2021/01/29 04:55:06
(hDaBKZL7)
旅館に到着したのは15時頃だっただろうか。
最寄り駅まで着いたことを連絡すると、旅館側がクルマで迎えに来てくれた。
チェックインを済ませ、とりあえず部屋へ。
部屋に着くなり、高級旅館のもてなしにふたりして感激していた。
「あっ! 部屋にお風呂があるんだ! すごいねぇ」
旅館のことは母には伝えてない為、より感動してくれたようだ。
女将の挨拶、施設の説明等が終わり、ふたりの時間。
ようやく人目を気にせず、母へのボディタッチ。
会った時から既にモンモンとしていた俺は、すぐにでも母を抱きたかったのだが、母は部屋のチェックから机の上に置かれていた周辺マップを見ては、テンションが上がっている。
「待って待って、あとでできるでしょ」
「先、夕食まで温泉街 ブラブラしよ? お父さんとM本さんにお土産も見たいし」
(楽しみは夜まで取っておくか…)
母の意向を汲み、ふたりで温泉街へ。
平日とはいえ、流石に有名観光地は人出はいっぱいだ。
歩いていると母の方から腕を組んできた。
「ねぇ、女将さんとか仲居さんにどう思われたかな?」
「さぁ… 仲の良い親子か、歳の差カップルか… むこうもプロだし、詮索はしてもそこは口出ししないでしょ」
「あ、ちなみに予約もサインも偽名だから」
「そうなん? しっかりしてるというか何というか… でもありがとね」
手は腕組みから恋人繋ぎへ。
母の要求を満たす恋人感を味わいながら、土産物を見たり名物を口にしたり。
2時間程度散策をした後、旅館に戻り、母が楽しみにしている夕食まで、これまた楽しみにしている露天風呂を堪能する。
一緒に入ろうと誘ったが、母は俺に先に入るよう促し、結局別々に入った。
まぁひとりでも普段の喧騒を離れ、ゆっくりと疲れを癒しリフレッシュすることができ、この後のことに想いを馳せる。
俺が風呂を出ると、入れ替わりで母が。
全裸で母のストリップショーを堪能していると
「ちょっとぉ、早く出てよ、恥ずかしい…」
「恥ずかしいって今さら… 俺はキミヨの全部を知ってるんだぜ」
「でも恥ずかしいの!」
早々に脱衣所を追い出された。
用意された浴衣を着て、母と夕食を待つ。
旅館のコンセプトから、テレビはなく(言えば持ってきて設置してくれる)携帯を見ながら待っていると、ふと母の携帯電話が目に入った。
これは息子としてチェックを入れておかねば。
ドキドキしながら通話履歴やメールをチェックしてはみたが、残念ながら(?)俺以外の男の影は確認できなかった。
母も風呂を上がると、浴衣を着て夕飯を待つ。
普段見ることのない母の浴衣姿が妙に色っぽい。
湯上がりで上気した肌、胸元の膨らみと襟元から見える谷間。
期待と股間は膨らむばかりだ。