俺の名前は西田しんじ。
自分が住んでいるアパートの近くにある小さな会社で働く50歳の独身男だ。
今日は土曜日で会社が休みで特にすることもなくパソコンでエロサイトを見ていた。
西田はこの歳になっても性欲だけは落ちなかった。
ギャンブルはしない西田にとっては給料の使い道は風俗と趣味の釣りだけだった。
生まれてこの方モテたことのない西田は今では腹が出て頭の薄いただのおっさんだ。
エロサイトを見ていて1つ気になる文章を見つけた。
28歳の保育士。
胸はDカップです!
皆さんで複数しませんか?
日時は来週の土曜日で場所は高級ホテル!
気になる方は連絡下さい!
どうせデマだろう。
そう思いながら西田は一応そのサイトに書いてあったアドレスにメールしてみた。
しばらくするとなんとメールの返事が帰ってきた。
メールありがとうございます!
詳しいことは会って説明したいのですが今から駅前の喫茶店で15時に会えませんか?
私は白のシャツにベージュのズボンの格好をしています。
西田は美人局か?と思ったが性欲の方が勝ってしまい、その喫茶店に向かった。
中に入ると窓際のテーブルに白のシャツにベージュのズボンを履いた格好の男を見つけた。
西田はとりあえずそのテーブルに行き、その男に話かけた。
「こんにちは。メールで連絡した西田ですけど…」
「こんにちは!待ってました!来てくれてありがとうございます!西田さんで5人目になります!」
西田は俺で5人目!?
もうそんなにたくさんの人と会ったの!?と思った。
西田「とりあえずメールで言ってた詳しいことって教えてもらえますか?」
男「女の子の名前あやこと言います。メールでも話した通り胸はDカップです。とても感じやすい娘なので皆さんで可愛がって下さい。場所は駅前のANAホテル。時間は13時からです。」
西田「わかりました。持っていくものとかはありますか?」
男「自分用にバスタオルだけ持ってきて下さい。ちなみに当日は西田さんを含めて5人いるので仲良くお願いします!では来週楽しみにしてます。」
そう言って男は席を立って帰っていった。
西田はかなり怪しいと思ったがホテルも立派なとこだし大丈夫だろうと思い喫茶店を後にした。
そして土曜日まではオナニーもせずに我慢をして当日を迎えた。