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2013/03/25 04:52:21 (nhd8WWQM)
鳥肌

 「っんな(僕の後輩の)事なんか、どーでもいいんだよっ!」

 『あいこ』は僕の必死過ぎる態度に『イラッ!』と来て、ホンのちょっとオッパイを『ぷるん』と揺らす動きで、素早く僕の横隔膜に『どズシッ!』と染み込むパンチを放ちました。

 その『パッと見、軽~い一発』で、僕の呼吸は『うおっぷ!』と完全にストップさせられ、二の句が継げなくなりました。大人しいダンゴ虫になった僕に、昨日起きた僕の家の大事件の詳細を聞き始めました。

 でも外でおおっぴらに話せる話題では無いので、なおさら僕が呼吸再開の方に必死になって唸っていたら、『お約束』のヘッドロックを噛まされて、僕の家に引っ立てられて行きました。

 右の頬骨がゴリゴリされて物凄く痛いのに、左の顔面一杯がオッパイにプニプニされて物凄く気持ち良くて、この二つが合わさって『痛・気持ち良い』、『拷問』でした。

 僕は苦しさに『ギブアップ』しながらも、どさくさ紛れに『あいこ』の身体の触りたい部分をペタペタと『タップ』してました。ちょっと『エロい気持ち良さ』の方が『痛さ』より勝ちそうな気がしてきました。

 何だか変に慣らされてるような感じで、このままこんな『恋人関係』が続いて行くと、『ヤバい性癖』が生まれ出そうな気がしてきて鳥肌が立ちました。



 家に辿り着いたら、またもや鍵が掛けられていました。またしても僕はビッタリ閉め出されて、『うそぉ…!?』とガッカリしました。でも今回は理由がハッキリと分かっていたので、『しょうがないな…』と半分我慢しました。

 「…産婦人科に行ったんですよ。きっと…」

 僕の言葉に『あいこ』も納得したみたいでしたが、同時に呆れ返っていました。

 「鍵は? 持ってんだろ?」

 「…、持ってません。」

 「………、何なの? お前ら家族って。みんな『学習』ってコト、しないワケ?」

 「………、すいません。」

 ウチの『バカ系統』を鋭く指摘されて、僕はマジに恥ずかしくって何も言い返せませんでした。

 「…アタシ、『ともスケ』との将来、ちょっと『考える』わ。」

 「????? …えっ?」

 僕は『あいこ』の言った言葉の意味が分からず、顔面一杯にクエスチョンマークを書いていました。すると間髪入れずに、またお腹を殴られました。

 「いちいち、聞き返すなっ! ウゼェ~~~んだよっ!!」

 「ぢゅ、ぴ、ば、しゅん。」

 「…お前を最初に、教育し直してやんなきゃなんないかもな?」

 「へひぃ…」

 『あいこ』は僕の苦しむ顔を見て、『フンッ!』鼻で笑うと、ちっちゃいバッグから携帯を取り出しました。姉に『帰ったらメールくれ』と、早打ち&送信して、僕たちは時間を潰す為にコンビニへ戻る事にしました。

 『(スポーツ)バッグ、置いてけよ』と言われましたが、勃起が収縮と再生膨張を繰り返していたので、『むやみに、外には置いて行けません』と適当なコトを言って、『勃起隠し』を手放しませんでした。

 実際、コンビニに戻るまで僕のチンポは勃ちっ放しでした。大好きなお尻のお肉が『むにっむにっ』と動くのが、真昼間の外で見放題だったのでたまりませんでした。

 鼻息をフンフン荒くしながら、これから夏には『必ず一回はホットパンツにしてくれっ!』と、『あいこ』にリクエストする事を決意してました。



 何の目的も無くコンビニへ向かったら、『ゴル〇』をパクられた後輩が、ちょうどコンビニへ、トボトボとやって来るのが見えました。

 (ここから、この後輩は『チクりん』にします。)

 『チクりん』は僕たちに気付いて『ビクッ!』としてました。どうしようかオロオロと迷ってから、なぜだか逃げる事に決めたようで、クルッと振り向きました。

 もうその時点で僕の前から、『「あいこ」ミサイル』が『フォックス・トゥー』されていました。

 『(アイツの足じゃ、逃げ切るのは、)無理だな…』

と、思って『あいこ』の駿足を眺めていました。コンビニから100メートルも離れない内に、『チクりん』は『ガバッ!』と捕まってしまいました。

 『…アイツ、おっそ!!』

 首根っこと胸倉にTシャツの布地が全部『あいこ』に握り締められたようになって、『チクりん』が『さーせん、さーせん!』を連呼しながら引きずられてきました。

 「『ともスケ』っ、コイツだろ? 情けねぇ~コト頼んだヤツ!」

 そう『あいこ』に聞かれて、僕はちょっと答えをためらいました。『チクりん』の目がチカチカしながら、『タ・ス・ケ・テ』と点滅信号を出していたからです。

 でも『コイツ』に顔を覚えられてしまったら、もう最後なので、

 「………、そうですね。」

と、答えるしかありませんでした。『チクりん』は『情けない先輩が裏切って、自分を助けるどころか、逃げ道も断った』コトに落胆して、生気の輝きが無くなった目で『じと~っ』と眺めながら、無言で僕を責めました。

 「何だよ、その目は?」

 その生意気な抗議に『あいこ』が気付いて、無理矢理『チクりん』の顔を『ゴリッ』と真上に向けました。近距離で『コイツ』の『眼力ビーム』を喰らった『チクりん』は、可哀相に『目が点になる』どころか『退化』して無くなってしまいました。

 「お前に、ちょっと、『挨拶』しなくちゃなんね~んだよなぁ…」

 そう言うと『あいこ』は『チクりん』を引きずったまま、コンビニの裏の方へ連れ込もうとしました。

 「せ(先輩)っ! ホ(ホントに助けて)ッ!!」

 アリ地獄に堕ちたアリのように、『チクりん』は必死でもがきながら、ちゃんと言葉も出せない口で、僕に『最後の救助要請』をしてきました。が、僕程度の力じゃ、到底歯が立つ相手じゃないので、

 『痛いのは、最初だけだから…。諦めろ。』

と、目で伝えました。

 建物の陰にふたりが消えると、『チクりん』の声らしき『ひあっ!!』とか、『きゅきゅうっ!!』とか、とても中坊の悲鳴にすら聞こえない『奇声』が響いてきました。



 可哀相な後輩の行く末を考えると、僕の方が怖くなって、お腹が痛くなってきたので、

 『青空でも、ずっと見ていると、星が見えてくるらしい』

って話しを、何の脈絡も無く思い出したので、『ホントかな?』と思いつつ、深~い青空をただただ眺めていました。



 僕の前で何台も車が入って来たり、出て行ったりする音がしても気にもせずに、雲ひとつ無い青空に、僕の眼球が青く染められるくらい眺めてたら、いきなり『ドスン!』と『チクりん』がぶつかって来ました。



 「っむぉわっ! なっ、何だっ!? どしたっ??」

 『チクりん』は真っ赤な顔を汗まみれにして、熱中症一歩手前みたいな『意識が無くなる寸前』みたいな、『ぽけ~っ』と『心ここに在らず』みたいな表情をしてました(・キングオブコメディ)。

 「…ともゆき先輩、あざぁ………た。」

 『チクりん』は、声がかすれまくった『渡部篤〇』口調になっていて、聞き取りづらい挨拶を何かしました。

 「…えっ?」

 「あささすう、はすすすっふ…」

 聞き返す僕に、さらに聞き取れない言葉を発しながら、『チクりん』はフラフラ、ヨロヨロしてました。この世の物とは思えない『体験』をしたからか、中坊が『35歳サラリーマン・妻とふたり子持ち』くらい老け込んでました。

 「はっ?(何、言ってんだ、コイツ…)」

 何にも理解出来ないでいる僕の前から、ヨタヨタしながら『チクりん』が行ってしまうと、『あいこ』が表に出てきました。なぜか『あいこ』もふらついていました。

 『どうしたんだろう?』と思って、『あいこ』の顔を注視していたら、『まさかっ?』の物が目に入り、僕は我が目を疑いました。

 「………っ、あああっ!?」

 僕はてっきり『チクりん』は『恐怖体験』をしたのだと思っていましたが、『あいこ』のモミアゲに、白い粘液が付着しているのが見えてしまいました。

 「なっ、何だよ? デケぇ声出して…」

 「まっ、まさか…? まさかアイツに、変(態)なコト、したんじゃないでしょうね!?」

 「へっ? あっ! ヤベーッ!! まだ、どっかにくっついてたぁ~っ?」

 その言葉に、エロ過ぎる毎日に変わってしまった僕の思考が、毒に冒された感でしてしまった『エロい妄想』だと思ってた事が、事実だったと分かってしまいました。

 『あ、アイツと、ヤッちゃったんですかぁ!?』

 急に僕の視界の中に、ついさっきまで全然気にしてもいなかった『コンビニの来客』が、ワラワラと押し寄せて来た感じがしました。

 「やっ、ヤバっ!! ヤバいじゃないですかっ!?」

 僕は『仮にも』彼女が、『顔面に精液をくっつけている』異常事態を隠蔽しようと、『あいこ』を隠すようにビッタリ寄り添いました。

 「やっ、何よ~っ!? 暑苦しい~!」

 「何やったんですかっ!?」

 「………、別に…」

 「うわっ!! クッセーーーッ!! しかも、ガッツリくっつるぅ! あっ、ココもっ!? ええっ? 何で、こんなトコにもォ!?」

 「えっ!? ヤダーっ! どこ? どこぉ~?」

 まさかと思いましたが、ホントに『あいこ』の顔のアチコチに、『チクりん』のすっげー青臭い粘液が散らばってました。

 「マジでっ? 何っ? ナニやっちゃったんですかぁ~~~!?」

 「『損害賠償』の『示談交渉』。」

 「ええーーーっ!? 思いっ切り、『サセコ』じゃないですかぁーーーっ!?」

 「バカっ!! ふざけんなよっ!! ヤラしてねーよ!!」

 「ガッツリ精液くっついてますけどーーーっ!?」

 「安心しろっ! リップサービスまでだっ!」

 「そんなの…、中坊にとっちゃ、おんなじですよっ!!」

 僕は何にも後の事が想像出来なくて、ただただ混乱してました。この前、『チクりん』に『兄さん』と呼ばれた事を思い出して、また鳥肌が立ちました。


821
2013/03/21 18:55:43 (Q0fymtKr)
『G』

 朝練からの帰り、バスを降りると、時々僕とすれ違いでバスに乗り込んで行く女の人から、ニッコリ微笑まれて会釈をされました。

 何の事もない軽い挨拶だったのに、この日いっぱいいっぱいだった僕は、何だか物凄く『ドキッ!』としてしまって、『うおぉっ!』と驚いて引いてしまいました。



 『あっ、しまった!!』



 夕べの今日で、父に『ちゃんとしろっ!』と言われていたのに、また僕は『相変わらず』やってしまいました。反省した時にはもう遅く、バスは動き出していました。

 窓際にチラッと見えた女の人に、慌てて頭を下げました。前髪の『パッチン留め』が、にらんでいるかのようにキラキラしてました。

 『ああ…、分かんなかっただろうな…。やっちゃったな…。』

 走り去るバスを見ながら、いつも全く余裕が無くて、その上スキだらけの自分を猛烈に反省しました。

 いつもいつも『ぼーっとしてる』と言われながら、今ひとつ自覚が無かった僕は、こんな事から自己嫌悪に陥りました。

 姉とヤッてしまっている『異常な日常』の中で呼吸をしているの僕は、気がつくと『異常な空気』に慣れてしまったのか、何の背徳感も緊張感も危機感も、全く持っていませんでした。



 『ああ…、バカだな僕って…。ホントに、何もかもバレるの、時間の問題だよ…』



 自分にガッカリしながらコンビニへ向かって歩いて行くと、向こうからチャラ男が3人やって来るのが見えました。『誰かさん』のお陰で『裏・有名人』にされたかもしれなかった僕は、慌てて物陰に隠れました。

 『うっわあ~~~っ!? ダメだっ! 何だよ、今日は…』

 次から次へと面倒臭いコトが続くので、僕は『ガッカリの階段』を踏み外して、一気に『ネガティブのどん底』へ転げ落ちて行きました。すると落っこちた先のどん底で、なぜか『あいこ』の声が聞こえてきました。

 『動くなよっ!!』

 すると不思議なモノで、パニクっていた頭がスッキリして、ちょっと落ち着く事が出来ました。不用意に動かないように心掛け、そっと3人の様子を伺いました。

 チャラ男のひとりが、顔面を手で覆い隠して、フラフラと歩いて来ました。もうひとりは片足を引きずりながら、力が入らないらしい膝をカクンカクンさせて、それでも必死で逃げるように、足速に全身をガクガクさせて歩いて行きました。

 残るひとりは何の苦もなく歩いて来たんですが、足音も立てずに『スーッ』と水平移動して行きました。どこを見ているのか解らない死んだ魚の目をした、まるで幽霊のようでした。

 僕は気付かれる事も無く3人をやり過ごしましたが、何となく嫌な予感がしてきたので、家に帰りたくなくなりました。ところが帰宅方向のコンビニの前に、遠目から見ても震い付きたくなるような、エロい女の後ろ姿がありました。

 バックリ開けた背中から小麦色の肌をドバっと見せて、お尻にピッタリ張り付いたホットパンツを食い込ませていました。隠すはずの布切れが、全身の色んなお肉を見せびらかそうと強調してました。

 心臓がドコドコ鳴り始め、血流が注ぎ込んだチンポが、僕をギュンギュン引っ張るように固くなって行きました。ハッキリ言ってお尻の食い込みばかりに目を奪われて、その『エロいルアー』に真っ直ぐ『トタタタッ!』と吸い寄せられて行きました。

 ウッカリだいぶ近づいてから、背中に見覚えのあるビキニの日焼け跡があるのが目に留まり、『あ…』と思いました。その瞬間に、いきなり『ガバッ!』と『アンコウ』が振り向いて、僕に噛み付いてきました。



 「おっせえじゃねぇかよっ!?」



 驚く間もなく、硬いサンダルの爪先で向こう脛を一発蹴られました。珍しく茶髪をまとめあげてアップに括っていたので、ついウッカリ気が付きませんでした。

 『しまった…。コイツだったのか…』

 でも『あいこ』と解ってからも、ホルターネックのノーブラらしい胸のラインや、ノーパンかと気になって仕方のない、縦スジくっきりの食い込み下半身を見ただけで、僕は、膨らんだ前を隠すために押し付けたスポーツバッグを、股間の富士山でグイグイ凹ませていました。

 「何をタラタラやってんだよっ!?」

 『あいこ』はバス停からの距離が何メートルだとか、僕の歩幅が何メートルだから何歩で歩いて来るとか、だから何分でここまで来るとか、小難しい計算式を並び立てました。

 「いっ、今、ヤバ気なチャラ男たちと、すれ違ったんですよっ!」

 僕は今さっき自分に起こった『ピンチ』を説明しました。説明しないと『コイツ』の蹴りで、うずくまって動けない僕の向こう脛が、『ささがきゴボウ』みたいにされそうでした。

 「はあっ? ああ…、アイツらか…。ヤバくねぇ~よ、ぜ~んぜんっ!」

 僕が『あいこ』の言葉の意味を飲み込めないでいると、ホットパンツの腰のところから『諭吉くんに似た肖像画』が入ったチケットが、『雑に』生えているのが見えました。

 『ああ…、「可哀相な人たち」だったのか…』

 僕は『それ』で、また下手をすると、僕までとばっちりを喰うかもしれない『因縁』を、また『コイツ』が平気でこさえたコトを理解しました。

 「殴ったんですか…?」

 「お前には関係ね~だろ。」

 「アリますよっ! 僕だって、とばっちり喰いますよっ!」

 「なっさけねぇーヤツだな、お前っ! 男なら、自分に降りかかる『火の粉』くらい、自分で振り払え。」



 僕は、『そんな体力と根性があるくらいなら、この場で、お前をブン殴ってるよっ!』と思いました。思った途端、脇汗がナイアガラのように流れ出し、チンポの先が冷たくなって、キンタマと一緒に縮こまっていくが解りました。



 「そ、そんなん無理ですよっ! 僕は『ゴ〇ゴ』じゃ、ありませんから…。」

 「はっ? 何言ってんだ、お前?」



 つい、さっきまで『ゴル〇』をパクられた後輩から散々聞かされた未練がましい恨み節と、なぜか付属される『ゴ〇ゴ』の魅力についての話に、すっかり僕は洗脳されていて、『〇ルゴ』で充満していた頭からポロっと『ゴル〇』が出てしまいました。



 「どうして、殴ったんですか?」

 「ああ~? 何の断りも無しに、いきなりアタシの背中、触ったからだよっ!」

 「………、ちょっとくらい、サービスして上げてもいいでしょ? 僕だって触りたくなりましたよ…。」

 「ざけんなっ、バカっ! 『サセ子』じゃねぇし。それに、黙って後ろから来やがったんだから、(殴られて)当然だよっ!」

 「『ネバー・スタンド・ビハインド・ミー』ですか?」

 「…何、さっきっから、ワケの分っかんねぇーコト、のたくってんだぁ~、お前?」

 正直、後輩からの頼み事なんて、持ち出しても聞いてくれる雰囲気じゃなかったんですが、何だか僕の身にどんどん面倒臭い事が溜まってく感じがして、ひとつでも取り掛かっていかないと、面倒臭い事で生き埋めにされそうだったので、『一か八か』本題に入りました。

 「…中坊から、『〇ルゴ』パクったでしょ? 昨日…。」

 「はあっ!?」

 「『ゴル〇13総集編』って、マンガ雑誌ですよ。」

 「………、借りたんだよ。」

 珍しいコトもあるもんで、一筋縄ではいかないはずの『被告人』が、『嫌疑』を『一部』素直に認めました。

 「『借りパク』でしょ~? 返して上げて下さいよぉ~!」

 「パクってねぇ~っ!! ちゃんと返しただろうがっ!!」

 「……………、『ちゃんと』って、もちろん『本人』に『直接』ですよね?」

 「いや、アイツが買ったコンビニのトイレに、置いといた。」



 『コイツ』は、コンビニのトイレが結構小まめに掃除されてる事を、ガン無視してるようでした。



 「そんなん、ダメじゃないですかぁ~っ!?」

 「あのコンビニに行けば、あるよ。きっと!」

 「あるワケないじゃないですかぁ~~~~~っ!!」

 「うっせぇなあっ! 探してみろよっ! あっかもしんねーだろ?」

 「………『無い』って、知っててパクったんでしょう?」

 「探してみろって!!」

 「『総集編』って、意外と早く『売り切れ』になるから、無くなってますよ。」

 「あれっ? 詳しいじゃん、『ともスケ』。お前も『ゴ〇ゴ』好きなの?」

 「『パクられた』本人から、事細かく教えられたんですよ!」

 「なんだ…。知り合いだったのか? アイツ…」

 「後輩ですよ。僕、先輩の面目丸つぶれですよ…。」

 僕は『物凄くちっちゃな』『どうでもいい事』で、確実に『中2の先輩としてのポジション』を失ってしまった事にガッカリしました。

 「……………、ああ、そっか。悪かったな。」

 「……………、えっ?」

 明日からの朝練が憂鬱になって物凄く落ち込んでいたら、僕の耳を疑う言葉が聞こえました。

 「何だよ?」

 「今、『悪かったな』って…、」

 「あ? ああ…、悪かった。お前の面目つぶしてよ…。」

 『コイツ』がこんな風に変わってから、『悪かった』なんて謝罪の言葉を聞かされたのは、初めてでした。どういう心境の変化があったのか解りませんが、『被告人』がまだ『人間』として『会話が出来る』心を持っていたと思ったら、何だか嬉しくなって胸の中が熱くなりました。

 「…いえ。僕のコトは、どうでもいいんで、後輩に謝って下さい。」

 僕は熱い気持ちで、『人間』として『当たり前』のコトをお願いしたつもりなんですが、途端に『ヤツ』は『神妙な面持ちの被告人』から『野蛮な猛獣』へと顔を戻してしまいました。



 「はあああーーーっ!? いやっ! そいつには謝らねぇ~っ!! 『ゴル〇』ファンとして、そんな情けねぇヤツは許せねぇ~っ!!」



 「言ってる意味が、分っかんないっスけどぉーーーっ!?」



 僕は全力で食い下がりましたが、いくら説得しても『コイツ』は首を縦に振らず、『事を丸く収める』コトを拒否しました。


822
2013/03/20 07:08:04 (KlsU1Yz3)
やっと春になりましたね(^o^)
気温も暖かくなり、過ごしやすくなりました。
私たち姉弟は春休みに入ってます。私はバイト、弟は部活で忙しいですが、エッチな関係は順調に続いてます。
私は本屋でアルバイトしています。学校があるときは夕方以降、春休みの今は朝の開店から働いています。毎日ではありませんが、やっぱり結構忙しいですね(>.<)
弟は弓道部に入ってます。私が高校まで弓道部だったこともあり、弟も弓道をしてみたかったみたいです。

ある日、弟が私がバイトしている本屋にやってきました。部活帰りみたいで制服姿でした。
「姉ちゃん、来ちゃった」
マンガコーナーで本の整理をしていたら、弟が声をかけてきました。
「マンガ買いに来たの?」
「うん。それもあるけど、姉ちゃんがちゃんと働いてるか見にきたんだ」
弟は嬉しそうに言いました。
「なに言ってんの、ばか」
私は弟のおでこを軽くデコピンして答えました。
「その格好、似合ってるよ」
弟は私の姿を見て言いました。本屋の制服で、上はポロシャツ、下は膝上までのタイトスカート、黒の靴下、そしてエプロンという姿でした。
「そう?ありがと(*^^*)」
「触りたくなるよ(笑)」
弟はそっと私のお尻に触れました。他にお客さんが結構いたので、一瞬触ったという感じでした。
「ばかっ・・・なにしてんのよ」
私は小声で言い、弟を軽く睨みました。
「こういうのも興奮しない?」
「しないわよ」
私は本の整理を続けました。すると先輩社員の人が来て、
「休憩入っていいわよ。続きは私がやるから」
と言いました。
私は本の整理を先輩に任せ、休憩室に行こうとしましたが、それを弟がとめました。
「姉ちゃん、こっち来て」
弟は私をトイレに連れていきました。
「なに?どうしたの?」
「いいからいいから」
トイレは店の一番奥にあり、弟はトイレの周辺とトイレ内に誰もいないのを確認すると、私を障害者用の広い個室トイレに連れ込みました(>.<)
「な、なによ?」
弟がどうしたいのかはもう理解してましたが、私は弟に聞きました。
「いつも家だからさ、ちょっと変化がほしくて」
弟は言いながら、素早く私を抱きしめました。
「や、やめなさい。こんなとこで・・・」
「姉ちゃん、すごい可愛いからさ。店員さんの中で一番だよ」
「ばか、やめなさいって・・・」
弟に可愛いと言われ、私はちょっと嬉しかったです(>_<)
弟は抵抗する私にキスをしてきました。
「う・・・むむ・・・」
弟は舌を私の口内に潜り込ませ、私の舌に絡ませました。手はしっかりと私のおっぱいを揉んでました(>.<)
「はあはあはあ、やっぱり興奮するでしょ?」
「・・・ばか」
弟の問いかけにはかわりに私からのキスで応えました。弟の口内に大量の唾液を流し込みました。弟はエプロンを剥ぎ取り、タイトスカートも脱がせ、ピンクの下着を露わにさせました。
「姉ちゃん、濡れてるんじゃないの?」
弟は下着越しに私のアソコを触ってきました。
「あ、あんたがエッチなことするからでしょ(>_<)」
「感じたんだよね?嬉しいな」
弟は私を自分に背を向けるように壁に手をついて立たせました。そして下着を脱がせました。露わになった私の生尻を愛おしそうに撫で回した後、激しくむしゃぶりついてきました。
「んっ・・・ばか・・・んんっ」
お尻を舌で舐められながら、濡れたアソコを指で責められて私は必死に声を我慢しました。お尻のあとは直接舌でアソコを責められ、溢れる愛液をたくさん吸われました。
「はあはあはあ・・・」
私の興奮はすでにピークでした。弟がズボンのチャックを開け、おちんちんを出すと私は何の迷いもなくフェラしました。
「ああ・・・姉ちゃん、最高だよ」
弟はすぐに私の口内にドロドロの熱い精液を放ちました。私はちょっと喉につかえながらもすべて飲み込みました。
「はあはあはあ、すっきりしたよ、姉ちゃん」
弟は満足そうに言いましたが、私はイってないし挿入されてないしで興奮したままでした。
「入れないの?」
私は弟に言いました。たぶんかなりエッチな顔してたと思います。
「入れてほしいの?本屋のトイレだよ、ここ」
弟はちょっと嬉しそうに私に言いました。
「あんたはイってすっきりしたけど、私は興奮したままだもん・・・」
「でもあんまり長くトイレにいたらヤバいよね」
弟の言葉に私はハッとしました。本屋のトイレだとやっと理性が働きました。
「興奮したまま働いてね」
弟はイタズラっ子のように私に言いました。
「パンツ、濡れてるから持って帰るよ」
「ノーパンで仕事するの?」
「ドキドキするでしょ?」
普段の私なら絶対にしないですが、弟に責められて興奮していた私は、弟の言う通りにその後の仕事をノーパンでしてしまいました(>.<)
仕事の合間に何度かトイレで愛液を拭き取りました。

家に帰ったあと、深夜に私は溜まった興奮を吐き出すかのように激しく弟を求め、セックスしました(>.<)(>.<)(>.<)
823
2013/03/10 03:42:49 (e35wyS1i)
俺とユウが関係を持つようになったきっかけが近親相姦のAVでしたから、当然ユウは俺が近親相姦好きなのを知っています。
だから関係を持ってすぐ、俺が以前からユウをエッチの対象として見ていたのか聞かれた事があります。
俺は素直に、
「全っっ然!」
と言ってやったら思いっきりつねられましたけど。

ユウも近親相姦に興味はあったみたいで、最初の頃はユウと二人で兄妹相姦AVを見ることがありました。
でも以前のようには面白く見られなくなっていましたね。
現実に妹と関係を持ったら、なんか白々しく思えてしまって。兄妹が肉体関係を結ぶまでの展開に説得力が感じられなくなったというか。女優男優の演技力にもよると思いますが。
で、ここのところはソープ物をよく見ています。
ユウがソープテクに興味を持っちゃって見たがるんですよ。
見たあとはすぐ実践してくれるんで、俺としては嬉しいんですけど。
ユウって勉強熱心で、俺を喜ばせようと思ってくれてるのがすごい分かるんです。
今まで付き合った女はフェラだってあまりやりたがらないのばっかだったんですが、ユウは全然違います。
初めてちんぽを咥える時には、さすがに多少の躊躇はあったみたいだけど、
「気持ちいいよ」
って頭撫でてやったら嬉しそうに目を細めて。
それからはユウの方から「舐める?」って感じで、平気でフェラしてくれます。
精液もすぐ飲めるようになったし。
それに去年の末、初めてユウとホテルに行ったんですが、家の風呂ではできなかったマット洗いやらなんやら、それまでの勉強の成果を遺憾なく発揮してくれました。
俺はソープは行ったことがないんでユウの技がどれほどのレベルなのかは分かりませんが、すごく気持ち良かったです。あんな事してもらったの初めてだったし。
とにかく一生懸命なユウが嬉しいんですよね。
だから俺も燃えちゃって、もう犯りまくりました。
ユウもすごい感じ方で、大声でよがりっぱなし。
家でも結構声を出すと思っていたんですが、それが実はかなり抑えてたんだって初めて知りました。
それ以来、ホテルにはちょくちょく行っています。
ユウも「遠慮なくエッチできる」ってお気に入りで。
俺とユウの部屋は、俺が中学に上がった時に増築した部屋で、勉強に集中できるようにって防音はしっかりしてるんですが、実際にどの程度の声まで外に漏れないかなんて確かめた事はありませんから、多少の遠慮はあったんですよね。
ユウが大きな声を出すと、それ以上は責められないと言うか。
でもホテルではそんな遠慮は必要ありませんから、心置きなくユウを責め立ててやれます。
ユウも遠慮なく大きな声で感じまくるし。
ちなみにユウが初めて潮を吹いたのもホテルでした。
 

普段ユウとやるのは、親が帰ってくるまでの夜の時間です。
ユウは部活があるので、帰宅するのは夜の7時頃。
俺は夕方にバイトを入れてるので、7時半頃に帰宅します。
帰ったらユウが作ってくれた夕飯を食います。
ウチのやってる商売ってのは食い物屋なんですが、俺は料理はさっぱり。
でもユウは俺と違って料理はお手の物。特に中華が得意で、実際のところ親が作んのより美味いんじゃないかってくらい。
で、飯を食ったら風呂。
体を洗ってると、片付けが終わったユウが入ってきます。ユウは帰ってすぐに一度シャワーを浴びていますが。
ユウが入ってきたら二人仲良く湯船に浸かって、でもここではエッチなことはあまりしません。
ユウを抱っこして、おしゃべりと軽いボディタッチくらい。
それから一旦湯船を出て、ユウに髪を洗ってもらいます。
ユウは握力があるからなのか、力加減が絶妙なんですよね。一度洗ってもらったら病みつきになっちゃいました。
で、またお湯に浸かって。
その後は部屋に行って、エッチタイム。
大抵は俺の部屋ですが、たまにユウの部屋でやることもあります。
ユウは「シーツが汚れる、皺になる」ってあまり自分の部屋ではやりたがりませんけど。
親が帰ってくるのは10時過ぎなんで、普通は一回やったらおしまいですね。シャワーも浴びなきゃならないし。
でもたまに一回じゃ足らなくて二回戦に突入しちゃうこともあります。
それから時々なんですが、親が寝た後の夜中にやっちゃうことがあります。
俺から行くこともあるんですが、実はユウから来ることがほとんど。
それも最近は増え気味なくらい。

先日も生理でやれなかった欲求不満が溜まってたんでしょうが、夜中に忍んできました。
もう部屋に入ってきた時から息を熱くして、顔を上気させて。
「どうした?」なんて聞くまでもなく、ひと目で発情中って分かるくらい。
俺はフェラで抜いてもらってたからそれほど欲求不満は溜まってなかったんですが(ユウを抱きたいって意味での欲求不満はありましたけど)、ユウは完全に禁欲生活でしたからね。
フェラの最中にユウの胸に手を伸ばした時なんか、軽く触れただけでビンビンに感じるくらい敏感になってて、すぐ乳首をおっ勃てて。
その欲求不満をぶつける様に抱き着いてきました。
もう言葉なんか必要ないって感じで。
まんこは初めっからヌルヌルだし。
親が寝ているから口を噤んで、声を出さないようにして無言のエッチ。
正上位で挿入したら、ユウが手足を絡めるように抱き着いてきて。俺もユウをガッシリ抱き締めて。
耳元で聞こえるユウの「フッ!フッ!」って荒い息に、なんかいつもの喘ぎ声より興奮しちゃって。
で、膣内射精しちゃいました。
ユウが俺の腰に脚を回してたんで、抜くのが間に合わなかったってのもあるんですが。
俺自身ユウの中が気持ち良くて、本気で抜こうとしなかったし。
まぁユウは中に出されて、欲求不満解消の点では満足してたようですが。


最初にも書きましたが、ユウは俺の近親相姦好きを知っています。
ここや他の近親相姦系のサイトがお気に入りにされている事も知っているし、ユウと二人でここの書き込みを読んだ事もあります。
で、実はこの間の俺の書き込みもユウに見せちゃいました。
顔を真っ赤にして絶句してましたね。
その後で殴られましたけど。
見せた時にはレスも結構付いてたんで、ユウも何か書いてやれよって言ったんですが、
「絶っっっ対にイヤ!!!」
って感じで拒否られちゃいました。
でも俺の書いた内容には興味を示してましたね。
ユウの淫乱度が上がってきてるってトコには、「そんなに私、いやらしくなった?」って感じで気にしてたし。
アヘ顔に関しては、「そんな顔、絶対にしてないからっ!」って全面否定してたけど。
それから、ユウを汚してやることに喜びを感じていることを書いた所では、「お兄ちゃん、そんなこと思ってたんだ~」って俺をジト目で見詰めてきて。でもその目が欲情している目で。
なんか、俺に汚されているって事を喜んでいるって言うか。
自分が『実の兄に処女を奪われ膣内射精までされた女』ってフレーズも気に入ったみたいで、何度も反芻してましたね。
ユウのまんこが俺にとって名器だって書いた所ではすごい嬉しそうだったし。
ただ、俺の女経験がユウ以外に4人しかいないって所は、ちょっと失敗しちゃったと言うか。
ユウには見栄を張っちゃって、もう少し多く経験があるみたいに言っちゃってたんで、ユウにニヤニヤ顔で突っ込まれたりして。
最後は、
「私のこと汚してきた罪悪感あるなら、ちゃんと責任取ってよね」
なんて言ってきて。
「お兄ちゃんのせいで淫乱になっちゃったんだから、最後まで面倒見る義務があるでしょっ」
とか言い出すし。
要するに「満足するまでエッチして」って言ってるだけなんですよね。
でも、「私はお兄ちゃんだけの物なんだから、い~っぱい独り占めしてね」なんて耳元で囁かれると満更でもないって言うか、嬉しいって言うか。
もうユウの言うことなら何でも聞いてやるよ~、って気持ちになってしまったり。
もうこれは惚れた弱みってヤツですか。
これを読まれたら、またユウに何か言われるんでしょうけど。

824
2013/03/09 09:59:09 (2WOyPBMA)
皆さん、ご無沙汰してます(>.<)
ちょこちょこ投稿したいと思いますが、深夜私の部屋でエッチなことをする・・・というのが私達姉弟の日課となってて、何だか投稿する内容に変化がないなぁと最近思ってました(>.<)
でも、弟とは順調ですよ(*^^*)
最近では私が弟にイカされることもよくあります。まだ見た目は大人しい中学生なのに技術は進歩してます(笑)

自宅ではやっぱり声や物音に注意してエッチしてます(>.<)
両親にバレたら大変なのでその辺は弟も協力的ですね(^o^)
そのかわり、両親がいないときは激しいです(>.<)
日曜日に両親がいない昼間にエッチしたんですが、普段声や物音をたてないようにしているせいか、かなり喘ぎ声をあげてしまいました。
「もっとエッチな声出してよ!」
リビングのソファーで全裸で騎乗位セックスしてたら、弟がおっぱいを揉みながら言いました。
カーテンをすべて閉めてちょっと薄暗いリビングで、私は弟に跨がり腰を動かしながら姉の威厳を捨てて、かなり乱れてしまいました(>.<)
「ああん、いい、いいわ、はあああぁぁん!」
挿入前には全身を舐められ、身体中が弟の唾液でベトベトになってました(>.<)
男の人ってみんな舐めるの好きなのかな?
リビングでのエッチの後は、やっぱりお風呂ですね(^o^)
シャワーを浴びて、ボディーソープの泡にまみれた身体で抱き合い、バックから挿入されました。
・・・前にもあった展開ですよね?(>.<)(>.<)
文章にすると同じような内容になっちゃいますが、実際のセックスは毎回かなり燃えます(*^^*)
自宅で弟に抱かれ、イカされ、激しくおちんちんで突かれ、精液を顔や身体にかけられる・・・。姉として、弟の性欲をコントロールしていこうかと思ってましたが、最近は私も弟との禁断の行為に溺れてしまいます(>.<)

今回は簡単な近況報告になってしまいましたね。すいません・・・(>.<)(>.<)
次は今まで通り弟とのエッチを詳しく書きたいです。

追伸・・・
弟にはすごく仲のいい友達がいてよく家にも遊びに来てますが、私とのことを話てるかも・・・?
話すまではなくても、私の下着を渡している可能性があります。この前も下着を返してと言ったら、汚れすぎたから捨てちゃったと言ってました(>.<)(>.<)
825
2013/02/28 21:11:04 (g7kzFQ8F)
苦悩

 父と母と姉の3人で、これからの事について遅くまで話し合っていました。僕はと言えば非常事態の中にあっても、明日の朝練を休むワケにはいかないので、居間から弾き出されるように部屋に引っ込みました。

 ベッドに横になると今日一日の事を色々と思い出して、相も変わらず不安に襲われました。僕の心配事なんて、もう、ちっちゃなコトだと解ってはいましたが、なかなか受け入れられませんでした。

 中2の脳みそが作る、お粗末なサブルーチンで結論の出ないバカな作業を繰り返していたら、余計な熱ばかりが溜まってきて、頭痛がしてきました。



 僕の頭の重苦しさとは反対に、深刻な空気に包まれているはずの居間の方から、バカに明るくて軽やかな笑い声が響いてきました。



 その笑い声に『不真面目さ』を感じた僕は、また自分の事は棚に上げてムッとしてしまいました。熱っぽい頭が体温を引き上げると、母に往復ビンタされた頬っぺたが、思い出したようにズキズキと痛み出しました。

 姉の『妊娠』についてはひとまず落ち着きました。多分、赤ちゃんが生まれたら、またちょっと揉めるかもしれないけれど、それでも問題は『良い方』に傾いているようでした。

 そんなコトより問題なのは『僕自身の疑惑』でした。いつ再燃するか分からない『沈黙の爆弾』になってしまいました。この後、何の拍子で再燃して、また母に詰め寄られるか分かったもんじゃないので、想像すると怖くてたまりませんでした。

 それならいっそ、シラを切り通せるように、綺麗さっぱり姉とヤラないようにすれば良いだけのコトでしたが、だらし無い中2のチンポには、それが一番難しそうで自信が持てませんでした。

 それよりも何よりも、そんな優柔不断なコトを続けていたら、母よりも何よりも先に『あいこ』にタコ殴りにされそうでした。愛想を尽かされたら『「ショウたん」の惨劇』以上の目に遭わされそうで、物凄く恐怖でした。

 そんな恐ろしい妄想に悩まされながら、タオルケットに包まって『ドタン、バタン』と、ちょっと暴れるように悶えていたら、タオルケットが『ズルズルッ!』と太ももにこすれました。

 その感触に『おや?』っと思える記憶が蘇り、チンポがピクンと反応しました。ちょっと遡って思い返していたら、ふたりと3Pをヤッた時の感触が『似てるな』と感じました。

 あの時の、誰の足だか分からないくらい興奮して、絡み合わせて密着させて、こすれ合っていた感触を思い出したら、タオルケットの感触の分析なんかどうでも良くなって、チンポがギュンギュン伸び始めてしまいました。

 ボクサーパンツの中で窮屈に亀頭をこすりつけていたら、『あいこ』のマンコが押し返したり、スッポリ飲み込んでくれたりした記憶が、首筋から肛門まで一気に脊髄を駆け降りて、『ゾクゾクーッ!』と快感を呼び覚ましました。

 僕はチンポが完全に勃起してしまうと、取りあえずチンポをなだめるコトばっかり考えてしまって、つい、もどかしい感触ばかり伝わるパンツを脱ぎ捨てて、下半身丸出しになってしまいました。

 結局僕は、『不安』より『痛み』より、オナニーが優先してしまって、たまらずチンポを扱き出しました。生々しく刺激的な盛り沢山の『オカズ』のおかげで右手が止まらず、続けて3発出来ました。それで疲れてすぐに眠ってしまいました。



 朝練に行くと昨日の今日で、もう『ヤツ』に対する苦情がもたらされました。みんなに僕と『ヤツ』とのコトを『チクった』、あの後輩からでした。



 「先輩…、僕、『あいこ』さんに、マンガ盗られました…。」



 どうでもいいような僕のちっちゃな悩み事が、また、ひとつ増やされました。

 (…「ス〇夫」かっ!?)

 はじめ耳を疑いました。いくら何でも、あの『女・ジャイ〇ン』が、そんなみみっちいコトをするとは思えなかったので、『ホントかよ?』と思いました。

 「グスっ…、ともゆき先輩。僕、『ゴル〇13』の総集編だけ集めてるんですぅ~。」

 (何だよ、『総集編』って? どーでもイイけど、泣くなよ…)

 「あれ盗られると、コレクションに穴が空いちゃうんですぅ~。」

 僕は『コレクション』と聞いて思い出す事がありました。僕も『「崎陽軒のシウマイ」の醤油入れ』をコツコツ集めていた時期がありました。

 それなのに、勝手に僕の部屋を掃除しに入った母が『一言の断りも無しに』に、まとめてポイッと不燃物ゴミに捨ててしまいました。あの時、僕は号泣につぐ号泣をさせらました。

 女と言う生き物は、『男のささやかな楽しみ』なんか全然理解しようとしないクセに、無意識に邪魔をして、無意味に妨害をしてくる生き物なので、『ホントに頭に来るな』と同情してしまいました。

 「お前…、『ゴ〇ゴ』好きなんだ?」

 「グス…。『あいこ』さんも好きみたいですよ?」

 「ええっ!? うっそ?」

 「ホントですよ。『おっ! 総集編じゃん!』って分かってましたよ? ファンじゃないんですか? なのに…、知ってて盗って行ったんですよぉ…。グスっ。」

 その情報は僕が全然知らなかった『ネタ』でした。『ヤツ』は格闘技関係は何でも好きなので、『ゴル〇』も『その関連なのかな?』と思いました。

 でも、そうなるとコイツから『パクった』のは、いつもの気まぐれからじゃなくて、『ゴ〇ゴ』ファンとして、その価値を知っていながら『ヤリやがった!?』コトになります。そう思ったら、僕も『彼氏』として黙って見過ごせませんでした。

 「…そうなんだ。許せないな…!!」

 「…せっ、先輩っ!」

 他人の物を『パクって』まで『集めたいのかっ!?』と思ったら、コレクターとしてコレクターの風上にも置けない『ヤツ』だと(僕の勝手な決め付けで)思って、完全に頭に来ました。



 「…で、それ、いくら?」



 「……………、えっ?」



 「だから、その雑誌って、いくらなの?」

 「………、ともゆき先輩?」

 「んっ?」

 「先輩、まさか…、『あいこ』さんに何も言ってくれないんですか? 『彼氏』なのに、『彼女』に何も言えないんですか?」



 (うっ!………)



 「もしかして、…何も言えないから、『お金で解決しよう』って、思ってませんか?」

 この時、僕は、コイツに指摘されるまで、何の迷いもなくネガティブな思考をしているコトに、全く気付きませんでした。

 『ヤツ』に告ってからと言うもの、すっかり『男の牙』を抜かれてしまっていたコトを、僕は心の中で無視していたようでした。ガッカリなヤツです。



 「(ドキッ!)ばっ、バカ野郎~~~ぉ…、先輩に向かって、なんだあっ! その口のきき方はぁっ!」



 後輩に全部見透かされてたのに、形ばかりの虚勢(『去勢』かも…)を張って、ボロボロの面目を保とうとしました。それでも僕は必死でした。

 「すっ、すあーせん! じゃっ、じゃあ大丈夫っスね?」

 「おっ? …おお。うんっ、言って『は』おく…。」

 「あざっす! さすが、ともゆき先輩っス!」

 (でも、やっぱ、別のを買って、返すしかないな…)

 「良かった…。アレ、もう売り切れで、どこにも無いんです。」



 「えええええーーーっ!?」



 「ええ…、だから『あいこ』さん、ニコニコしてたんですよ。『読みたかった~』って言ってましたもん…。」

 「しゅ、しゅ、出版社に問い合わせたら、在庫くらいあるよなっ!?」

 「いえっ! それがあるくらいなら…、先輩に頼まないっス!!」

 「………あっそ。」



 僕は『背水の陣』と言うヤツに立たされました。全くの無防備で、濁流渦巻く河が『ゴウンゴウン』流れる断崖絶壁に、こんな『ちっちゃいコト』で追い込まれてしまいました。

 この日、朝練で何をやったのか、僕はさっぱり覚えてません。でも後輩たちからは、



 『ともゆき先輩、今日はキレてましたね?』



と、口々に言われました。どっちの意味か理解出来ない頭で、僕は『ヤツ』に対して、『彼氏』としての『立場』をどうやって貫こうか、それと『先輩』としての『威厳』をどうやって保とうか、そればっかり考えていました。


826
2013/02/28 15:46:41 (IajvJDw6)
リクエストにお答えして昨年妊娠を告げられた時のお話しをします。

あれは昨年の6月の初め頃でした。
いつものように週末の昼間仕事中に姉にメールしました。

僕‥玲子今夜行っていいかな?

姉‥もちろん、待ってるね。夜ご飯は何が食べたい?

僕‥玲子が食べたい。

姉‥また始まった(笑)

いつものメールのやりとりをして夜の8時位に姉の家に着きました。

僕‥ただいまぁ

姉‥あなたお帰りなさい。着替えはソファの上に置いてあるよー

姉はキッチンで食事の支度をしていた。
僕が着替えていると姉が近寄って来て、まるで妻のように僕が脱いだスーツやYシャツなどをハンガーにかけてくれた。
片付けが終わるとまた僕のところにきて、背の低い姉が背伸びをしながら僕にキスをしてきた。

姉‥あなた‥今夜は泊まれるの?

僕‥そのつもりだよ。

姉‥嬉しい。

僕‥僕が欲しかった?

姉‥う・ん

僕‥弟に抱かれたいの?

姉‥孝のイジワル

楽しく食事をして姉が片付けをしてる最中僕はお風呂に入り、湯上がりにビールを飲もうとキッチンに行くと姉が皿洗いをしていた。
姉のうなじや大きなお尻を見ていたら興奮して、姉の後ろから体を密着して硬くなったおちんちんを姉のお尻に押し付けながら首筋にキスをした。
姉がピクンとなり

姉‥孝の硬い

僕‥玲子、愛してる。

姉‥あたしも愛してるよ。

キスは首筋から唇に‥
僕の右手は姉の胸を揉み左手はスカートの中から生足を弄り、下着の脇から直接クリトリスを刺激した。

姉‥あっ孝‥まだ‥ダメよ

僕‥玲子ビショビショに濡れてるよ

姉‥イヤ、イジワル

僕‥欲しいのか?

姉‥う・ん

僕‥何が欲しいか言ってごらん

姉‥あなたの・硬い・おちんちん

僕‥弟の硬いおちんちんが欲しくて濡らしてるのか?

姉‥そんな事言わないで・興奮しちゃうよ

僕‥今日は精液どこに欲しい?

姉‥中に・欲しい

僕‥溜まってる精液たっぷり玲子の中に出してやるよ。

姉は僕の前にひざまずいて喉の奥までしゃぶりオエツをはきながら夢中でフェラをしてきた。
やっぱり姉のフェラは最高です。

姉‥すごーく硬いよ

僕‥そりゃ一週間ぶりだしオナニーしてないから溜まってるんだよ

姉‥好美ちゃんとはシテないの?

僕‥シテないよ。

姉‥そうなんだ、何か嬉しいな

僕‥玲子のフェラ気持ちいいよ・入れたい。

姉‥うんキテ
僕は我慢出来ずに姉を後ろから下着を乱暴に脱がし、シンクに手をつかせ後ろからひとつにつながった。
一週間ぶりのせいか数分で姉も僕も絶頂に近づいてきた。

僕‥玲子イキそうだよ

姉‥ハァハァあたしも・一緒にイこうね・あぁあなたの硬い・奥まで・壊れちゃうよ

僕‥弟にイカされるのは興奮するのか?

姉‥う・ん・そうなの・あなた・イク・イクイク

僕‥俺も出すよ・玲子の中に俺の精液を流し込んでやる・出ちゃいそう・玲子いつもの興奮するセリフ言って

玲子‥あなた・孝・お姉ちゃんの子宮を弟の精液であふれさせてぇ

僕‥あぁ玲子‥出る

玲子‥来てあなた

いつものようにお掃除フェラをしてもらい落ち着いところでソファで玲子の肩を抱きながらビールを飲んでいたら姉が俺の肩に頭をもたれかけ手はムスコを優しくなでてきた。
上目づかいに俺を見つめると、今度は俺のお腹に腕を回し抱きつきながら俺の胸に頭を押し付けてきた。
時々姉は年齢の割にこのような可愛らしい仕草をするのでその度にキュンとさせられる。
俺は頭を撫でてやり、どした?と聞くと‥

姉‥あのね・孝の赤ちゃんが・・・

僕‥えっ?妊娠・したの?

姉‥う・ん

僕‥間違いないの?

姉‥昨日病院に言ったら3ヶ月だって

僕‥どうするつもり?

姉‥孝が許してくれるならお姉ちゃん産みたいの

僕‥俺だって玲子に俺の子供産ませたいよ。

姉‥いいの?

僕‥あたりまえだろ愛してる女に自分の子供産ませたいと思うのは普通のことだよ。まぁ俺たちは姉弟だけどな
でも高齢出産だし近親相姦の妊娠は障害が・・っていうよね。

姉‥大丈夫最近は検査で正常な子かわかるらしいし・高齢出産の方も検査で子宮がしっかりしてるから問題ないだろうって

僕‥そっかぁ俺の子かぁ

姉‥嬉しい?

僕‥そりゃ嬉しいよ。中学生の頃から玲子とエッチしたいと思ってたし、温泉旅行で初めて関係してからは妊娠させたいって思ってたもん。
玲子は?

姉‥孝の赤ちゃんがお腹にいるんだよこれ以上の幸せはないよ。お医者様に妊娠してますねって言われた時、すごい幸せだったよ。
孝が許してくれるなら絶対産みたい。孝が反対しても産みたいってその時思ってたの。

僕‥玲子・・

姉‥あなた・・

僕‥丈夫な子産んでくれよな。

姉‥ハイ、あなた・・

その後のエッチは今まで以上に興奮したのを覚えています。

そして今、1ヵ月になる私達の娘も日に日に大きくなってきました。
娘の顔を見ると‥あぁこの子は僕と姉の子供なんだなぁとつくづく感じられて、なんとも言えない充実感です。
娘を眺めていると姉は僕の隣に来て‥
姉‥あなたこの子が大きくなってもイタズラしないでよ。
僕‥自分の娘だぞ、しないよ~
姉‥怪しいな~
と言いながら肩にもたれかかってキスをせがむ。

僕‥玲子、愛してるよ。

姉‥あたしも愛してる。一生離さないでね。

僕‥あぁ死ぬまで玲子は俺だけの女だ。

姉‥今すごく幸せ。怖いくらい幸せよ・あなた。

続く
827
削除依頼
2013/02/26 20:03:55 (MMacMPVT)
初体験に2年前の5月15日に
姉との温泉旅行と云うタイトルで報告しましたタカです。

あれから約2年姉との関係は続いています。
姉の旦那は他界して子供も大学生になり寮生活をしているので姉は一人住まいなのでいつでも姉が欲しくなれば抱ける環境ですから週に2~3回は関係を持っていました。
当然中出しをしてますが危険日だけは口に出していました。
近親相姦は始めてしまうと興奮して止めることは出来ないですね。
体の相性も抜群です。

ただ‥昨年姉が妊娠してしまいお互いギリギリまで悩んだ結果産むことになり先月無事女の子が産まれましたので報告したくて久しぶりに投稿しました。
近親相姦の子と高齢出産というダブルの心配がありましたが正常な子で安心しました。

最初に関係を持ってから私は姉を玲子と呼び捨てにしていましたが姉も私を孝と呼んでいました。
しかし妊娠がわかってから姉は私をあなた‥と呼ぶようになりました。
まぁ私がそう呼ぶように頼んだのですが‥これは益々興奮しますよ。

そんな訳で私は二重生活を楽しんでいます。
828
2013/02/23 16:04:11 (6JPbMQMh)
皆さん、お久しぶりです(>.<)
私たち姉弟のことは忘れちゃったかな?(>.<)(>.<)

近親相姦の関係になっても、弟は私のパンツを欲しがります(>.<)
この前の夜もそうでした。
私の部屋でいつもの通り、エッチなことをしていました。
「姉ちゃん、気持ちいいよ・・・」
私は裸になった弟の乳首を舐めながら、おちんちんを手で扱いてあげてました。
乳首をコロコロと舌で転がしたり、軽く噛んだりしながら、優しく扱いてました。
「あ、ああ、あうう・・・」
弟は可愛い喘ぎ声を出してました。
「もっと感じて・・・」
私は囁き、弟にキスをしました。互いの舌を絡ませ、吸い合い、唾液を交換しました。私のおかげで弟は完全にディープキスに慣れちゃいました(笑)
「はあはあはあ、姉ちゃん」
「イキそうなの?」
「姉ちゃんのパンツで扱いてよ~」
弟は私に言いました。
「パンツで?(>.<) 変態ねぇ~」
私は言いながらも、ミニスカートに手を入れてパンツを脱ぎました。
脱いだばかりでまだ温もりが残っているパンツを弟の勃起したおちんちんに巻きました。
「ああ、気持ちいい・・・」
「なんか、エッチ・・・(*^^*)」
弟のおちんちんを自分のパンツで扱いてる姉・・・すごい光景ですよね(>.<)(>.<)
「姉ちゃん・・・」
「いいから、私のパンツに出してぇ」
私は弟の耳元で囁きました。それに反応したのか、弟はすぐにビクビクッと身体をふるわせ、パンツの中に射精しました。
「はあはあはあ・・・すごいよ~」
弟は射精後の脱力感に浸ってました。パンツにべっとり付着した弟の精液・・・見ただけでゾクゾクしちゃった(*^^*)

「姉ちゃん、またパンツ欲しいな」
弟は服を着てから、私に言いました。
「また? パンツフェチなの?」
私は呆れながら言いました。
「違うよ、姉ちゃんフェチなんだよ」
弟は笑いながら答えました。私はタンスから適当にパンツを取り出して渡しました。
近親相姦の関係になってからも、弟は私のパンツを欲しがります(>.<)
最近は、パンツを弟がおかずに使い、それを洗濯して私が穿き、その後脱ぎたての未洗濯のパンツをまた弟がおかずに使う、そんなローテーションになってます(>.<)(>.<)(>.<)
たまに弟に頼まれて、精液が乾いてカピカピになったままのパンツを私が穿いて大学に行くこともありますが・・・(*^^*)

829
2013/02/18 19:50:17 (S2KTxWox)
決心

 父の怒声はムアッとする居間の暑苦しい湿気を吹き飛ばして、生々しく残酷な結論を導こうとする渇いた心に、落ち着きと反省と、逆にほんのちょっと、潤いをもたらしました。

 僕は正直、姉を妊娠させたヤツが心底嫌いでした。その気持ちから捩曲がった怒りと嫉妬心が膨らんできていました。

 その男が誰なのか分からなかったので、ぶつけようの無い歪んだ憎悪が、お腹の中の新しい『命』に八つ当たりしていました。自分でも無意味な憤りだと解ってはいても、何だかすごく憎たらしく思えてなりませんでした。

 姉に対する弟の幼稚な独占欲と、心の奥底に開いてしまった『近親相姦』の禁断の快楽に浸りたい『甘え』も相まって、ろくでもない事を妄想していました。

 何の根拠も無く無責任で『残酷な結論』だけが、全てを綺麗サッパリ元通りに、丸く収められると都合良く考えていました。僕は最低でした。



 「母さん、『まさみ』に、じゃない…、腹ン中に居る『子供』に言ってみな? 言えるか? 『死んでくれ』って…」



 そんな勘違いもはなはだしい、思い上がった僕の性根に、父の投げた直球が飛び込んできました。『守護神』を気取ってるゴールキーパーの顔面に、思い切り野球の硬球がぶん投げられました。



 「『便利』な言葉でさ、ニュアンスだけを変えたって、結局は人をひとり殺すんだ。折角立派に育った『命』をさ…。腹の中に居る内だろうが、出てからだろうが、関係無い。勝手な理屈をこねて、さも『当たり前』だと、何の情け容赦も無く『殺す』んだ。」



 父の直球は僕の胸に突き刺さりました。物凄く痛いボールでした。僕の『解ったような』甘っちょろい頭で造った『偽善』が、木っ端みじんに粉々にされました。頭がタコ殴りされる痛さでした。



 「……………、解りましたよ。私も言えません。言えませんよ…。この娘と同じ『命』を、私も授かった身なんですから。」

 母が静かに父の肩に手を置きました。母も遠からず僕と同じような事を思っていたようでした。周りの目を気にし過ぎて、取り返しのつかない『間違い』を平気でやる所でした。

 「間違ってはいるよ? けどさ…、『まさみ』のお腹の中の『子供』も、やっぱり同じだよ。俺の家族だよ。俺は『家族』が増えるのは嬉しいんだ…。」

 「『家族』ですねぇ…。」

 「まったくよぉ~。ハッキリ言って面倒臭ぇけどよぉ。それでも、やっぱり俺の『家族』だわなぁ~? しょうがねぇーなぁーーーっ。」

 そう言いながら父が頭をかくと、髪の毛から大きな汗の粒が飛び散りました。その粒を見て『あっ』と汗まみれになっている自分に気付いたらしく、汗でびちょ濡れになった右手を眺めて、照れ臭そうに母に微笑みました。



 父は、親兄弟がちゃんと揃っていて、親類縁者も大勢いる母とは違って『ひとり』でした。僕は父方の親戚と、まだ誰ひとりとも会った事がありません。

 父は複雑で面倒臭いモノを、山ほど背負った生い立ちです。(お断りしておきますが、『近親相姦』とかではありません。)僕には良く解らない『モノ』がたくさん絡まっています。

 そんな『寂しい』事情を良く知っている母は、父の言葉の意味を汲み取って何も言わなくなりました。ただ黙って微笑み返しました。



 父は父親としての『責任の取り方』を見せて、僕たちに『後ろ向き』じゃなくて、『前向き』で『胸の張れる』姿勢の、『責任の取り方』を教えようとしていました。

 父は今よりも明日、明日よりもその次の、未来を考えていました。人間として『人間らしく』生きていく事を考えていました。

 僕はと言えば、取りあえず『今』が全てでした。明確な目標も持たず曖昧で、差し迫った問題に追い込まれないと動けない、ダメな奴でした。

 だから試合のポジションも中途半端なセンターバックでした。ディフェンダーの役にもなれない単なる昔の『バックス』でした。

 生意気にチンポだけは立たせて、ヤッちゃいけない姉のマンコにたまたま突っ込んだくらいで、『一人前』を気取っていました。

 ホントは何にも出来ないクセに、『サイテー』の中の『最低野郎』だと言う事は棚に上げて常識人ぶって憤って、自分には何の責任も及ばない『表面だけの取り繕い方』に賛成していました。

 そんなちっちゃくてセコい方法しか考えつかない僕に、父の直球は痛すぎました。痛くて苦しくて恥ずかしくってたまらなくなって、目の前の光景すら直視出来ませんでした。

 僕は目を開けていられなくなって、ついさっきの父のようにガックリうなだれて、立ったまま父よりも小さく小さく固まってました。



 「『まさみ』…、その子を産みたいんだったら、立派に産んでみろ。」

 今までの凍り付いた空気を溶かすように、父はいつものトーンで姉に話し掛けました。恐る恐る目を開けた僕に、ふたりはいつも通りの『親娘』に見えました。

 「うんっ! 産むよっ!」

 そう答えた姉は、珍しく演技をしていました。自分でいつもの『バカ姉』を『なぜだか』演じていました。それを見て僕は『いつも、ホントにマジでバカなんだな』と思いました。

 「おうっ! でもな?…」

 「………でも? 何?」

 「………、その子を産んでも、後悔しないように…、」

 そう言うと父は言葉に詰まりました。ニヤケたエロ親父が辛そうでした。ほんの一瞬でしたが父は止まりました。でも肩に置かれた母の手が『ギュッ!』と父を掴むと、またすぐに動き出しました。

 「いやっ、そうじゃないなっ!? その子が『産まれて来ても』恥ずかしくないように、ちゃんとしておくんだぞ。恥ずかしくない『お母さん』になるんだぞ?」

 「…う、うん。」

 「生まれて来る『その子』の為に、だぞ? 解るか? …解るな?」

 「………、はい。」

 姉は今までヘラヘラしていたのが別人のように、真っ直ぐ父を見詰めて、しっかりと返事をしました。

 サマーセーターからだらし無く左肩を出して、編み目から乳首を覗かせてる恥ずかしい格好でしたが、そんな格好の中にでも出産に向かう『決意』と『覚悟』がありました。

 「よしっ! じゃあ決まりっ!! 後は、母さんに色々聞いて、二人で出産に備えなくちゃな? ともゆきっ! 俺らも『ちゃんと』しなくちゃなんないかんなっ!?」

 いきなり父にフラれて僕は『ドキッ!』としてしまいました。父の視線に物凄く『痛み』を感じました。

 「えっ? ち、ちゃ、『ちゃんと』って?」

 「…ったく、お前は『相変わらず』だなぁ~。一気に『お兄さん』と『叔父さん』になっちまうんだぞ!? もっと『ちゃんと』しろっ!」

 「…はいっ。」

 僕は何が『相変わらず』で、どこを『ちゃんと』なのかハッキリ分からないまま、取りあえず返事をしておきました。

 「ははっ、ともゆきも『叔父さん』かぁ~。俺もとうとう『お爺さん』かぁ…。」

 破壊されたビルが逆再生されて元に戻るみたいに、ところどころまだボロボロの父が大きく『伸び』をしました。感慨深げなセリフを吐く父の側で、母は怪訝な顔をしていました。

 「…やめてよ、『トシ』くん。アタシは『お婆さん』で出産するコトになるのよ?」

 正確に『姉が何週目』なのかは、この時まだ解りませんでしたが、母より出産が早そうなのは確実でした。

 「ふえっ? ああ…。あはっ、ははっ、それも面しれぇな? まあ、しょうがねぇや!?」

 それまで笑える雰囲気が何も無かった居間に、父の笑い声が戻ってきました。すると緊張感から解放されたバカも戻ってきました。

 「あっ! 今度はアタシの方が、お母さんより先に出産だよっ! アタシの方が先輩になるんだよねぇ~~~?」

と、ワケの分からない『姉貴風』と『先輩風』を吹かし始めました。そのバカっぷりを呆れ返って見ながら、母が面倒臭そうにツッコミました。

 「バカだねぇ~、この娘は~? お母さんは、アンタとともゆきを産んでんでしょうがっ!?」

 「えっ? ああ…、そっかぁ。『リッちゃん』がやっぱ、『先輩』のままなんだ~。」

 「…ホント、この娘は訳分かんないわねぇ…」

 なぜか残念そうな姉を見て、母が苦笑いをしてました。父は母と姉の顔を見比べながら、もっと笑い出しました。



 『ブフベベーーーッ!!』



 緊張感から完全に解放されて全身が緩んだのか、父がデカいオナラをしました。みんなが鼻を摘んで臭がってる中で、父だけが幸せそうに笑っていました。


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