『あなた…あなたが逝ってしまって、私はこれから…どうやって生きていくの…あっ、あ~』
母の寝室から聞こえてくる、泣き声と喘ぎ声…
オナニーの真っ最中であろう…時々、ウィ~ン、ウィ~ンと機械音も聞こえてくる。
私が18の1月、父は他界した。享年45歳
母は40歳で未亡人になってしまった。
納骨も終わり、一段落した夜の光景である。
次の日の朝、朝食のテーブルで母が…
『礼二…ごめんねぇ、大学行けなくなってぇ』
『いいよ。仕方ないよ、親父が死んだんだから…大学出じゃ無くったって、仕事はあるから』
『礼二…ごめんねぇ…』
母は、テーブルに泣き崩れてしまった。
私は背中に回り、母の脇に手を入れて、起こそうとした時、胸を触った。ムニュっという感触と、乳首のコリッとした感触が手に伝わり、チンポが反応し始めた。
母を起こすと、正面を向き、泣きながら抱きついてきて…
『お父さんさえ…お父さんさえ…』
そう言って、一段と強く抱きついて、体を振るわせている。
今度は母の胸を、お腹のかんじて、私のチンポは、フル勃起になり、母の太もも辺りにあたっている…私は思わず、体を引いたが、母は気づいた、しく、体を放れて…
『礼二…お母さんで感じたのね』
『ごめん』
『いいのよ。それじゃお母さん、今日から仕事復帰するからね。礼二はどうする…』
『まぁ~これからじゃ、どこも採用試験なんてないからね』
『そうよねぇ~、お母さんが聞いてあげる』
『うん、ありがと。でもいいよ、先輩のところで、当分の間、バイトで使ってくれるって』
『そう…まぁ~後で考えましょう』
そう言って、部屋に戻っていった。
母は、市役所の職員である。容姿は、普通体型で、胸が大きく、お尻も、プックリとしている。
父親の友達が遊びにきた時など…
〈おい、由紀乃さんいい身体してるよなぁ~〉
〈ハハハ、裸にしたら、凄いぞぅ~〉
なんて話していたことも何度か聞いた…
やがて母が、支度を終えて出てきた。
玄関まで送ると…
『じぁ礼二、行ってくるからね。留守番頼むね』『行ってらっしゃい』
母のスーツ姿を見ていて、裸を想像して、またまた勃起した。
『礼二…まだ大きくしているの…いつの間にか大人になったわねぇ』
私の股間を見つめながら、そういうと、軽く手を当てて撫で上げ、にっこり微笑んで、仕事に…
その後も、母のオナニーは、3日に一度位のペースで続き、時には、父親の名前を呼びながら、〈あなたの本物が欲しい…〉などと言ってる事もあった。
4月になり、先輩のところで働き始めた金曜日のある朝…
『今日ね、お母さんの部所の歓迎会なのよ。出てもいいよね』
『いいんじゃないの…』『お父さん、許してくれるよね』
『母さん、親父は死んだんだよ。もう気を遣うことないよ』
『…そうよね。居ないんだよね…』
寂しげな顔になり、目に涙を溜めている…
『またぁ~ほらほら、泣いたら化粧が落ちて、化けの皮剥がれるよ』
『この~、じゃあ行って来るね。そんなに遅くなはらないけど、先に寝てていいよ』
『いいからいいから、俺の事心配しないで、たまには、ハメ外して、ね』
そう言って、母を送り出し、私もバイトへ…
バイト先で先輩から…
『礼、明日は休みだし、今日お前の歓迎会だ』
『えっ、ありがとうございます。でも…俺未成年だから…』
『わかった、わかった』
多分、わかっていないであろう…案の定、夕方、会社の人達と居酒屋に行くと、生ビールを渡され、乾杯になった。
店内を見ると、奥のテーブルでは、リクルートスーツを着た男女と、3、40代の男女が数人座って飲んでいた。
こちらを向いている顔に、見覚えがある…
市役所の職員で、母の上司である。
父親と高校は違ったが、つるんでいた悪友だったと聞いた。
父親の葬儀の時は、色々とお世話になった。
名前は、鈴木克典夫で、みんなに、カツさんと呼ばれていた。
顔が見えるのは、その人だけで、後の人達は、衝立と柱の陰で見えない。多分、母も居るはず…
何となく、急に酔いが回ってきた気がして、失礼して、店をでた。
街中をブラブラしていると、道路の反対側を、鈴木さん達の団体が歩いて、駅に向かった。
やっぱり、母の姿があり、この街が地元の母と鈴木さんは、みんなと別れて、自宅の方に歩いている…私は二人の後から、隠れるように歩く…
自宅近くの公園にくると、鈴木さんが、母の腰の辺りに手を回す…
母はもたれるように、ピッタリとくっついて、話を聞きながら、時々頷くようにしている。
公園内の交差点に来ると、二人の足が止まった。右に行けば自宅、直進すれば遠回りになるが、自宅には着く…ただ、途中にラブホテルが…
鈴木さんは母に、何かしきりに話している。
母は首を振っていたが、頷くと直進した。
えっ、そっちに行くのか、そっちには…
再び後を追うと、ラブホの前で止まり、中に消えたのであった。
私は、心臓が張り裂ける位、ドキドキしながら、自宅に戻った。
仏壇の前に座ると、心のなかで…
(親父、お母さんを許すよな、死んだ親父がわるいんだから…)
そう言って、手を合わせて、部屋に…
横になると、酔ってるせいか睡魔が…その時…
『ただいまぁ』
母が帰ってきた。
えっ、ラブホにいったのでは…、30分も経っていない。
『あら、まだ帰っていないのね。あっ、克典さん、線香上げていって下さい。喜びますから…』
『それでは…お邪魔します。礼二君は…』
『まだみたいです。車もないから…』
母と鈴木さんは、線香をあげ終わったのか、応接間に入ったようだ。
私は部屋をでて、階段の途中で話を聞いた。
『克典さん…今日はごめんなさいね。なをか、恥かかせたみたいで…』
『由紀乃さん、俺こそごめんねぇ』
『克典さん…ほんとは…私、寂しくて…』
話し声が途絶えて、服と服が擦れる音が…
しばらくすると…
『はぁ~克典さん…』
『由紀乃さん、寂しいんだろう。ここが…欲しがってるんだろう…』
応接間の入り口には、ドアない。90㎝の壁があり、静かに近づき、隠れて見た。
ここからだと、ソファーの斜め後になるが、母が鈴木さんに抱かれているのが、わかった…