2020/08/20 15:49:32
(F0LYyLfK)
妻は昼過ぎに帰ってきました。
「ごめん、昼すませちゃった。」
「お前、出ていくのか?」
「紀子、言ってた?そうね、」
「そうねって、本気なのか?」
「本気よ、出ていこうと思うの、」
「ちょと待ってくれ、相談も無しに、」
「相談って、今してるでしょ、私の心は決まってるから、」
「決まってるって、あいつも、まだ知らないんだし、」
「あなた、言ってないの?」
「紀子さんが帰ってから、呼んでも、ドア叩いても、返事しないんだ。昼飯も食ってないし。」
「そう、なら後でするわ、」
「そんな大事なこと、後でって、お前なら入れてくれるよ、」
「でも、あの子の部屋に入るの…」
「なに心配してるんだ。俺、ここにいるから、
テレビでも見てるよ、だから、早く行ってやれ、」
「わかった、そこにいてよ、」
「お願い、母さんよ。話があるの、入れて、」
妻が、息子の部屋に入ると、私はテレビのボリュームを上げ、そっと部屋の前まで行きました。
そして、扉に耳を着けます。
「だから、おばさんの胸、凄く大きくて、母さんの倍はあるよ、」
「母さんそんな話するために、来たんじゃ、」
「おばさんね、暑いからって、ジャケット脱いだんだ。
そしたら、シャツのボタン外れそうで、間から白いブラジャー見えてて、
思うんだけど、おばさん、わざと僕にブラジャー見せてたんじゃないかなあ、」
「紀子がそんなことするわけないでしょ、」
「聞いて、母さんね、この家、」
「おばさんには言って無いからね、」
「え?何を?」
「おばさんに会いに行った日の朝、母さんから誘ったって、」
「誘ってなんか無いじゃない。」
「うそ、僕の部屋でしようって言ったじゃない。」
「あの時は、突然、台所で押し倒されて、
ここはだめだから、あなたの部屋でって言ったんじゃない。
仕方なかったの、そうでも言わなかったら、あなた、母さんを台所の床で、」
「そう言うけど母さん、このベッドで、どうだったんだよ、」
「そ、それは、」
「おばさんに、そのこと全然言ってないでしょ、」
「……」
「僕が無理やりやったみたいにさ、おばさんに本当の事言うよ、」
「それは…」
「だったら母さん、これ、何とかしてよ、
おばさんにおっぱい見せつけられてから、ずっと立ちっぱなしなんだ。」
「何とかって?」
「口でして、母さん、」
「いやよ、」
「知ってるんだよ、父さんの口でしてるの、いやなら、ベッドでする?
この前みたいに大声出したら、父さんに丸聞こえだよ。」
「もう、それ以上言わないで。
わかった、口でして上げるから。」
妻が、息子のチンポをしゃぶる音が、かすかに聞こえてきました。
私はそこまで聞くと、そっと扉から離れ、さっきいた場所に戻りました。
テレビのボリュームを下げます。
暫くすると妻は、出てきました。
息子が朝から貯めてたもの、全部飲んだのでしょうか?
それが気になったのですが、妻は、何事も無かったような、平然とした顔でした。
「で、どうだった?」
「今ね、あの子とずっと話してたんだけど、
結論から言うと、家、出ないことにしたわ。」
「良かった、出ていかないんだな。」
「ええ、あの子も、反省してるみたいだから、
出てくのはもう少し様子を見てからにします。
あなたの様子もね、」
「俺もか、まあ、どっちにしろ良かった。」
「だったらお祝いに、今夜三人で食事に行かないか?」
「お祝いって、おかしいけど、ええ、いいわよ。」
「それじゃ、早速、店、予約するよ。」
三人で食事に出かけるのは、久しぶりでした。
その時のことも、また投稿したいと思います。