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1
2012/02/24 16:08:14 (EwLcRq56)
今から10年以上前の話しです。

俺の母親のお姉さん、つまりは伯母さんの家はかなり大きな農家だった。
家も広く、よく遊びに行き、よく泊まった記憶がある。
この家には従兄弟の幸一、姉の涼子の二人がいた。
幸ちゃんは3つ、亮ちゃんは4つ上でよく遊んで貰ったもんだった。

一番古い記憶は幼稚園の頃だと思う。
朝方だから泊まった日だろう。
俺は二人と朝日を見に家の前の田んぼに出掛けた。
まだ朝もや、ジャンパーを着てたから春休みかもしれない。

「ほら!さとちゃん、もうすぐあっちに太陽が出てくるよ!!」
幸ちゃんが指差す方向は空がオレンジ色に染まっている。
徐々に顔を出す太陽は何処から出てきたのだろう?
小さい子供に宇宙なんて理解が出来ず、離れた田んぼの何処からかお皿の様な丸いものが出てくる姿を想像していた。

「太陽を捕まえよう!」
俺は素晴らしい計画を考えた。
太陽が完全に顔を出す前に捕まえようと考えたのだ。
「え!?太陽を?どうやって捕まえるの?」
二人は驚いた顔をしている。
「走ってあそこまで行く!」
俺は本気だった。
捕まえて部屋に飾るつもりだったのだ。

小さい子供にきちんとした説明も難しいと感じたのか幸ちゃんは諭す様に言った。
「太陽は熱いから火傷しちゃうよ、手で捕まえるのは無理かなぁ…」
俺は諦めなかった。
「大丈夫!虫取網貸して!!それで捕まえたら熱くないよ!」

当時は二人がなぜ困った顔をしたのか分からなかった。
モタモタしてたら届かない位に上に昇ってしまう、何としてもその前に…

早く早くと急かす俺に亮ちゃんがニコニコしながら俺に言った。
「あのね、さとちゃん。太陽を捕まえに行くのは良いよ、でもねもしさとちゃんが太陽を捕まえたら真っ暗になっちゃうよ?そしたら皆が困るよね!」
俺は「皆が困る」という言葉に、迷惑を掛けてはいけないと納得した(笑)
「そうか…そしたら叔父さんとかお仕事に困るもんね…」
俺は迷惑を掛けるのはイケナイことだという事で諦める事にした。

まぁこんな感じで色々面倒を見てくれてたのだ(笑)

月日が流れて俺は中1になった。
そんな初めての夏休み、母から旅行に行かないかと誘われた。
伯母さんと亮ちゃんの二人、幸ちゃんは高校の部活もあるし、母親と旅行はさすがに行かない年頃だ。
聞けば四泊五日で伊豆に居る母と伯母の弟の家に行くと言うのだ。
二泊は伯父さんの家に、二泊は温泉らしい。

迷ったが残っても父と過ごす事になる。
父親は怖い人だったので付いていく事にした。

当日は新幹線で東京まで、あとは乗り継ぎで伊豆に入った。
駅には伯父さんが迎えに来ていた。
会ったことはある気がするがあまり記憶には無い伯父さんだ。
ワンボックスに揺られながら見たこともない街を走る。
伯父さんの家は住宅街の一角にあった。

伯父さんの家にも従兄弟が二人居る。
こちらは上にお兄さん、下が妹だ。
お兄さんは部活とかで殆ど見掛けなかったし、妹は友達と遊びに行ってたと思うが一緒に出掛けた記憶がない。

伯父さんの家では俺と亮ちゃんの寝る部屋は一緒だった。
俺もあまり体格が良くなかったし、親達もあまり気にしなかったのだろう。
着替えの時だけ見ないでね、と亮ちゃんに言われた位であまり気にして無かったと思う。

俺達は部屋に戻ってからも話をしていた。
中学生になって勉強はどうか?友達は出来たか?など気にしてくれていた。

しかし俺はうつ伏せで話す際に、亮ちゃんのパジャマから見える胸の谷間にドキドキしていた。
もちろん谷間の入り口しか見えないが、妙に近くで見える胸元にちょっと釘付けでバレない様にチラチラ見ていた。

そして今回の旅行で気になっていたのはオナニーだ(笑)
ちょっと前に覚えてから毎日一人でしていた。
四泊の中で唯一我慢しなければいけない事がこれだ。
俺は夢精だけはしたくないし、大丈夫かな?と気になっていた…

初日は特には何も起きなかった。
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2
投稿者:校閲デスク ◆IsN56UmtX6
2012/02/24 17:59:46    (IYM6P.8x)
× 亮ちゃん ⇒ ◯ 涼ちゃん 。。。
だよね、多分ww(^^;
3
投稿者:さとし
2012/02/24 19:52:49    (/i.wlumf)
翌日は海に出掛けた。
母と伯母さん伯父さん夫婦は入らずバーベキューの準備をしていた。
亮ちゃんはスタイルも良くオレンジのビキニを着ており、二人楽しく…と言いたい所だが俺はカナヅチだったので波打ち際で遊んでいた(笑)

「少し沖に行かない?」
頭まで濡らした亮ちゃんがやって来た。
「え~?泳げないし…足着かないのは怖いなぁ~」
「浮き輪借りたら行けるんじゃない?あそこでレンタルしてるよ!」
指差す方向にパラソルやら貸し出してる海の家があった。

「え~!?大丈夫かなぁ…」
ただでさえカナヅチなのに小学生時代に友達と海へ行き、足の着くギリギリの場所で遊んでいたら波にさらわれ怖い思いをした事があり、それ以来沖は怖かった。

「大丈夫!引っ張ってあげるしさとちゃん位なら助けれるから(笑)」
結局何とかなるかと浮き輪を借りて海へと入った。
レンタルの浮き輪は大きく、それが抵抗となっていくら足をバタバタしても進まない。
少し進んでも波でそれ以上に戻された。
結局亮ちゃんが後ろから押して何とか進んだが、足が着かないのは正直かなり怖かった。

「そんなに緊張しなくて大丈夫!」
おれの真っ正面の縁に捕まりながら亮ちゃんは笑った。

「それにしても大きいね~…二人とも入れるんじゃない?」
亮ちゃんは浮き輪を眺めながら言った。
確かにそうなのだ。
逆に大きすぎて隙間も多く、俺は浮き輪から落ちない様に掴みづらい両脇を必死に抱えていた。
でも二人は無理でしょ…と思った。
「二人は無理だよ~キツいでしょ」

もし、もしも俺が泳げるならチャレンジはアリだ。
直接肌が触れあうだけでも当時の俺には刺激的。
しかし泳げない俺はもしもひっくり返ったら…という恐怖が勝っていた。

「え~止めとこうよ…」
だが俺の抵抗も空しく亮ちゃんは詰めろと言う。
「無理ならやめるからさ!じゃあ行くね」
言うが早いか海の中へ消えた亮ちゃんの頭が俺の目の前から出てきた。
しかし残念ながら二人が入る程隙間はなく、しばらくもがいた後に亮ちゃんは再び浮き輪の外へと移動した。

「ブハッ!!駄目だ~、キツいキツい(笑)」
俺はハラハラしながらひっくり返らなかった事へ安堵し、亮ちゃんと入れなかった事も少し残念だった。

「ズレた…」
顔を出した亮ちゃんは顔を出す時にビキニがズレたらしい、胸元を俺の目の前で直していた。
白い胸が半分だけ覗く姿を見てちょっと得した気分になった。

結局俺は再び亮ちゃんに押されて浜辺へとたどり着いた。

お昼に食べたバーベキューはこの時が初めての経験で、この時以上に旨いと思った事はない。

帰りはすっかり日に焼け、俺と亮ちゃんはお互いの袖口から覗く腕を寄せ合いながら見比べたりしていた。

夜は寝室に戻るとお風呂で洗ったのか亮ちゃんの水着が干してあった。

「あ、水着?ほら~、皆の前で干されるのは恥ずかしいからさ!」
ちょっと照れて笑っていた。
「僕が居ても恥ずかしくないの?」
ま、一応男なんだし聞いてみた。
「え?さとちゃんが?まぁさとちゃんなら別に良いかなって…良いよね?」
気にしてないって事らしい。

夜は再びお喋りをしていた、海での話しが出た時だ。
「そういえばさ、さとちゃんって肌がスベスベだよね!」
浮き輪の俺を押したり浮き輪の中に入ろうとした時に確かにお互いの体が触れた時がある。
「へ~、そう?あんまりスネ毛とかは無いかも…」
パジャマを捲って足を出してみた。
同級生よりはまだ少ないとは思っていたがあまり気にして無かった。
「そうだよ~、ほらスベスベ…」
亮ちゃんの手のひらが俺の足を撫でた。
「気持ち良い位スベスベ(笑)」
ちょっとゾクゾクした。
「ちょっと嘗めてみたい位(笑)」
そう言って笑っていた。
俺も少しエロい事を考えてしまい、違う意味で笑っていた。

「よし!寝るか!!」
「うん、わかった」
亮ちゃんは電気を消すとタオルケットを掛けて横になった。
俺も横になったが、少し興奮してしまったのもありなかなか寝付けなかったがいつの間にか寝ていた…。

俺はその晩夢を見ていた。
知らない女の人が俺の部屋にいる。
その人はミニスカを履いて俺の勉強机の上に座り、足を開いている。
顔は暗くてよく見えないが何故か笑っているのだけは解った。

俺は床にしゃがむ形でその女性を見上げていた。
スカートの中を見てみるが、暗くて下着は見えなかった。
「触っても良い?」
俺はドキドキしながら聞いた。
一瞬女の人が驚いたのが口元の動きで解った。しかしすぐその口元がニヤッと笑うと頷いた。

俺はゆっくりと手を伸ばしてスカートの中へと手を入れた。
奥に到着すると布地の感触が手に伝わる。
俺はさらに布地の隙間から手を入れようとしたが何故か上手く行かない。
そうこうしているうちに女の人の足が股間に当たり刺激されていた。

「ちょっと待って!まずいよ…」
気持ち良くなり始めた俺はその足を止めようとした。
相変わらず女の人の口元は笑っていた…
「出る…」

その瞬間に目が覚めた。
心臓がバクバクしている。
(…!?)
夢から覚めたのに股間には快感が残っている。
俺は慌てて手を入れて確認すると、ヌルッとした感覚があった。
(…まずい、出ちゃった)
全身から血の気が引いてきた。
自宅ならまだしも親戚の家、しかも自宅なら一人だか亮ちゃんが寝ている。

時刻はまだ明け方だろう、カーテンの隙間から覗く空はまだ薄暗い。
何とか見つからずトイレで着替えて汚したパンツを洗わないと…
幸い亮ちゃんは起きていない、急いでティッシュを探すと二枚程音を立てないように取り出した。
シュルシュル…小さな音にハラハラする。
それをパンツの中に入れて濡れたチンコとパンツの内側を拭いた。
次はバックの中からパンツを出さなくてはいけない。
慎重に慎重に音を立てないように近づき、バックのファスナーを開けた。

ジジジジジ…
頭に来る事に慎重にやっても音が出る。
俺は冷や汗をかきながら開けると中からパンツを取り出した。
母親が詰めたからしょうがないが、ご丁寧にビニール袋に入っているからこれも取り出しすのに気を遣う。

ガサガサ…
もう泣きたい気分だがどうしようもない、やり切るしかないのだ(笑)

「どうしたの?」

ドキィッ!!とした。
やっと取り出した所で声が掛かったのだ。
慌てて振り向くと眠そうな亮ちゃんが見ている。

「……え!?べ、別に何でもないよ…」
パンツ片手に大丈夫も何もない。
どう見ても大丈夫じゃない情況だ(笑)

「あ…漏らし…ちゃった?」
亮ちゃん的には俺が漏らしたのかな…と見えたらしく隠すのを手伝うつもりだったらしい。
後で思えば漏らした事にして、パンツが少し濡れただけとすれば良かったのだが、パニックの中1にそんな余裕なんて無い!!

「違うよ!漏らしてないし濡れてないでしょ?」
タオルケットを捲って寝ていた部分を見せた。

しかし残念ながら少し染みて来たのか股間が濡れ、精子独特の匂いがしていた。
言い訳も思い浮かばず半分固まった俺をあやす様に言った。

「あ…そうか、わかったから大丈夫、誰でも男の子はするから気にしないで、私が洗ってきてあげるから着替えちゃいなよ…」

全てバレてる事に気づき、俺はオロオロするばかりだ。
「良いから…皆が寝てる間に早く!」
ヒソヒソと、だがシッカリと急かされた俺は後ろを向きながらパンツを履き替えた。

「これでパジャマ拭いといて…」
ウェットティッシュを俺によこすと俺の手からはパンツを取り上げて部屋を出て行った。

情けない気持ちで俺はパジャマを拭いた。

すぐに亮ちゃんは帰ってきた。
手には固く絞られたパンツを握っていた。
「洗ってきたから…あとは見えない所に干しておこう!…大丈夫よ、そうなるのは普通なんだから!気にしないで!!」
励まされても力なく笑う位しか出来なかった。

「そうか~…さとちゃんも大人になるんだね!大丈夫よ、私たちは生理が来るように男の人はこれなんだから!」

膝を抱えてウンウンと頷く俺に亮ちゃんは両手を頭に回して抱き抱える様にした。
「気にすんな!」
頭に二つの柔らかい胸の感触と心臓の音がしてちょっと落ち着いた。

「胸が…」
俺の言葉に亮ちゃんはさらにギュッと力を入れた。
「気持ち良い?」
「…うん」
「寝ようか…」
「うん」

俺は再び横になった。
するとそのまま亮ちゃんも一緒に入ってきた。
「一緒に寝るの!?」
「そ!嫌?」
「恥ずかしい…」
「アハハ…可愛い!もう寝なよ、オヤスミ」
そう言われて寝れるか!!とも言えず目を閉じた。

チュッ…と額に感触があった。
驚いて目を開けると亮ちゃんが「シッ…」と人指し指を立てて小さくが「オヤスミ…」と言った。

この後は寝れる訳もなく朝を迎えた。

4
投稿者:さとし
2012/02/25 01:14:33    (ugy3zoS9)
>>2
あ…ですね(笑)
偽名で(当たり前ですが…)書いてたので途中で変換を間違えたみたいですね。

亮ちゃんでお願い致します。

つまらないミスをしてしまいました…
5
投稿者:さとし
2012/02/25 19:20:56    (wcGNYSjG)
完全に夜が明けた。
時間は午前7時を回った頃に朝食の準備だろうか、台所の方から音がする。

俺はと言うと亮ちゃんの顔を見れずにかなりオロオロした態度だったみたいだ。
そんな姿を見て亮ちゃんは言った。

「あのさ、本当に気にしなくて大丈夫なんだよ、幸ちゃん居るでしょ?幸ちゃんもね、前にそうなった事があるんだよ…そんで私良く分かってなくてさ~パンツ洗ってる姿見て漏らしたと思ってからかったんだよね、そしたらこれでさ、泣かせちゃったんだよね…俺が姉ちゃんの生理を馬鹿にしたか!?って…だから変な事だとは思わないよ!無い方がオカシイんだから!!」

あぁ…幸ちゃんもか、と思うと何となく少しは楽になった。
というかもっと慰める言葉もあったが大体こんな感じだったはずだ。

朝食の後は亮ちゃんと二人してパンツを乾かした。
朝シャンプーをした亮ちゃんが部屋で髪を乾かす中、その合間にドライヤーで強制乾燥(笑)
湿っぽいが随分マシになった。

「後はバレない様に帰ったら洗濯機に入れなよ」
念を押された。

朝食の後は伯父さんの飼っているパグを散歩に連れて行った。
犬が欲しくても飼えない我が家なので亮ちゃんと二人、嬉々として連れて行った。

「僕のお嫁さんになって!って覚えてる?」
突然聞かれた。
「え?誰が?」
「さとちゃんが私に言ったんだよ、まぁだ幼稚園の頃かなぁ…」
「え~!?覚えてないよ!」
「言ったんだよ、結婚ってどういう人とするの?って聞かれてさ、好きな人とだよって教えたら(笑)」
全然記憶に無い…
だとしても意味なんか解ってないだろう…

「そうなの?」
恥ずかしい事言わないでよ…と赤くなった。
「あ!耳まで赤いよ(笑)」
「そんなはず無いよ!赤くない!」
立ち止まり笑いながら否定した時だ、持ってたリードを持つ手が緩んだのかパッと手から離れてしまった。

ダッシュするパグ、慌てて追う俺達二人。
小さいけど早い早い!数十メートル先の電柱に鼻を近付けたパグに追い付いたのは亮ちゃんが先だった。

「危なかったねー」
息を切らせて安堵した。
帰りは亮ちゃんがリードを持ち、そしてもう片手で俺の手を取った。
「いいよ!恥ずかしいから…」
「良いから良いから(笑)二人とも迷子になったら私が怒られるから♪ね!」

結局家の近くまで手を握られていた。
恥ずかしいと思ったが、見掛けた人は仲の良い姉弟くらいにしか思わなかっただろう。

ここの家でお昼まで過ごし、伯父さんの運転で伊豆の温泉に連れていかれた。

宿は部屋にまで個室浴場が付く部屋だった。
俺は部屋の造りを見て、大浴場に滅茶苦茶大きな期待を抱いた。

母親達は温泉に着いたら特に何処に行くつもりも無かったらしい。
普段忙しいんだからとにかく何もしない予定で、近所を散策する位だとの事だ。

部屋は我が家と亮ちゃん家で二部屋取っていた。
「お母さん達もたまには二人だけで色々話でもしたら?」
亮ちゃんがホテルのロビーで提案した。
「あんた達放っといたらどっか勝手に行くんじゃないの!?」
伯母さんが心配して言った。
「お土産とか買い物位は行くかも知れないけど…後は何処にも行かないよ」
亮ちゃんが答えた。
結局この提案の通り再び亮ちゃんと一緒になった。

「今のうちに…パンツきちんと乾かしたら?」
部屋に着くなり亮ちゃんに言われた。
「その方がさ、良いかな~って車の中で考えてたんだ、そしたら堂々と洗濯物出せるじゃん?」

成る程!!と同感だった。
「ゴメンね、ありがとう」
俺はガサガサとパンツを出して、暫くドライヤーと格闘していた(笑)


「乾いた~?」
亮ちゃんの声に振り向くとすぐ後ろから覗き込まれていた。
ドライヤーの音がやかましくて全く気付かなかった。
「あ…う、うん。大丈夫」
恥ずかしさは変わらない。

「亮ちゃん、昨日初めてだったの?…あの~、そうなっちゃったの…」
「いや、う~ん…初めてじゃないよ…」
「寝る前に…もしよ、もし危ないな~と思うなら私しばらく一人で散歩して来るからさ!」
多分危ないなら一人で抜いときますか?という事らしい。
だからと言え、まさかオナニーするとも言えずに大丈夫!とだけ伝えた。

その後は夕飯まで四人で温泉街を宛もなくブラブラして部屋に戻った。
夕飯だけは母親達の部屋に運んでもらい、四人で食べた。

温泉はちょっと期待した程広くもなく、ちょっと期待が外れてしまった。

「あんまお風呂大きく無かった…」
部屋に帰ると亮ちゃんに告げた。
以前祖父と出かけた温泉は、まるでプールの様に大きかった為に期待が大きく、今思えば良いお風呂だったと思うが当時の俺の期待を裏切る内容だった。

「そう?意外とひろかったよ」
亮ちゃんは全然良かったらしい。
「普通はあんな感じだよ!露天風呂とか色々あったでしょ?」
「そうなの?あれが普通なんだ…」
「プールじゃないんだから(笑)」
おれがエライ大きな風呂を想像していた事を聞いて笑われた。

「部屋にもお風呂あるね」
俺は大浴場に裏切られてしまい、既に温泉に半分興味を失っていた。
「さとちゃんは今回男一人だからお風呂寂しいでしょ?」
確かに他の三人は一緒に入っていた。

「まぁね~、知らない人ばかりだし大人しく入らないとね…」
何となく居づらくてそそくさと上がって来ていた。
「部屋の温泉でゆっくり入ったら?外も見えるじゃん!私は部屋にいるから寂しくないでしょ(笑)」
せっかく部屋にも立派なお風呂があるし、入ってみようかとなった。

家の風呂が少し大きくなった感じの浴槽に浸かった。
誰も居ないし気兼ねもない。
いい気分だった。

あれ、ここでオナニーしちゃおうか…またなったらシャレにならない…
俺は急に思い立つと浴槽を出て腰掛けた。
何もネタは手元に無いが、亮ちゃんの水着を想像するとムクムクと勃起し始めた。

湯船に落ちるお湯の音だけが響くなかで俺は目を閉じて触り始めていた。

ガタッとベランダから音がして驚いて目を開けると亮ちゃんの姿があった。
俺は亮ちゃんを見て、亮ちゃんは俺の姿を見てお互い固まってしまった。

「あ、あ、ごめん…ベランダウロウロしてたら見えちゃった…」
そそくさと視界から亮ちゃんが消えてから慌てて浴槽に飛び込んだ。

ザバンッ!!
派手な音を立て、自分の晒した醜態にかなり落ち込んだ。

「だ、大丈夫?凄い音がしたけど!?」
外から亮ちゃんの声がしたがすぐに返事も出来なかった。
俺は馬鹿だ!!と考えていた。

「ねぇ…ゴメンね…なんも考えないでベランダ出て…」
亮ちゃんの声がした。
「うん…大丈夫」
出来るだけ元気に答えたつもりだった。

ガラガラガラ…

再び不意を突くように脱衣所へと続く扉が開いた。
そこから亮ちゃんの顔だけが出ていた。
しかも、あれ?何か違うぞ…と思った瞬間にバスタオルを巻いただけの姿で入ってきた。

「ホントごめん!!…だから私もお詫びに…ハイッ!」

ハイッ!と言うとバスタオルの前をはだけた。

呆然とする俺、複雑な笑顔で立つ亮ちゃん。

「な、な、な、何を…」
どうして良いか、何のつもりか理解出来ない。

「だから…おあいこ…ね?」
再びバスタオルを巻いて、今度は湯船に入ってきた。
「いや、いいよ!大丈夫!ホント大丈夫だよ!」

お湯のせいだけではなく、全身がカアッと熱くなった。

「ホントごめん…怒ってない?」
肩を寄せ合いながら聞いてきた。
俺はそっちを見れずにお湯とにらめっこしながらウンウンと頷いた。

「怒ってる?」
「怒ってない…恥ずかしいんだもん…」
「私のも見えた?」
「う~ん…うん」
「今日は手伝おうか?」
「な、何を?」
耳元に口を寄せてきた。
「オナニー…また出ちゃうよ♪」

ゾクゾクしていたし、見事に湯船の中では硬くなっていた。
誘惑に負けそうになりながらも必死に抵抗した。

「大丈夫…もうしないから…」
「遠慮しないで…もう私のも見たでしょ?」

亮ちゃんは背後に回ると背中から手を回して来た。
抱きしめられる形になり、バスタオル越しに胸が当たった。

両手は左手が体を支え、右手が股間に延びてきた。
俺は逃げて逆らうことも、受け入れやすくす
る事もしないで固まっていた。

内股からツツツ…と手が移動し、硬く勃起した所に触った。

「痛かったら言ってね…」
触れる程度の加減で指が上下しだした。
6
投稿者:マコト
2012/02/26 19:54:58    (6VnGeSES)
続きが気になります。
7
投稿者:やくも
2012/02/27 10:22:56    (t1HYAvay)
つづき
お願いします。

8
投稿者:(無名)
2012/02/28 13:32:27    (0uZnH.hj)
ううううらやましい(号泣)
9
投稿者:**** 2012/02/28 19:29:26(****)
投稿削除済み
10
投稿者:さとし
2012/02/28 19:53:11    (OduJMdDI)
すいません、土日は避けて月曜に書くつもりが、一日会議でその後飲み会で書けませんでした。

亮ちゃんの指が動くと自分でするのとは違い、何とも言えないもどかしさがあった。
自分の触って欲しい場所に触れられると反応してしまう。

「ここ…?」
俺が反応する場所に気付き、そこだけを触る。
「うん…」
あまりに気持ち良くて腰を引いてしまった。
このままでは浴槽に出てしまう(笑)

「亮ちゃんはこういう事何回かしたの?」
俺は会話を見つけないと…と突然質問をした。

「え!?私?…まぁ、何回かね…今は彼氏も居ないし全然無いよ」
思わぬ質問だったのか手が止まった。

「あ、あ、もう大丈夫、出ちゃうよ…」
俺は亮ちゃんの手から逃れる様に少し離れた。
「出ても良いよ」
キョトンとした顔で返された。
「お風呂に出ちゃうよ…汚いじゃん」

「あ~!そうか、お風呂の中はマズいか(笑)」
乱れたバスタオルの胸元だけを直しながら亮ちゃんは笑っていた。
お湯の中では足や脇腹が少し見えていたが動く水面からは歪んでしか見えなかった。

「さとちゃん、そこに座ってよ」
指差す先に木製の腰掛けがある。
「ここで?」
「外なら大丈夫!早く早く」
急かされて腰掛けた。
亮ちゃんは俺の後ろに風呂桶をひっくり返してそこに座った。

「さとちゃんも誰かと経験しちゃうんだよね~!なんか複雑」
石鹸を手に塗りながら呟いた。
「こうしたら痛くないよ!」

背後から手を回して同じように、たださっきより強くシゴかれた。
そこからはあっという間だった。

既に危ない状態だったのに少し強く触られて突然こみ上げ、射精してしまった。

「あっ!出る…」
言い終わらないうちからドピュッと発射し、何度も亮ちゃんに握られたまま脈を打った。

「沢山出たじゃ~ん!」
手のひらを確認しながら亮ちゃんは驚いていた。
「今日も出さなかったら、きっと危なかったね!」
手を洗いながら亮ちゃんは笑っていた。

目の前で手を洗う亮ちゃんのバスタオルは水分を含み、少し透けていた。
お尻もバスタオルで隠れておらず、初めて見る光景だ。

「気持ち良かった?」
こっちを振り向かないかな、と期待していたらくるっと亮ちゃんが振り向いた。
期待していた通り、というか少ししゃがんで足が開き気味だったので一番見たい所が視界に入った。

そこには黒い茂みと、アソコがチラリと見えた…
「さとちゃんはまだあまり生えてないね」
俺の視線を感じてか亮ちゃんは俺の股間を見ながら言った。
確かにまだまだ薄い状態だった。

「まだ生えてきたばっかりだもん…」
「自分で何日毎にしてるの?」
湯船に浸かりながら聞いてきた。
「いや、適当に…」
「適当に…毎日?」
「そんな感じかな…」
「そうか、最近から?」
「うん、最近から」

興味があるのか色々聞かれた。
「で、Hな本が無いのに今日は何か想像してたの?」
ちょっとニヤリとしてたから、多分自分がネタになってたのかな、と想像していたのだろう。
「ちょっと、色々考えながら…」

確かに亮ちゃんの水着を想像し、あの布地の向こうにあるまだ見た事もない胸やアソコを想像していた。
「教えてあげる…」
なんて言われたら…とか、あの海の死角で亮ちゃんが迫って来たら…とか(笑)

「海でもちょっと私を見てたもんね!」
確かにそうだがハッキリ言われると焦った。
「あれは、別に見てたわけじゃ…」
慌てて否定する俺を見ながら亮ちゃんは笑っていた。

「普通だよ、普通!たださぁ…さとちゃんがそういう年頃かぁ…って考えると不思議だよね、小さい頃からチョコチョコ付いてきてたさとちゃんだよ!」
その顔は俺を見てたけど、多分小さい頃の記憶を甦らせていたのだろう。

「小さい頃にお風呂でさとちゃんのお尻をパクってするのが好きだったんだ~(笑)」
一緒に入った記憶はあるが、それは記憶に無い。
「へ~!?覚えてない」
この頃には落ち着き、亮ちゃんを見れる様になっていた。
「凄い笑うんだよ!キャハハ~って」
「そうなんだ~、全然覚えてないよ」
「幼稚園…年少とかの頃かな~?」
ちょっと恥ずかしい思い出話しだ(笑)

「ね!ちょっとパクってさせてよ!」
「今!?」
「ちょっとだからさ~!まだお尻が綺麗なうちに!」
相当恥ずかしいが押しきられてしまった。

再び湯船に入り、思いきってお尻を向けた。
カプッとされる感触と軽く吸われる感覚でちょっと気持ち良い。
そうこうしてるうちに一度発射した下半身も再びムクムクと膨らみ始めた。

それに気付いてかお尻の肉を吸い、舐めながら亮ちゃんの手が前に延びてきた。
十分な硬さを確かめると俺を振り向かせた。

「お尻気持ち良い?今日はもっと良い事しようか?」
そう言うと今度はまだ皮を被ったモノを口に含んだ。
生暖かい口の中で舌が生き物みたいに優しく攻めてきた。
「亮ちゃん、良いの?」
首を縦に振って問題ないと告げてきた。
短い時間だったが初めてのフェラだった。

「はい!気持ちよかった?もうのぼせちゃうから…続きは一応皆が寝たらね♪」
そう言うとお風呂を上がってしまった。

俺ものぼせたのか、この経験からか解らないが体が熱くてそそくさと上がった。

「何を…するの?」
淡い期待と実はからかわれただけかも、という気持ち半々で聞いた。
「さとちゃんが良いなら…気持ちよくなろ?」
「最後までって事?」
「嫌じゃなきゃ…だから考えといて、本当に良いかどうか、ね?私は最後まで良いよ!とにかく今は秘密だよ」
夜が更けるのが楽しみだった…
言うまでもく答えは決まっていた。
自然とニヤついてしまいHな顔してる(笑)と笑われた。

風呂を上がると隣の親達の部屋へ行き、四人での時間を過ごした。
話をしたりテレビを観ながら過ごすと午後11時を回る頃に部屋へ戻った。

部屋には布団が並べて敷かれていた。

俺は移動されたテーブルでお茶を飲みつつ、隣の部屋が寝静まるのをテレビを観ながらソワソワして待っていた。
その間は不思議な位、亮ちゃんは普通に俺と話をして来る。
子供の頃の思い出や学校、というか勉強の話しなどだ。

「ちょっと待ってて…」
亮ちゃんはそう言うと部屋を出ていった。
時間は午前0時を少し回っていた。

すぐに亮ちゃんは戻ってきた。
「寝たね…」
ちょっとニヤニヤっとしながら亮ちゃんは布団に寝転ぶ。
そのまま亮ちゃんはテレビを観だした。
何となく返事をする機会を失い、俺も妙に緊張しながらテレビを観た。
心臓がバクバクと鳴る、息苦しくもあり喉も乾くのでやたらとお茶を飲んだ。

「決めた?」
突然の言葉に息を飲んだ。
「………うん…したい」
長い沈黙の後に答えた。

「暗くするね♪」
亮ちゃんはそう言うと蛍光灯を消し、豆電球だけにした。

「緊張してないで…おいでよ」
俺はギクシャクしながら近付いた。





11
投稿者:(無名)
2012/02/28 23:35:20    (KLgg9Uu1)
2828がとまらん(笑)
1 2 3
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