私共夫婦38歳、
お話は5年前に戻り、主人と私は御義父様の会社を引き
継いでおり、その日午前10時頃に3歳年下の弟様の奥様が
いらして、社長室へ一緒にお入りいただきそのお話を聞く
ことにしたのでございます。
奥様、美樹さん
『・・・産婦人科の医師から、夫婦の夜の性生活の後、
シャワーをなさらずに、翌日午前中にいらして・・・
・・私の奥に出した主人の精液を抽出し、それを検査に
出してました。』
その結果、弟様の精液の中に精子が少なく妊娠をする
のは難しい、検査結果報告書を美樹さんから説明を受け
たのでございます。
『お願いですが・・・・お姉様、お兄様と子作りをさせて
ください』
ソファに座る美樹さんは泣いていたのです、主人も
私も言葉がなく、検査結果から3日ほどの経過して
おり、弟様には話してないと言われたのです。
主人は美樹さんと向かい合い座っていたのですが、
隣に座るとハンカチで涙を拭いてあげ、そっと背中を抱
いて、見ている私も悲しい思いで、
主人「美樹さん・・・・解ったから・・・うれしいよ
でも簡単には無理だろう」
美樹さん『大丈夫です、あの人毎朝7時50分には家を出ます
から、会社まで車で20~30分の距離ですから、朝8時に来て
いただければ・・・・』
私と主人は相談をして、自宅と弟様のご自宅も近いのも
ありますので、その場所はお義父が結婚した弟様に相続
した土地一反(約400坪)の場所、私もよく知る場所です。
主人が朝自宅を出てから車で数分、それで主人は出社前
に美樹さんと子作りをすることにしたのでございます。
翌日、主人は家を7時55分過ぎに出るようになり、出社は
午前9時を少過ぎていたです。美樹さんのことを聞くと
「まだベッドだよ、僕も合鍵をもらい外からしてきたよ」
土、日を除く平日の朝、美樹さんと愛し合う日々は何事
もなく、約一カ月を過ぎたある日でした。
主人のスマートフォンから
「おーいできたぞ・・・・ははは・・・・できたぞ」
産婦人科の診察が終わってからでした、主人の喜ぶ
声と美樹さんの声もしていたのです。
車の中から、弟さんの会社に電話もしていたそうです。
ですが、それは思わぬ方向に・・・・・・・・
その夜、遅くなっても帰宅せず、1本の電話・・・・・
急性アルコール中毒症。どうやら嬉しく舞い上がり。
会社の同僚の方々とお祝いで、普段それほど飲まない人
がまるで一気飲みの様になっていたそうです。
帰らぬ人に・・・・・主人も美樹さんも落ち込み
義父はどうしてだと私に怒鳴る様にしておりました。
お子様は4歳の女児、保育所に送り、自宅に戻ると
主人と愛し合う時間を過ごし後、2人で出社になり
義父の指示に従い、美樹さんは主人の秘書扱いです。