2024/01/07 08:26:05
(Q10RL4ap)
2さん、さすがにそれは出来ません……。
続きは恥を晒すようで迷ったのですが、終わり良ければ何とやらなのでご報告まで。
週末に行われた忘年会から週明けに出社だったわけですが、なんか上司の態度がよそよそしい。
人の目のない所に呼び出され、問い詰められてしまいました。あんな状態でも異変を感じ取っていたらしく、バチーンっと平手打ちの刑を受けるのは当然の結果ですね。
さて、盛大に溜息をついて頭を抱える上司を前に事の顛末を考えれば覚悟をしなくてはならない、そう思いました。
話の流れから自分の先輩である上司の友達にはまだ伝わっていないと分かります。いくら友達でも部下に辱められたなど自尊心が許さない、そういうタイプです。そもそも二人きりの状況を作った先輩にも憤りが……。
何故あんなことをしたのかを問い詰められます。
馬鹿正直に白状しようかとも思いましたが、変化球を投じてみました。
上司に対する憧れ、恋心ですね。
予想外の告白に嫌悪感を見せる上司でしたが、ここで風向きが変わったように思います。
バカじゃないの、気持ち悪い。そんな気持ちを抱く相手に卑劣なことをしておいて…ウンタラカンタラ………。
憤りを露わにする上司に、よくもあんな歯の浮くような愛の告白という言葉の変化球の連投が出来たと思います。普通ならあんな事の後に何を告白されようと靡かないのが女性かと思んですけども、この人は告白されることに免疫がなかったのだと思います。
さて、憤りに加えて芽生えた羞恥心、調子を狂わされて乙女な顔が見え隠れする上司。だからといって怒りが消えるわけでもありません。
なので押しの一手です、ドストレートに……
好きです…バカじゃないの!…好きです…何を言ってるの!…だって貴女が好きなんです…ちょっと待ちなさい!…もう自分に嘘をつけません…だからといって、なに言ってるの!…返事を聞かせてください…返事ってあたしは上司なの…それは問題なんですか?…当たり前でしょ!…じゃあどうすればいいんですか?…どうって………
まぁ多少は脚色していますが、怒涛の告白攻めに追い詰められた上司は再び頭を抱えました。
このまましばらくは保留、あるいは不問になればとの目論みは意外な着地に落ち着きました。
溜息をついて、君の想いには応えられないと申し訳無さそうに断られます。今回のことは胸に仕舞うけど忘れることは出来ないからと。
う~ん、忘れることは出来ないとはどっちのことだろうと考えると、屈辱を受けた方だと考えるのが妥当ですね。ですがその後の職場でやり辛そうにする上司を見ていると、まんざらでもなかったのかな、と。
年内最後の仕事を終えて帰宅をすると着信が。
かけ直すと、まさかの上司でした。
月並みの挨拶を交わすと、年末の予定を聞かれたので、とりあえず実家に帰省するかまだ決めてないことを答えました。まぁぶっきら坊にお誘いを受けました。というよりもお怒りのようです。
アンタのお陰でいい迷惑だと言われ、鍋の材料を揃えて来いと。ええ~とこれはと俄然、期待
が膨らみました。