31になります。まだ嫁が見つからす独身です。
大学生の時に女友達がいたのですが、俺は結婚するつもりだったのに彼女は,約束した覚えはないとくにに帰り,しばらくして「結婚しました」と葉書が来ました。
ショックでしばらく会社を休みました。母もとても心配してくれました。
会社に同期で入社した女性とつきあい始めたのは去年のこと。デートを重ねましたがキスはさせませんでした。
その彼女も、会社の先輩とこの秋式を挙げてしまい、2回目のショックは痛手でした。
結婚式に出たのですが、本当に惨めで、上司からは「今度はお前の番だな」と言われましたが実感はありませんでした。
会社から帰ると自分お部屋に閉じこもり,親の顔も見たくないほどでした。
11月の祭日に、母が「気晴らしにドライブに行こう」と言い出しました。父は休みが取れず母と二人で箱根まで車で行きました。
途中で母が、少し休んでいこうと言い、言われるままに「お休みどころ」と出ている小さなホテルに入りました。
部屋の鍵を渡され、部屋のドアーを閉めると母が「どうしてお前にはいい嫁さんが来ないのだろうね。
そして、意外なことを話し始めました。
父さんが私にプロポーズしたのは25の時。初めは乗り気だはなかったんだけれど,父さんが無理矢理・・・したのであなたが出来たの。
男の人は我慢出来ないのだとその時知ったの。お前も男でしょう。かあさんはお前が我慢していると思うと可哀想で…」。
きょうは、私を母さんと思わないで、お付き合いしている女性だと思いなさい。母さんはその気で来たのだから。
俺は、ますます惨めになって「我慢なんかしてない。変なこと言わないで」と怒った。
母さんは泣きながら「だって、だって、父さんはすごかったんだよ。お前はやせ我慢している」と、服を脱ぎだした。
「母さんは、ちゃんと準備してきたのだから、言うことを聞きなさい」
俺は母さんの気持ちが痛いほど分かった。
「母さん、ごめんなさい。俺のためにこんなことまでさせてしまって」
初めての体験は、母さんが俺に施してくれたものだった。
二人で泣きながら…。