「お義父さん、この2カ月ほど生理がなくて、、、」
「やはりそうか、最近様子がおかしいと思っていたが、、だったら明日病院へ行って調べてもらおう、、もし出来ていたら息子の子として産めばいい、、」
まさか義父がそう言ってくれるとは思いませんでした。
当時私35歳、主人は40歳、カンボジアに単身赴任で行っていて3年が経ちます。
その間帰ってきたのは最初の1年に2回だけ、、
結婚して10年が経つのに子供が出来ず、それも原因だと思います。
主人の同僚から聞くと、現地で女性と暮らしているようなんです。
1年前にそのことを義父に言うと、「やはりそうか、、麻衣さん、私が悪かった。私がカンボジアに進出を決めたばかりに、、」
「お義父さんが悪いんじゃありません、私が愛されていなかったんです。」
そう言って義父とその夜に体の関係になってしまいました。
義父も6年前に義母に先立たれ寂しい思いをしていて、同じ境遇同士だったのです。
最初は月に1回だったのが週に1回になり2回になり、私も避妊をしないで抱かれるようになりました。
結果がどうなるか分かっていたのに、、
10年も夫婦生活をしていて出来なかった子供が義父とは1年で、、
翌日義父と病院へ行くと、「おめでたですね、」と言われました。
義父は結果が分かっていたようで、「麻衣さん、産んでくれるよな、、」と言われ、私は嬉しくて頷いてしまいました。
ただ世間的にも将来の子供のためにも、父親は主人と言う事で、、
その夜から寝室は別だったのですが、義父が、「麻衣さん一人にはできない、」と言って一緒のベッドで寝るようになりました。
主人には義父から伝わり、後日主人からメールが届きました。
(麻衣、私が悪かったんだ、麻衣も知っているように私は他の女性と暮らしている。子供が出来なかったのは私のせいで、こっちで調べてもらってわかった。
妊娠おめでとう、私はもう日本へは帰らない。麻衣がいいと思う時に連絡をくれたら離婚届を送るから、親父の事を頼む。)
あれから2年後私と主人は離婚しました。
それは私のお腹に二人目の子供を宿してからで、その子も主人が父親になってもらいました。
私としては一人っ子は嫌で最低子供は二人いた方がいいと思っていたから、、
義父(今の夫)はまだ67歳、あの夜から一緒のベッドで寝ていて愛してくれています。