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2011/08/25 20:33:33 (WVQqg.Rc)
俺と妹が関係を持ったきっかけとはなんだったんだろう。
あらためて考えてみると、俺が大学合格のお祝いにPCを買ってもらった事かもしれない。
我が家では初めてのPCに、当時高2だった妹もすぐに興味を示した。
最初の内は勝手に部屋に入られるのが嫌で、俺が不在の時はPCを使うのを禁じていたが、俺がバイトで帰りが遅い時もPCを使いたいという妹のしつこい要望に根負けして、他の物には絶対に触らない事を条件として、俺が不在の時でも部屋に入ってPCを使うことを許したのだった。
それ以降ほとんど毎日のように、俺が帰るとPCの前に陣取る妹の姿があった。
その内にPCを使ってないにも関わらず、妹が俺の部屋にいる事が多くなってきた。
最初はCDのコピーの待ち時間に持ち込んだ雑誌を読んでいるくらいだったと思う。
それがPCの電源も入れずに、ただ持ち込んだ漫画を山にして読んでいたり、俺のベッドに横になって眠っていたりしてきたのだ。
「なんかお兄ぃの部屋、居心地いいんだもん」
というのが妹の言い分だったが、お陰で以前より妹と話すようになったのも事実だった。
そうして、俺と妹はあの日を迎えた。


梅雨だというのに、夏のような天気の暑い日だった。
家に帰ると、案の定ベッドで眠りこける妹があった。
この時、見慣れたはずの妹の姿になぜか目が奪われた。
タンクトップから覗く胸元。
スカートが捲れ上がり、露わになったパンツ。
それまで何度も目にした光景なのに、この時だけ妹の霰もない姿が目に焼き付いたのだ。
それでも俺は兄として妹を起こそうとした。
肩を掴み、妹の名前を呼んで揺すってみる。
しかし反応はない。
かなり強く揺すってみても僅かに眉をしかめる程度で、まったく起きる気配はなかった。
呼吸が荒くなり、ズボンの中でチ○ポがムクムクと蠢き出すのが分かった。
妹の肩を掴んでいた手が、豊かなバストに伸びる。
…ふにゅっ
ノーブラのバストは、タンクトップの布越しでもはっきりと分かる柔らかさだった。
繰り返し二度三度と揉んでみる。
今度は掌全体で掴むように。
そして、タンクトップの脇から手を差し入れ、生バストを鷲掴みにして。
手に吸い付くような汗ばんだバスト。
掌に当たる乳首。
初めて味わう手触り。
女の胸の感触。
チ○ポがズボンの中で痛いほどにいきり立っている。

続いて俺の関心は、当然のように妹の下半身へと向けられた。
スカートの裾から覗く、青いストライプのパンツ。
体を横にして眠る妹の足の間、クロッチを指先でなぞってみる。
しかし、それだけの手触りではよく分からない。
俺はパンツの端をつまみ、クロッチの部分をめくってみた。
初めて目にするマ○コ、肉の割れ目が見えたと思った瞬間、妹が寝返りを打った。
心臓が止まるかと思った。
妹に気付かれたと思った。
しかし妹は仰向けになると、そのまま眠り続けたのだった。
呑気にお腹をポリポリ掻いて寝言まで言っている。
ホッとした俺は再び妹の体ににじり寄った。
心持ち開いた妹の両脚の付け根、パンツの布地を通してうっすらと陰毛が透けて見える気がした。
妹の恥丘は驚くほど柔らかかった。
先ほど触れたバストの柔らかさどころではない、今まで触った事のない柔らかさ。
俺は夢中で妹のパンツを撫で回した。
恥丘からマ○コにかけて、割れ目に沿って何度も指を這わし、その感触を楽しんだ。
パンツを捲り、黒く茂った陰毛を覗き込んだ。
パンツの中に手を差し入れ、サラサラとした陰毛と、湿った肉の割れ目の手触りを堪能した。
割れ目に指を潜らせようとしたら、妹の体がピクンと震え微かに声を漏らしたので、それ以上はできなかった。
それでも俺は妹のお尻や太腿を撫で回し、マ○コに触れ、顔をパンツの裾に近付け匂いを嗅ぎ、できる限りの方法で妹の体を弄んだ。

ふと気が付くと、いつの間にかパンツのクロッチに、割れ目に沿ってうっすらと染みが広がっていた。
驚いて妹の顔を見る。
妹は顔を真っ赤に染めて目を固く閉じ、声を出さないようにだろうか、口をきつく噤んでいた。
しかも両手はシーツを握り締めている。
妹は明らかに目を覚ましていた。
思わず逃げ出そうと腰を浮かせかけたが、ギリギリで押し止まる。
妹が寝た振りをしているらしい事に気付いたのだ。
その証拠に、一瞬だけうっすらと目を開いた妹が、俺の視線に気付くと慌てて目を閉じた。
それでも俺には躊躇いがあった。
寝ていると思ったから悪戯を仕掛けたのであって、寝た振りをしているとはいえ実際には起きている妹に続けるのは、また別の意味で勇気が必要だった。
しかし、結局は性欲が勝った。
女の体への興味と、セックスへの欲望。
それを満たしてくれる女が目の前に横たわっているのだ。
手を止める方が愚か者と言えるだろう。
それにこの時、家には俺と妹しかいなかった。
もし妹が嫌がっても、多少の抵抗なら力ずくで最後まで行くつもりだった。

当時のウチは、母親と俺、妹の三人住まい。
父親は別居中で、母親は仕事のため夜9時過ぎないと帰ってくることはなかった。
多少妹に騒がれても、親にばれる心配はない。
妹相手にレイプ紛いの事はしたくないが、その時は仕方ないだろう。
俺は覚悟を決め、再び妹の体に手を伸ばした。
まずは内腿を指先でそっと撫でてみる。
妹の体が僅かに反応する。
続いて掌全体で、太腿全てとパンツの上からマ○コ、お尻までをゆっくりと舐るように。
妹の眉が震え、胸が大きく上下した。

我慢できなかった。
妹は確実に起きている。
俺の悪戯を受けながら、その上で寝た振りをしている。
――妹は俺の行為を受け入れている。
もう遠慮などしている余裕はなかった。
妹のタンクトップの裾に両手を差し入れた俺は、一気に腋まで捲り上げた。
「!!」
突然の大胆な行為に妹も驚いたのだろう。悲鳴のように呼吸が跳ね、全身が強張った。
しかし、俺にそんな妹を気遣う余裕はなかった。
妹のバストに目を奪われていたのだ。

初めて目にする、女のバスト。
いや、この場合はおっぱいと言った方が良いのだろうか。
厳密には子供の頃に母親のおっぱいは見ているが、同年代の女の子の生おっぱいを見るのは初めてだった。
思わず生唾を飲み込む俺。
日頃から妹の胸を見ては大きいと思っていたが、こうして服を脱いだ状態で目にしてみると迫力が違う。
仰向けでもほとんどボリュームを失わないのだから、やはり妹のおっぱいは大きいのだろうとあらためて思う。
俺は震える手を妹のおっぱいに伸ばした。

指が、掌が、おっぱいに沈むように食い込む。
こねるように揉み込むと、おっぱい全体が餅のように蠢いた。
そこで掌に当たる一つの感触に気が付いた。
乳首の感触。
ただ先程と違うのは、芯が通ったように固くコリコリとしていること。
――起っている?
妹の顔を見てみる。
耳まで真っ赤にした顔。
切なそうに寄せた眉。
半ば開いた口からの荒い吐息。
それまで気付かなかったが、両手を置いた妹の胸が激しく上下していた。
――感じている!?
一瞬で舞い上がるような気持ちになった。
俺の手で妹を、女の子を感じさせたのだ。
思わずおっぱいにむしゃぶり付いた。
妹の体が弾けるように痙攣する。
しかし俺は構わず、おっぱいを揉みしだき、舐め回し、乳首に吸い付く。
「はっ!‥はっ!‥はあっ!‥はっ!‥あっっ!」
声を上げてるかのように、妹の呼吸は激しくなっていた。
汗ばんだ妹の肌。
濃くなっていく女の匂い。
頭がクラクラした。
夢中で妹の肌にキスマークを付けていると、いつの間にか妹の両腕が俺の頭に回されていた。
妹の名前を呼んで顔を上げる。
目を閉じ、荒い息を繰り返している妹。
その唇に俺は吸い付いた。
俺の頭に回されていた妹の両手に力が入り、口の中に舌が踊り込んできた。
「んーーっっ!!」
驚いたのは俺の方だった。
思わず顔を上げようとしたが、妹の両腕がそれを許してくれない。
口の中を舐め回す妹の舌。
俺の舌に絡み付いてきた途端、何かがズシンと背筋を貫いた。
気が付くと俺も妹を抱き締めていた。
妹の舌に俺も舌を絡み返す。
口を大きく開けて、吸い付くように舌を絡ませ合う。
流れ込む俺の唾液を、妹は喉を鳴らして飲み込んでいる。
俺達は呼吸を忘れたように深く激しいキスを繰り返した。

長い長いキスが終わり、妹が力の抜けた体をグッタリと横たえた頃、俺は右手を妹の下半身に伸ばした。
パンツの中に手を入れてもピクリともしない。
しかし、ぬかるんだ肉の割れ目に指を差し入れると、さすがに小さく声を漏らし、体を震わせた。
「あっ‥」
パンツのクロッチまでじっとりと濡らした妹のマ○コ。
瞬く間に指がヌルヌルになった。
堪らず俺は妹の下半身へと移動した。
俺の体がすっぽりと入るくらいに開いた両脚。
パンツはクロッチに大きく染みが広がっている。
俺は言葉もなく、妹のパンツに手をかけた。
なにをされるのか分かっているだろうに、それでも妹は何も言わない。
静かに俺はパンツを下ろし始めた。
恥丘に茂る陰毛が露わになる。
マ○コに張り付いたパンツが、糸を引いて剥がれていく。
そして、遂に足首からも引き抜かれた。

クロッチをぐっしょりと濡らした妹のパンツをベッドの下に放り投げた俺は、あらためて妹に向き直った。
タンクトップは腋まで捲り上げられおっぱいは剥き出し、スカートも腰の部分に固まって、靴下も履いていない下半身は完全に露わになっている。
胸まで顔を真っ赤にした妹は、両腕で目を覆っていた。
俺は妹の両膝を持ち上げ、脚を大きくM字に開かせた。
陰毛の下、肉の割れ目から愛液に濡れた肉襞が僅かに覗いている。
その肉の割れ目を両手で開いてみると、肌色のマ○コの中からピンク色の内容物が姿を現した。
溢れんばかりに湧き出す愛液に濡れたクリトリス、大陰唇、そして粘膜の中に埋もれた膣口。
そっと指先で触れてみる。
妹の内腿がピクリと跳ねる。
ヌルヌルに濡れた、柔らかい粘膜の手触り。
強く触れたらすぐにも崩れてしまいそうだ。
たた、その中でクリトリスだけは手触りが違った。
ツルンとしたような、滑らかな、でもひどく脆そうな、剥き出しな感じ。
指先が軽く触れただけで妹は声を上げ、大きく腰を跳ね上げた。
「あんっっ!!」
驚くような大きな声だった。
女の子の体の敏感さ、繊細さを思い知った俺は、そっとクリトリスにキスをした。
「ーーんっっ!!」
体を強張らせた妹が声にならない悲鳴を上げる。
クリトリスに唇を当て吸い上げてみる。
「あっっ!‥‥やあぁぁっっ!!」
妹の腰がビクンビクンと震える。
大陰唇を甘噛みし、後から後から流れ出す愛液を啜り飲んだ。
「やああぁぁんんっっ!!やめてえぇぇぇぇっっっ!!!!」
全身を仰け反らせ、ガクガクと激しい痙攣を始める。
しかし俺は止めない。
繰り返しクリトリスを吸い上げ、膣口に舌を潜り込ませて愛液を啜り飲み、肉襞を甘噛みし舐め回した。
「あああああっっ!!!!もうだめええええぇぇぇぇっっ!!!!!!」
弓のように反り返った妹の体が、マ○コに吸い付く俺の体を跳ね飛ばすかのように大きく踊り出した。
そして。
動きが止まった。
「あっっ!‥‥あっっ!‥‥あっっ!」
ブリッジのような姿のままで強張った妹の体がビクン、ビクンと震える。
次の瞬間、妹の全身から一気に力が抜けた。

浅く、早い呼吸を繰り返す妹。
初めて女の逝く姿を見た俺は、ただ呆然とするばかり。
しばらくすると、やっと妹の呼吸が落ち着いた。
それでも時折余韻のように体がピクン、ピクンと震えている。
妹の名を呼んで顔を覗き込んでみると、焦点の結んでいない目を虚ろに開いた。
綺麗だと思った。
目元を赤く染め、潤んだ瞳はどこを見ているか分からない感じ。
逝ったばかりの女の妖しく艶やかな表情。
俺は吸い込まれるようにキスをしていた。
 
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13
投稿者:グッチ ベルト メンズ ◆5I9ezP/ziY
2012/12/21 10:19:49    (h5MLzFGI)
突然訪問します失礼しました。あなたのブログはとてもすばらしいです、本当に感心しました!
12
投稿者: ◆WZJqB100GI
2011/09/11 06:35:24    (8O.phKSC)
夫婦のその後が気になりますね。
幸せになれたのかな?
11
投稿者:(無名)
2011/09/05 08:20:49    (vKOTh9fc)
熊田曜子だね(^o^)/

10
投稿者:(無名)
2011/09/05 07:22:07    (vKOTh9fc)
俺も毎日妹を抱いていた…
妹は家に帰って来ると、着替えて直ぐに、ベッドで横になり寝る…
俺は直ぐに上に乗り、胸を舐め回し…
あそこに、入れる気持ちよさを感じながら…
何度も妹を抱いた。
毎日毎日…

妹は16歳
肌が白く綺麗で、胸はFカップで大きくて、乳首は小さくピンクで綺麗な体をしている。
グラドルの熊谷に?似ている。
グラドルの名前が解らい…間違ってるかも?

大人になった今でも…
もう一度抱きたいと思う。

あそこの相性は最高だ


9
投稿者:ミスターウニ
2011/08/28 21:05:06    (.pyD0Bb8)
なんだこれ、めっちゃおもろい。
8
投稿者:(無名)
2011/08/27 02:23:07    (RfJlEyI0)
続きをお願いします。
7
投稿者:妹を愛する兄 ◆gsh9jOY9sc
2011/08/27 00:25:11    (do2VcjZz)
チ○ポはズボンの中ではちきれんばかり。
溢れ出るガマン汁でパンツがヌルヌルになっているのが分かる。
我慢の限界はとっくに過ぎていた。
焦るように俺は着ていた服を脱ぎ捨てる。
そんな俺の姿を妹は微かに開いた両目で見詰めていた。
チ○ポが弾けるように姿を現す。
亀頭がガマン汁で濡れて、腹に張り付くほどにいきり立ち、しかしそれでも足りないのかピクンピクンと震えている。
妹が俺のチ○ポを見詰めて、はっきりと聞こえるほどに大きく息を付いた。

「ねえ、ほんとにしちゃうの?」
突然妹が口を開いた。
「私達、兄妹なんだよ‥‥‥血が繋がってるんだよ」
しかし、俺にとっては何を今さらである。
「そんなの構わないよ‥」
妹の脚の間に体を進める。
「お前が妹だとかなんて、関係ないよ‥」
妹の両脚を開き、腰を持ち上げる。
「もう‥もう‥いくよ」
位置を合わせようと、チ○ポを掴む。
それだけで激しい射精感が襲ってきた。
急いで膣口を探り当て、チ○ポの先をあてがった。
今にも逝ってしまいそうだ。
チ○ポの付け根まで精液が出掛かっているのが分かる。
俺は無我夢中で腰を沈めた。
「うっっ!!」
妹が鋭い声を上げると同時に、亀頭が妹の胎内に潜り込む。
一瞬目にした妹は、目を閉じ、両手を祈るように合わせていた。

いよいよ射精感も限界を超えようとしていた。
俺はさらに腰を進めようとする。
しかしチ○ポがそれ以上入ってくれない。
必死に押し留めようとしていた精液が、ジワジワと竿の中まで漏れ出してくる。
もう駄目だ…。
そう思いかけた時、角度が悪いのかも知れないことに閃いた。
慌ててこねるように腰を動かす。
すると、軽く腰を浮かせた瞬間、一気にチ○ポが妹の中に沈み込んだ。
「あぁっっ!!」
妹の鋭い叫び。
チ○ポを包む、熱く苦しい感触。
一瞬の衝撃に、俺の我慢も決壊した。
「うあああぁぁっっ!!!!」
ドクンッ!ドクンッ!ドクンッ!
堰を切ったように繰り返し噴き出される精液の塊。
俺の全身がそれに合わせて激しく震える。
気持ち良いとかはまったくなかった。
妹の、女のマ○コにチ○ポを挿入し、胎内にありったけの精液を注ぎ込めた事実が。
遂に俺もセックスを経験することができたという実感が、言いようのない満足感で俺を満たしてくれていた。

それまで味わった事のない程の脱力感と、言い知れぬ満足感、達成感が俺を呆然とさせていた。
何もかもを妹の中に放出した俺は、妹に覆い被さり、その温かく柔らかい体に酔いしれていた。

夢の世界を漂っているような気分だった。
実際のところ、半ば眠りかけていたのだろう。
そんな俺の意識を戻させたのは、妹の小さな声だった。
我に返った俺が目にしたのは、涙でくしゃくしゃになった妹の顔だった。
なぜ妹が泣いているのか。
まったく分からなかった。
それでも俺は反射的に謝罪の言葉を口にして体を起こした。
「ごめん!」
妹の体から離れる。
目に飛び込んできたのは、大きく開いた妹の股間とシーツを染める赤い血だった。
慌てて自分のチ○ポを見ると、同じく赤い血で染まっていた。

「なんで‥」
妹は処女だった。
そんな事思いも寄らなかった。
マ○コを舐め回した時の反応。
いや、悪戯されている事に気付いてからの態度。
どれ一つ取っても処女だとは思えなかった。
だからこそ、俺は自分の欲望を遠慮なく妹の体にぶつけたのだ。
二つ年下の妹がいつの間にか体験済みだったという思いが、癪に障ったところもあるだろう。
しかし現実は…。
さっきまでの高揚感はきれいさっぱり消えて、言い知れぬ後悔と罪悪感が襲ってきた。
「ごめん‥‥ほんとにごめん‥」
妹の顔を見ていられず、背を向けて謝る。
そんな言葉で俺の罪が消えることは無いと分かっていたが、それ以外に何をすれば良いのかも分からなかった。
うなだれる俺の背中で妹が乱れた服装を直し始めていた。
「いいよ、もう‥‥私も早くバージン捨てたかったし‥‥‥そんなに気にしないで‥」
涙声の妹が俺を気遣ってくれたのか、そんな優しい声をかけてくれた。
「‥‥ごめん!」
しかし、優しい言葉の方が却って堪えた。
「だからぁ、もういいって~‥‥私も、もう気にしてないしぃ」
無理をしているのがすぐ分かる、わざとらしい程の明るい声。
「じゃ、私行くから‥‥またPC使わせてね」
そして、何も無かったかのように妹は部屋を出ていった。
素っ裸でうなだれる俺の背中で静かに扉が閉じられた。
激しい自己嫌悪が俺を襲う。
泣きたい気分とはこの時の気持ちを言うのだろう。
この夜は食事も取らず、部屋に籠もりきりで朝まで眠れなかった。

翌日、遅い朝を迎えると、妹は学校に行った後だった。
妹がすでに出掛けた後だったことにホッとしつつ俺も大学に行ったが、講義なんてまったく頭に入らなかった。
前の晩の事を思い返す度に罪悪感に押し潰されそうになる。
その日は夜遅くまでバイトで、妹と顔を合わせないで済むことがありがたかった。
だが、バイトを上がる頃には昨夜妹を抱いた時の感触が全身に蘇っていた。
チ○ポが痛いほどに勃起していた。
呼吸が荒くなり、もう妹を抱く事しか考えられなかった。
数時間前まで心を支配していた罪悪感は霧散して、妹に対する肉欲のみが俺を満たしていた。
しかし家に帰っても母親がすでに帰宅している。
これでは妹を抱く事はできない。
例え妹が俺を受け入れてくれたとしても。
この夜は前の日に味わった妹の体を思い返し、何度も何度もオナニーを繰り返した。

翌日、講義が終わると、友人の誘いを断り、俺は家路を急いだ。
頭の中は妹の体の事だけ。
妹をいかに説得してセックスに持ち込むか。一時そんな事も考えたが、もうどうでも良かった。
すでに一度抱いている体だ、妹だって二度や三度抱かれるのに違いはないだろう。
そんな身勝手な考えで、俺は家の扉を開いた。
玄関に妹の靴がある。
すでに帰っているという事だ。
もどかしく靴を脱ぎ、階段を駆け上がると、声もかけずに妹の部屋の扉を開けた。
しかし、誰もいない。
妹の姿はなかった。
――どこに行った?
――トイレにでも行っているのか?
考えを巡らしつつ、俺は自分の部屋に入る。
そこで動きが止まった。
妹が、あの時と同じように俺のベッドに寝ていたのだ。

しかし、同じように寝ていると言っても明らかに違う事があった。
きつく瞼を閉じた固い表情。
緊張しているのか強張った体。
妹は寝た振りをしていた。
俺の悪戯に気付いてからではなく、最初から寝た振りをして俺を待っていてくれた。
俺とのセックスを待っていてくれた。
妹の名前を呼び、手を伸ばす。
手が触れた瞬間に妹の体が小さく震えたが、優しく撫でていると緊張が解れたように体の力が抜けていった。
もう、それだけで良かった。
妹の顔を両手で包みキスをすると、当たり前のように舌が踊り込んできた。
服を脱がせようとすると、腰を浮かせ協力してくれた。
挿入の時は、自分から脚を開いて俺を導いてくれた。
二度、三度と求める俺を嫌な顔ひとつせず受け入れ、欲情を一滴残さず受け止めてくれた。

この日から、俺と妹の新しい生活が始まった。

バイトの無い日、家に帰ると妹がベッドで待ってくれていた。
最初は寝た振りをして。
そしてその内に、全裸でシーツにくるまって。
俺達は兄妹同士の秘め事に耽溺した。
ただただ欲望をぶつけ合い、快楽をむさぼり合った。
その中で繰り返し妹が呟く言葉があった。
「私達、兄妹なんだから‥好きになっちゃダメだよ‥」
「血が繋がっているんだから‥‥本気になっちゃいけないんだから‥‥」
妹の言いたい事は分かった。
兄妹は結婚することはできない。
例えどんなに愛し合っても、その愛が報われることは決してない。
だから愛し合ってはいけない。
体の関係を持っても本気になってはいけない。
その通りだと思った。
むしろその方が都合が良かった。
最初に妹に手を出したのも決して恋愛感情ではなく、未だに抱いているのもあくまで性欲を満たすためだったからだ。
それを妹の方から、セックスはセックスと割り切ってくれるならありがたかった。
しかし、そう甘くは進まなかった。
俺自身の中に、妹を女として愛する気持ちが生まれてきたのだ。

体の関係と割り切っていても、例え性欲を満たす為だけの体と思っていても、繰り返し体を重ねていれば情も移ってくる。
それも相手は妹だ。
嫌なところも全て分かった上で、側にいるのが当たり前な女だ。
生まれた時から一つ屋根の下に暮らし、会話を重ね、そして男と女になって関係を結んだ。
この世で最も縁も情も深い女。
それが俺にとっての妹だった。
妹の声。
妹の匂い。
妹の柔らかさ。
妹の温かさ。
思い出すだけで身が捩れるような気持ちになった。
逝く時の切なそうに眉を寄せた表情。
熱い吐息。
俺自身を優しく包み、締め付ける粘膜。
終わった後のはにかんだ笑顔。
思い返す度にチ○ポが痛いほどに勃起した。
しかし、その気持ちを妹に伝えるのには躊躇いがあった。
妹は俺をどう思っているか分からなかったからだ。
俺自身は、妹は少なからず俺を想っていてくれてる気がしていた。
でも一方で、俺との関係を体だけのものと割り切っているのかも知れないと言う不安もあった。
そしてそれを妹自身に確かめる勇気もなかった。
だから、俺はより一層妹を激しく求めるようになった。
バイトから戻った夜中に、妹の部屋に忍んで、声を殺して妹と繋がりもした。
気持ちを確かめられない部分を、体の繋がりで埋めようとしたのた。
そんな虚ろで、しかし幸せな時間も、瞬く間に終わりを告げた。
妹が妊娠したのだ。

夏が終わり秋も深まってきた頃、妹から生理が来ない事を知らされた。
正直に言って、遂に…という気持ちだった。
妹と関係を持ってから、まったくと言って良いほど避妊をしてなかったからだ。
毎日のように妹を抱いて、ほとんど全てが中出し。
妊娠しない方が不思議だろう。
もちろん避妊の事を考えないではなかった。
しかし中出しの気持ち良さの前には中々避妊を始める気になれず、妹が何か言ってきたら避妊しよう、などという甘えた言い訳に逃げていたのだ。
そして妹は何も言ってこなかった。
だが、そこで思い返してみて気が付いた。
関係を結んで以来、妹には一度も生理が来たことはなかった。
何のことはない。
妹は、俺と関係を結んですぐに俺の子供を身籠もっていたのだ。

どうすれば良いか。
中絶費用を用意するだけなら俺でもなんとかなる。
しかし、高2の女の子と大学1年の未成年の男だけで、妊娠に対処することはできない。
答えは決まっていた。
俺と妹は揃って母親の前に並び、全てを告白したのだ。
俺と妹が、夏前から体の関係を結んでいた事。
そして早い時期に妹が妊娠していたらしい事。
ポカンと話を聞いていた母だったが、一瞬にして顔が蒼白になると、俺達ふたりの横っ面を思いっ切り張り倒した。
そして膝から崩れると、大きな声で泣き出してしまったのだ。
悪いのは俺達だったので、ただひたすらに謝った。
やがて母も落ち着き、これからの事を話し合うことになった。

まず、妹が妊娠しているのか病院で診てもらい、本当に妊娠していた場合は中絶することになった。
妹には辛い経験をさせて申し訳ないが、しょうがない事だろう。
続いて、俺と妹の今後の処遇についてに話は移った。
やはり母は俺達を一緒に暮らさせるつもりはないようだった。
己が招いた事態とはいえ、歯噛みするしかない。
ここで妹が驚く事を言い始めた。
俺と暮らせなくなるのなら、お腹の子供は堕ろしたくないと言い出したのだ。

驚きで言葉も出ない俺と母親の前で妹は泣きながら訴えた。
俺と一緒にいられないなら、せめてお腹の赤ちゃんは生かしてほしい。
俺と引き離され、俺との赤ちゃんまで殺されたら生きていけない。
そして、俺のことを愛していると言ってくれた。
愛する俺か、愛する俺との子供か、せめてどちらかは奪わないでほしい、と言ってくれたのだ。
6
投稿者:(無名)
2011/08/26 10:52:11    (nnHBVA5H)
ただ、「クロッチ」という言葉は使わないで欲しい。

いや、個人的な感覚なんですけどね、何故か興ざめしてしまうんです。

5
投稿者:(無名)
2011/08/26 00:53:09    (73FUHQho)

なんだよ

もうたまんないよ

早く続きを
4
投稿者:徘徊人
2011/08/26 00:46:26    (L07hOVh7)
文体については個人の好みの問題に過ぎないんじゃない?

話の展開も良いし、状況の分かり易い文章だし、俺的には十分合格点の作品だね。
続きを期待してます。
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