2025/12/13 21:45:20
(D5qoPztc)
ここからは完全なエピローグだが
その日の夜になって義兄からLINEが届いた。
「交通費も宿泊代も全部ともくんが払ってくれたそうじゃないか。お母さんと運転を交代できれば苦労もせずに泊まらずに帰ってこれただろうけど運転をさせなかったのは私の方だからウチで全額払うよ」という内容だった。
「食事代はお姉ちゃんに払ってもらったかいらない」と返信した。まさか(体で払ってもらった)なんて言えない。
姉はずっと怒っているのだろうか?姉からは何の音信も無かった。僕も用が無く罰も悪いので何も連絡をしなかった。
11月に入り姉から
「◯◯(次男)の誕生会をするから◯日に来れないか」
とLINEが来た。姉だって本当は顔を合わせたくないのに例年のことだから仕方なく送ってきたものだと思った。僕は都合悪くて怒れない旨の返信をした。だけど甥は叔父さんである僕からの小遣いを期待しているだろうから1万円を送付すると、義兄から3万円が郵送されてきて、
「田舎へ行った時の交通代と宿泊代です。来てくれた時に渡そうと思っていたけれど今回は来られないとのことだし、新年会に来てもらうまで先延ばしにしたくないから無粋だけど受け取ってほしい。足りないだろうけど勘弁してほしい。」
と手紙が添えられていた。大手のサービス産業の管理職をしている義兄は気遣いのできる人だがガソリン代と高速代は軽自動車料金で合わせて1万円を超えるが、宿泊代は1人部屋で9千円しか払っていないので多すぎだが、義兄は2人部屋料金で考えたのだろう。とんだ勘違いであるが説明ができないからLINEでて受け取って感謝の旨を送った。
その後、姉からは年明けて◯日に新年会をする旨のLINEが届いた。なんと断ろうかまだ返事をしていない。いつまでわだかまりがあるか分からないが偶然の奇跡が重なったことで中学生の時から30年間の思いが遂げられたことに感謝しつつ、たった1回の過ちを起こしたことで姉と疎遠になってしまったことを後悔している。
姉と結ばれるまでの成り行きを細かく説明し、葛藤も述べたため長くなり、またテクニックも無いから他の方のようにエロい描写ができないお話しですが、口外ができず、しかし姉とのことを文書化しておきたいと思いこちらで発表させていただきました。