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翌日、夏織からメールが届く。
『昨日はありがと。ちゃんと残ってるかな?***の胸にアタシが付けたヤツ。』
もちろんしっかりと残っている。
シャツが擦れる度にヒリヒリと痛みを感じるくらいに。
『よかった。その傷痕を見る度に、アタシのこと思い出してね。』
『次に会えるのはいつ?今度はちゃんとホテルでしようね』
幾つかのメールのやり取り。次の交流会を途中で抜け出し、ホテルへ行く約束となった。
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交流会の前日、各サークル代表者に時間と場所の連絡を入れ、確認する。
夏織からは返信のメールがなかった。
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交流会当日、仕事を終えて車を走らせる。
会場に到着し、辺りを見回すが夏織の姿はない。
携帯が鳴る。夏織からのメール。
『もう現場付いた?アタシは今日行かないよ。体調悪いってことにしたから。』
『今は****のTSUTAYAにいるから。今から迎えに来てくれる?』
『少しでも長く居たいから。交流会サボったけど、いいよね?』
交流会の現場に到着したばかりだった。
周りの仲間に、急用ができたという理由をつけ、夏織の待つTSUTAYAへ向かう。
交流会の現場から、車で20分ほど走り夏織の待つ店に到着。
店の中に入り、夏織の姿を探す。
週刊誌のコーナーに夏織はいた。長めのチュニックにデニムパンツ。
夏織はこちらに気付くと、ニッコリと笑い嬉しそうに駆け寄ってくる。
そばに来ると、右手を引っ張り耳に顔を近づける。
ね… 早く行こ… ホテル…。
すぐそばには親子連れもいたが気にせず耳元で夏織がささやく。
本屋を出て車に乗り、近くのホテルへ向かう。
その日は週末。ホテルはどこも満室。
う~ん…じゃあ、海岸沿いにいこう。あそこなら、ホテルいっぱいあるし。
確かに、海外沿いには数件のホテルがある。が、今日の交流会の現場のすぐ近く。
みんなに見られちゃうかな?どうする?見られたら…。
楽しそうに話す夏織。海岸へと車を走らせる。
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海岸沿いに一部屋だけ空室のあるホテルを見つけ、急いで入室する。
部屋に先に入った夏織がはしゃぐ。
わぁ~ なにコレ~?
部屋が全体的に暗い。床は黒いタイル。部屋の真ん中には、真っ赤なソファーが置かれている。
ほらっ ***あれ見て。
夏織の指差す先に、Xの形をした磔台が備え付けられている。
ここはSMのお部屋みたいだね。 ***はこの部屋でアタシをどうするの?
そう言うと、夏織が近寄り、身体を擦り付けてくる。
あの時見た光景と同じ。足を軽く開き太股に腰を押し付けてくる。
夏織の身体に押され、壁に背中をもたれた体勢に。
ホントはね… ちゃんとシャワー浴びて綺麗な身体でしたいけど…。
もう…我慢できないの…。
ね… このまま… して…。
首に夏織の腕が回される。顔を引き寄せられる。
ん… んっ…。
唇を重ねる。夏織が舌を差し込んでくる。
んっ… ふぅ…んっ
口の中で夏織の舌がウネウネと動き回る。ザラザラとした舌の感触。
しばらく唇を重ねた後、お互いの唇が離れる。
***の口の周り。ベトベトだよ
夏織が指を伸ばす。人差し指が濡れた唇をなぞり、周りについた唾液をすくい取る。
ほら… 指先 ぬるぬる光ってる…。
唾液で怪しく光る指を、夏織は自分の口元に運ぶ。
舌を伸ばし、その指先をペロッとなめる。
ふふ… おいし。 ね… ***が脱がして…
夏織に求められるまま、ゆっくりと着衣を脱がしていく。
チュニックを脱がし、腕を後ろに回しブラのホックを外す。肩にかかっていたブラのストラップがするりとすべり落ちる。
両手を夏織の肩に添え、そのまま手のひらで撫でるように胸元へ。
ふぁ… ちょっと… くすぐったい…
そのまま両手をゆっくりと滑らせ、手のひらで夏織の小さな乳房を包む。
両手のひらで感じる、硬くなった夏織の小さな突起。
手のひらで突起を優しく擦るように、少しずつ下へと手を滑らせる。
はぁ… なんか… ね… ぞくぞくする…
中指の付け根に突起が収まる。ゆっくりと手を動かし、乳首に刺激を与えていく。
指の付け根、第二関節から第一関節へと、乳首が指の凹凸に触れる度に、夏織の肩が震え甘い吐息が聞こえてくる。
は… あぁぁ…
手のひらで夏織の身体を撫でながら、姿勢を低くしゃがみ込む。
薄暗い部屋で見る夏織の身体。こんがりと小麦色に焼けた肌、水着の跡がクッキリと残っている。
デニムのパンツをゆっくりと下ろす。
目の前には、真っ白なタンガタイプの下着。
手を添え、両サイドの紐をほどく。ハラリと下着が落ちる。
あっ…
目の前に現れた、濡れた夏織のクレバスからは一筋の透明の糸が垂れている。
恥ずかしい… けど… 濡れてるの自分でも分かるの…。
ずっと我慢してたから…。ホントはメールもいっぱいしたかったけど…。
***のメール読むだけで、おかしくなっちゃいそうだったから…
アタシからメールするの、我慢したんだよ…。
しゃがみ込んだ体勢のままで目の前にある夏織のクレバスを、左手の親指と人差し指で開く。
鼻をつくような匂い。
露わになったそこからは、トロリと白い蜜が流れ出す。
指で開いたまま、右手中指の指先で膣口の周りを撫でる。
ピクンと一瞬夏織の身体が跳ねる。太股がプルプルと小刻みに震える。
ふぅ…んっ… は…ぁ… は…
夏織の吐息が荒くなる。自然と足が開き前かがみになる。
立ったままの体勢がつらくなった夏織に、両手で髪の毛をギュッと握られる。
あ… は…ぁ… お願い… 意地悪しない… で… ね…。
中指の第一関節まで夏織のナカへと差し込む。
そのまま、夏織の小さな穴を広げるように、差し込んだ指先で円を描くようにナカをかき回す。
あっ!! ああっ…
髪を握りしめた夏織の両手に力が入る。
ブチブチと何本か髪の毛が切れ頭皮に痛みを感じる。
はぁ…っ も…ぅ… 立って… られない… の…おぉ…
そのまま円を描きながら、ゆっくりと指を夏織の奥へと差し込む。
くっ…ぅ… んっ…
中指が根元付近まで入った時、指先が子宮口に触れる。
指先で膨らんだ子宮口の周りをなぞる様に刺激する。
ああっ!! そこ… だ…めっ…
夏織の膣がギュッと中指を締めつける。そのまま指先を子宮口に突き立てる。
子宮口を押し開き、指先が少しずつ奥へと入っていく。
くるぅぅっ!! ナカにっ… 何か… くる…よ…ぉっ
夏織の腰がビクンと震える。クッと指先に力を入れ、差し込んだ指を勢いよく夏織のナカから抜き出す。
ひっ!! ひいぃっ!! いぃぃぃ…!
悲鳴のような声を上げると、夏織はその場にぺたんと座り込んだ。
夏織は両手を床につき、あひる座りの体勢のまま、腰のあたりをピクピクと震わせている。
はぁっ… はぁっ
夏織は少し苦しそうに肩で息をしながら、頬を紅潮させこちらをジッと見つめている。
なんか… でちゃった…
視線を夏織の太ももの内側に向ける。黒いタイルの上には小さな水たまりができている。
ごめん… な… さい…
さっきまでの態度と一変した夏織の台詞。
夏織に視線を戻す。
身体を小刻みに震わせながら、おびえた子猫のように潤んだ瞳でジッとこちらを見つめている。
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この前と同じ、頭の芯が融けていくような感覚。
怯えたような態度の夏織にジッと見つめられ、自分の心の奥深くに隠れているもう1人の人格が暴かれる。
手のひらで小さな水たまりに触れ、夏織の体内から吐き出された汚水で濡れた手のひらを見せる。
夏織は身を乗りだし、腰を上げ四つん這いの体勢になり顔を近づけてくる。
手のひらに感じる夏織の舌の感触。
夏織は自分の身体が吐き出した体液で汚れた手のひらを、自分自身の舌で綺麗にしはじめる。
んっ… くっ… は… はぁ…
ちゅ… ぢゅ… ぢゅる…
部屋には苦しそうな体勢の夏織の吐息と、舌と唇で手のひらの汚物を吸い取る音だけが響く。
手のひらの向きを変え、夏織の顎に手を添える。
はっ… あ…
そのまま夏織の顎を上へと持ち上げる。
四つん這いの夏織を立たせ、部屋の隅の磔台まで誘導する。
あ… これ…
磔台の前で夏織は身体を震わせながら、何も言わずに両手を上げ両足を開く。
Xの四隅にある拘束具で夏織の身体の自由を奪う。
く…ぅ…
もともと小柄な夏織の体型では、両手足をピンと伸ばしてギリギリの体勢。
夏織は顔を上げ、虚ろな表情でこちらを見つめている。
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