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30年

投稿者:厚典 ◆kdFSzec5gM
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2018/06/30 23:28:27 (y.MGnGkd)
私は中国地方に住む58歳の男性で、今年のGWに関西地方へ行った時の事でした。
関西には20代と30代の時に住んでいた事があり、連休を利用して久しぶりに赴いて、かつて自分が住んでいた街に足を伸ばしてみたのです。
その街には若い頃の忘れられない思い出があり、31年前、私は近所に住んでいた5歳下の女性と恋仲になって、それから1年余りの間、交際し肉体関係を持っていたのでした。

先ずは昔の話を。
彼女の名前は真由美で、知り合ったのは32年前の春、私も彼女もある宗教の信者で、その宗教団体の会合でよく顔を合わせていたのです。
真由美は小柄でややぽっちゃりした体型のヒップが大き目の女性で、顔立ちは少し切れ長の黒目がちの目をしていて、唇はちょっと厚目の方で、色白ではあったものの、決して美貌の持ち主というわけではなく、どこにでもいそうなごく普通の女性なのでした。
知り合った頃、私は真由美に対して異性として特別な感情を抱く事はなく、個人的に話をした事もなくて、何となく顔を合わせていた程度なのでしたが、それから7か月が経ったある日の事。
あの年の秋に宗教団体が主催する文化祭が行なわれ、私は雑用係の一人として関わったのですが、開催の2日前に行なわれたリハーサルの時でした。
文化祭は室内会場で行なわれたのですが、リハーサルでいくつもの演目が次々に行なわれて、日本舞踊の演目になった時、ステージの近くにいた私は舞台の上で踊りを舞う一人の女性の姿に目を奪われたのです。
最初は誰だかわからなかったものの、舞台で舞うその女性の表情は私の目にすごく美しく輝いて見えて、そのうちに彼女が真由美だという事に気づいた私なのでした。
リハーサルだったので、本番で使用する衣装ではなく練習用の衣服を身に着けて、メイクも施されていない素顔のままで踊っていた真由美でしたが、彼女の姿はまるで天女のように美しくて優雅で、私はそんな真由美にすっかり見惚れて心を奪われてしまったのです。
正直、それまで何度も顔を合わせていたにも関わらず、真由美があんなに美しい魅力的な女性だったとはその時までまったく気づいていなかった私で、自分のすぐ身近な所にそんな彼女が存在していた事が本当に意外で、灯台下暗しとでも言うのでしょうか…
その日から私の心は真由美の事で占められて、彼女以外の女性に魅力を感じる事など皆無になり、私にとって真由美は唯一無二の存在、理想の女性になったのでした。
文化祭の本番の時は残念ながら、私は他の場所で作業に従事していた為、衣装を身に着けてメイクをした真由美の舞う姿を目にする事は出来ませんでしたが、リハーサルで見た彼女の美しい姿は私の心に鮮烈なイメージとして強く焼き付いて、いつまでも消え去る事はなかったのです。

文化祭が終わった後、私は以前と同じように会合で真由美と何度も顔を合わせていましたが、私の彼女を見る目は文化祭の前とは違っていて、真由美の事を一人の異性として意識し、恋愛の対象として捉えていたのでした。
自分の中で真由美に対する想いは強まる一方でしたが、個人的に話す機会がなかなか見つからず、その後、何の進展もないままに年が明けて、あの日から5ヶ月が経った翌年春の事。
統一地方選挙が終わった6日後、土曜の晩の事でした。
自転車で買い物をしようと出掛けた私は最寄りの駅近くの道で偶然、自転車に乗った真由美と出くわしたのです。
真由美の姿が目に入った時、私は思わず、胸にときめきを覚えたのですが、彼女の方もすぐに私に気づき、こちらを見つめたのでした。
私は気恥ずかしさを覚えながらも、挨拶しようかと思ったのでしたが、その直後、真由美は急に体のバランスを崩して転倒しそうになったのです。
真由美は辛うじて体勢を維持して転倒しなかったものの、彼女が乗っていた自転車の前方の籠に置かれていたスーパーのヴィニール袋からいくつかの品物が道に転げ落ちたのでした。
予期せぬ真由美の動作に私はちょっと驚き、うろたえてしまいましたが、すぐに自転車を停めて彼女の方へ向かい、道に落ちた品物を拾って真由美へ手渡し、
「どうも… こんばんは…」
と言ったのです。
「こんばんは… どうもすいません…」
真由美ははにかんだ表情を浮かべてそう言ったのですが、その時、私を見つめた彼女の目はそれまで人前では一度も見せた事がなかった女としてすごく色っぽいもので、頬がやや赤らんでいたのでした。
私の前で初めて見せた真由美の目は明らかに私の事を異性として意識している女性のそれで、その目は女の色気と共に恋慕の情と優しさを含んだ優雅なものだったのです。
そんな目で見つめられた私は心臓の鼓動が一気に速まって顔が火照って来て、すごく面映ゆい気持ちになりましたが、真由美も私に好意を抱いている事がわかり、私の心はとてつもないほどの大きな喜びで覆い尽くされたのでした。
真由美の目に吸い込まれるように私も彼女の目をじっと見つめて、私たち二人の間にしばしの無言の時間が流れたのです。
「すいません… 拾ってもろて…」
色白の頬を赤らめ、恥ずかしそうにうつむいてそう言った真由美に対して私は
「いや… 転ばなくて良かったですね…」
と言ったのでした。
私がそう言うと、真由美は
「あの… これからどこかへ行かはるんですか…?」
と訊いて来たので、
「ええ… 買い物に行くところです…」
と答えると、彼女は
「あの… お時間があったら、これから喫茶店にでも行きませんか…? お礼にあたしが出しますから…」
と言ったのでした。
「えっ…!? いや… お礼だなんて、そんな… 拾っただけで、別に大した事はしてませんし…」
予想外の真由美の誘いに私は大いに驚いてそう言ったのですが、内心、すごく嬉しい気持ちになったのです。
「あかんのですか…? “あたしと”喫茶店行くの…」
私が言った事に真由美は落胆した様子で、ちょっと淋しそうな目をしてそう言ったのですが、私はすぐに
「いや… そんな事はありませんよ… 喫茶店行くぐらいの時間はありますから… お礼なんていいですよ… 割り勘で…」
と言って、彼女の申し出を快く承諾したのでした。
前年秋のあの日から5ヶ月間、その時が来るのをずっと待ち望んでいて、夢にまで見た真由美との交際が遂に実現しようとしている事に私はこの上ない喜びを感じて、巡って来たこの機会(チャンス)を絶対に逃したくないと思っていたのです。
「あっ… いいんですね… ほな、あたし、一旦、家(うち)に買い物した物、置いて来ますんで、ちょっと待ってて下さい… すぐに戻って来ますから…」
真由美は私に喫茶店へ行く事を承諾されたのがすごく嬉しかったようで、淋しそうだった表情が途端に明るくなり、喜びに満ち溢れた目をしてそう言うと、急ぎ早に自転車に乗って自宅へと向かって行ったのでした。
私は真由美が戻って来るのを今か今かと浮足立った気持ちで待ち続け、そうしているうちに彼女は10分足らずで戻って来て、その後、二人で近所の喫茶店に入ったのです。

店内の奥の方のテーブル席に向かい合って座った私と真由美は二人ともホットコーヒーを注文したのですが、お互いに何から話したらいいのかわからず、しばらくの間、黙りこくっていたのでした。
「タバコ、吸っていいですか…?」
緊張を解す為、タバコを吸いたくなった私がそう訊くと、真由美は
「いいですよ… どうぞ…」
と静かな口調で承知したのです。
私はライターでタバコに火を点けて吸い始め、気分を落ち着かせると、
「さっきは危なかったですね…」
と言ったのでした。
「あっ… いや… 何やみっともない姿、見せてもうて…」
真由美は恥ずかしそうにそう答えたのです。
「いや… 怪我をしなくて良かった…」
私がそう言った後、私たち二人の間に再び暫しの沈黙の時間が訪れたのでした。
そうしているうちに注文したコーヒーが運ばれて来て、砂糖とフレッシュ(ミルク)を入れてコーヒーを啜り始めた私と真由美だったのです。
「後藤さん(私の事)、おいくつなんですか…?」
真由美に年齢を訊かれた私は
「27です…」
と答えると、彼女は
「じゃあ、あたしより5つ上なんですね…」
と言ったのでした。
「後藤さん、真面目な人なんですね… よう会合に顔出さはるし… 前からあたしの家(うち)にも何べんも来はってるし…」
私の顔を優しそうな目でじっと見つめて、そう言った真由美だったのです。
真由美の家は彼女の両親が宗教団体の役員をしていた関係で、会合が行われる事が多く、私はそれまで何度もお邪魔していたのでした。
「そうですか… 黒田さん(真由美の事)のお家(うち)には時々、会合でお邪魔させてもらってますし、いつもお世話になってます…」
“真面目な人”と言われて、私はちょっと照れた気持ちになり、そう答えると、真由美は続けて、
「去年の文化祭の時も後藤さん、裏方さんとして頑張ってはったん憶えてますわ… あの時はほんまにご苦労様でした…」
と言ったのですが、彼女の口から“あの文化祭の時”の事が出るとは意外で、私は大いに驚いたのです。
文化祭のリハーサルの時、私が真由美に心を奪われたように、彼女もまた私を見ていたのでした。
真由美が私を見ていてくれた事が本当に嬉しくて、私は
「いや… ぼくは大した事はしてませんよ… 雑用係としてやるべき事をやってただけですから…」
と言った後、思い切って
「あなたの方こそよくやられてた… リハーサルの時、たまたまあなたが踊ってるのを見たんですが、あの時のあなた、すごく素敵でしたよ…」
と言ったのです。
「えっ…!」
私の発言に真由美は目を真ん丸にして、驚いた表情で絶句したのでした。
驚いた真由美に対して私は更に続けて、
「あの時、最初はあなただという事に気づかなかったんですけど、あの時の真由美さん、すごく輝いてましたよ… ほんとに素敵でした… まるで天女みたいでした…」
と自分でも驚くほどに大胆かつストレートに、自らの気持ちを彼女へ伝えたのです。
その時、私は真由美の事をそれまでのように“黒田さん”と呼ばず、初めて“真由美さん”と名前で呼んだのでした。
「そ… そんな… 天女やなんて… 恥ずかしいわ…」
真由美は顔を真っ赤にしてそう言うと、両手を頬に押し当ててうつむいたのです。
「変な事、言わんといて下さい… あたし、そない言われたん初めてや… これまで誰にもそないな事、言われた事なかった… そない言うてくれはったん厚典さんが初めてやわ…」
頬に両手を当てたままで、真っ赤になった顔を上げた真由美は恥ずかしそうな目をして私を見つめ、興奮した口調でそう言ったのでした。
私が彼女を真由美さんと呼んだように、真由美もその時、私の事を初めて“厚典さん”と名前で呼んだのです。
真由美の顔が真っ赤になっているのと同様、私も自分の顔がかなり火照っているのがよくわかり、私たち二人はお互いの顔をじっと見つめ合ったのでした。
私と真由美はお互いに相手に恋愛感情を抱いていて、相思相愛である事を確信したのです。
「あの時、ぼくは真由美さんの事、すごく美しい女性(ひと)だと思って… それからずっと想ってたんだ… 君の事が… 真由美さんが好きだって…っ! ぼくは君が… 真由美さんが好きだ…っ! 大好きだ…っ!」
真由美の事を初めて“君”と呼んで、遂に彼女へ自分の気持ちを伝えた、愛の告白をした私なのでした。
「あ… あたしも… あたしもあなたの事が… 厚典さんが好き…っ! ずっと前から… 去年の今頃、初めて会った時からずっと厚典さんの事が好きやったの…っ! 大好きやったの…っ! 好きで好きで堪らへんかったの…っ! いつかあたしの事、好きになってほしいって… ずっと… ずっとそう願ってたの…っ!」
私よりもっと大胆な愛の告白をした真由美で、そんな彼女に私は本当に驚かされたのです。
何と真由美は私よりもっと前から、あの時、文化祭のリハーサルで私が胸をときめかせた7か月も前から私の事を密かに慕っていたのでした。
私はまったく予期していなかった真由美の意外な発言に驚いたのと共に、本当に嬉しくて嬉しくて仕方がなく、まさに天にも昇るような気持ちで、生まれてからそれまでに1度も経験した事がなかった例えようもないほどの大きな喜びを全身で感じていたのです。
色白な顔を真っ赤にして恥ずかしそうな表情を見せながらも、喜びに満ち溢れた、それでいて、色っぽさを湛えた目で私を見つめる真由美。
私は自分を見つめるそんな真由美の目に吸い込まれて行くようで、金縛りにあったように全身が硬直し、心臓が破裂してしまうのではないかと思ったほどに鼓動が速まって、彼女と同様、顔が真っ赤になったのがわかりました。

その日から私と真由美は恋人として交際し始めて頻繁に会うようになり、1ケ月後、10何回目かのデートの時に一人暮らしの私が住んでいたワンルームマンションの部屋で、私たち二人は初めて体を許し合ったのです。
私はかなり奥手の男性だったので、真由美は私にとって初めての女性で、彼女の方も私が初めての男性で、私たち二人は将来の結婚を約束して、童貞と処女同士のセックスで結ばれたのでした。
私が27歳、真由美が22歳の時で、私たち二人はめでたく肉体的に大人の男と女になったのです。
恋人同士&男と女の関係になった私と真由美はその後もデート&セックスを繰り返し、幸せに満ち溢れた愛の日々、充実した最高の性生活を送っていました。
私たちの関係は二人だけの秘密で、真由美の家族、両親も妹も、また、地域の宗教団体の人たちもその事を知らず、私たち二人はお互いに自分たちの関係を知られないように何食わぬ顔をして、それまでどおりに宗教の会合に出席していたのです。
会合に出席した時の私と真由美はお互いに出来るだけ目と目を合わさず、言葉も交わさないようにしていたのですが、私の部屋で二人きりになった時には恋人同士としてラヴラヴな時間を過ごし、いつも濃厚なセックスで激しく愛し合って、男と女として愛し合う喜びを感じ合い、セックスが齎す快感を存分に味わっていたのでした。
セックスの回数は最初の頃は週に1回でしたが、交際して行くうちに次第に回数が増えて、3ヶ月後には週に4日のペースになり、特に休日は1日に3回か4回は体を交えて、週に6、7回はセックスしていた私と真由美だったのです。
そして、肉体関係を持ってから半年後にはほとんど毎日、私の部屋に真由美がやって来てセックスするようになり、翌日が休日の前日の夜には彼女が両親に女性の友人の家に泊まると嘘を吐いて寝起きを共にする事もあり、私たち二人は半同棲状態で、夫婦同然の性生活を送るようになっていたのでした。
交際を開始した最初の頃、お互いの事を「真由美さん」「厚典さん」とさん付けで呼び合っていた私たち二人でしたが、初めて体を許し合った時、真由美の要望もあり、それ以降、私は彼女を夫が妻を呼ぶように「真由美」と呼び捨てにする事にして、交際が深まって行くと、真由美も私を「厚典さん」と呼ぶだけではなく、セックスの時には妻が夫を呼ぶように「あなた」と呼ぶ事が多くなったのです。

私たち二人のセックスも半年間でずいぶんと進化して、私のペニスの勃起度も真由美のヴァギナの締め付けも初めて同士、童貞と処女で結ばれた当初とは比べ物にならないほどに良くなり、お互いのテクニックも上達して、性器の結合と性運動が齎す快感は最高のものと化していたのでした。
半年前、初めて結ばれた頃の真由美はまだ無垢な少女のような雰囲気を持っていましたが、私と何回も体を交えているうちに段々と大人っぽくなって行き、いつしか大人の女の色気が漂うようになって、セックスの時の乱れようは半端なものではなく、いつも私の目の前で恥も外聞もなく快感に満ち溢れた女として最高に魅力的な表情を見せて、処女だった時には1度も口にした事がなかった卑猥な言葉の数々を堂々と発しながら、悦びの声を上げて淫らな姿を曝け出すようになっていたのです。
また、普段は一見すると、淑やかな感じがする女性の真由美なのですが、性格的に結構、気が強いところがあり、交際を重ねて行くうちにいつしか自分の方から積極的に私を求めて来る事が多くなって、かなりアグレッシヴなセックスをする事があったのでした。
真由美は私より5歳も年下の女性でありながら、セックスの主導権を握って年上の男性の私を積極的にリードして行き、時には命令口調でより強烈に性運動を行なうように要求する事もあったくらいで、私が彼女より先にイキそうになった時でも、なかなかイク事を承知してくれず、そんな時は真由美の要求に従ってイカないように我慢して、彼女の意のままに性運動を続けるしかなかった私なのです。
特に騎乗位で交わった時の真由美の乱れようは淫乱女としか言いようがないほどに物凄く、セックスの主導権を完全に握った彼女の独壇場で、私は自由を奪われた性奴隷に等しい存在として真由美に命じられるままに彼女の動きに合わせて性運動を行ない、5歳も年下の女性に凌辱されて男として屈辱感を覚えながらも、自分にとって最高の女性である真由美とセックスしている事にこの上ないほどの大きな悦びを感じていたのでした。
また、真由美のキスも交際し始めた頃は初々しさを感じさせるぎこちないものでしたが、半年後にはそれがすっかり影を潜めて、巧みな舌使いのキスをするようになっていたのです。
そして、肉体関係を結んでから、最初の頃はすごく恥ずかしがって強い抵抗感を覚えていたフェラも経験を重ねて行くうちに段々と巧くこなすようになり、いつしか高度なフェラテクを身に付けて、シックスナインも平気で行なうようになった真由美なのでした。
元々、小さ目だった真由美の乳房は半年間で私に数え切れないほどに何回も揉みしだかれて吸いまくられ、持ち主の彼女自身も自らの手で愛撫したせいで、以前に比べると、ずいぶんと張りがあるふっくらとした大き目のものと化して、乳首の突起も鋭くなったのです。
その頃、真由美は妹や友人に乳房が大きくなったんじゃないか?と訊かれたり、最近、すごく女っぽく綺麗になったと言われたりして、ドキッ!としたものの、私との関係は知られていないようだと話していました。
私もその時期に友人から最近、すごく明るくて生き生きしていると言われ、彼女が出来たんじゃないか?と訊かれて、しらを切った事があります。
その1年前、私が文化祭のリハーサルで目にした日本舞踊を舞う天女のように美しく雅やかで、純真無垢なイメージの姿とは似ても似つかぬほどの淫乱な女になってしまった真由美。
(今、おれとセックスしてるこの女が本当に“あの時”の真由美なのか…!?)
私は何度も真由美とセックスしている時、自分の目の前で乱れまくるあまりにも淫らな彼女の姿に驚きを禁じ得ず、心の中でそうつぶやいたものです。
正直、つき合い始めた頃はまさか真由美があんなに性欲が旺盛でセックスが大好きな女性だとは思っていなかった私で、半年間であれほどまでの淫乱な女になってしまった事が信じられないような気がしていたのでした。
しかし、以前に比べて大きな変貌を遂げたそんな真由美は私にとって最高に魅力的な女性で、私はもう彼女なしでは生きて行けない、一生、この女性を離さない、二人で死ぬまで愛し合って行きたいと思っていたのです。
ほとんど毎日のセックスで、特に休日や休日の前日の夜には精も根も尽き果ててクタクタになるまで何回も体を交える事が多く、体力を極度に消耗して物事に取り組む気力が萎えてしまったほどで、肉体的にはかなりキツかった私と真由美でしたが、それでも、お互いの情欲の念、性欲は衰えを知らないかのように湧き起こり続け、相手を強く求め合って交わっていたのでした。
交際の月日が経つに連れて、セックスに深くのめり込みつつあった私と真由美は宗教の会合に出席する回数が段々と減って行き、交際から半年が経った頃には滅多に顔を出さなくなっていたのです。
お互いに宗教を疎かにしてはいけない事は十分にわかっていたつもりでしたが、愛欲にすっかりのめり込んでいたその頃の私と真由美は自身の欲望、情欲の念、性欲を制御できなくなっていて、愛し合ってセックスする事以外、他には何も考えられなくなっていたのでした。

この続きはコメント欄に。
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投稿者:厚典 ◆kdFSzec5gM
2018/06/30 23:30:14    (y.MGnGkd)
続きです。

1度、真由美が私の部屋に泊まった土曜の夜、今のままではいけないと思っていた私たちはお互いの中に存在する強大な情欲の念、旺盛な性欲を減退させようと二人で祈った事があるのですが、しかし、結果は…
どうにか自身の中で止め処もなく湧き起こって来る情欲の念、性欲を抑えようと長時間、真剣に祈り続けたのですが、欲望は一向に収まる事がなく、それどころか、私も真由美もますます相手を欲する気持ちが強まって行く一方で、欲望を制御させる為の祈りがとてつもないほどに苦痛に感じられて来たのです。
苦痛に堪えられなくなった私は祈っている途中、遂に願い事を変えて、真由美と近い将来、結婚できるように、自分たち二人が夫婦として一生、愛し合って行けるように、彼女とずっとセックスできるようにと祈り始めたのでした。
信仰者としては不純な祈りだったのかもしれませんが…
祈りの願い事を変えてから、次第に私のペニスは勃起して来て、自分のすぐ隣で祈っている真由美を抱き締めたい衝動に駆られたのです。
しかし、仮にも信仰者にとっては神聖な行為である祈りの最中にそんな事をするわけには行かず、祈りを終えるまで私は自分の中で生じた衝動、情欲の念を必死で抑え続けていたのでした。
普段よりも物凄く長い時間に感じられた祈りがようやく終わって、私が真由美の方へ目を遣ると、彼女も私の方に顔を向けたのです。
「…!」
その時、私を見つめた真由美の目は官能の色に満ち溢れたすごく妖艶なもので、明らかに男を欲する女の目で、私の胸は思わず、ドキッ!としたのでした。
そう、真由美も祈りの最中、私とまったく同じ気持ちでいたのです。
私はもはや自らの欲望を抑え切れなくなり、すぐに正座していたその場から立ち上がると、信仰者としての自分を投げ捨てて、男女の行為を行なう場、私たち二人にとっての愛の巣であるベッドへ身を移す用意をして真由美を促したのです。

「真由美ぃ…」
「あなたぁ…」
私と真由美はベッドの横に立ち、正面から向かい合ってお互いの顔をじっと見つめ合い、愛する相手を呼び合うと、どちらからともなく体を寄せ合って抱き合ったのでした。
お互いの体を強く抱き合った後、私と真由美は唇を合わせ激しく濃厚にキスしたのです。
「厚典さん、あたし、もう我慢できへんわ… 祈ってた時から、あなたとしとうてしとうて、もう死にそうなくらいで、堪えられへんかった… あなたのチンボが欲しゅうて欲しゅうて、あたしのオメコ、ずっと疼きまくっとったんよ… オメコ、もうビショビショや…」
真由美は官能的な目で私の顔を物欲しそうに見つめて、かなり興奮した口調でそう言ったのでした。
「おれもだ、真由美… おれも祈ってた時、真由美としたくてしたくて、すごく辛かった… おれのチンボも真由美のオメコと結合(ハメ)たくて、もうビンビンに勃(た)ちまくってる… しよう、真由美…」
私も真由美と同様にかなり興奮してそう言って、その後、私たち二人はお互いに身に着けている物を忙しく次々と脱ぎ捨てて行き、あっという間に生まれたままの姿になったのです。
「すごい…っ! あなたのチンボ、めっちゃ勃(た)ってる…」
真由美は私のビンビンに勃起しまくって、肥大化したペニスを驚いたような、それでいて、嬉しそうな目で凝視してそう言ったのでした。
そう言われた私は恥ずかしさを覚えながらも、持ち主自身が両手で覆っている真由美の下半身に視線を遣ると、膣内から溢れ出した愛液が両脚の太腿を伝って流れ落ちているのが目に入ったのです。
興奮した私が
「真由美もすごい…っ! 真由美のオメコの中、ビショビショになってるんだな…」
と言うと、真由美は
「ああ… そんな… いやや…っ! 恥ずかしい事、言わんといて…っ!」
と言って、恥ずかしそうに色白の顔を少しばかり赤らめたのですが、はにかみながらも、笑みを浮かべて私を見つめたのでした。

真由美は私より先にベッドに上がり仰向けになると、両脚を左右に広げてびしょ濡れになった自らのヴァギナを露にして、両手で太腿の内側を掴み、ベッドのそばに立っている私を色っぽい目でじっと見据えて、
「挿入(い)れて… ここに… あたしの膣内(なか)にあなたを… あなたのその逞しいチンボをあたしのオメコの中に挿入れて…」
と上ずった声でそう言って、結合を要求したのです。
私は真由美の要求に従ってベッドに上がり、
「挿入(い)れるぞ… 真由美…」
と興奮した口調で言うと、恋人の膣口にペニスの先端を押し当てて、腰をグイッ!と思い切り前方へ突き出して、愛する女性の膣内(なか)に挿入(はい)って行ったのでした。
「あああ… ああんっ! あんっ! ああっ!」
「おおお… おおうっ! おうっ! おおっ!」
ヴァギナとペニス、真由美と私、二つの肉体が一つに結合した瞬間、私たち二人は思わず、本能の趣くままに歓喜の声を上げてしまい、お互いの体を強く抱き合ったのです。
真由美と繋がった私は腰を激しく振ってペニスで膣内を強烈に突きまくり始め、彼女もまた私の性運動に応じてヴァギナでペニスを強烈に締め付けながら、腰を突き出し始めたのでした。
「ああっ! あな、たあっ! 厚典、さあんっ! ああっ! イイッ! イイわっ! ああっ! 厚典さんのチンボ、めっちゃイイッ! めっちゃ硬くて逞しいっ! ああっ! オメコ、めっちゃ感じるっ! あたし、これが… あなたのこのチンボがずっと欲しかったっ! ああっ! 最高に素敵なチンボやっ! 厚典さん、最高やわっ!」
私の目の前で真由美は快感に満ち溢れた表情を見せて、嬉しそうに悦びの声を上げたのです。
「おおっ! 真由、美いっ! 真由美も… 真由美もすごくイイぞっ! おおっ! 真由美のオメコ、物凄くキツい締め付けだっ! おれのチンボもすごく感じるっ! おれもこのオメコと… 真由美のこのオメコと結合(ハメ)たくて結合たくて、気が狂いそうだったんだっ! おおっ! 真由美のオメコ、最高だっ! 真由美、最高に素敵な女だっ!」
真由美の感じまくる顔を見つめながら、私は全身にとてつもないほどの大きな悦びを覚えてそう言ったのでした。
私と真由美は完全にセックスの虜になり、お互いに本能の趣くままに獣が発するような声を上げて激しく愛し合って、快感を貪り合ったのです。
正常位で交わった後、前座位、騎乗位、後背位で愛し合い、最後は再び正常位になってイク事にした私と真由美なのでした。
「ああっ! あな、たあっ! 厚典、さあんっ! ああっ! あたしっ! もう…っ! もうっ! ああっ! イキ… そうっ!」
真由美は両腕と両脚に渾身の力を込めて私の体にしがみ付き、イク事を告げて、私も恋人の体をより一層、強く抱き締め、
「おおっ! 真由、美いっ! おれもっ! おれももう…っ! イキ… そうだっ!」
と答えたのです。
「ああっ! イッてっ! イカせてっ! あたしと一緒にっ! 二人で一緒にっ! ああっ! 厚典さんっ! あたしっ! 真由美っ! ああっ! イ… クうっ!」
「おおっ! 真由、美いっ! イクぞっ! イクぞっ! おっ… おおお… おうっ! おおっ! おおうっ! おうっ! おおっ!」
私たちが最後の歓喜の叫び声を上げた直後、全裸の体を一つに繋げた私と真由美は全身を物凄い強大な快感に覆い尽くされて、二人で同時にイッてしまったのでした。

イッた後、私はペニスに溜まりに溜まっていた精液を真由美の膣内(なか)で一気に噴出し始めたのです。
「あっ… ああ… あ… はあ… ああ… 熱い… 厚典さんの、めっちゃ熱い… あたしの膣内(なか)に厚典さんの熱いのがいっぱい、射精(で)てる… ああ… めっちゃ気持ちええわ…」
真由美は私の目の前で快感に満ち足りたアクメ顔を見せて、気持ち良さそうに安堵したような声を発しながら、私の射精に応じてヴァギナでペニスをキュッ、キュッと締め付けて、精液を子宮に吸い取って行ったのでした。
「おお… おお… おっ… おお… お… おお… 真由美ぃ… おれもすごく気持ちイイ… 最高だ…」
私は真由美のヴァギナで締め付けられているペニスに心地良い快感を覚え、本能の趣くままに悦びの声を発しながら、腰を前方へ突き出して射精し続けたのです。
「ああ… 射精(だ)して… もっともっと射精して… あなたのこの熱いの、あたしの膣内(なか)に全部、射精して… 赤ちゃん、妊娠(で)きてもええから…」
真由美は私の子どもを妊娠しても構わないと言って、私に尚も膣内射精(なかだし)を続けるように要求したのでした。
「おお… 射精(だ)してやる… おれを全部… おれの精液を全部、真由美の膣内(なか)に… 真由美がおれの子どもを妊娠するように全部、射精してやる… おお… 真由美ぃ…」
妊娠をOKされた私は大きな興奮と感動を覚えて、真由美が自分の子どもを妊娠する事を本気で願って、愛する女性の膣内(なか)に自らの子種を噴出し続けたのです。
「ああ… あなたぁ… すごい… まだ射精(で)てる… あたしの膣内(なか)に厚典さんの精子がいっぱい、射精てる… ほんまに妊娠するかも…? ああ… あたし、あなたの… 厚典さんの子どもが欲しい… お願い、厚典さん… あたしを妊娠させて… あたしとあなたの子どもを… あたしら二人の愛の結晶を誕生させたい… ああ… 愛してる… 愛してるわ… 厚典さぁん…」
「おお… 真由美ぃ… おれも… おれも真由美におれの子どもを妊娠してほしい… おれと真由美の子どもをこの世に誕生させたい… おれたちが愛し合った証として… おれたち二人の愛の結晶を… おお… 愛してる… 愛してるよ… 真由美ぃ…」
絶対に離れないと言わんばかりにお互いの体を強く抱き合って、愛の言葉を口にしながら、自分たち二人の間に新しい命、男女の愛の結晶が生じる事を願って、射精と精液の吸い取りを行ない続ける私と真由美。
私も真由美も愛し合っている実感を全身で覚えながら、幸せの絶頂に身を置いていたのでした。

膣内射精(なかだし)と精液の吸い取りが終わった後、私と真由美はしばらくの間は体を繋げたままで抱き合って、お互いの顔をじっと見つめ合っていたのです。
私を見つめる真由美の表情は大人の女の色気に満ち溢れた妖艶なもので、私には自分の目の前にいるそんな彼女がとても半年前まで処女だったとは思えなかったくらいなのでした。
そして、その1年前のあの日、私が初めて胸をときめかした時の真由美、天女のように美しくて優雅な姿を見せていた乙女とはまるで別人のように思えて、処女から大人の女へとあまりにも大きく変貌した彼女を驚嘆と悦びの入り混じった気持ちで見つめていた私だったのです。
「赤ちゃん、妊娠(で)きたかな…?」
真由美は微笑を浮かべてそう言って、私も
「妊娠(で)きたらいいな…」
と笑顔で答えたのでした。
「もしかすると、来年の今頃、あたしら、夫婦になってて、パパとママになってるかもしれへんね…」
喜びに満ち足りた優しそうな目で私を見つめて、そう言った真由美に対して私は
「おれもそうなっていたい… 来年、結婚しようか…?」
と言ったのです。
「うん… そうしよ…」
真由美は嬉しそうな笑顔を見せて、同意したのでした。
「真由美ぃ…」
「あなたぁ…」
私と真由美はお互いを呼び合うと、唇を合わせて激しく濃厚にキスしたのです。
自分たち二人の愛は永遠だと信じて、愛し合う喜びを強く感じ合っていた私と真由美なのでした。

その後も私と真由美の交際は続いて翌年になり、男と女の関係を結んでから1年以上が経過した夏。
私と真由美はその頃、以前のようにほとんど毎日、会って体を交える事はなくなっていて、週に1回位しか会わなくなっていたのです。
一時期のセックス三昧の生活でお互いに体力をずいぶんと消耗して、肉体的に大きな疲労感を覚えていたのみならず、精神的にも苦痛を感じるようになって、いつしか次第に体を交える回数が減って行き、物凄く旺盛だった性欲が極度に減退してしまっていた私と真由美なのでした。
セックス疲れの為でもあったのですが、私も真由美も肉体的な事だけではなくて、精神的にもお互いに相手に対する情熱が段々と失せて行き、二人の間に存在している愛情が薄らぎつつあったのを感じていたのです。

そして、8月の盆明けの事でした。
盆休みで帰省していた実家から戻った私の自宅に真由美が土曜の夜にTELして来て、1年4ヶ月前に初めて二人で話した喫茶店で会う事にしたのです。
私たち二人は2週間近く、会っていなかったのですが、久しぶりに顔を合わせたその日の真由美はいつになく神妙な表情をしていて、私には彼女が何を言いたいのかが直感でわかりました。
それまでの真由美は私に会いたい時には私の部屋にやって来ていたにも関わらず、その日の彼女は敢えて喫茶店で会いたいと言ったのですから。
「あたし、あなたと別れたい…」
真由美はうつむいてポツリとそう言ったのですが、彼女の口から発せられたその言葉は真由美からTELがあった時点で予想していたので、私は驚く事などなく、
「そうか…」
とつぶやくように返答したのです。
私たち二人の間にしばしの沈黙の時間が流れた後、真由美は
「ごめんなさい… 1年以上も付き合うて来たのに… そやけど、あたし、もうあなたと付き合うの、しんどうて…」
と申し訳なさそうに言ったのでした。
「いや… おれも君と同じ気持ちだ… おれたち、もう別れる時が来たのかもしれないな…」
そう答えた私だったのです。
初めての男と女として結ばれた私と真由美に別れの時が来た事をお互いに確信し合ったのでした。
近い将来の結婚を約束して体を許し合い、一時期はお互いに我を忘れてしまうほどに強く深く愛し合って、ほとんど毎日、会ってセックスするようになり、情欲の塊、性獣と化して、精神的にも肉体的にも夫婦同然の間柄の男女になっていた私と真由美だったのですが、肉体関係を持ってから1年余りが経った30年前の夏、お互いの間に存在していた愛情が少しずつ冷め始めて行き、いつしか性欲を満たす事が目的の性生活が中心のカップルに、恋人というよりもセックスフレンドに近い関係になっていた私たち二人だったのです。
幸いにも1年余りの間、数え切れないくらいに何回も膣内射精(なかだし)でセックスしたにも関わらず、真由美は私の子どもを妊娠する事がなかったので、私も彼女も別れるなら、この時しかないと思っていたのでした。
「これまでほんまにありがとう… あなたには感謝してるわ… あたしを大人の女にしてくれて…」
そう言った真由美に対して私も
「おれの方こそありがとう… おれも君には感謝してるよ… 君がいたから、おれも大人の男になれたんだし…」
と返答したのです。
その後、私は
「おれは来月一杯でこの街を出て行こうと思ってるんだ… 盆に実家に帰った時、友達から一緒に仕事をしないか?って誘われたんで、そうしようと思う…」
と言うと、真由美は突然の事に一瞬、困惑したような表情を浮かべて、
「そう… 厚典さん、郷里(いなか)に帰りはるんやね… この街からおらへんようになるんや…」
とちょっと淋しそうな口調でそう言ったのです。
「もうすぐ、この街ともお別れだな…」
私はそうつぶやいて、一呼吸入れた後、
「君とも今日で…」
と言ったのでした。
その街に私は3年間、住んでいたのですが、私にとってそこでの最も大きな思い出はやはり真由美と出会った事。
交際し始める前年の秋、文化祭のリハーサルで日本舞踊を華麗に舞っていた美しい真由美の姿…
お互いに初めての男と女として体を許し合い、二人だけの世界で激しく愛し合って来た日々…
セックスの虜になって、ほとんど毎日、体を交えていた私と真由美…
真由美と過ごした日々が走馬灯のように私の頭の中を駆け巡ったのです。
「この1年ちょっと、あなたと付き合うて、あたし、ほんまに楽しかった… あなたと付き合うた事、後悔してへん… 男の人と付き合うて、愛し合う事がこんなに素晴らしい事やいうの、あなたが教えてくれたんやから… 今日でお別れやけど、あたし、あなたとの事、これからもずっと心の奥に大切な思い出として閉まっておくから…」
私の顔を真顔で見つめながら、真由美はそう言って、私も
「おれも君との事、後悔してないよ… 君と過ごしたこの1年ちょっと、本当に楽しかった… おれも君がいたから… 君と付き合ったから、男と女として愛し合う事の素晴らしさを知る事が出来たんだから… おれも君との事、大切な思い出として心の奥に閉まって生きて行くよ…」
と答えたのでした。
「郷里(いなか)に帰らはっても、体に気ぃ付けて頑張ってね… あっちでええ女性(ひと)が見つかるように願(ねご)うとるわ…」
真由美は微笑を浮かべて、私に励ましの言葉を告げたのです。
「ありがとう… 君も体に気を付けて元気でな… おれも君にいい男性(ひと)が見つかるように願ってるよ…」
私も真由美と同じように微笑んで、別れる女性に対して感謝と励ましの言葉を口にしたのでした。
喫茶店を出て帰宅する時、私と真由美は途中まで帰り道が同じ方向だったので、夜道を一緒に歩いたのです。
いくら今日で別れるとは言え、こうして真由美と二人で歩く事はもうないと思うと、やはり一抹の淋しさを感じていた私なのでした。
それは真由美も同じだったと思われ、私も彼女も別れ際までずっと無言でいたのです。
真由美の家の近所にある分かれ道まで来た時、私は
「じゃあ、ここで… さようなら…」
と告げると、彼女も
「さいなら…」
と言って、私たち二人は別れたのでした。

翌月、私が引っ越す数日前に行なわれた宗教団体の催しに参加した時、真由美は係員の一人として会場の入口の受付に立っていたのです。
私は真由美の姿を目にすると、ちょっと複雑な気持ちになり、彼女も私が来た事に気づいた時、ややたじろいだような目になったのがわかりました。
会場に入る時、私は真由美と顔を合わさないようにわざと彼女を避けて、別の係員の女性に入場券を渡したのです。
その時、私がそうだったように真由美も多分、ホッとした気持ちだったのではないか?と。
私と真由美が1年余りの間、恋人同士として交際し肉体関係を持っていた事は私たち以外には誰も知らず、二人だけの秘密、シークレットラヴのままで終わったのでした。
その日、会場に来ていた真由美の両親と妹は無論、地域の宗教団体の人たちもまさか私たち二人が男と女の関係にあったなどとは夢にも思っていなかった事でしょう。

それから3年後。
時代は昭和が終わりを告げて、平成に。
私は再び関西地方に住んでいて、久しぶりに真由美との思い出があるその街へと足を伸ばしてみたのです。
敢えてかつての恋人である真由美の家の前まで行ってみたのですが、玄関の表札にはすでに彼女の名前はありませんでした。
真由美がどこかの誰かと結婚して家を出たと確信して、私はその場を立ち去ったのです。
(真由美、もうおれの手の届かない存在になってしまったのか… おれの知らない世界で新たなる人生を歩んでるんだな…)
歩きながら、心の中でそうつぶやいた私なのでした。

そして、21世紀になり、真由美と別れてから21年後の2009年。
その11年前、あと3年で21世紀になろうとしていた1998年に私は関西の地を去って、郷里の中国地方に戻って来て、それからはずっとこちらで暮らしているのですが、2009年のある日、所用で関西地方へ日帰りで行った時の事です。
用事が済んだ後、帰るにはまだ少しばかり時間があったので、本当に久しぶりに真由美と出会った街へ行ってみたのでした。
真由美の実家のすぐ近くを通った時、家の前に高校生くらいに見えた背の高い男の子が立っていて、携帯を操作しているのが目に入ったのです。
家の前まで行く事はなく、遠目に見ただけで通り過ぎたのですが、私が目にしたその男の子は真由美の息子ではないか?と思いました。
もし真由美と別れずに結婚していたら、その頃、2009年には私と彼女の間にそれくらいの年齢の子どもがいてもおかしくなかったのですから。

続く。
3
投稿者:ご苦労様
2018/07/03 12:05:09    (r9ME77c5)
変な宗教信者は話がくどい
もっと簡単明瞭に書きなよ
読んでも興奮度ゼロ
4
投稿者:厚典 ◆kdFSzec5gM
2018/07/28 15:57:06    (GAXuovua)
続きです。

今年のGWにその街を訪ねた時の話に戻ります。
若い頃、30年位前にそこで過ごした事を懐かしく思い出しながら、私は街中を一人で歩いていたのです。
その街には私がいた当時からの友人が今でも住んでいて、彼とは18年前に会ったきりだったので、私は友人の家を久しぶりに訪ねてみようと思っていたのでした。
友人の家を訪ねる前、喫茶店に入り一休みする事にした私だったのです。
私が入った喫茶店はかつて真由美と初めて二人だけで話して、お互いの愛を告白し合った、そして、最後に二人で会って別れる事にした喫茶店ではない別の喫茶店なのでした。
真由美との思い出がある喫茶店はすでにずいぶんと前に閉店されたようで、今はもう存在していないのです。
喫茶店に入った私は喫煙可能なテーブル席に座り、注文したホットコーヒーを口にしながら、タバコを吸っていました。
30年位前は現在と違って、喫煙者が肩身の狭い思いをするような世の中ではなかったのですから、時代の流れを感じていた私だったのです。
そうしているうちに私が座っている席の隣のテーブル、同じ喫煙席に一人の中年の女性がやって来て座ったのでした。
その女性はホットコーヒーを注文すると、ハンドバッグからタバコを取り出して、私と同じように喫煙し始めたのです。
私は何気なくタバコを吸っている女性の方へ目を向けたのですが、私にはその女性の横顔に見覚えがあるような気がしたのでした。
(…!?)
最初はわからなかったのですが、ほんの僅かな時間が過ぎた後、私は驚き、
(まさか…?)
と思ったのです。
その女性はなんとかつての恋人、真由美だったのでした。
30年も経っているので、若い頃に比べて、ずいぶんとおばさんっぽくなってはいたものの、その横顔には昔の面影が色濃く残っていて、真由美である事は間違いないと確信した私だったのです。
私は若い頃に交際していた女性、自身にとって初めて男と女として結ばれた忘れられない女性である真由美が別れてから30年後の今、中年の女性になって自分のすぐそばにいる事にかなりの動揺を覚えてしまったのでした。
いくら若い頃に恋人同士だったとは言え、今の真由美はすでに人妻に母親になっているのですから、私は大きな気まずさを覚え、一刻も早くその場を立ち去りたい気持ちになったのです。
私は真由美に気づかれないうちに早目にコーヒーを飲んで、席を立つ事にしたのでした。

かなり焦った気持ちで出来るだけ早くコーヒーを飲み終えて、伝票を手にした私は席を立ったのですが、その時、
「あの… すいません…」
と隣の席に座っていた真由美がいきなり声を掛けて来たのです。
一瞬、私は心臓が止まってしまうのではないか?と思ったほどの強い衝撃を受けたのでした。
恐る恐る、声のした方へ目を向けると、真由美は私の顔をじっと見つめて、
「後藤さんやないんですか…?」
と訊いて来たのです。
正面から見た真由美の顔は50代の女性になっていた為、目尻と頬に少しばかり皺が出来ていて、肌も若い頃のような艶やかさがなくなっていましたが、30年前と大きな違いはなく年齢の割には若々しくて、私を見つめていたその目は昔のように色っぽさを湛えていたのでした。
「そ… そうですけど…」
私はそう答えたままで緊張の余り、金縛りにあったかのように全身が硬直して、その場に立ち竦んでしまったのです。
「やっぱり、そやったんですね…」
真由美は微笑を浮かべて、嬉しそうな目をしてそう言ったのでした。
「く… 黒田さん…」
私は真由美の喜びの感情を含んだ色気のある目に吸い込まれて行くような気がして、体から振り絞るように声を出したのですが、最初、かつて恋人同士だった時のようにうっかり「真由美」と呼び捨てにしそうになり、慌てて名前ではなく、すでに“旧姓”になっている筈の彼女の名字に“さん付け”をして呼んだのです。
真由美は呆然として佇んでいる私に
「憶えてくれてはったんですね… ほんまに久しぶり… 30年ぶりになるやろか… 今、どこに住んではるんですか…?」
と訊いて来たのでした。
「えっ… ああ… 郷里(くに)の方に住んでます… 20年前から…」
とややしどろもどろの喋り方で、答えた私だったのです。
「ほな、今日は家族旅行でこっちに来はったん…?」
そう訊いた真由美の目が急に淋し気なものに変わったのがわかりましたが、私は
「いや… 一人です…」
と答えると、彼女は
「奥さんや子どもさんは一緒やないんですね…」
と言ったのでした。
真由美は私の事を既婚者だと思っているようだったので、私が
「えっ… いや… 私は独り者ですし…」
と言うと、淋し気な色合いだった彼女の目は突然、驚いたものになり、
「えっ…! 後藤さん、お独りなんですか…?」
と言った真由美だったのです。
「ええ… ずっと独りです…」
私が正直にそう言うと、真由美の目は今度は嬉しそうなものに変わって、彼女は
「そ… そやったんですか… あっ… あたし、てっきり… 後藤さん、結婚してはるもんやと思てました…」
と言って、うつむいたのでした。
(…!)
しばらくうつむいたままでいた真由美が顔を上げた時、彼女の頬はやや赤らんでいて、私を見たその目が喜びに満ち溢れていたものであるのがよくわかり、私は思ってもみなかった真由美の意外な反応に思わず、ドキッとしたのです。
その後、真由美は私の顔を真顔で見つめて、
「あっ… あの… あたしも… 独りなんです… ずっと…」
と言ったのでした。
「えっ…!?」
私は真由美の口から出た予想外の言葉に唖然として、思わず、絶句してしまい、彼女の言った事が俄には信じられない気がしたのです。
真由美と別れてから3年後に彼女の家の前まで行った時、玄関の表札から真由美の名前がなくなっていて、その18年後の9年前、彼女の家の前に真由美の息子だと思われる高校生くらいの男の子がいたのを私は確かに目にしたのですから。
私は真由美が嘘を言っているのではないか?と思いましたが、その半面、彼女の言っている事は本当で、もしかすると、私はこれまで長年に渡ってとんでもない勘違いをしていたのではないか?とも…
思い切って、私は
「黒田さん、結婚されて子どもさんがいらっしゃるんじゃないんですか…?」
と訊いたのでした。
すると、真由美は
「えっ…!? いえ、あたし、ずっと独りで、子どももいませんけど…」
と私の発言が意外だと言わんばかりに、ちょっと驚いたように目を円くして答えたのです。
私は再び席に座ると、敢えて踏み込んで、真由美の家の表札から彼女の名前が消えていた事、家の前に男の子がいた事を問い質したのでした。
「ああ… あたし、もうずいぶん前に実家を出てずっと一人暮らししてて、家(うち)を出てから表札からあたしの名前、外してもろたんで… 後藤さん、それで、あたしが結婚したと勘違いしはったんやね…」
真由美は笑いながら、そう答えたのです。
そして、
「9年前に後藤さんが見はった家(うち)の前にいた男の子、多分、従妹の子どもや思うわ… あの頃、従妹が息子さん連れて時々、家に来てはったから…」
と言ったのでした。
私は思ってもみなかった真由美の発言に、ただただ驚くばかりだったのです。
全ては私の勘違い、一方的な思い込みに過ぎなかった事がわかり、そんな自分がなんだか恥ずかしく思えたのですが、それと共に…
私の中で長年、封印していたもの…
かつて30年前、真由美と恋人同士だった若い頃に抱いていた想い…
彼女に対する恋愛感情…
そして、情欲の念…
自分の心の中で真由美を欲する気持ちが30年の時を経て甦り、次第に頭をもたげて来るのを感じた私なのでした。
私を見つめている真由美の目に引き込まれて行くように、私も彼女の顔をじっと見つめて、お互いの顔を見つめ合っているうちに、自分の顔が段々と火照って来るのがわかり、心臓の鼓動が急激に速まって行くのを感じたのです。
真由美の白い頬もますます赤らんで来て、彼女の目は完全に愛しい異性を見る時のものになったのでした。
「そ… そうだったのか… いや… おれはてっきり“君”が結婚して家を出たものだとばっかり思ってた… あの時、9年前に見た男の子は君の子どもじゃなく、君の従妹さんの息子さんだったのか…」
私は真由美が独身の女性なのを知って、彼女が30年前に私と別れて以来、ずっと独りでいた事に大きな喜びを感じてそう言ったのですが、思わず、恋人同士だった時のように真由美を“君”と呼んでしまっていたのです。
「あたしも厚典さん、結婚してはるんや思てた… “あれから”ずっと独りでいはったんやね… あたしと一緒で…」
真由美も私を後藤さんではなく、恋人時代のように“厚典さん”と呼んで、喜びに満ち溢れた目でそう言ったのでした。
私は時間が30年前にタイムスリップしたような感覚に陥って、完全に真由美と恋人同士だった時の気持ちに戻っていたのです。
かつての恋人、初体験の女性と30年ぶりに再会した私は真由美と見つめ合っているうちに、彼女を思いっ切り抱き締めたい衝動に駆られたのでした。
それからしばらくの間、私も真由美も何を言ったらいいのかがわからず、無言でいたのですが、お互いに相手の顔から目を逸らさないでじっと見つめ合っていたのです。
「今日、これからどっか行かはるん…?」
私たち二人の間に生じた沈黙を破ったのは真由美の方で、彼女の質問に私は
「いや… 別に行くとこはないけど…」
と答えたのでした。
「ほな、これからどっか行かへん…? 久しぶりに会うたんやから…」
と言って、私をデートに誘った真由美の目は期待感に満ちていて、私は喜びで一杯の気持ちで
「じゃあ、どっか行こうか…」
と彼女の申し出を快く承諾したのです。
当初は友人の家を訪ねるつもりでしたが、もうそんな事などどうでも良くなった私で、真由美と30年ぶりにデートする事にしたのでした。

喫茶店を出た私と真由美は最寄りの駅から電車に乗り、そこから二駅の所にある公園に赴いたのです。
そこはかつて私と真由美が何度もデートした場所で、その日はGWだったので、公園内には大勢の人で溢れ返っていました。
「久しぶりだな… 昔、君と何度もやって来たけど、あの頃と変わってないな…」
公園内を真由美と二人で歩きながら、私がそう言うと、彼女も
「そやね… あの頃、あなたと二人でこうして何べんも来たわね…」
と感慨深そうに言ったのです。
しばらく歩いた後、空いているベンチがあったので、私と真由美はそこに腰掛けたのでした。
私がタバコを吸い始めると、真由美もタバコを取り出してライターで火を点け、吸い始めたのです
「君もタバコを吸うようになったんだな…」
喫茶店でタバコを吸う真由美を初めて目にした時には意外な気がした私で、昔はタバコを吸わなかった彼女が30年後の今は喫煙者になっていたので、私がそう言うと、
「うん… あなたとつき合うてた頃は吸うてへんかったけど、家(うち)を出て一人暮らしするようになってから吸うようになったわ…」
と答えた真由美なのでした。
「そうか… あの頃の君はタバコを吸ってなかったんで、喫茶店でタバコを吸う君を見た時はちょっと意外な気がしたよ…」
私がそう言うと、真由美は
「タバコ吸うあたし、嫌…?」
と言って、私の顔を彼女特有の色っぽい目で見つめたのです。
「いや… そんな事はないよ… ただ、タバコを吸う君を見てたら、昔のイメージと違って、ずいぶん大人っぽい雰囲気の女性になったなって… まあ、あれから30年も経つんだから、当然だけど… おれもこんなおっさんになってしまったし…」
と私が言うと、真由美は
「あたしもこんなおばちゃんになってもうたわ… あれから30年も経つんやから、しゃあないけど…」
と笑みを浮かべて言ったのでした。
若い頃と同じ人懐こそうな真由美の笑みに釣られて、私も笑みを浮かべてしまったのです。
「なんで結婚しはらへんの…?」
真由美はタバコを吸いながら、シリアスな表情で遠くの方を見つめて急にそう言ったのでした。
唐突な質問に私はやや戸惑いながらも、
「結婚したい女性(ひと)がいなかったからだ…」
と答えたのです。
「あたしと別れてからええ女性(ひと)と出会わへんかったん…?」
真由美は更に突っ込んだ質問をして来て、私は
「ああ… 君と別れてから何人かの女性とつき合ったけど、でも、結婚したいという気にはならなかった…」
と正直にそう言ったのでした。
「そう…」
私の返答に真由美はそっけない感じでつぶやくようにそう言った後、
「あたしもあなたと別れてからつき合うてた男性(ひと)、何人かいたけど、結婚したい思う男性はいーへんかった…」
と言ったのです。
真由美が私と同じ理由でずっと独身でいたのを意外に思った私でしたが、それと同時に彼女が私と別れて以来、独りでいた事が嬉しく感じられたのでした。
「君もそうだったのか…」
私がそう言うと、真由美は
「あたしら、おんなじやね…」
と言ったのです。

考えてみれば、私と真由美は若かった頃、31年前に初めて同士、童貞と処女で体を許し合って結ばれて肉体的に大人の男と女になったわけですから、お互いにとって相手は生涯、忘れる事が出来ない初体験の異性という間柄の男女なのでした。
私が真由美と別れた後に交際した女性たちは何れも精神的に本当の充実感を覚える事が出来ず、また、肉体的にもセックスで満足の行く最高の悦びを感じられなくて、大きな物足りなさ、虚しさを覚えていたのです。
その女性たちとの交際→別れを繰り返す度に私はいつも彼女の事、かつての恋人、初体験の女性である真由美を思い出してしまっていたのでした。
(あの時、なんで真由美と別れてしまったんだろう…)
私は心の中でそうつぶやきながら、取り返しのつかない大きな後悔の念を抱いていたのです。
失ってから初めて知った自分にとって大切なもの…
私にとって真由美は最高の女性、理想の女性であった事に改めて気づいたのでした。
(あの頃に戻れたら… もう一度、真由美とやり直せたら…)
何度、そう思った事でしょうか…
(もう二度とあの頃には戻れない… もう真由美には会えない…)
そう思うと、私の心は例えようもないほどの大きな悲しさに覆い尽くされたのです。
そのように一度は諦めていた私でしたが、しかし、今、自分の目の前には30年ぶりに再会した真由美が…
30年前の若いカップルから熟年の男女になっているとは言え、かつての恋人と再び巡り合い、もう一度、やり直せる絶好のチャンスが私と真由美、お互いの間に到来していたのでした。
私たち二人にとってその日の再会は運命的なものだったのかもしれないのです。
「あたし、今日、あなたに会えてほんまに嬉しい…」
真由美は私の顔を喜びに満ち溢れた目で見つめて、そう言ったのでした。
「おれも今日、真由美に会えて本当に嬉しい…」
私は30年ぶりで彼女の事を恋人同士だった時の呼称で、“真由美”と呼び捨てにしてそう答えたのです。
「あたし、今でもあなたが… 厚典さんが好き…」
「おれも今でも君が… 真由美が好きだ…」
真由美と私はお互いの顔をじっと見つめ合って、相手への想いを口にし合ったのでした。
30年ぶりに再会したかつての恋人同士、私と真由美。
もはや私たち二人を“阻む物”は何もない、いや、そんな物は最初から存在していなかったのです。
お互いに今でも独身で、相手を想っている事を確信し合った私と真由美の行き着く先は一つしかなかったのでした。
30年ぶりにお互いの間で燃え上がった恋心、そして、情欲の念。
その時の私と真由美は若い頃、30年前にタイムスリップしたような感覚に陥っていたのです。
私はすぐにでも真由美を抱き締めてキスしたい衝動に駆られ、
「どこか別の場所に行かないか…?」
と言って彼女を促すと、真由美は同意して私たち二人はベンチから立ち上がり、その場を後にして歩き始めたのでした。

GWの時期で公園内はどこも大勢の人だかりだったので、私たち二人は公園を出て、その近所の人気が少ない川沿いの歩道へと歩を進めたのです。
しばらく歩いた後、近くに誰もいない場所にやって来た私と真由美は歩道の側にある木の下に赴き、そこで足を止めたのでした。
「真由美ぃ…」
「あなたぁ…」
木陰で私と真由美は真正面から向かい合って、お互いの顔をじっと見つめて愛する相手を呼び合うと、この時を待っていたと言わんばかりに抱き合ったのでした。
「ああ… あなたぁ…っ! 厚典さぁん…っ! ああ… あたし、あなたにずっと… ずっと会いたかった… 会いとうて会いとうて仕方なかった… ああ… 夢見てるみたいやわ… あたし、今、ほんまに幸せ… ああ… 厚典さぁん…っ!」
「おお… 真由美ぃ…っ! おれも君にずっと… ずっと会いたかった… 会いたくて会いたくて仕方なかった… おれも今、最高に幸せだ… おお… 真由美ぃ…っ!」
真由美と私はお互いに両腕で相手の体を強く抱き締めて、喜びを口にし合ったのです。
そして、私と真由美は磁石で吸い寄せられて行くかのように顔を近づけて唇を合わせ、激しく濃厚にキスし始めたのでした。
「うっ… ううっ… うっ… うぐっ… うっ… むうっ… おっ… おお…」
私と真由美はお互いに相手の唇を飲み込んでしまわんばかりに強く吸い付き合って、吸盤のようにピッタリと一つに合わさった唇と唇の間から吐息交じりの声を漏らしながら、息が詰まりそうなほどに激しい濃厚なキスを繰り返したのです。
若い恋人同士だった時以来、30年ぶりで抱擁とキスを行なった私と真由美。
私は言葉では表せないとてつもないほどの大きな幸せを全身で感じて、真由美と別れてからのこの30年間、彼女以外の女性と結婚しなくて本当に良かったと思ったのでした。
真由美と30年ぶりに恋人同士として愛し合ってキスしている事に大きな喜びを感じて、生きている実感を強く覚えていた私だったのです。
30年ぶりに経験した真由美とのキスは若い頃のそれと違い、彼女の舌使いのテクニックが昔より上達していて、ちょっと驚いたのと共に少しばかり嫉妬の感情を覚えたのですが、私も真由美に負けじとばかりに自分の舌を彼女の舌にネトネトと絡ませたのでした。
そうして真由美と抱き合ってキスしているうちに、私の中で情欲の念が次第に肥大化して行き、それに伴ってペニスが勃起して、私はすぐにでも全裸になって彼女とセックスしたくなったのです。
しばらくキスした後、唇を離した私と真由美でしたが、私を見つめる彼女の目は官能の色に満ち溢れたものと化していて、私と同じく真由美もセックスを強く望んでいる事がよくわかったのでした。
真由美とセックスしたくて仕方がなかった私は
「これからあそこのホテルへ行くか…?」
と川の対岸にあるラヴホテルへ目を遣って、彼女に問うたのです。
そのホテルは30~31年前、私と真由美が何度か入った事がある私たち二人にとっての思い出の場所だったのですが、彼女は
「もうちょっと我慢して… 久しぶりやから、あたしの部屋でしたい…」
と答え、自分の住むマンションの部屋で体を交えるように要求したのでした。
彼女の部屋でセックスする事にした私と真由美はすぐにやって来た道を引き返して、一直線に駅へと向かったのです。
私は一分一秒でも早く真由美の住むマンションの部屋に辿り着いて、彼女と体を交えたくて仕方がなく、全身に漲っている溢れんばかりの情欲の念を抑えながら、歩いていたのでした。
公園内を通って駅に到着して電車に乗り、二駅先の駅で降りてその街に戻ると、彼女の案内に従って私と真由美はこれから二人だけの世界で愛し合う場所、かつての恋人、否、30年ぶりに恋人に戻った女性の住むマンションへと歩を進めたのです。

続く。
5
投稿者:(無名)
2018/08/12 07:58:12    (eIQp.43F)
ずいぶん経ちますが、続きはまだですか!?

待ってますので、宜しくお願い致します!!
6
投稿者:厚典 ◆kdFSzec5gM
2018/08/21 18:54:59    (aZLqYB0g)
ご拝読、ありがとうございます。
続きの書き込みがずいぶんと遅れてしまいまして、すいません。
それでは、前回の続きです。

真由美の住むマンションに到着し、私は彼女に促されて恋人の部屋に入ったのでした。
公園の近くにいた時から情欲の念に全身を覆われていた私で、すぐにでも真由美と体を交えたかったのですが、初めて恋人の部屋に入った事で、彼女に対して遠慮する気持ちがあり、神妙にしていたのです。
「冷たいもん飲む…? サイダーやったらあるし…」
真由美にそう言われて、私が
「ああ… いただくよ…」
と答えると、彼女は冷蔵庫からサイダーのペットボトルを取り出して、その後、キッチンで食器棚から取り出した二つのグラスにサイダーを注いだのでした。
そして、グラスを折り畳み式の小型のテーブルの上に置いた真由美は私に
「座って…」
と言ってキッチンの方に引き返し、換気扇のスウィッチを入れると、小さ目の灰皿を手にして戻って来たのです。
「タバコ吸いたかったら、吸うてもええよ… 遠慮する事ないから…」
真由美は私にそう言うと、ハンドバッグから取り出したタバコにライターで火を点け、吸い始めたのでした。
「そうか… じゃあ、遠慮なく…」
そう答えた私は衣服のポケットからタバコとライターを取り出して、タバコを手に取ると、真由美は自分のライターを私の顔の前に持って来て着火させ、
「どうぞ…」
と言ったのです。
「ああ… ありがとう…」
私はそう言うと、真由美の好意に甘えて彼女のライターの火にタバコを持って行き、火を点けて吸い始めたのでした。
「ここに何年ぐらい住んでるの…?」
サイダーを口にしタバコを吸いながら、私がそう訊くと、真由美は
「もう13年になるわ… 家(うち)を出て初めて一人暮らしするようになったの28年前で、最初は実家から離れたとこに住んでて、あんまりこっちに戻って来ーへんかったけど、親が年取ってあたしももう若(わこ)うないんで、40になった13年前にここに越して来たの… 今は友達のやってるスナックで働いてるわ…」
と言ったのです。
「そうか… この街を長く離れてたんだな…」
私がそう言った後、今度は真由美が
「厚典さんの郷里(いなか)のお家(うち)、引っ越さはったん…?」
と唐突に訊いて来たのでした。
「えっ…っ!? ああ… そうだけど… なんで知ってるの…?」
真由美は私の実家が以前の所から今の場所に引っ越した事を知ってるようで、私は「?」と思って、逆にそう問うたのです。
「いや… 実はあたし、もうだいぶ前、10何年か前になるけど、いっぺん、あなたのお家(うち)に電話した事あるの… そやけど、もう他のお家の電話番号になってて、引っ越さはったんやな思て…」
ちょっと恥ずかしそうな表情で微笑を浮かべて、真由美はそう言ったのですが、彼女の返答を聞いて私は嬉しい気持ちになったのでした。
30年前に別れてからこれまで私が真由美の事を忘れられなかったのと同様、彼女もまた私の事を忘れないでいてくれたのですから。
「そうか… 前に住んでた所(とこ)から今の所に引っ越したの17年前で、引っ越した事、昔の友達や知り合いのほとんどに知らせてなくて、去年からようやく知らせ始めたんだ…」
そう答えた私でしたが、実はこの私も真由美と同じく20年位前、彼女の実家に電話を掛けた事があったのです。
その時は真由美の母親が応対に出たのですが、私には彼女の事を訊く勇気がなく、間違い電話を装ったのでした。
「実はおれも20年位前、君の実家に電話した事があるんだ… 君のお母さんが出られたんだけど、君の事、何も訊けなくて、間違い電話の振りをして“すいません”って言って切ったんだ…」
真由美がそうだったように、私も彼女の実家に電話した事があると言ったのです。
「そやったん… あたしら、お互いにおんなじ事してたんやね…」
そう言ってクスッと笑った真由美の目は本当に嬉しそうなものでした。
「そうだな… おれたち、おんなじ事してたんだ…」
真由美の笑顔に釣られて、私も笑いを浮かべてそう言ったのです。
「君のお父さんとお母さん、お元気にされてる…?」
私が真由美の両親の事を訊くと、彼女は
「ええ… 元気にしてるわ… 父は80過ぎて母も70半ばやけど、父も母も年齢の割には元気やわ… あっ… そう言うたら、去年のお正月、厚典さん、家(うち)に年賀状、出さはってたね… 父も母も厚典さんの事、よう憶えてへんみたいやったけど、会(お)うたら、わかるかも…」
と言ったのでした。
真由美にそう言われて、私は
「そうか… 君のお父さんとお母さん、お元気にされてるんだな… もうずいぶん長く会ってないから、おれの事、憶えておられなくても仕方ないか…」
と答えたのです。
昨年の正月に真由美の実家へ30年ぶりぐらいで年賀状を出した私で、返事は来なかったのですが、彼女の言うとおりで、何せ30年位も経っているのですから、忘れられていても仕方がないと思ったのでした。
「厚典さんのご両親は…?」
真由美は一度も会った事がない私の両親について訊いて来たのです。
「おれのおやじとおふくろはもう亡くなったよ… おやじは15年前におふくろは6年前にね…」
私がそう答えた後、真由美は続けて
「そやったん… ほな、今はお家に一人でいはるの…?」
と訊いたので、私は
「いや、姉と二人暮らしだ… あと、猫が3匹いるよ…」
と答えたのでした。

そうして、サイダーを飲みながら、タバコを吸って話をした私と真由美で、彼女はタバコを吸い終えると、
「あたし、これからちょっとお風呂でシャワー浴びるけど、あなたもシャワー浴びるやろ…?」
と言ったのです。
真由美にそう言われた私は思わず、胸がときめくのを覚え、
「あっ… ああ… じゃあ、そうさせてもらうよ…」
と答えると、彼女は
「ほな、あなた、先に入って… あたし、あなたが出てから入るから…」
と言って立ち上がったのでした。
私は最初、真由美と二人で一緒に浴室に入るものだと勘違いしたのですが、彼女は別々に入るつもりでいたのです。
立ち上がった真由美はクローゼットの中からタオルとバスローブを取り出すと、まだタバコを吸っていた私に手渡したのでした。
私はタバコを吸い終えると、浴室に入ってボディーソープで全身を綺麗に洗い、シャワーを浴びたのです。
(いよいよこれから真由美と30年ぶりで体を交える… おれのこのチンボが真由美のオマンコの中に30年ぶりで挿入<はい>る… おれと真由美は30年ぶりで一つに繋がる…)
そう思うと、私はもう居ても立っても居られない気持ちで、私のペニスは痛みを覚えるまでにビンビンに勃起しまくって、今にも爆発しそうなほどだったのでした。
シャワーを浴びた後、私は脱衣場でバスタオルで体を拭くと、身に下着を着けず、バスローブを纏っただけで衣類と下着を持って浴室を出て、真由美のいる居間に戻ったのです。
私が戻ると、入れ替わりに真由美はすぐに浴室へと向かったのでした。
真由美がシャワーを浴びている間、私は体に纏っていたバスローブを取り外して全裸になり、サイダーを飲みながら、タバコを吸って彼女が浴室から出て来るのを一日千秋の思いで待ち続けていたのです。
私は31年前のあの日、真由美と初めての男と女として童貞と処女の体を許し合った時の事を思い出していました。
あの当時、27歳と22歳の初々しいカップル、若い恋人同士だった私と真由美…
あれから31年後の今、58歳と53歳の熟年の男女になった私と真由美…
別れる前、最後に体を交えたのは30年前の8月の初めだったと記憶していますから、私と真由美は実に30年ぶりでセックスするのです。
20代だった30年前と違い、50代になった私と真由美はお互いにもう昔のような若さはなくて、肉体的、体力的に老いているのですから、30年ぶりの交わりはどのようなものになるのかは想像がつきませんでした。
これから30年ぶりに目にする真由美の裸体ははたしてどのようになっているのか…?
30年位前、数え切れないほどに何回も揉みまくって吸いまくったあの若々しいふくよかで柔らかな乳房、ピンク色の綺麗な乳輪、興奮した時にピンと勃(た)って硬くなった乳首…
全裸で抱き合って、お互いの体を密着させた時のすべすべとした艶やかな肌の感触…
クンニしているうちに勃起して、通常の倍位の大きさになったクリトリス…
私のペニスをフェラする時の真由美の激しくも巧みな舌使い…
そして、性結合した時、私のペニスを万力の締め付けのような力強さで食いちぎってしまわんばかりに締め上げて、私に物凄い強烈な快感を覚えさせてくれた真由美の最高に素敵なヴァギナ…
私の脳裏で30年前のそれらの事が走馬灯のように駆け巡っていたのです。
無論、あれから30年も経っているのですから、今はあの当時と同じではないという事は十分に承知していた私なのでした。
私が若い頃に比べると、今はお腹が出て体力が落ちているのと同じように、真由美もあの当時とは体型が変わり、もはや往年のような乳房とヴァギナではなくなっている事は容易に想像できたのです。
それでも、若い時の恋人、初めての男と女として体を許し合った女性、真由美と30年ぶりに体を交える事に私は言葉では表わせないほどの深い感慨、そして、大きな喜びを覚えていたのでした。

しばらくして、シャワーを浴び終えて浴室から出て来た真由美がバスローブを身に纏った姿で、私の目の前に現われたのです。
真由美はすでに全裸になっていた私を見つめて、ちょっと恥ずかしそうに顔を赤らめたのでした。
私も30年ぶりに真由美に自分の裸体を見られる事に大きな羞恥心を覚えましたが、思い切って立ち上がり、彼女の目の前で全裸姿を曝け出したのです。
「あっ…!」
その直後、真由美は驚きの表情を見せて絶句し、目を真ん丸にして私の下半身を見つめたのでした。
30年ぶりに真由美に見せた私の全裸姿、そして、私自身(ペニス)…
大きく膨らんだ私のペニスは雄々しくピンと勃(た)って、真由美の方を向いていたのです。
私のペニスがあんなにまで肥大化して、逞しく生き生きと勃起しまくったのはいったいいつ以来の事か憶えていないくらいで、自分でも驚いていたほどなのでした。
物凄く強い興奮を覚えていたのと同時に、31年前、真由美と初めて結ばれた時と同じように、彼女に自分のペニスを見られている事に大きな恥ずかしさを感じていた私だったのです。
「すごい…っ! 厚典さんの、めっちゃ大っきく逞しくなってる…っ!」
真由美は私の勃起して肥大化したペニスを食い入るようにじっと見つめながら、興奮した口調でそう言ったのでした。
私は真由美にそう言われて、すごく嬉しい気持ちになったのです。
ペニスを凝視した後、真由美は視線を私の顔に向け、興奮と羞恥心の入り混じったような目で私を見つめると、恥ずかしそうに恐る恐る体からバスローブを取り外して行ったのでした。
バスローブを取り外して床に置いた後、全裸になった真由美は左腕で乳房を右手で下半身の恥部を隠し、少しばかり躊躇う様子を見せたものの、まもなく両手を隠している各々の箇所から離して、私の目の前で自らの裸体を曝け出したのです。
「…!」
その瞬間、私は全身を大きな喜びで覆い尽くされたのでした。
30年ぶりに目にした真由美の全裸姿…
確かに若い頃に比べると、肌の艶は落ちていて、乳房は昔ほどの張りがなく乳輪の色も茶褐色になっていましたが、興奮している為、乳首はピンと勃(た)っていて、陰毛に覆われたヴァギナの辺りが濡れているのがわかり、50代の女性にしては若々しい肉体をしていた真由美だったのです。
私は興奮と感動のあまり、真由美の裸体をじっと見つめていました。
「ああ… 恥ずかしい…っ! めっちゃ恥ずかしいわ…っ! こんなおばちゃんの体になってもうたあたしの裸、あなたに見られて… ああ… そないじっと見んといて…」
真由美は悩ましそうな目をして、すごく恥ずかしそうにそう言ったのですが、私は
「ま… 真由美ぃ… 素敵だ…っ! 君の体、すごく素敵だよ…っ! まだまだ若々しくて、すごく魅力的だ… 乳首がもうこんなに勃(た)ってて… アソコも濡れてるみたいだし…」
と興奮した口調で言ったのです。
私にそう言われた真由美は
「ああ… そんな… いや… 恥ずかしいわ… そない恥ずかしい事、言わんといて…」
と言って、まるで少女のように顔を真っ赤に染めたのでした。
そんな真由美に接した私は31年前、初めて体を許し合った時の事を思い出し、彼女と一刻も早く一つになりたいと思ったのです。
「真由美ぃ…」
「厚典さぁん…」
私と真由美はじっと見つめ合ってお互いを呼び合うと、体を近づけ肌と肌を合わせて抱き合ったのでした。
30年ぶりに経験した私と真由美の全裸抱擁。
私の体とピッタリと密着した真由美の肌は30年前に比べると、若々しい艶やかさこそ失っていたものの、昔と変わらぬ心地良い感触を覚えた私だったのです。
それは30年前に真由美と別れて以降、私が経験した何人かの女性の肌の感触とは比べ物にならないほどの心地良いものなのでした。

続く
7
投稿者:(無名)
2018/08/27 04:16:36    (Q/jKhD6b)
その後2人がどうなったのか気になります。
8
投稿者:厚典 ◆kdFSzec5gM
2018/09/06 22:09:15    (3SRv2D6A)
前回の続きです。

「おお… 真由美ぃ… 素敵だよ… 君の体… すごく若々しい… とても50代とは思えない… この肌の感触、昔と変わってない…」
私がそう言うと、真由美も
「ああ… あなたぁ… あなたも素敵やわ… めっちゃ若々しい体してはる… あの頃とあんまり変わってへん…」
と言ったのです。
しばらく抱き合ったままで真由美の肌の感触を味わった後、私は両手で彼女のヒップを掴み揉み始めたのでした。
20代の時のような張りはなくなり、やや弛んでいるとは言え、真由美の大き目のヒップは50代になった今も相変わらず、柔らかくて弾力性があり、私は
「おお… 君のヒップ、今も柔らかくてすごく揉み応えがある… 素敵だよ…」
と言ったのです。
私がそう言うと、真由美は
「ああ… ほんま…? こんなおばちゃんになって、そない言われるやなんて… ああ… めっちゃ嬉しいわ…」
と嬉しそうな声で言ったのでした。
ヒップを揉んだ後、次に私は左手で真由美の右の乳房を掴んで愛撫し始めたのです。
「ああ… ええわ…っ! めっちゃ気持ちええわ…っ! ああ… お願い… もっと強う揉んで… 握りつぶすほど、滅茶苦茶に揉んで…」
私の乳房愛撫に対して真由美は気持ち良さそうな声で、そう言ったのでした。
ヒップと同様、真由美の乳房も若い頃のような張りこそなくなっていたものの、柔らかな感触は昔のままで、50代の女性のものにしては弾力性に富んでいる揉み応えがある乳房で、興奮して勃起した時の乳首の硬さも変わっていなかったのです。
「真由美のオッパイ、昔みたいにすごく柔らかくて揉み応えがあるよ… 乳首もこんなに硬くなってて、すごく魅力的だ…」
私がそう言うと、真由美は
「ああ… そんな… 恥ずかしい事、言わんといて… ああ… そやけど、乳首、めっちゃ感じる…っ!」
とまるで無垢な少女のように恥ずかしがりながら、言ったのでした。
右の乳房を愛撫した後、今度は右手で真由美の左の乳房を掴んで力強く巧みに愛撫し始めた私だったのです。

「ねぇ… オチンチン、触ってもいい…?」
私に乳房を愛撫されながら、真由美は妖艶さを漂わせた色っぽい目で私を見つめてそう訊いて来て、私はちょっと羞恥心を覚えながらも、
「もちろんいいよ…」
と答えたのでした。
私の許可を取った真由美は右手で勃起しまくってビンビンになっている私のペニスを握ると、
「ああ… すごい…っ! めっちゃ硬なってる… ほんますごいわ… 厚典さんのオチンチン、昔と全然、変わってへん… めっちゃ逞しいわ…」
と驚きの口調でそう言って、右手により一層の力を込めてペニスを強く握り締め扱き始めたのです。
「おっ… おお…っ! 真由美ぃ… おお… イイぞ… イイぞ… すごく気持ちイイ…」
真由美の手で力強く巧みに愛撫されて、ペニスに強烈な快感を覚えた私は悦びの声を発してそう言ったのでした。
「ああ… 厚典さんのオチンチン、めっちゃ素敵やわ… こない大っきゅうなって硬なって… ああ… こんなすごいのがこれからあたしの膣内(なか)に挿入(はい)るやなんて…」
私のペニスを愛撫しながら、真由美は悦びに満ち溢れた嬉しそうな声でそう言った後、
「お願い… あたしのアソコ… オメコ、刺激して…」
と私にヴァギナを愛撫するように要求したのです。
真由美の要求に従って私は乳房愛撫をやめると、右手で彼女のヴァギナを触ったのでした。
「おお… すごい…っ! すごいぞ、真由美… 真由美のオメコ、こんなにビショビショになってる…」
膣内から溢れ出ている大量の愛液で、すでにかなり濡れまくっていた真由美のヴァギナを触った私が興奮してそう言うと、彼女は
「ああ… そんな… いやや… めっちゃ恥ずかしいわ…っ!」
と恥ずかしそうに言ったのです。
私が真由美の膣内に人差し指と中指を入れて愛撫し始めると、彼女は
「あっ… は… あ… はぁ… ああ…っ! イイ…ッ! 気持ち… イイッ!」
と快感に満ち溢れた声を上げたのでした。
「ああ… もっと… もっと…っ! ああ… もっともっと掻き回して…っ!」
真由美にそう要求された私は彼女の膣内に入れた二つの指を巧みに回転させて、親指でクリトリスを愛撫し始めたのです。
「あっ… ああ…っ! イイ…ッ! イイ…ッ! ああ…っ! めっちゃ気持ちイイ…ッ! オメコの中、めっちゃ気持ちイイ…ッ! ああ…っ! クリちゃんもめっちゃ感じる…っ!」
私のヴァギナ愛撫により強烈な快感を覚えた真由美は恍惚の表情を浮かべて、歓喜の声を発しながら、右手で握りしめた私のペニスを力強く巧みに愛撫し続けたのでした。
こうして、しばらくヴァギナとペニスを愛撫、刺激し続けて快感を高め合った後、私と真由美はようやくお互いの性器(モノ)から手を離すと、じっと見つめ合ったのです。
私を見つめる真由美の目は悦びと官能の色に満ち溢れていて、その表情はすごくエロティックなもので、私の目に彼女は最高に魅力的な女性として映りました。
「真由美ぃ…」
「あなたぁ…」
お互いを呼び合うと、私と真由美は磁石で吸い寄せられて行くようにどちらからともなく顔を近づけて、唇を合わせたのです。
全裸の体をピッタリとくっ付けて抱き合い、お互いに相手の唇を飲み込んでしまわんばかりに強く吸い付き合って、唇と唇を擦り合わせ息が詰まりそうなほどに激しく濃厚にキスした私と真由美なのでした。
「あっ… ああ… あ… はあ… ああ…」
「おっ… おお… お… おう… おお…」
ピッタリと一つに合わせた二つの唇が擦り切れてしまいそうなほどに激しくキスし続けながら、口と口の隙間から歓喜の声を漏らしていた真由美と私だったのです。

しばしの激しい濃厚なキスを終えた後、私たち二人はベッドへ身を移すと、仰向けになった真由美の全裸の体に私は自らの裸体を重ね合わせたのでした。
私と真由美は抱き合うと、再び唇を合わせて舌と舌を巧みに絡ませ合いながら、キスした後、私は彼女の頬、耳、首筋、喉元にキスして、そして、顔を二つの乳房のある位置へと移動させたのです。
30年ぶりに間近で目にした真由美の乳房…
すでに30年前と違って、乳首の色はピンク色から茶褐色に変わっていて、若い頃のような張りがなくなり、弛んで形が崩れていた真由美の乳房でしたが、興奮してピンと勃(た)った時の乳首の突起は昔のままで、私の情欲をそそる魅力的なものなのでした。
私は左の掌で真由美の右の乳房を掴んで揉み始め、その後、すぐに唇で左の乳房に吸い付いて愛撫を開始したのです。
50代の女性のものとは思えない真由美の柔らかくて弾力性のある乳房の感触を味わいながら、私は乳飲み子のようにパチュ、パチュと音を発てて、激しく吸い付きまくったのでした。
「ああ… めっちゃ気持ちええわ…っ! ああ… 30年ぶりやのにあなたのオッパイの吸い付き方、昔と全然、変わってへん… 赤ちゃんみたいやわ… ああ… めっちゃ気持ちイイ…ッ!」
真由美は私に乳房を吸い付かれながら、歓喜の声でそう言ったのです。
「おお… 真由美ぃ… 君のオッパイもすごく素敵だ…っ! 昔とおんなじで、すごく吸い応えがある… 最高に素敵なオッパイだ…っ!」
私がそう言うと、真由美は
「ああ… そんな… 最高に素敵やなんて… お世辞、言わんといて… こんなおばちゃんのオッパイになってもうたのに、お世辞でもそない言われると、めっちゃ恥ずかしいわ…」
と恥ずかしそうにしながらも、嬉しそうに言ったのでした。
「お世辞なんかじゃないよ… 真由美のオッパイ、今でもすごく魅力的だ… おれにとって世界一素敵なオッパイだ…」
そう言うと、私は舌先をコリコリに硬くなった真由美の乳首に押し付け、回転させ始めたのです。
「あっ… は、あ… あ… ああ…っ! イイ…ッ! 気持ちイイ…ッ! ああ…っ! めっちゃ気持ちイイ…ッ!」
真由美は私の舌による乳首愛撫に思わず、悦びに満ち溢れた声を発したのでした。
「おお… すごいぞ…っ! 真由美ぃ… 真由美の乳首、すごく硬くなって、こんなにコリコリになってる… あの頃と全然、変わってない… すごい勃(た)ちようだ… 真由美の乳首、最高に素敵だ…っ!」
私は勃起した真由美の乳首の硬さに興奮して、そう言ったのです。
「ああ…っ! いやや…っ! そない恥ずかしい事、言わんといて…っ! ああ…っ! そやけど… そやけど… ああ…っ! めっちゃ気持ちイイ…ッ!」
真由美は私に乳首の硬さの事を言われ、すごく恥ずかしそうにしながらも、嬉しそうに歓喜の声を上げたのでした。
私は次に真由美の乳首を口に挟んで上下に引っ張ったり左右に回転させたりして、自由自在に愛撫し続けたのです。
「ああ…っ! ええわ…っ! ああ…っ! 乳首、めっちゃ感じる…っ! ああ…っ! あなたぁ…っ! 厚典さぁ… んっ!」
乳首を私の思いのままに愛撫され続けた真由美は両手で私の頭を掴み、女の本能に従って悦びの声を発したのでした。

乳房愛撫を終えた私は顔を真由美の下半身へと移動させ、今度は彼女のヴァギナを愛撫、クンニする事にしたのです。
30年ぶりに目にした真由美のヴァギナはピンク色だった若い頃の瑞々しさを失っていて、黒ずんだ熟女のモノと化していましたが、形は昔と全然、変わっていなくて、興奮した時のクリトリスの大きさも若い頃と同じなのでした。
「おお… ずいぶん黒ずんでしまったな… 真由美のオメコ…」
真由美のヴァギナを興奮した気持ちでじっと見つめながら、私がそう言うと、彼女は
「いやや…っ! そんな… めっちゃ恥ずかしい…っ! そないな事、言わんといて…っ! ああ…っ! こないおばちゃんになったあたしのオメコ、あなたに見られるの、めっちゃ恥ずかしいわ…っ! お願い… そないじっと見んといて…っ!」
と本当に恥ずかしくて堪らないといった口調で答えたのです。
「おばちゃんになったって言っても、今でもすごく魅力的だよ…っ! 色は黒ずんでても、形は昔のまんまだし、クリトリスもこんなに大っきくなってるし…っ! もうこんなにビショビショになってる…っ!」
興奮した口調で私が自分の正直な感想を口にすると、真由美は
「そない言わんといてって言うてるやんっ! 意地悪っ! ああ…っ! めっちゃ恥ずかしい…っ! あたしのこない黒なったオメコ、あなたに見られて… ああ…っ! あたし、めっちゃ恥ずかしいわ…っ!」
とやや怒ったような強いトーンでそう言ったのでした。
「ごめん… だけど、ほんとに素敵だよ…っ! こんなに素敵なオメコ、真由美以外の女は誰も持ってなかった…っ! おれにとって真由美のオメコは世界一だ…っ! 最高のオメコだ…っ! 真由美ぃ…っ!」
私はそう言うと、真由美のヴァギナに顔を埋めて30年ぶりのクンニを開始したのです。
「あっ… ああ…っ! ああ…っ! あ… はあ… あああ… ああっ! ああっ! あ、あんっ! あんっ! ああ…っ! イイ…ッ! ああ…っ! 気持ち… イイッ! ああ…っ! めっちゃ… 感じる…っ!」
自身のヴァギナを見られる事をあれほどまでに恥ずかしがっていたにも関わらず、私がクンニし始めると、その直前に抱いていた羞恥心がまるで嘘だったかのように、女として本能の趣くままに悦びに満ち溢れた声を上げて、感じまくった真由美なのでした。
30年ぶりのクンニだったものの、私は真由美に対してまったくなんの遠慮もなく、彼女のヴァギナの至る箇所(ところ)を愛撫、刺激しまくり続けたのです。
「おお… すごいぞ…っ! 真由美ぃ…っ! 昔と全然、変わってない… あの頃とおんなじだ… 真由美のオメコ、やっぱり世界一だ…っ! 最高に素敵なオメコだ…っ!」
私がかなり興奮した口調でそう言うと、真由美は
「ああ…っ! 恥ずかしいわ…っ! こんなおばちゃんのオメコなのに… ああ…っ! そやけど、あたし、ほんま嬉しい…っ! こないなったあたしのオメコ、そない言うてくれはるやなんて… ああ…っ! めっちゃ気持ちええわ…っ! ああ…っ! お願い…っ! もっと…っ! もっと、刺激して…っ! あたしのオメコの中もクリちゃんも、もっともっと感じさせて…っ! あたしを滅茶苦茶、感じさせて…っ! ああ…っ! お願い…っ! あなたぁ…っ! 厚典… さぁんっ!」
と言って、私に更に激しくクンニするように要求して来たのでした。
真由美の要求に従って、私は彼女の膣内に舌を突っ込んで掻き回し、舌を肥大化したクリトリスに押し付けて上下に動かしたり回転させたり、クリトリスを口に挟んで吸い付いたり引っ張ったりして、私にとっての世界一の素晴らしい名器を激しく入念に愛撫、刺激しまくり続け、真由美の快感を高めて行ったのです。
「は… あ…っ! イイ…ッ! イイわ…っ! ああ…っ! めっちゃイイ…ッ! クリちゃん、めっちゃ感じる…っ! ああ…っ! あなたのクンニ、最高やわ…っ!」
私のクリトリスへの愛撫、刺激に対して真由美は歓喜の声を漏らして、悦びを表現したのでした。
そうして私がクンニを繰り返して行くうちに、自らの快感がずいぶんと高まった真由美は
「ねぇ… 今度はあたしにあなたのオチンチン、フェラさせて…」
と言って、私のペニスをフェラする事を要求したのです。
私は快く真由美の要求を呑み、クンニをやめると、仰向けになって彼女がフェラするのを待ったのでした。

「ああ… すごい…っ! めっちゃ大っきくなって、こない硬なってる…っ! 30年前と全然、変わってへんわ… あなたのオチンチン…」
真由美は私のペニスを両手で掴んで、驚いた口調でそう言ったのです。
私は真由美にそう言われて、羞恥心を覚えると共に嬉しい気持ちになり、
「そ… そうか…?」
と答えたのでした。
「厚典さんのオチンチン、めっちゃ素敵やわ… こない逞しゅうビンビンに勃(た)って、カチンカチンになって… とても50代の男の人のモノとは思われへん…」
そう言った真由美の口調は驚きから興奮したものに変わって、その後、
「ああ… ほんま素敵やわ… あなたのオチンチン…」
と言うと、私のペニスを口に含んだのです。
「おっ… お… おお…っ! おっ… おお…っ! お… おお…っ! おう…っ! お、おお… おう…っ! おお…っ! おおう…っ! おう…っ! 真由… 美いっ!」
真由美の激しく巧みなフェラによって、ペニスに強烈な快感を覚えた私は自分の意志とは無関係に思わず、本能の趣くままに歓喜の声を上げてしまっていたのでした。
「ああ… すごいわ…っ! ほんますごい…っ! あなたのオチンチン、めっちゃ逞しゅうて素敵やわ… 昔とおんなじで、物凄う硬なってる… こないすごいオチンチンがこれからあたしのオメコの中に挿入(はい)るやなんて… ああ… あたし、めっちゃ嬉しい…っ!」
私のペニスを頬張って、自らの思いのままに強烈にフェラしながら、真由美は本当に嬉しそうに言ったのです。
「おお…っ! 真由、美ぃ…っ! おお…っ! すごい…っ! すごいぞ…っ! 真由美ぃ…っ! おお…っ! すごく気持ちイイ…ッ! 真由美のフェラ、ほんとにすごい…っ! すごいフェラテクだ…っ! おお…っ! 30年前と全然、変わってない…っ! あの頃とおんなじで、すごく上手い…っ! 最高のフェラだ…っ! おお…っ! こんなに気持ちいいフェラされたの、マジで真由美にされて以来、30年ぶりだ…っ! 真由美のフェラ、世界一だ…っ! おお…っ! 真由美ぃ…っ!」
30年ぶりに経験した真由美の激しく巧みなフェラテクで、全身を物凄い強烈な快感にすっかり覆い尽くされていた私はそう言って、彼女と再会できた事を本当に嬉しく思ったのでした。
「ああ… 厚典さん、めっちゃ感じてはるんやね… あたしのフェラをそない言うてくれはるやなんて、めっちゃ嬉しいわ…っ! あたしもこれが… あなたのこの世界一素敵な大っきくて硬(かと)うて逞しいオチンチンが大好きや…っ! もっともっと硬う逞しゅうしたげるから、これであたしのオメコ、滅茶苦茶、突きまくって…っ!」
真由美はそう言うと、私のペニスを更に強く激しく扱きまくり始めたのです。
「おっ… おお…っ! おおお…っ! おう…っ! おお…っ! おおお… おう…っ! おお…っ! 真由… 美いっ!」
私はもはや完全に真由美のフェラテクに支配されて、絶え間なく全身を襲って来る快感の虜と化してしまっていて、彼女にフェラされるままに歓喜の声を発するしかなかったのでした。
フェラの最中、真由美のフェラテクが齎しているそのあまりにも強烈な快感に私は何回もイッてしまいそうになり、その都度、イカないように必死で堪えていたのです。
「今度はお互いの性器(モノ)、舐め合いっこしよ…」
真由美は一旦、フェラを中断して、私にシックスナインでお互いの性器(モノ)を愛撫、刺激して快感を高め合う事を要求し、私はすぐにそれを承諾したのでした。

仰向けのままでいた私の上に真由美が被さって、女性上位のシックスナインの体勢になると、私たち二人はお互いに相手の性器(モノ)、ヴァギナとペニスを舌と唇を駆使して、愛撫、刺激し合い始めたのです。
イッてしまいそうなほどの真由美の強烈なフェラテクによって、すっかり戦意喪失状態になっていた私だったのですが、彼女のヴァギナを再び目にすると、一気に精力が回復して来て、真由美の秘部を貪るようにクンニし、彼女の方も私に負けないくらいに激しく濃厚にフェラしたのでした。
「ああ…っ! ええわ…っ! むっちゃ気持ちええ…っ! あなたのクンニ、最高やわ…っ!」
「おお…っ! おれもすごく気持ちイイ…ッ! 真由美のフェラ、最高だ…っ!」
真由美と私はお互いの性器(モノ)を愛撫、刺激しながら、そう言い合ったのです。
「ああ…っ! お願い…っ! クリちゃん… クリちゃん、もっと強く刺激して…っ! もっともっと感じさせて…っ!」
「おお…っ! 真由美もおれのチンボ、もっともっと刺激してくれ…っ! もっともっとビンビンに勃(た)たせてくれ…っ!」
そう言って、お互いに更に強い刺激を欲した真由美と私だったのでした。
真由美のヴァギナは膣内から溢れ出ている大量の愛液でびしょ濡れになっていて、私の顔に彼女の愛液がぽたぽたと滴り落ちていたのです。
「おお…っ! すごい…っ! すごいぞ…っ! 真由美のオメコの中からこんなにいっぱい、愛液が噴出(で)てる…っ! 真由美のオメコ、ほんとにすごい…っ! こんなすごいオメコの中にこれからおれのチンボが挿入(はい)るなんて…っ! おお…っ! 素敵だ…っ! 最高に素敵だよ…っ! 真由美のオメコ、最高に素敵なオメコだ…っ! おお…っ! 真由美ぃ…っ!」
興奮して私がそう言うと、
「ああ…っ! そんな…っ! いやや…っ! そない恥ずかしい事、言わんといて…っ!」
と恥ずかしそうに言った真由美なのでした。
しかし、そう言った後、真由美はすぐに私に対して
「ああ…っ! そやけど、そない言うてくれはって、あたし、めっちゃ嬉しいわ…っ! あたしのオメコ、そない言うほどあなたに気に入ってもろて…っ! ああ…っ! あたしもあなたのこのオチンチンが大好き…っ! あたしの為に… あたしのオメコに突っ込んで、あたしをめっちゃ感じさせてくれる為にこないにまでカチンカチンになってくれて… ああ…っ! あなたのオチンチン… 厚典さんのオチンチン、最高に素敵やわ…っ! 世界一素敵なオチンチンや…っ! ああ…っ! 厚典さぁん…っ!」
と嬉しそうな声で言って、自身の悦びを表わしたのです。
そうしてしばらくの間、シックスナインでお互いの性器(モノ)を激しく濃厚に愛撫、刺激して快感を存分に高め合った私と真由美なのでした。
お互いの快感が十分に高まると、私と真由美はシックスナインをやめ、いよいよ“本番”に臨む事にしたのです。

続く。
9
投稿者:(無名)
2018/09/07 07:24:58    (WDBcrW7p)
続きを楽しみに待って居ります♪♪
10
投稿者:厚典 ◆kdFSzec5gM
2018/09/12 19:17:48    (2.7RekwX)
ご拝読、ありがとうございます。
前回の続きです。

30年ぶりのお互いの体の結合、私と真由美のセックス…
最後に体を交えた時にはまだ20代の若いカップル、28歳だった私と23歳だった真由美は30年後のその時には58歳と53歳の熟年男女になっていたのでした。
かつてその昔、お互いに若かった30~31年前、恋人同士として数え切れないほどに何回も体を交えて情欲の限りを貪り、セックスの快感を存分に堪能して男女にとっての最高の悦びを感じて愛し合っていた私と真由美でしたが、熟年の男と女になり、実に30年ぶりで彼女と交わる事に私は大きな緊張感と感慨を覚えていたのです。
31年前、真由美と初めての男と女として童貞と処女同士で体を許し合った時のような緊張感を抱いていた私なのでした。
結合前のクンニとフェラで、お互いの肉体、ヴァギナとペニスが昔とほんとんど変わっていない事を確信し合った私と真由美でしたから、後は性結合するだけだったのです。
それでも、やはり30年ぶりのセックスに臨む事に私も真由美も緊張感を覚えてしまったのでした。
仰向けになった真由美は両脚を左右に拡げて、露になった自身のヴァギナの側に両手を添えると、悩ましそうな、それでいて、悦びに満ち溢れた官能的な目で私を見つめて、
「挿入(い)れて…っ! 厚典さん…っ! ここに…っ! ここ… あたしの膣内(なか)に…っ! あたしのオメコの中にあなたを…っ! あなたのその逞しい素敵なオチンチンを挿入れて…っ!」
と言って結合を要求したのです。
「行くぞ…っ! 真由美ぃ…っ!」
私は真由美の要求に答えると、意を決してペニスを彼女の膣口へ押し当て、腰をグッ!と思い切り突き出して、真由美の膣内(なか)に真っ直ぐに挿入(はい)って行ったのでした。

「あっ… あああ… ああんっ! あんっ! ああっ!」
「おっ… おおお… おおうっ! おうっ! おおっ!」
その瞬間、真由美と私、二つの性器(モノ)、ヴァギナとペニスが一つに繋がった瞬間、私たち二人はお互いに本能の趣くままに思わず、歓喜の声を上げてしまっていたのです。
30年ぶりに一つになった二つの全裸の肉体、私と真由美。
私のペニスが挿入されるや否や、真由美の膣は持ち主の意思とは無関係に急速に収縮して、ペニスを強烈に締め付けたのでした。
真由美と一つに繋がってペニスを締め付けられた私は全身に物凄い強烈な快感を覚え、すぐに腰を律動させて性運動を開始したのです。
「ああっ! ああっ! ああっ! ああっ! ああっ! ああっ! あああ… ああんっ! あんっ! ああっ! あな、たあっ! 厚典、さあんっ! ああっ! すごいっ! すごいわっ! ああっ! めっちゃイイッ! ああっ! あなたのオチンチン、めっちゃイイッ! ああっ! めっちゃ硬いっ! 太いっ! 大っきいっ! 逞しいっ! ああっ! めっちゃ感じるっ! あたしのオメコ、めっちゃ感じるっ! ああっ! こんなん、久しぶりやわっ! ああっ! ほんますごいっ! 厚典さんのオチンチン、最高に素敵やっ! 世界一のオチンチンやっ! ああっ! 昔と全然、変わってへんっ! こない感じるの、30年ぶりやっ! ああっ! 厚典さん、最高やっ! すごいっ! すごいわっ! ああっ! すごっ! すごいっ! すごくイイッ! すご、イイッ!」
私のペニスで膣内を強烈に突かれ続けている真由美は悦びに満ち溢れた表情を見せて、歓喜の叫び声を上げながら、女として乱れに乱れまくったのでした。
「おおっ! 真由、美いっ! おおっ! 真由美もっ! 真由美もすごいぞっ! おおっ! 真由美のオメコ、すごくイイッ! 物凄くキツい締め付けだっ! おおっ! おれもすごく気持ちイイッ! おれもこんなにチンボ、感じるの、30年ぶりだっ! おおっ! 真由美のオメコも昔とおんなじで全然、変わってないっ! 今も最高のオメコだっ! 世界一の名器だっ! おおっ! 真由、美いっ! 素敵だっ! 素敵だよっ! 真由美いっ! 真由美、最高に素敵だっ! 世界一素敵な女だっ! おおっ! 真由、美いっ!」
真由美のヴァギナでペニスを強烈に締め付けられている事による快感に加え、目の前で女として最高に淫らで魅力的な姿を曝け出している彼女に接して、言葉では表せないこれ以上はないほどの大きな悦びを感じていた私は歓喜の叫び声を上げながら、自分の気持ちを真由美へ伝えたのです。
「ああっ! これやっ! これっ! あたしがずっと欲しかったん、これやっ! ああっ! あたし、あなたと別れてからもずっとっ! ずっとこれがっ! 厚典さんのこのオチンチンが欲しかったんやっ! 何べん忘れようとしても忘れられへんかったっ! どないしてもあなたの事… 厚典さんの事が… この素敵なオチンチンの事が忘れられへんかったっ! ああっ! お願いっ! もっともっと突いてっ! 滅茶苦茶に突いてっ! この世界一素敵なオチンチンであたしのオメコ、壊れるほど滅茶苦茶に突きまくってっ! ああっ! 好きっ! 好きやっ! 大好きやっ! あたし、厚典さんの事、大好きやっ! 厚典さんのこのオチンチンが大好きやっ! ああっ! もう離れとうないっ! 離しとうないっ! あなたをっ! あなたのオチンチンをっ! あたし、二度と離さへんっ! ああっ! あなたはあたしの男(もの)っ! あたしだけの男(もの)っ! このオチンチンはあたしだけのモノッ! ああっ! あな、たあっ! 厚典、さあんっ! 愛してるっ! 愛してるわっ! ああっ! 厚典、さあんっ!」
悩ましそうでありながらも、快感に満ち溢れた官能的で媚びるような目で私をじっと見つめて、真由美はそう言ったのでした。
真由美にそう言われた私は自分の中で情欲の炎が一層、激しく燃え盛って来るのを感じて、全身を大きな悦びに包み込まれ、彼女の要求どおりに更に力強く腰を振って、
「おおっ! 真由、美いっ! おれもっ! おれもだっ! おおっ! おれもこれがっ! 真由美のこのオメコがずっとっ! ずっと欲しかったんだ! 真由美と別れてからこの30年間、おれは真由美がっ! 真由美のこのオメコが欲しくて欲しくてっ! おれのチンボ、真由美のオメコと繋がりたくて堪らなかったんだっ! おれにはやっぱり真由美しかいないっ! おれのチンボと結合(ハメ)るのは真由美のオメコしかないっ! 君と別れてから初めてその事に気づいたんだっ! おおっ! すまないっ! 真由美っ! 君をこれまで30年も淋しがらせてっ! ほんとにすまなかったっ! 許してくれっ! おおっ! 真由、美いっ! おれはもう二度と君を離さないっ! この世界一素晴らしい真由美のオメコを絶対に離さないっ! 離すもんかっ! おれは真由美が大好きだっ! 真由美のオメコが大好きだっ! おおっ! 真由美を他の誰にも絶対に渡さないっ! 真由美のオメコを誰にも絶対に渡さないっ! 真由美はおれの女(もの)だっ! おれだけの女(もの)だっ! 真由美のオメコはおれだけのモノだっ! おおっ! 真由、美いっ! 愛してるっ! 愛してるよっ! おおっ! 真由、美いっ!」
と言って“愛する女性”の膣内を強烈に突きまくったのです。
「ああっ! ああっ! ああっ! ああっ! イイッ! イイッ! イイわっ! ああっ! あなた、すごいっ! ああっ! ああっ! ああっ! ああっ! あああ… ああんっ! あんっ! ああっ! あな、たあっ!」
「おおっ! おおっ! おおっ! おおっ! イイッ! イイッ! イイぞっ! おおっ! 真由美、すごいぞっ! おおっ! おおっ! おおっ! おおっ! おおお… おおうっ! おうっ! おおっ! 真由、美いっ!」
こうして、真由美と私はお互いに一つに繋がった全裸の肉体を力強く躍動させて、歓喜の叫び声を上げながら、獣のように激しく濃厚に愛し合ったのでした。
私は自らのペニスで真由美の膣を壊してしまわんばかりの勢いで激しく突きまくり、彼女は私の性運動に応じて、ヴァギナに渾身の力を込めて私のペニスを食いちぎらんほどの力強さで締め付け、そうして行くうちにいつしか私たち二人の間に言葉では表せないくらいの物凄い強大な快感が生じていたのです。
「ああっ! すごいっ! すごいわっ! あなたっ! 30年前とおんなじやっ! あたし、めっちゃ感じるっ! あなた、ほんますごいわっ! ああっ! オメコ、壊れそうっ! あなた、最高やわっ!」
真由美は歓喜の声でそう言って、私もすぐに
「おおっ! 真由美っ! おれもだっ! こんなに物凄く感じるの、30年ぶりだっ! 真由美、ほんとにすごいっ! おおっ! おれのチンボ、食いちぎれそうだっ! 真由美、最高だっ!」
と答えたのでした。
30年ぶりに経験したセックスがお互いの全身に齎している強大な快感は昔とまったく同じもので、自分たち二人は理想の男女、最高のセックスパートナーだという事を確信し合った私と真由美だったのです。
そうして、お互いに激しい性運動を繰り返して行くうちに、私と真由美は自分たちにイク時が近づいて来た事を全身で感じ合ったのでした。
「あっ… ああ…っ! あな… た、あっ! 厚典… さ、あんっ! ああ…っ! あた… しっ! もう…っ! もうっ! ああ…っ! イキ… そうっ!」
真由美は両腕と両足に一層の力を込めて私の体を思い切り抱き締めると、イキそうになった事を告げ、私も
「おっ… おお…っ! 真由… 美、いっ! おお…っ! おれも…っ! おれも、もう…っ! もうっ! おお…っ! イキ、そう… だっ!」
と答えたのです。
お互いに頂点が間近に迫っている事を悟った私たち二人で、私は腰の動きを速めて自らのペニスに全精力を注いで愛する女性の膣内を突きまくり、真由美もヴァギナで私のペニスを力一杯、締め上げて、最後のその瞬間を目指したのでした。
「ああっ! ああっ! ああっ! ああっ! あああ… ああんっ! あんっ! ああっ! あな、たあっ! 厚典、さあんっ! ああっ! あた、しっ! 真由、美っ! ああっ! イクッ! イ… クうっ!」
「おおっ! おおっ! おおっ! おおっ! おおお… おおうっ! おうっ! おおっ! 真由、美いっ! おおっ! おれ、もっ! おれもっ! おおっ! イクぞっ! イク… ぞおっ!」
真由美と私がお互いに相手の体を思い切り強く抱き締め合って、“最後の歓喜の叫び声”を上げた次の瞬間、私たち二人をとてつもないほどの物凄い強大な快感が包み込んだのです。
「あっ… ああ…っ! あ… ああ…っ! あん…っ! ああ…っ!」
「おっ… おお…っ! お… おお…っ! おう…っ! おお…っ!」
その瞬間、真由美と私はお互いに本能の趣くままに声を発していたのでした。
私と真由美は寸分の違いもなく、二人でまったく同時にイッてしまったのです。
28歳と23歳だった時以来、私と真由美が30年ぶりで味わった強大な快感…
58歳と53歳になって、30年ぶりで二人で同時にイッてしまった私と真由美…
私と真由美はその時、まるで若い頃に戻った、30年前にタイムスリップしたような感覚に陥っていたのでした。

イッてしまった後、私のペニスから自分の意思とは無関係に大量の精液が一気に噴出し始め、私は腰を真由美の方へ押し付けながら、射精を行ない続けて次第に真由美の膣内を精液で一杯にして行き、私の射精に応じて、彼女も無意識のうちにヴァギナでペニスを締め付けて、精液を子宮に吸い取って行ったのです。
「ああ… ああ… ああ… ああ… あっ… ああ…っ! あ… ああ…っ! ああ… イイ…ッ! ああ… 熱い…っ! めっちゃ熱い…っ! ああ… 熱… イイッ!」
「おお… おお… おお… おお… おっ… おお…っ! お… おお…っ! おお… 気持ち… イイッ! おお… すごく… 気持ちイイ…ッ!」
イク寸前に発した歓喜の叫び声とは打って変わって、お互いに安堵した静かで、それでいて、艶やかな悦びに満ち足りた吐息のような声を本能の趣くままに漏らしながら、膣内射精(なかだし)と精液の吸い取りを行ない続け、イッてしまった後の穏やかな快感を味わった真由美と私なのでした。
「ああ… すごいわ… あなた… まだ射精(で)てる… あたしの膣内(なか)にあなたのがこないいっぱい… ああ… 赤ちゃん、妊娠(で)きてまうかも…? ああ… お願い… あなたぁ… 全部… 全部、射精(だ)して…っ! あたしの膣内にあなたを… あなたのこの熱いの、全部、射精して…っ! 赤ちゃん、妊娠(で)きても構へんから…」
真由美は私に妊娠しても構わないから、自分の膣内(なか)に精液を射精(だ)し尽くしてほしいと要求して来て、私は
「おお… 射精(だ)してやる…っ! 真由美の膣内(なか)におれを… おれの精液を全部… 全部、射精してやるからな…っ!」
と答えて、膣内射精(なかだし)を続けたのです。
その時、私も真由美と同じように彼女が自分の子どもを妊娠しても構わないと思って膣内射精(なかだし)を行なっていた、否、本心では真由美が妊娠する事を望んでいたのでした。
それにしても、まさか自分の中であんなにまで大量の精液が湧き起こって来るなどとは思ってもみなかった私で、ペニスからあれほどのたくさんの精液が射精(で)たのはいったいいつ以来の事だったのか憶えていないくらいで、正直、自分でも驚くばかりだったのです。

やがて膣内射精(なかだし)と精液の吸い取りが終わり、男女の行為の全てが完了した後も、私と真由美はしばらくの間、ペニスとヴァギナを結合させたままでお互いにふーふーと荒い息を吐きながら、抱き合っていました。
あんなに気持ちが良くて、あれほどまでの強大な快感を覚え、男女にとっての最高の悦びを感じて、肉体的な欲望を存分に満たせたと共に、精神的に愛し合っている事を強く実感できた充実感のあるセックスを経験したのは本当に久々の私だったのです。
私にとっては多分、30年ぶりの経験で、真由美と別れる前に最後にセックスした時以来の事ではなかったのか?と…
セックスが終わった後も体を繋げたままで抱き合っていた私と真由美は荒い吐息が収まると、お互いに今しがた、自分と激しく愛し合ったばかりの相手の顔を無言でじっと見つめ合っていました。
私を見つめる真由美の目は彼女特有の女の色気を感じさせる妖艶なものでしたが、それと同時に、まるで純真無垢な乙女のように私の事を強く慕っている目でもあり、私の目には真由美の顔が輝いて見えていて、最高に美しい女性として映ったのです。
それは31年前に私と真由美が初めて結ばれた時、終わった後に見せた彼女の表情と同じものなのでした。
「素敵だよ… 真由美… 本当に素敵だ… 君は最高に素敵な女性だ…」
私は自分の気持ちを正直に真由美へ伝えると、彼女は
「あなたもすごく素敵や… あなた、世界一素敵な男性やわ… あたし、ほんまに嬉しい… 厚典さんとこうしていられて、あたし、すごく幸せや…」
と喜びに満ち溢れた目で嬉しそうな表情を見せて、そう言ったのです。
「真由美、あの頃と変わってないよ… 君と初めて結ばれた時の事を思い出した… 初めて体を許し合った時、終わった後、真由美、こうしておれをじっと見つめてた… 今の君の顔、あの時、おれを見つめてた顔と同じで、真由美は今もすごく素敵だ… 最高に魅力的だ…」
真由美へそう言っているうちに私は自分の顔が段々と火照って来るのがわかり、面映ゆい気持ちになったのでした。
私にそう言われた真由美は
「ああ… そ… そんな… ああ… は… 恥ずかしいわ…っ! こないおばちゃんになって、そない言われるやなんて… ああ… めっちゃ恥ずかしい…っ!」
と目を真ん丸にして、うろたえた表情を見せながらも照れ笑いを浮かべてそう言って、私と同様、顔を赤らめたのです。
お互いに顔を赤らめて、じっと見つめ合う私と真由美…
まるで若い恋人同士だった頃のような初々しい気持ちになった熟年カップルの私たち二人、58歳の私と53歳の真由美なのでした。
「あ… あたしも… あたしもあの時の事… あなたと初めて結ばれた時の事、思い出してた… あなたもあの時とおんなじやわ… あの時、終わった後、あたしを見つめてたあなたの顔、今も変わってへん… 今もすごく素敵や… 厚典さん、最高に素敵や… 世界一魅力的な男性やわ…」
真由美は顔を赤らめながらも、私の顔を真剣な眼差しで見つめてそう言ったのです。
「真由美ぃ… 君と再び巡り合えて本当に良かったよ… こんなに幸せな気持ちになったの、これまで生きて来て初めてだ…」
感激した口調で私がそう言うと、真由美も私と同じく、感激した口調で
「あたしもや… 厚典さぁん… あなたと再び巡り合えて、最高に幸せやわ… こんなに幸せな気持ちになったの、生まれて初めてや…」
と言ったのでした。
「愛してるよ… 真由美ぃ…」
「愛してるわ… 厚典さぁん…」
私と真由美はお互いを呼び合うと、唇を合わせて両腕で強く抱き合い激しく濃厚にキスし始めたのです。

「おお… 真由美ぃ…っ! 愛してる…っ! 愛してるよ…っ! 真由美ぃ…っ! もう二度と君を離さない…っ! おれはもう君なしでは生きて行けない…っ! おれが本当に愛してたのは真由美だって事がこの年齢(とし)になってようやくわかったんだ… おれにとって理想の女性は真由美だって事に… 真由美しかいないって事に… おお… 30年前は本当にすまなかった… あの時、なんで別れたんだろう…?って後悔してる… あの時の事、どうか許してくれ… 真由美ぃ…っ!」
キスしながら、私は真由美へ愛の言葉と共に懺悔の気持ちを伝えたのでした。
「ああ… そんな… 謝らんかてええわ… あたしもあの時、なんであなたと別れたんやろ…?ってずっと後悔してた… あたしもこの年齢(とし)になって、やっとわかった… あたしがほんまに愛してたんはあなた… 厚典さんやいうのが… あたしにとって厚典さんが理想の男性やって… あたしには厚典さんしかいーへんって… あの頃はお互いに若かったから、その事に気づけへんかったんや… あたしもあなたも年取って、やっとその事に気づいたんやから、おあいこやわ… そやから、自分を責めるの、やめて… 謝るくらいなら、これからあたしの事… あたしの事、ずっと愛して…っ! あたしを絶対に離さんといて…っ! ああ… お願い…っ! 厚典さぁん…っ! あたしとこれからずっと愛し合ってくって約束して…っ! あたしももう二度とあなたを離さへん…っ! 絶対に離さへん…っ! あたし、あなたがいーへんかったら、もう生きてけへん…っ! ああ… 愛してる…っ! 愛してるわ…っ! 厚典さぁん…っ!」
真由美がそう言って私に愛を伝えると、私は
「おお… 真由美ぃ…っ! 約束するよ…っ! おれはこれから一生、君と愛し合って行く…っ! 死ぬまで君と愛し合って行く…っ! いや、死んでも君と愛し合いたい…っ! 来世、生まれ変わっても君と巡り合って愛し合いたい…っ! おれは真由美を永遠に愛する…っ! 絶対に離すもんか…っ! おれたち二人の愛は永遠だ…っ! おれと真由美は未来永劫に渡って永遠に愛し合って行くんだ…っ! おお… 真由美ぃ…っ! 愛してる…っ! 愛してるよ…っ! 真由美ぃ…っ!」
と言って、彼女と永遠に愛し合って行く事を約束したのです。
「ああ… 厚典さぁん…っ! あたしもあなたと永遠に愛し合ってく事、約束するわ…っ! あたしたち二人の愛は永遠よ…っ! 来世もこうして愛し合いましょ…っ! ああ… 愛してる…っ! 愛してるわ…っ! 厚典さぁん…っ!」
そう言って、真由美も私と永遠に愛し合って行く事を約束し、私たち二人は永遠の愛を誓い合ったのでした。
「おお… 真由美ぃ…っ!」
「ああ… 厚典さぁん…っ!」
こうして、永遠の愛を誓い合った私と真由美は二人だけの世界で至福の時を過ごして、自分たちが何人たりとも壊せないほどの堅い愛の絆で結ばれている事を強く実感し合っていたのです。
なんだかこの世界に、否、この広大無辺な宇宙に生きているのは自分たち二人だけのように思えて来て、今、ここで強く深く愛し合っている一組の男女である私と真由美の生命が宇宙に溶け込んでいるような気がしていたのでした。

続く。
11
投稿者:厚典 ◆kdFSzec5gM
2018/09/14 19:58:16    (dTMc3htT)
前回の続きです。

30年ぶりに体を交えた後、私と真由美はお互いに全裸のままで、ベッドの上で向かい合ってコップに入れたサイダーを飲みながら、タバコを吸っていたのです。
私も真由美もベッドの上でアグラを掻いて座っていたのですが、彼女が私の目の前で恥ずかしがる事もなく、男性のように堂々とアグラを掻いたのを初めて目にした時の私は最初、そんな真由美の姿にちょっと驚いたと言うか、正直、少なからず、違和感を覚えたのでした。
30年前、まだ20代だった時の真由美は日常生活においても私とセックスした後もアグラを掻いた事など一度もなくて、いかにも若い女の子という感じだったのですが、そんな彼女も今は50代の熟女。
やはり30年も経って、若い女性から熟女になると、変わるもんなんだな…と思った私だったのです。
そんな私の気落ちを察したのか、真由美は自分の方から
「厚典さん、あたしがこないして、アグラ掻いてるの見るの、初めてやね…」
と言ったのでした。
「あっ… ああ… そうだな… 君がアグラを掻いてるの、初めて見たよ…」
真由美に唐突にそう言われた私はややうろたえながら、答えたのです。
「あたしがアグラ掻いてるの、男みたいで嫌…?」
続けて、真由美はそう訊いて来て、私は
「いや… 別に嫌じゃないよ… 女だからってアグラを掻いたらいけないなんて事はないし…」
と言ったのでした。
「そう… あたし、若い頃と違(ちご)て、おばちゃんになった今はこないして堂々とアグラを掻くようになって、タバコも吸うようになって… 昔のあたしを知ってる厚典さんに嫌われるんやないか?思て…」
そう言った真由美の表情は少しばかり後ろめたさを感じさせる曇りがちのものでしたが、私が
「確かに昔、若い頃の君のイメージからは想像できなかったけど、でも、君ももうおれと同じで50代なんだから、アグラを掻いたりタバコを吸ったりしてもおかしくないよ… むしろ、若い頃にはなかった熟年女性としての魅力が感じられるし… おれはそうしてアグラを掻いてタバコを吸ってる真由美の事、好きだよ…」
と正直な気持ちを口にすると、彼女は
「ほんま…? ああ… そない言うてくれはると、嬉しいわ…」
と照れ笑いを浮かべて答えたのです。
確かにその時のアグラを掻いてタバコを吸っていた真由美の姿には若い頃、20代の時には感じられなかった50代の女性、熟女としての魅力が具わっていて、私の目にはそんな彼女がすごく魅力的な女性として映っていたのでした。
タバコを吸い終えてサイダーを飲み干した後、私と真由美は二人で一緒に浴室へと赴き、ボディーソープを使用してシャワーを浴びて、お互いの体に付着した汗と精液、愛液を洗い流したのです。
シャワーを浴びて浴室を出て部屋に戻ると、私と真由美はお互いにセックスする前に脱ぎ捨てた下着と衣服を身に着けたのでした。
全裸の姿から元の姿、日常生活の装いに戻った私と真由美は時刻が夕方の5時半を過ぎていたので、買い物と食事をする為、外出する事にしたのです。
無論、私はその夜は真由美の部屋に泊まる事になっていて、荷物は彼女の部屋に置いて出掛けたのでした。

二人で近所のスーパーに入って、私は真由美の買い物に付き添う形になったのですが、考えてみれば、その街でそういう事をするのは私たちにとっては初めての経験だったのです。
30年位前に私と真由美が恋人同士として交際していた時、その街を離れ、遠方へ出掛けた時以外には彼女の両親と妹を始めとする地域の宗教団体の人たちに自分たちが付き合っている事がバレないように、いつも人目を忍んで主に私の部屋で二人きりで会っていたわけなのですから。
その頃はお互いに若かったから、私も真由美も人目をすごく気にしていたのですが、50代になった今はもう昔のようにそういう事にはあまり気に掛けなくなっていたのでした。
もし街中で私と真由美が二人でいる時、その当時の知っている人に出会ったら、多少は面映ゆい気持ちになるかもしれませんが、昔ほどには気にする事はないと思います。
買い物を終えてスーパーを出た私と真由美はその後、ファミレスで食事をする事にして、目的地へと向かって並んで歩いて行ったのです。
「ねえ… あたしら、他人の目にどないな関係に映ってるやろか…?」
歩きながら、真由美は私の方に目を向けて、急にそう言ったのでした。
「どうかなぁ…?」
真由美の唐突な発言に不意を突かれた私はそう言った後、しばらく間をおいて、
「もしかすると、夫婦に見られるんじゃないのかな…?」
と答えたのです。
「夫婦か… そうかもしれへんね…」
私の返答に真由美はつぶやくようにそう言ったのでした。
「おれたちの年齢の男女がこうして二人で歩いてたら、夫婦に見られる事が多いんじゃないか…?」
真由美の顔を覗き込むようにして、私がそう言うと、
「そやね… あたしらの年齢やったら、大概、夫婦や思われるやろね…」
と言って、彼女特有の色っぽい眼差しを私に向けた真由美だったのです。
私と真由美はファミレスに辿り着くまで途中、何組かのカップルや家族連れ、若い恋人同士と思われる男女や夫婦、自分たちと同年代に見えた夫婦と擦れ違ったのでした。
10代の終わりか20代の初めだと思しき若いカップルもいれば、まだ小学生くらいの子どもを連れた20代か30代のような夫婦もいて、高校生か大学生くらいの子どもと一緒に歩いている40代か50代らしき夫婦も。
それら何組かのカップルを目にした私は30年前、真由美と別れず、あのままずっと交際していたら、今頃は自分たちも夫婦として暮らしていて、私たち二人の間には子どもがいたのかもしれないな…と思ったのです。
「厚典さん…」
真由美は再び急に私に言葉を掛けたのでした。
「なんだい…?」
私が答えると、真由美は
「もう昔の事はあんまり言いとうないけど…」
と前置きした後、
「もし30年前、あたしらがあのままずっと付き合うてたら、今頃、あなたとあたしも夫婦になってて、子どもがいたかもしれへんね…」
と言ったのです。
真由美も私と同じ事を思っていたのにはちょっと驚きましたが、私は
「そうだな…」
と言って、一呼吸入れた後、
「もしそうしてたら、今頃、おれと君は夫婦としてこうして一緒に歩いてて、おれたち二人の間には大きな子どもがいたかもしれないな…? もしかしたら、おれたち、もうおじいちゃんとおばあちゃんになってたかも…?」
と答えたのでした。
私がそう言うと、真由美は
「ああ… そんな… いやや… おじいちゃんとおばあちゃんやなんて… まだそない言われとうないわ…」
と苦笑いを浮かべて言ったのです。
「ああ… ごめん… 気に障ったら、すまない…」
と私が言うと、真由美はクスッと笑って、
「別に謝らんでもええわ… 厚典さん、昔とおんなじで真面目で優しい男性(ひと)なんやね…」
と言って、50代の女性のものとは思えない少女のような愛らしい笑顔を見せたのでした。
真由美の笑顔に釣られて、私も思わず、笑みを浮かべてしまったのですが、この時の彼女の笑顔は若い頃のそれと変わらず、本当に可愛らしいものだったのです。

そうして、私と真由美はしばらく歩いてファミレスに到着し、店内に入ったのでした。。
私と真由美が一緒に外食するのは30年前のちょうど同じ時期、GWの連休を利用して二人で名古屋へ1泊2日の旅行をした時以来の事だったのです。
30年前、名古屋へ旅行したのは5月4、5日で、奇しくも30年ぶりに再会したその日も5月4日なのでした。
「君とこうして外で一緒に食事をするのは30年前、二人で名古屋へ旅行した時以来だな…」
私が30年前の事を思い出して感慨深くそう言うと、真由美は
「そやね… あれからもう30年も経つんやね…」
と私と同じように感慨深そうな表情をして言ったのです。
「ほんとに偶然だけど、あの時、名古屋へ行った日、1日目も今日と同じ5月4日だったな…」
「ほんまや… こんな偶然もあるんやね…」
お互いに30年前、旅行へ出掛けた日をちゃんと憶えていた私と真由美。
それからちょうど30年後の同じ日、5月4日に再び巡り合った事に私も真由美も運命的なものを感じていたのでした。
「ところで、今は信仰の方はどうしてる…?」
私が自分と同じ宗教団体の信者の真由美へ信仰に関する質問をすると、彼女は
「今もやってるけど、もう昔みたいに積極的にはしてへん… 会合へは行ったり行かへんかったりやね… 厚典さんは今もやってはるの…?」
と言ったので、私は
「おれも今はあんまりやってない… 誘われたら、会合に出る程度だな…」
と答えたのです。
「そう… あたしら、おんなじなんや…」
「おれたち、信仰に関しては似た者同士なんだな…」
と言い合って、お互いに微笑を浮かべた真由美と私なのでした。
お互いに今は昔のように信仰に熱心ではなくなっているとは言え、私と真由美が出会ったきっかけは紛れもなく、二人とも同じ宗教団体の信者だった事で、私たちが男と女として愛し合うようになったのは宗教、信仰が齎した縁と言うべきものによるのです。
私が真由美の事で今でも忘れられないのはやはり32年前の秋、宗教団体が主催した文化祭のリハーサルで日本舞踊を舞っていた彼女の麗しい姿なのでした。
一人の女性にあんなにまで強く心を惹かれた経験は58年間の人生の中で、後にも先にもあの時の1回きりで、あれから私は真由美に恋愛感情を抱くようになったわけなのです。
食事を済ませた後、二人ともコーヒーを飲みながら、タバコを吸っていた時に(私たちは喫煙席に座っていたのです)、私は久しぶりに真由美へその時の事を話したのでした。
「そやったね… 厚典さん、あたしにあの時の事、文化祭のリハーサルの事、言わはってたのよう憶えてるわ…」
30年ぶりに私からその時の事を言われた真由美は少しはにかんだ表情で照れ笑いを浮かべながら、そう言ったのです。
「文化祭、もう32年も前になるんやね… あの時、あたし、まだ21で、まだかなり子どもっぽかった思うわ… 今はこないおばちゃんになってもうたけど…」
真由美がそう言った後、私は
「君はあの頃と変わらず、今でも素敵だよ… あの頃はまだ子どもっぽいとこがあったけど、今はあの頃にはなかった大人の女の魅力があるし… すごく素敵だ…」
と愛する女性の顔をじっと見つめて、言ったのでした。
「そう… そない言われると、嬉しいわ… あなたもあの頃と変わってへん… 真面目で優しゅうて純なとこ、昔のまんまや… あなたも今でもめっちゃ素敵やわ…」
私と同様、真由美も私の顔をじっと見つめて、そう言ったのです。
お互いの顔をじっと見つめて、自分たち二人が堅い愛の絆で結ばれている事を感じ合った私と真由美…
その日、私と真由美が30年ぶりに再会した事は運命的なものだと思った私だったのでした。

食事を終え、ファミレスを出た私と真由美は帰宅する為、彼女が住んでいるマンションのある方を目指して、元来た道を並んで歩いたのです。
スーパーを出てファミレスに着くまではずっと真由美が買い物袋を持って歩いていたので、今度は帰路に就くまでは私が買い物袋を持つ事にしたのでした。
「悪いわね… 買い物したもん、持ってもろて…」
真由美にそう言われた私は
「いいよ… 今夜、泊めてもらうんだから… これくらいの事して当然だよ…」
と言って、愛しい女性の方へ顔を向けると、彼女は
「ほんま優しいんやね… 厚典さん…」
と言って、喜びを湛えた色っぽい目で私を見つめて、微笑んだのです。
「真由美ぃ…」
「何…?」
私が急に声を掛けたので、真由美は私の顔を覗き込むようにして見つめ、問うたのでした。
「こうして君と二人で歩いてると… おれたち、なんだかほんとの夫婦のような気がして来るよ…」
少し照れながら、私がそう言うと、真由美は私の唐突な発言に最初はちょっとうろたえた様子を見せてうつむき、
「あっ… ああ…」
と言葉を詰まらせたのです。
その後、真由美は
「あ… あたしも… あたしもそんな気がしてる…」
と私と同じように、照れた様子で答えたのでした。
それからしばらくして、私が
「おれはもう… おれはもうおれたち二人は夫婦だと思ってる… おれと真由美は夫婦だと…」
と言うと、真由美は
「あ… あたしももう… もうあたしら二人、夫婦や思てる… あなたはあたしの旦那さんで、あたしはあなたの奥さんやって…」
と言ったのです。
歩きながら、私たち二人は見つめ合うと、真由美の頬はほんのりと赤くなっていて、私も自分の顔が火照っているのがわかりました。
人通りがほとんどいない所まで来ると、私は左手で真由美の左肩を掴んで自分の方に抱き寄せて、彼女はなんのためらいもなく私に体を預けて右腕を私の体に回したのです。
「こんなとこでこないして体くっ付けて歩くん、なんやちょっと恥ずかしい言うか、照れるわ…」
真由美は恥ずかしそうな様子で私にそう言ったのですが、その声は嬉しそうなものでした。
「おれもちょっと照れるけど… でも、おれたち、夫婦なんだし…」
私も少しばかり恥ずかしい気持ちはありましたが、真由美と二人で“夫婦として”体を寄せ合って歩いている事に大きな喜びを感じていて、そう言ったのです。
「そ… そやね… あたしら、夫婦なんやから…」
真由美は私の夫婦発言に同意して、そう答えたのですが、彼女も私と同様、大きな喜びを感じているのが声のトーンでよくわかりました。
そうして、私と真由美は夫婦として歩き続け、目的地へと向かったのです。
やがてマンションに到着して、私と真由美は彼女の部屋に戻ったのでした。

続く。
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