2017/09/22 22:15:27
(YFLtjShB)
読者のみなさんこんばんは。七★剣です。今日は続きの二人目の子とのストーリーです。ある意味、この文章を書き始めたのは、この2人目との子の話が主体である予定だったので、燕ちゃんの話は前座であり、師範代との話は後日譚くらいになるかもしれません。
この子は、一人目の燕ちゃんとは、まったく180度違う性格や感性を持った子でした。また俺の攻略法も、燕ちゃんの時のような自然体ではなく、けっこう策略的ww では語ります。
燕ちゃんとの関係が、日曜日に会って俺のアパートでHな関係をする事が続き、また燕ちゃんから、別れを告げられる2週間くらい前の話。
俺は、その日は日曜日だったが、燕ちゃんが体調を崩しているという事もあって、一人で以前の人間観察をやっていたみたいに、紹興酒のソーダ割を持って公園に散歩しにいってた。
すると、公園の中で12人程度の人だかりが出来ており、ある一人の女の子の演武を見ていた。
その子の名前は梁ちゃん。先にステータスからお話する。
梁ちゃんはお金持ちの御令嬢。将来はアクションスターやアイドルになりたく、武術の腕を鍛えているという本格派。通っている学校も、お金があれば誰でも受け入れるような、自由な校風であり、外出自由のおしゃれ自由という、けっこう先進的な学校との事だった。
もちろん、自称でアイドルを目指している。というだけあって、容姿なんて燕ちゃんなどくらべものにならない。まつ毛は長く、目は大きく、凛とした顔立ちに可愛らしさもあり、演武する時のポニーテールがユサユサとカラダの動きに合わせて左右に揺れるのが魅力的な子だった。
そんな子が、俺となんで知り合えたのかというと、俺がその時、見ている12人程度のギャラリーの中で、異色な存在だった事。俺は中国では、夜のハルビン巡りをしている間に、どの服装が今、一番トレンドなのかというのを身をもって体験したところ、どうやら全盛期のう氷室京介や、若いころの福山雅治みたいな、黒のレザーパンツに、ブーツ、白のカッターシャツにシルバーアクセサリーのような、ちょい悪ファッションが、当時、中国では、おそらくアンディ・ラウ等の映画俳優くらいしかやっていない、最先端の流行ファッションだったのだった。
その12人の中で、見ているギャラリーは地元のおっさんか、学生くらいのものだった。そんな中、最先端のファッションに身を包んだ、外国人である俺が、さらに中国語で「君すごいねw」と話しかけてきたものだから、相手もびっくりしたんだと思う。
中国人は意外と、話しかけると気さくに答えてくれる人が多い。そこは燕ちゃんも梁ちゃんも同じだった。
そして俺は、「この近くの道場に通ってる子なの?」という会話の切り出しから、俺が既に述べた、ステータス、つまり梁ちゃんの夢というのを語られたのだった。
そして俺は、「アイドルになるために、何かしているの?芸能事務所に所属するとか?」と聞いたところ、「まだやってない」と言うのだった。そして「でも、やっているのはこうして公園で恥ずかしがらずに演武を見せて、人々に顔を覚えてもらっていけば、いつかはチャンスがくるかな。って思って。後は、卒業の時に学校から推薦状かいてもらって、テレビとかの世界にいけたらいーな。って」等というのである。
俺はそこで、この子と仲良くなりたいが為の策略っていうのではないけど、俺はこんなセリフがポンと出てしまったんだ。「だったら、日本にネットでアピールしていくってのはどう?」梁ちゃんは答えた「え、日本?どうやって・・?」と。
俺は日本のお国事情を語った。日本では、ネットアイドルなるものが居て、最初は個人のブログとかからなんだけど、ファンを増やして、それから自然と芸能界の目に留まることになり、スカウトがくる仕組みがある。と。また他にもyoutubeとかで有名になる奴もいる。等。
このあたりは、これも中国のお国事情で、日本とかの仮想敵国のネットワークにはつながりにくく、つながっても一部の情報しか手に入れれないという背景がある。
中国共産党の指導で、日本の腐敗堕落した文化っていうのかな。そういうのを集めたサイトとかにアクセスできないよう、共産党が開発した、「金盾」キンジュンっていうプログラムが、日本へのネットワークアクセスを切断してしまうらしい。だから、今でいうユーチューバーの存在や、ネットアイドル等、梁ちゃんが知る由もなかったのは無理もない。
さらに俺は提案した。「梁ちゃんって、普通に日本のAKBとかよりもルックスいいし、かわいいし、それだけじゃなく武術も出来るなんてすごいよ。そんな子が、日本のブログで毎日の練習風景とか、日常生活とか、日本語で書いた記事を投稿したら、ぜったいにすぐにファンがついてくるよ?」と言った。
梁ちゃんは「でも、私日本語できない」 俺は言った。「だからこそ、俺が協力するから。梁ちゃんが俺に、日常生活や練習風景の写真を送ってくれたら、俺が日本のブログにそれを投稿して、少しのコメント、例えば、 今からごはんー とか、 今日は〇〇した。つかれたー とか。最初はこれくらいでもいいんだよ」と言ったのだった。
俺は「試しにやってみる?w」と俺は聞いたのだった。そして次に俺はウソをついてしまった。
梁「仕事はなにしているの?」 俺「今は日系企業で働いているけど、前は報道関係だった。プロデュース業。日本では、スカウトって呼ばれてたけどねw」と。
梁「え、すごーい! じゃプロなんだねw ねぇねぇ写真送るだけでいいの?」 俺「そうだね、具体的には、俺が、、あそだ。日本から持ってきたカメラあるから、それあげるよ。それでとりあえず1週間の行動を友達に頼んで撮影してもらっててw そして後は二人で、この写真には、こんなコメントつける。みたいな打合せをしようw」
梁「わかった~ww やってみる^-^」 と、超喜んでいるのである。そりゃそうだろう。日本の女の子でも、どれだけ堅い真面目な子といえど、街中で「モデルになりませんか?」と落とされて、AVに出てしまうような現実があるんだから、中国で、なおかつアイドル目指している。っていう子が、日本からの意外なチャンスに飛びつかないわけがない。
そして俺は、公園の隣のアパートに帰り、日本から持ってきたキャノンのデジカメを梁ちゃんに渡し、簡単な操作方法等を教えてあげた。梁ちゃんからすれば、日本でデビューのチャンスももらえるわ、日本製のデジカメももらえるわで、有頂天になっていた事だろう。
そして、1週間がたち、梁「1週間分の写真とったよw 明日カメラもっていくねw」と公園での待ち合わせを約束していた頃に、
「学校でもともと好きだった人に告白されたの。私、迷ったけど、、、その人を選びたい・・。」
の下りがあったのである。
そして俺は、梁ちゃんからカメラを受け取り、そのカメラから中のSDカードを取り出し、また新しいSDカードを入れてあげた。そしてその日は、適当にデートじゃないけど、
俺「日本の芸能界ではね、今はアイドルっていっても、もう可愛いアイドルだけではメシ食っていけないんだよ。〇〇アイドルっていう感じで、分野に特化した何かがないとダメなんだよね。例えば、野球アイドルとか、麻雀アイドルとか・・・・。でも今のとこ、武術アイドルっていうのはないから、梁ちゃんがやればいいじゃんw」等の話をしてその日は終わった。梁ちゃんもノリノリだった。
そして俺が、SDカードをもって自宅のPCにそれをつなげてみると、けっこう面白い風景が取れていた。
多分、ルームメイトが撮影してくれてたんだと思う。普通に日常生活の姿とか、練習風景とか学校での一幕みたいな感じで50枚くらいの写真があったんだけど、(変な顔している写真だけで8枚くらいあったが)
さすが中国人。。。カメラの中にパンチラ写ってるわ、室内干ししている洗濯物が写ってるわ、友達と暴れている写真なんだろうね。背後からの撮影で、おんぶみたいな感じで友達に乗っかって、お尻くっきりさせてる写真とか、まぁ・・・色々ありましたww ある意味、こっちのほうが私生活を覗き見ているような感じで楽しかった。
そして俺は、適当に(これ、使えるかな)っていう写真をピックアップし、また翌週、梁ちゃんと、「この写真いいねw これは 今から友達と学校いくー とかにしようかw 等と打ち合わせた。そしてそれを日本の大手ブログサイトにUP↑させた。 ブログのタイトルは、
河北の小籠包 日本にいきたーい! (仮称)というタイトルである(笑)
しかし、この方法だとブログ記事をUPすることに、写真の受け取りと、打合せで2週間かかる事に気が付いた。
それから俺達は、1週間分の写真は、もう俺のアパートで一緒に編集する。っていう方針へと変わった。
そして毎週、日曜になれば燕ちゃんの代わりに梁ちゃんがくるという展開になり、俺の2LDKの社宅の一室が、臨時撮影スタジオみたいになってきた。
そして、俺がカメラマンとなり、梁ちゃんを撮影する事も多くなってくるのだが、俺は言葉巧みに、「読者のほとんどは男性だから、ちょっとエッチなシーンも入れておこうかw」などと言って、最初は胸の谷間を作ったり、不可抗力のフリをして、ショーパンの隙間からパンチラさせたりした写真も撮らせてもらっていた。
その頃、もうAKBの姉妹グループの末席の子なんかより、コメント数が伸びていて、、、
ショーパンパンチラの写真等載せた時なんて、「ピンクパンツ!!!」とか「うわw 小籠ちゃん、みえてるよ!!」とか「永久保存決定w」とか、そんなコメントの嵐だった。
コメント数も伸びる。友達申請も増える。中には、わざわざ中国語で調べてまで、メッセージを送ってきた奴がいて、「もし日本にくるなら手伝います。お金の心配もいりません」とかメールしてくる奴も出てきたのだった。
俺は「ほらねw ちょっとHな要素いれるだけで、これだけ伸びるんだよw」と梁ちゃんを洗脳していき、だんたんとその行動が過激な路線に入っていくのだった。