昨年の夏に長男が嫁をとる事になりました。
一男一女で、30年何の波風も立たず生活してきました。
昨年、春に長男から
「嫁を取りたい」と、聞かされました。
直ぐに、相手方と顔合わせをすることになりました。
わたしが 地元の適当なホテルで、お互いの家族を紹介する形で行いました。
家は私は新聞販売店経営(54)
妻は私の手伝い(51)
長女が公立の病院の看護師(26)
嫁方は
義父が地方銀行勤務(54)
義母が調剤薬局勤務の薬剤師(47)
長男が既婚で商社に入社して二年目(推定24歳)
長男は大学卒業の六月に結婚したと聞かされました。
同時に長男の嫁と二歳の男の子も紹介されました。
その男の子がグズリだして、嫁は大変恐縮してました。
義母があやす為、抱きかかえて、その場から出てゆきました。
途中私の携帯に連絡が入り、席を外す事になりました。
相手は、同じ商工会議所の仲間の、当のホテルのオーナーでした。
婚礼一式の営業でしたが、顔合わせの段階だからと....
上手くあしらいました。
電話での会話をすませて、席へ戻ろうとした時、義母が子供を抱いたまま
近寄ってきて「お仕事 お忙しいのでは」と二人きりで話すのは、その時が初めてでした。
品のよい四十代半ばの女性には、そそるものを感じました。
私は仕事の関係で外で飲む機会が多くて、決して真面目な夫とは言えません。
でも、息子の義母にチョッカイです様な、大それた事は考えていませんでした。
殆んど式の日取り場所等が決まった時、偶然逢う機会が、あったのです。
昨年の初夏でした。
仕事の関係の仲間とビアガーデンに出向いた時でした。
仲間とジョッキを傾けていると、
「○○のお父様.....」って挨拶に来たのが義母でした。
同じところで、薬剤師会の仲間と飲んでるみたいでした。
それを聞いて「飲めるんですか?」問うと「ビールは好きです」って返事でした。
「披露宴の事で、ご相談した事があるんですけど.....」って 突然......
「じゃあ 後日うかがいます」と返事しました。
それ以上会話は進まなくなったので、
「相談って云うのは、さて置きびっくりしました、
同じところで、飲んでいながら、お若いから気が付かなかったんですよ...」
歯が浮くほどのお世辞を並べました。
義母はそっと私の肩に触れて「飲むのも、ほどほどになさってください」
仲間の席に戻って行きました。
素気にしたような気がして、ホールの係に義母達のテーブルにオードブルを運ばせた。
しばらくして義母は「ありがとうございました。...私が挨拶に寄った事で、気を遣わせてしまいましたね。」
再び私の席の脇に立ちました。
後の展開は、また後日