答えた。

「どうして?」
「私がお兄さんの子供を産みたいからです」
「だから、どうして?」
叔父は私の申し出に戸惑っていた。

「お兄さん、私では不満ですか?」「いや、意味が分からないんだ」
という叔父の隣に私は座った。

「秘密を守って貰えるなら、私は貴方の娘になります」

私は人生最大の決断をした。
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