義母富子の肌は柔らかだった。
もう少しで還暦を迎えようとしてるのに肌には弾力が有り、私は富子の反応を伺いながら手を肌に這わせて行く。
富子は背徳行為に身を捩り、拒絶の言葉を譫言の様に呟き続ける。
小振りだが張りの有る乳房も軽く揉み砕くと富子の肉体は、ビクッと振るえ眉をひそめ喘ぐ仕草。
年齢の割には未だ黒ずんでない乳首を指先で摘み痛く無い程度に捩って行く。
半開きの唇から、何とも刹那そうな声が漏れる。
富子の耳元で卑猥な言葉を囁きながら、指先を乳房から脇腹へと進めて行く。
ビクッ、ビクッと絶え間無く富子は肉体を振るわせる。
脇腹から腰の辺りまでを何度も指先を往復させ、その合間に富子のショーツの上から恥骨に軽く触れて行く。
羞恥に頬を染め、シーツを握り快感に堪える富子の表情が何とも艶やかで、私の欲情も更に高まって行く。
布団に横たわる富子に身体を密着させ肌をまさぐり続ける。
次第に熱を帯び富子の肌は、しっとりと汗ばみ始める。
私と富子の間に挟まれている富子の腕がピクリと動く。
私の怒張した物に指先が触れた為だ。
私は意識的に富子の指先に怒張した物を押し付けて行くと同時に、脇腹に這わせた指先を下腹部に集中させて行く。
ショーツの形状を謎る様に指先を這わせる。
股間に切れ込むショーツと肌の堺を撫でるように触れて行く。
熟女過ぎる富子の肉体は更に波打たせ、息づいて行く。
脚の付け根の内腿を指先で開かせるように軽く力を入れてみる。
私の指先の意図に従う様に富子の脚は開いて行く。
ショーツの上から、スーッと撫で摩るように富子の女陰に触れて行く。
拒む仕草で顔を左右に振り、きつく目を閉じる。
ショーツの上から裂け目を指先で触れて行く。
富子の女陰からは夥しい蜜が溢れ忽ちにショーツまでを濡らして来る。
私の手は富子のショーツの中に、ゆっくりと忍び込んで行く。
一瞬、富子は目を見開き私を見る。
私は無言のまま富子の唇を塞ぐ。
自ら舌を絡ませ喘ぐ富子のショーツの中に私の手が沈んで行く。
少なめな陰毛が指先に絡んで来る。
指先は、その更に奥へと進む。
そこだけ高熱を帯びた様に熱い、ねっとりとした蜜が私の指先に纏わり付いて来る。
「富子…」
「明さん…」