<<つづき>>『ただれたセックスは、脳を麻偉させる。人間の欲望に、限りはない。日常の中に忍び込ませる、非日常。喩え、どんな健全な精神の持ち圭であろうとも、「近親相姦」の魔力に敵うものは、いない。』手を伸ばせば、すぐ届くところにある。朝から、ぼんやり眺めるおかんのケツ。夕べの乱れっぷりも、なんのその。おかんは、台所に立って、何食わぬ顔で朝飯作り。いつもと変わらぬ毎度の光景。違っているのは、朝日の中に佇むおかんが、やけに、綺麗で、可愛く見える。ほんと、うなじのほつれ毛が悩ましいこと・・・。亀さんが、中途半端に起っきした。さすがにヒリヒリ痛んで、フル勃起は、無理。ダイニングテーブルから、後ろ姿を眺めてた。今日は、俺もおかんも、仕事がある。俺は、しがない電気工。おかんは、保険の外交員。夜勤明けの親父は、10時頃しか帰ってこない。まだ7時。出勤までには、まだ時間がある。椅子を引いて、立ち上がる。そっと、背後に忍び寄って、細い身体を後ろから抱きしめた。 「なあに?どうしたの?」肩越しに、甘えるように頬ずりしていくと、おかんも嬉しそうに甘えた声を出す。昨日の朝も、こうして台所に立っていた。そん時、おかんは、夕べと同じスリップ姿。欲情なんかもしなかった。だらしねえ・・・。そんなことを、心のどこかで思ってた。立場が変われば、見方も変わる。見慣れてる顔なのに、まだまだ俺の知らない顔がある。この顔が、変わっていくのを、見たくてならない。腕の中にある細い身体が、欲しくてならなかった。甘い匂いを間近に嗅いだら、あっさりフル勃起。現金な奴だね・・。うなじに吸い付きながら、膨らむ股間を尻に押しつけた。「なぁにぃ・・もう、元気になっちゃったの?」ほんとに、嬉しそうな顔をしてくれる。「今は、だめよ。もうちょっとで終わるから、待ってなさい。」おかんが、右手に持っていたのは、味噌汁をかき混ぜるオタマ。そりゃ、朝から、やらせてくれるってことか?仕事用に着替えたのか、今朝は、白のシャツにベージュのスカート。めずらしく腰には、可愛らしいエプロン。しっかりと、薄化粧までしてやがる。早業だな・・。夕べは、夜中まで大乱闘。おかんの小さな体は、上になったり下になったり。潰れるくらい体重かけた。足を拡げきって、見事に根本まで呑み込んでいた、おかん。でかいって、よく、言われんだけどね。よくまあ、入るわ・・・。気持ちよすぎて、抜くこともできんかった。途中からは、うつらうつらとしながら、腰だけヘコヘコ。そのまま、気絶して、はっ、と目が覚めたら、また、ヘコヘコ。そんなことを延々と繰り返した。おかげで、寝不足。すごく寝み・・・。明け方近くに、猛烈に欲情して、襲いかかった。「ああっ!!すごいっ!!!すごいよっ!!」ぶっ壊す勢いで突きまくり。「もっとっ!!もっとぉっ!!」もう、自分が母親だなんて忘れてたろ?はしたないくらい派手に腰を動かし、必死に奥まで呑み込もうとしてたっけ。ベッドが壊れるんじゃねえかと思ったよ。慌てて抜いたが、半分くらい、中出し。黙っとこ・・・。終わると、おしっこがしたい、と、おかんは、1階へと下りてった。そっからの記憶はない。目覚まし時計の音で、再び起きたら、もう、隣には、いなかった。すごく眠かったけれど、今までのことが夢じゃないかと、不安になってベッドを出た。1階に下りたら、おかんは、いつものように台所で朝飯の支度中。「あら?おはよう。自分で起きたの?今、起こしに行こうと思ってたのに、偉いんでしょ・・。」えーと、あんた、さっきまで俺に突かれて、悶え
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なにやってんだナン。ぶっ込んで大丈夫か?とりあえず、入れるが・・。<<つづき>>『一度知ってしまえば、逃げられない。墜ちてしまえば、とことん墜ちる。欲しがるままに与えてしまう。そんな自分を恥じたりしても、この子の喜ぶ頭が見たくてならない。ふたりで歩く地獄路。たとえ地獄の業火に焼かれても、隣りに、あなたがいるなら、怖くはない・・・。』その日、仕事を終えたのは、7時過ぎだった。事務所に顔を出してから、うちに帰ると、おかんが、玄関で出迎えた。めずらしいことだったが、朝のことがあったので、不思議には、思わなかった。「おかえりなさい。」と、俺の顔を見ると、嬉しそうに微笑んでいた。じっと見つめたら、恥ずかしそうに俯いた。可愛いじゃねえか・・・。正直、昼間は、おかんが正気に戻るんじゃねえかと、それだけが気がかりで、仕事も上の空だった。俺がそばにいれば、コントロールもできるが、離れていると、何を考え出すか、予測がつかない。どんなにやりまくって気持ち良くしてやっても、間違いなくこれはタブーなわけで、当たり前に考えれば、悩むのが普通だ。俺の見えないところで、悩んだ挙げ句に、やっぱり、ごめんなさい、は、こっちとしても、ごめんなさいだった。ある程度は、力尽くも有りって考えてるが、最初からそんなこっちゃ、この先が、思いやられる。しかし、おかんの顔を見る限りでは、今のところ心変わりは、考えなくても良さそうだった。取りあえず、ほっとすれは、今度は、無性にスケベの虫が騒ぎ出す。靴を脱ぎながら、「親父は?」と、訊ねると、「これ。」と言って、おかんは、輪っかを作った指を、口の前で斜めに傾けた。水道会社に勤めてる親父は、晩酌と釣りぐらいしか趣味のない男だが、酒の方は、5年前に、糖尿を患って、医者にきつく止められている。しかし、「やめるくらいなら死んだ方がましだ」、と言い切る親父は、おかんが止めるのも聞かず、いまだに、酒をやめる気配がない。さすがに夜勤の時は、控えているんだろうが、夜勤明けと休日の晩には、酒を欠かすことがなかった。居間からテレビのでかい音が聞こえて、おかんの細腰を抱き寄せた。テレビの音が聞こえてるうちは、親父が、画面から目を逸らすことはなかった。不意に引き寄せられて「あっ!」と、ぐらつきながら、俺の胸にもたれかかってきた。すかさず、唇を寄せていくと、とっさに顔を俯かせて、俺の唇をさけた。「お父さん、いるよ・・・。」やっぱり気になるらしくて、俺の腕の中で、ちらちらと、後ろに目を向ける。「今夜もやるって言ったろ・・・。」言い聞かせるようにささやくと、泣きそうな顔で見上げてた。かまわず唇を奪っていった。一度、唇を重ねてしまえば、あとは、されるがままだった。「親父が風呂に入ったら、やるからな・・・。」スカートの中に手を突っ込みながら、ささやくと、おかんは、一瞬、えっ!?という、目を向けたが、すぐにあきらめたような顔になった。「ちゃんと、可愛いパンツ、穿いておけよ・・・。」目を見ながら、つぶやくと、おかんは、小さく頷いた。東西南北で言えば、居間を真ん中にして、南側に玄関があり、北側には、客間代わりの和室がある。台所は、西側にあって、その隣り、つまり居間から南西側の方角に廊下を挟んで風呂場があった。風呂場は、湯船のある浴室と、洗面台や洗濯機の置かれた脱衣所の二つに仕切られていて、居間から、浴室そのものは見えないが、廊下に通じる居間のドアと、風呂場入り口のドアを開けてしまえば、脱衣所の中を、一直線に見ることができる。「わかっちやうよ・・・」おかんは、しきりに怯えた目をして、何度も俺と脱衣所を交互に見やっていた。こちらの側から見える、と言うことは、つまり裏を返せば、向こうからも、こちらが見える、ということだ。「気にすんなや。」まったく取り合わずに、床の上に押し倒して、ス
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<<つづき>>今でも、はっきりと覚えている。あれは、小学2年の授業参観だ。たくさんのおかんたちが、教室の後ろに集まっていた。いつもと違う、甘い匂いに、教室の中は、溢れていた。授業中なのに、何度も振り返って、先生に怒られた。いくら注意されても、やめられなかった。振り返るたびに、困ったように笑うおかんを見て、ほっとした。他のおかんたちなんかより、ずっとずっと、うちのおかんは、綺麗に見えた。綺麗すぎて、俺の知らないおかんのようにも思えた。美人に見えたから、嬉しくてほっとしてたんじゃない。そこにまだ居てくれたから・・・・泣きたいくらい、ほっとしてならなかったんだ・・・。ガキの頃に、腹膜炎で、腹を破裂させそうになったことがある。それから、おかんとは、自然と距離を置くようになった。嫌いになったわけじゃなく、甘えてはならない、と思った。なぜか、そう思った。早い頃から、共働きで、ひとりが多かったせいか、やたらと自立心の強いガキで、せっかく拾ってもらった高校も、ひと月もしないうちに、勝手に卒業した。先輩を頼って、今の事務所に入れてもらい、それからは、勝手気ままな暮らしをつづけている。同居はしていたが、不思議と互いに干渉しあわない家族だった。一緒にメシを食いもしたし、たまには、買い物に付き合ったりもしたが、基本的には、3人とも、好き勝手に暮らしてるようなもんだった。それぞれには、それぞれの思惑があって、それぞれに暮らしている。ただ、寝床が同じだから、ここに帰ってくる。そんな感じだった。「家族」という言葉に、馴染みが薄かったように思う。だから、親父からおかんを奪うことに、それほど罪悪感を覚えなかったし、おかんとやりまくっても、悩む、なんてことは一切なかった。むしろ、こんな上等なもんが、身近にあったのに、なんで今まで手をつけなかったんだ?と、後悔さえした。いったん可愛いと思えば、とことん可愛がる。それが、俺の性格だ。よく、女からは、しつこいと言われたが、こればっかりは、性格なんだから、直しようがない。今までは、肌があっても、相性が合わないってのが、多かった。しかし、やっぱり、おかんともなれば、相性なんかも、まったく問題にならない。俺を育ててきた女なんだから、俺の性格を知り尽くしてるし、煩わしいことで、気を遣わなくていいのは、ありがたかった。肌は、細胞単位で馴染んで、とことん、俺を気持ちよくしてくれた。重ねた肌を離すのが惜しくなるほど、それは気持ちよすぎて、無性に俺に合った。顔だって、そこそこだったし、化粧をすれば、格段に化けたりもした。やはり、勧誘という職業を長年つづけているだけあって、人目を惹く化粧の仕方には、十分すぎるほどに、おかんは長けていた。保険屋のおかんは、俺より、かなり後に仕事に出ることが多く、昼休みをメインに仕事をするから、俺よりも、かなり早くに帰っていた。戻ると、すぐに化粧も落としてしまうから、ほとんど、家では、素っぴんしか見たことがなかった。おかんにしてみれば、化粧は、客を勧誘するための武器だったから、家にいるときは、その仮面を外したかったのかもしれない。それとも、化粧を落とさなきゃ、ならない理由があったのか。バイブを一緒に買いに行く、と約束した時間に、おかんは、30分ほど、遅れてやってきた。夕べは、「ド変態になる」、とまで、誓ったんだから、早速、墜とさなきゃ、嘘だろう。仕事用の顔でやってきたおかんは、見事なまでに化けていた。見たこともねえ、黒縁のメガネまで掛けていて、ちょっと見た目は、インテリの先生みたいだった。目がくりっとなっていて、いささか濃いめのルージュが目を惹いた。小柄なせいか、どことなく可愛らしくも目に映った。それを意識して、おかんも、化粧をしてるのかもしれなかった。腕を組んで、ふたりで街を歩いた。おかんから、腕を組んできた。これから、虐める道具を買いに行くってのに、なぜか、お
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