娘婿との同居は願ってもないことでした。
我が家は夫で三代目になる農家ですが
一人娘をお嫁に出してしまえば跡取りもなく、
畑も手放すことになるものとおもっていたところへ
東京の農業大学を出た婿ができ、
同居して跡を継いでくれるというのです。
私も夫も本当にありがたいと手放しで喜び、
夫の母親、私たち夫婦、そして娘夫婦の同居生活が始まりました。
ところが
あっという間に一年が過ぎた頃、
とんでもないことが起きてしまったのです。
それまでも入浴時に覗かれているような気がしたり、
洗濯かごに入れた私の下着に
誰かが触れたような違和感を覚えたりはしました。
しかし、
夜中にトイレに起きた時などに娘夫婦の部屋の前を通ると
お腹を痛めて産んだ我が子の嬌声が聞こえてきて、
我慢が効かずにオナニーをしてしまうことが何度もあるので、
娘を生んで以来ほぼセックスレスの欲求不満ゆえ
いろいろ変な妄想をするのだとやり過ごしていました。
そんな時、夫が交通事故で入院することになったのです。
いつもは二組の布団がその夜は私の分だけ。
ただの十畳間が妙に広く感じられ、
畳の青さが際立って蚊取り線香の匂いもいつもとは違い
何やら淫靡な香でも焚きしめられているかのようで、
私はつい湯上がりの肌に指を滑らせ、
呼吸が荒くなってくると浴衣の帯を緩め、
膝を立て脚を開いて
激しく慰めながら気がつくと絶頂していました。
ぼやけた意識で眺める視界に
着乱れた浴衣からのぞく私の肉体が見えます。
中学生の頃から巨乳といわれ
男子の絡みつくような視線を浴びせてもらえた胸が
ひどくあはれにおもえました。
若い頃は大きめの乳輪の真ん中でつんと上を向いていた乳首も
今はうなだれているかのよう。
夫しか男性を知らないのに、
もう二十年ものあいだ、
殆ど触れられることもなく萎れ始めています。
はだけた浴衣の裾からのぞく内腿も
若い頃のようなハリはなくなって、
筋肉が脂肪に代わったせいか
サイズは同じでも柔らかいお餅のように見え、
少し動かすとふるふると震えます。
白いシーツについた皺は
ただ眠っていただけでは決してそうならない形で、
身悶えしていた自分自身の淫らさが嫌でも思い浮かびました。
哀しくなりました。
もういちど一番敏感な箇所を指先で転がしました。
いきなり襖が開けられたのは、ちょうどその時でした。
ものも言わず全裸で入室してくる男性の顔を、
私は直視できませんでした。
そんなことをしなくても誰だか分かっていて、
確かめる勇気などなかったのです。
夫が入院中の今、
この家にいる男性は娘婿だけ。
しかも寝巻きどころか下着も身に着けていないのは、
さっきまでの私の姿態を見られてしまったからに違いありません。
そうとは知らずに
いやらしい音をさせながら自慰行為にふけっていた。
そう気づくと恥ずかしさで全身が火照り
身じろぎひとつ出来ずにいると、
次の瞬間、私の眼は彼の局部に釘付けになりました。
投稿用に大袈裟に言っているのだろうと思われるかも知れませんが、
本当に夫の二倍、いえ三倍はあろうかという巨根なのです。
しかもその巨大なものが、
ほとんど天井をさしているといっていい角度で勃起し、
そそり立っているのです。
つかつかと無言で婿が歩み寄って来ます。
私は指一本動かせません。
開いた脚を閉じることもできないまま、
じっとそこを凝視するばかりです。
一歩、また一歩と近づくにつれて、
巨大なそれがぬめっているのが分かりました。
ああ、さっきまで娘の中に入っていたのだと
すぐに悟りました。
そのあと、とうとうパンパンに張りつめた亀頭が
私の頬や唇、瞼にも突き立てられました。
申し訳程度に顔だけをそむけて逃げましたが、
そのたびに勃起した巨根が
まるでバネ仕掛けのようにピンピンと跳ねるのを見て、
膣口から愛液がねっとりと滲み出て
会陰から肛門にまで伝い落ちるのを自覚しました。
四度目に亀頭が鼻先に押し付けられた時、
娘と婿の体液のぬめりを顔で感じながら
私は漂う愛液と精液の香りに酔い、
反射的に婿の巨根を口に含みました。
息ができないほど喉の奥までいっぱいになりました。
呼吸しようといったん口から出し、
手で握って絞ると、
尿道の中に残っていた精液がとろりと流れ出ます。
それを懸命に舌ですくい取って飲みました。
四十四歳にして人生初の精飲です。
嫌だとか汚いといった負の感情は全く湧きませんでした。
それどころかごくりと嚥下するとどうしようもないほど興奮し、
膣がひくつきました。
そして、もう何の歯止めもかからなくなってしまったのです。
「ずっと狙ってたよ」
婿の一言で覗きや下着の件が妄想ではなかったことを察しました。
何の嫌悪感も懐きませんでした。
むしろ嬉しくさえありました。
私は狂ったように求めました。
巨根に頬ずりし、口に含んでねぶり回し、頬をすぼめて吸引。
婿の手で頭を抑え込まれ、
まるで性器のように口を使われ、
喉を突かれる苦しさに喘ぎながら顔に大量の熱い精液を浴びます。
初めての顔射に身体を震わせていると、
婿が亀頭をつかって口の中へと、
出したばかりの精液を流し込んできます。
何の躊躇もなく飲み込みました。
それから、もういちど巨根を口に含みます。
射精直後で敏感になっているのか、うめき声が聞こえました。
かまわずにしゃぶり続けると、
口の中でいっそう硬く大きくなるのが感じ取れました。
直後、私は婿に突き倒され、
そのまま一気に挿入されました。
味わったことのない快感に全身が痺れます。
膣の中が一ミリの隙間もないほどぴったりと埋められ、
子宮口まで壊れるほどに貫かれ、
私は初めて味わったばかりの精液の味と感触に溺れ、
いつしか婿の律動に合わせて
その白い液体の名前を連呼していました。
「精子、ザーメン、精液、ザーメンザーメンザーメンっ」
婿に子宮口を突かれるたびに叫びます。
「ザーメンザーメンザーメンっ」
婿の律動が加速します。
「でる、おしっこでるっ」
絶頂と同時に、私は失禁しました。
おしっこが噴水のように吹き上がる中、
膣の中で巨大な亀頭が膨張したと思うと
どくどくと射精されました。
無重力状態のような感覚に陥り、一瞬、意識が遠のきます。
我に返ったとき、私はよだれを垂らしていました。
そして放心しながらも、
婿の巨根に頬を寄せて余韻に浸り続けたのです。