去年の冬、母が転び、骨折した。
母は1人で俺を育ててくれた。
所謂、母子家庭で育った俺は母が大好きだった。思春期は母に欲情し、何度も母に怒られていたほど母が大好きだった。
俺が成人し、働き始めてからは母に楽をさせたくて無理したこともあった。
その度に母に心配を掛けてしまっていた。
そんな母と一緒に温泉旅行に行った時は母はすごく喜んでくれたし、楽しそうだった。
しかし、お互いの気の緩みと酔った勢いで母と一線を超えてしまい、新しい命が宿った。
それがわかった時には産むしか選択はなく、母は俺との子供を産んだ。
親戚が集まる行事に参加する事が出来ず、俺と母は歪な夫婦生活を隠しながら生活していた。
そして、去年の冬、階段を踏み外し、骨折した母は俺に介護される事になった。
母は最初、何でも自分でやろうとしていたが結局、俺の手助けが必要で介護を受け入れた。
俺が懸命に介護をするので、母も以前の様に気を許し始めてた矢先、母は風呂場で転び、気を失った時があった。俺は久しぶりに母の裸を見た事で青春時代の事を思い出し、日頃から欲求が溜まっていたので、この機会に母をベッドに連れて行き、また、一線を超えた。
それから、数日後、母が眠剤を飲むようになった事を気づいた俺は毎晩の様に母の身体を求め続けた。母も気づいていたと思うが問いただしたりする事はなく、普通に接してくれていた。だからなのだろう。俺の暴走は止まらなくなり、遂には完治後、母が起きてる時に襲い、母の身体を貪り、新たな命を宿すことになった。
俺に襲われてから母は俺に身体を明け渡し、毎晩、身体を重ねる様になった。
そして、それは今も変わらず、母は俺に身体と重ねる日々は続いている