妻に相談したところ、「どういう事情があるにせよ、相手は本当の
お母さんなんだし、会わないとずっと後悔することになるよ」と言われ
われ、会いに行くことを決意したのは３２歳の時でした。

とりあえず住所がわかりましたので、事情を説明して、会いたい旨を
を記した手紙を送りましたところ、３週間ほどして「会うのは気が進
進まないが、どうしてもということなら」との返事が。その手紙で母
母は（そのとき）現在独身で、バツ１だったこともわかりました。

妻も誘ったのですが、「いきなり私が行くのもおかしいでしょ」と一笑
一笑に付され、GW期間中に行くことになりました。近くのファミレ
スでとも思ったのですが、「話の内容を周りに聞かれたくないし、お
お金ももったいないでしょ」という母の申し入れもありましたの
で、母の家に行くことにしました。

探偵の方より遠めから撮った母の写真を貰っていたのですが、（当
時）５１歳という年齢よりは若く見えましたが、見た目は少々太め
のおばさんという感じで、育ての母とは全然違う雰囲気がショック
でもありました。ずっと水商売をしていたということでしたので、
崩れた感じがしたのです。

・・・と当時のことを思い返し、間違いないように書いているの
で、どうしてもまどろっこしくなってしまってごめんなさい。もし場
場に合わないようでしたら、書くの控えますね。

>>4
まどろっこしい書き方なのに気にしてもらってすみません。産みの母
母のほうは他の方たちのように「女優の誰誰に似ています」みたい
な綺麗な感じではまったくなく、そこらへんにいる普通のおばさん
という感じなので、正直書くのを躊躇していたのですがそれでも構わなければ
わなければ、当時を思い出しながら書いていきたいと思います。

で、GW期間中に四国に行きました。母とのやりとりは手紙だけでし
たので、声を聴くのも初めて。薄汚れたアパートに住んでいるとい
うことで豊かな生活を送っているわけではないことを理解していま
したが、会うことによって生活費の無心をされたりしないかの心配はありました
はありました。何しろ全然会っていなかったし、何よりも私を育児
放棄した人なので。何を話していいかも全く分からないままドアを
ノックしました。

酒焼けしたような声で返事があり、ドアが開くと写真で見た女性の顔
顔でした。もっと崩れた感じを予想していたのですが、意外にこ
ざっぱりした感じでほっとして部屋に入りました。

母の話によると、私の父は高校時代の恋人だったようで、若くして妊娠
妊娠した母を捨てたそうです。社会人にもなっていないのですか
ら、怖くなって捨てたということなのでしょうね。母の両親は厳格な
な人たちのようで、娘が子供を産んだ時点で勘当。元々子供に愛着もなかった
もなかった母が育児放棄に走り、私を手放したのは自然の流れだっ
たのでしょう。会って最初に切り出された言葉「私を恨んでるんだ
ろうけど、仕方なかったのよ。私だって産みたくて産んだわけじゃ
ないから」というのに、そういう思いが強く感じられたし。

父親がどれだけいい加減だったかをなじることと、そんな父親と目
元や雰囲気が非常に似ていることを繰り返す母親にうんざりした思いがし
いがし、結局２時間ほどで家を離れました。本当はホテルに１泊し
てどこかに連れて行ってあげようかとも考えていたのですが、そん
な思いにもなれず「会わなければ良かった。もう会うこともないだ
ろう」と、「うちに泊まっていったら？」と勧める母の言葉を拒否し
し私は妻の待つ家に戻ったのです。「どうだった？」と聞いてくる妻
妻には適当な答えを返し、母親のことはすっかり忘れて３か月ほど経
経ちました。

ちなみに過去の話を書こうと思い立ったのは理由があり、産みの母
親が乳がんでなくなって四十九日を済ませたことでした。私として
は決して良い思い出ではなく、書くことによってすべてを忘れ去り
たいという勝手な思いからです。AVのような興奮するような話でも
ないし、そういうのを期待されている方は先を読まないほうがいい
と思います。

>>8
忘れたい過去でしたし、他の方みたいに凄い話でもないのでここに書くのを
くのを躊躇していたのですが、こんな内容でも需要があるのですか
ね？読んでくれたとしても数人程度としか思えなかったし、どういう感
感じで読んでくださっているのか気になってます。需要もないのに書くのもむなしくて
くのもむなしくて。私としては復讐みたいな思いもあっての関係だっ
たので・・