どうした?と尋ねる自分に少し頷きながら小さな声で
義 あのね今日で60になったの努はまだ40で男盛り。60になったなぁと思い鏡に映る自分を見てヨボヨボに垂れた身体が情けなくて…。
私 そんなん関係ないやろ!嫌だったり飽きてたら香代子を抱いたりしないし裸で過ごせ!て命令しないやろ?
義 でも60のおばあちゃんが40歳の男盛りの努と居る事もおかしいかもやし今はまだ大丈夫だけどこれから先いつまで努の性欲を満たせてあげれるかもわからないし。不安で仕方ない?それなら身を引いた方が良いのかなと考えてた。
私 アホやろ!俺の隣に居れば良い、もし香代子の性欲がなくなって俺がまだまだ元気なら手コキかフェラで抜いてくれれば良い。
義 それくらいならいくらでもする
私 それに香代子の性欲が無くなるどうかもわからないし俺らは身体だけの関係じゃないやろ?そんな事を考えて仕方ないやろ?
義 うん。それとこのまま一緒に居るならそろそろ娘に言わないと帰郷する事も少なくなったのに団地の家賃もったいないから。
私 明日誕生日祝いに来るなら2人で話そう!
ただ同居時からの関係では無いと少しの嘘をつこう。
義 わかった。じぁ貴方達が別れてしばらくしてたまたま会って娘のした事と言え申し訳なさがあったのでご飯を作ったり掃除したりする様になりこの関係になったと言う。
私 そうしよう。
翌日打ち合わせ通りに元嫁に伝えると『何それ!娘の元旦那となんかありえる?』とキレて反論しました。『お母さんだって頭で考えてこんなんになったんじゃない。貴女のした事の罪悪感でたまたま見かけた努くんを見て話しかけていつの間にかこうなったの』と香代子も反論しました。さらに『お母さんを軽蔑するならすれば良いし顔も見たくないならそれでも構わない。でも努くんとは離れる気は無いから』と涙ぐみながら元嫁に言うと元嫁は大きな溜息と同時に『はぁ~まぁ仕方ないよね。元は私が浮気して離婚したのが原因やしね。これでお互い罪悪感やわだかまりはチャラにしましょう。それで良い?』と言う元嫁に香代子は『ありがとう。でも本当にお母さんは努くんと居たいの!その気持ちは本気やからわかってね』と言い2人の話しは終わり。元嫁が私に『努はお母さんで本当に良いの?年だって離れてるしお母さんはどんどんおばあちゃんになるよ?それでも良いの?』と聞いてきたので『お前に心配されなくても大丈夫やしそんな事はわかって一緒に居る。』と言うと『わかった!もうわかったからこの話は終わり!お祝いはまた別の日にしよう。今日は帰る』と帰って行きました。
元嫁にもきちんと話せた事で香代子の不安もなくなり元の変態?笑笑 カップルに戻りこの日の帰りにプロポーズをし夫婦になりました。
そして22年経ち52歳の私と72歳の香代子は相変わらずの性生活を過ごしています。70を過ぎれば少しは落ちるかと思った香代子の性欲は落ちる事もなく笑笑
香代子の変わった事は性欲はあるが体力が落ち回数が少し減った事です。
終