暖かいレスありがとうございます。
ちょっと長くなりますが続編です。
高校に入り俺は写真部に入部していた。ちなみに智里先輩は美術部。
初体験の翌日に両親から高校入学祝に一眼レフを買ってもらった。
GW最終日に智里先輩とデート。カメラ購入したので、次の土曜日に
モデルしてくれないかお願いをした。
「どんな服装が良いかな?」
「この前着ていたピンクのワンピースにストッキングでお願いします。
あと下着もピンクでw」
「オレ君、服装はいいけど下着は関係ないでしょ。
あのね、痛みは治まったけど、まだ違和感あって大変なんだから。
私がいいと言うまで我慢して」
と真面目な少し怒ったような顔で言われ撮影も断られた。
智里先輩に嫌われたくないので、オレからはHを求めなかった。
6月の終わりころ「夏休みにスケッチ旅行に行こうと思うんだけど」と言われた。
「いいですね。どこ行かれるんですか?」
「・・・あの、一緒に行かない? 二人で・・・」
それって、Hしていいって事? と脳裏を横切ったがまた怒られるかも。
「一緒に行っていいんですか? でも、オレ。。。」
「海沿いの温泉地だけど、ビジネスホテルがあるから安くすむわよ。
あと日程は7月〇〇日から2泊だからね。変更不可」
何も言えずにスケジュールが決まった。
当日朝早くに駅で待ち合わせて、普通電車を乗り継ぎ3時間近くかけて目的地に着いた。
ホテルにチェックインして荷物を預けた。智里先輩はスケッチブックと色鉛筆、
俺はカメラと3脚を持って撮影地を探すことにした。
岬の見える海浜公園があり、ここで智里先輩はスケッチ開始。
俺も海や山の風景を撮っていた。ビーチにはカップルや女の子同士のグループも
おり、水着姿をレンズ越しに見て「今夜こそは智里先輩と」と期待が高まる。
途中で休憩を入れながら3時間ほど経ったころ
「智里先輩の写真撮りたい」とお願いした。
「今日撮った写真見せて」30枚程度に絞り込んだ写真を見せると
智里先輩のスケッチの構図の同じ写真があった。
「後でプリントしてくれるなら、明日はオレ君の専属モデルしてあげる」
ハニカミながらぼそっと言った。
「折角の温泉地なので日帰り温泉探して明日行きませんか」
「そうだね、ホテルには温泉設備無いしね」
駅前の観光案内所でいくつか日帰り温泉のパンフレットを貰いホテルに戻った。
ツインの部屋に今夜泊まるということは、期待が高まる。
今夜はコンビニで軽く済ます事にして買い物に。お弁当や飲み物とコンドームを
カゴに入れたが、智里先輩は「これはいらない」と棚に戻させられた。
旅行に誘われたのに、まだダメなんだ・・・
部屋に戻り、お弁当を食べる。
先に智里先輩がシャワーを浴びた。薄いブルーのスエットを着ていた。
「スケッチもう少し仕上げちゃうから、オレ君シャワー浴びてテレビ見てて」
智里先輩、どういうつもりなんだろう。紋々として汗を流し、歯を磨いた。
智里先輩の話声が聞こえた。家に電話してるのかな?
ゴミ箱に歯ブラシの包装紙を捨てようとしたときに生理用品の包み紙に何かくるんで
あるのを見つけてしまった。もうダメだ。今回もお預けなのか。本当に落胆した。
明日温泉行こうって言ってたけど、生理中でも大丈夫なのかな、などと
他の事を無理矢理他の事を考えていた。
部屋に戻ると、「ちゃんんと歯磨いた?w」 「磨きましたよ」ちょっと膨れて
答えた。「じゃ、チューしてあげる」とキスをしてきた。ノーブラなのがわかる。
「スケッチの下書きもう少しかかるから、テレビ見てて。あ。これ見ててもいいから」
有料チャンネル(エロチャンネル)のプリペイドカードが用意されていた。
もうわけわからない。ふと智里先輩のベットをみると日帰り温泉のパンフレットが
広げられていた。一人でエロチャンネルを見るわけにもいかず、地元チャンネルで
遅れてほうそうしているお笑い番組を見ているうちに寝てしまった。