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2026/05/22 20:26:46 (yIrUyFjh)
おそらく県内一の寂れた土地にあるドラッグストア…

そこでバイトをしていた大学生の頃のお話…

私がそんな辺鄙な町に越してきたのは大学のキャンパスが近かったから…
バイトする場所もそんなにないから採用された時はやけに嬉しかった…
バスに乗って盛り場まで出なくて済むだけでラッキー!

下は十代から上は五十代のアルバイトの大半は女性…
幸い意地悪な人もいなくて、職場はフレンドリーな雰囲気だった…

ある時、今でいう女子会みたいなものを開いた…

その日は台風が夜に直撃する予報が出ていて、ひとりじゃ不安な私が一番歳の近い女の子に泊まりに来ないかと誘うと、たまたまその日に出勤していた女性陣が我が借家に集まる事になったのだ…

皆がそれぞれ店で色んな物を買い物して持ち寄ることになった…
シフトの関係で皆が来る時間はバラバラだった…

私はちょっとした伝があって、地主の農家さんの使っていない平屋を格安で貸してもらっていた…
2LDKでひとりで暮らすには十分な広さで私はすっかり気に入り、暇な時間を見つけては家の手入れや超簡単なDIYなどをしていたから、皆からもかわいい家だと好評だった…


雨はそれほどでもなかったけど、風は徐々につよくなっていった…
男性社員らが残ることになり、最後の二人も八時前には来られた…

二十代が二人。三十代が一人。四十代が一人。
そして、19才の未成年の男の子が一人来てくれた…

アルコールも入り会は大盛り上がりだった…
なんで台風の夜ってワクワクするのだろう…
せっかく用意したのだからとロウソクに火をつけた途端怪談話が始まった…
都会と違い家と家の間隔が空いているこの辺りでする怪談話はただでさえ迫力がありすぎる…
時折強い風が雨戸を叩いて効果音のオマケつき…
大騒ぎしながら皆で震えた…

雨も強くなってきてそろそろ頃合いだと、年長の二人は帰ることになった。
二人は主婦なのでおいそれと泊まる訳にはいかない…
今度は予定を立ててお泊まりさせてと帰っていった…
玄関に見送りに出ただけで横殴りの雨でびしょ濡れになる…


残留組は皆泊まることになった…
幸い明日の朝が早いって人はいなかったから、仕切り直しとばかりに飲み直した…

雲行きが妖しく変わり出したのはこの頃だ…








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2
投稿者:キリン
2026/05/22 21:01:15    (yIrUyFjh)
ベロベロに酔う前にシャワー浴びたい人は交代でどうぞと提案した…
まだ9月で日中は汗ばむ陽気だから皆入るという…
着替えは私のをTシャツなんかを貸した…
ダボタボの膝まであるビッグサイズのTシャツに下着だけとか、けっこうラフな格好でもしれっとしていられたのは、やっぱり修学旅行的な開放感とアルコールのせいかもしれない…
いちおう男の子がいるのだが、ノーブラで乳首分かる?なんてからかってるくらいだった…

彼のあまり異性を感じさせない雰囲気のせいもある…
なんか友達の弟が混じってる感じだった…

私もショートパンツは履いていたけどノーブラだった…

彼も目のやり場に困った風じゃないから、一層平気で大胆になれるのだ…

そんなくつろぎすぎたまったりとした空気の中、一人がえげつない事を彼に尋ねた…
「✕✕君てけっこうオバサンすきでしょ?」
えっそうなの?!と、もう一人が言った…
やっぱり女子はこの手の話題に目がない…
身を乗り出して彼を見ていた…
「今日はこういう特別な夜だからさ!隠し事はなしで!」

「沢地さんとできてるでしょ?」

「えっ?!うそっ!!」

私もそれは彼女から聞いてはいた…
でも半分は彼女の推測だった…

沢地さんは今日は来てないが、ふんわりと柔らかそうな魅力がある主婦の人で、もう四十代なのは間違いない…
彼と変わらない年頃の子供だっていたはずだ。

「私さあ、✕✕君にキスしてる沢地さん見ちゃったの」
「エエエーッ!!」
「たぶん帰り際かなんか、唇にチュッて感じで…でも私達はアメリカ人じゃないしさぁ…ねぇ?✕✕君…」

✕✕君は一生のお願いと私達に頭を下げた…
ここだけの話にしてくださいと…

確かに沢地さんは家庭がある人だ…

「うん、いいよ…その代わりにちゃんと教えて…」

夜が長くなりそうだった…

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