遅くなりましたが続きです。
車の中で父から唐突にそんな言葉をいわれ、私は『え?あ…いや…』ぐらいの返事しか出来なかったです。
ただ、頭の中はあの日の光景と母の取り乱した慌てぶり、そしてその後に妄想して一人で部屋で乱れた事を、ぼんやりと浮かべながら会社へと送られました。
仕事から帰ると、母がいたので『ただいま』だけを告げ、すぐに部屋へと籠もってました。
母とも、あれ以来目を合わせれないと言うか…
母も私に何か言われるんじゃないかと妙によそよそしい感じになってて…。
部屋で一人、音楽を聞きながら、またあの時の事を思い出し、淫らな気持ちになっている私。
何を思い出そうとしているんだろう。
実際に見たから?でも、あの瞬間は言葉も出ないくらいに驚いたし。
気持ちの中のモヤモヤだけが募っていく感じ…。
ただ、本当は分かっていたんです。
私も首輪を付けられたり四つん這いでお散歩させられたりしたら、それだけで濡らしちゃうんだろうな…って。
母のやっていた行為を蔑むんじゃなくて、本当は羨ましい!
私もあんな風にいじめて欲しい…
あの日から一人で悶えている時、絶えず頭の中で想像しているのは、汚されている自分…
母から自分に置きかえて、いつも私は濡らしていたんだ…。
認めたくない気持ちと、本当の気持ちが変に葛藤して、自分でもどうして良いのか分からないような…イライラするような落ち込みたくなるような、スゴい複雑な気持ち。
でも、ベッドに身体を投げ出して、服の上から自分で胸を摘んだり、ジーンズの中へと手を割り入れて、パンティの上から指でなぞりあげて行くだけで、そんな嫌な気持ちも吹き飛んで、妄想モードに入ってしまう。
直接触るより、最初に服の上から触れる方が、自分が犯されてる気持ちになり、余計に感じてしまう。
父が帰って来て、3人のギクシャクした夕飯。
テレビから流れる声、それと父が母に一言二言喋り、母がそれに対して返事をしてた。
父は…
何かあっけらかんとしている。
この重苦しい雰囲気などは全然気にして無い感じで、至って普通な感じ。
重苦しい雰囲気は、母と私だけ?
あなたが、母をお散歩に連れて行ったんでしょ?
何だか、無性に怒りがこみ上げてきて、『ごちそうさま!』と同時に部屋へと私は戻った。
部屋に戻ったあと、時間と共に怒りが徐々に収まってきた。
お風呂に入ろうと思い、部屋を出て浴室へ。