市で一番大きなお祭りがあって、私も中学生の時の友達とブラッと出掛けた。
そしたら、高校で一番仲良しの子の彼氏が、彼女の母親と歩いてるのを発見した!
友達は部活の合宿に行ってるはずで(だから中学の友達と来た)、一緒にはいないはずだ。
彼だって知ってるはずだから、訪ねたらいなくて代わりに母親と来たってこともないでしょ?
じゃあなんで??
そもそも友達は知ってるのか??
なんだか釈然としなくて、私はちょっと知り合いを見つけたから外すと言って連れと別れてあとをつけてしまった。
友達のお母さんは浴衣を着ていたから、やっぱり最初から示し合わせて来たとしか思えない。
よからぬ想像で頭がいっぱいになりながらも後をつけてると、フラッペを買ってから賑やかな場所からそれていく。
どこかで腰を落ち着けるのかなと思った。
そしたら、本当に静かな方にどんどん進んでいき、どうやら目的地だと思われる神社の長い階段を上っていった。
見晴らしのいい階段に腰をかけて談笑するのかと思ったりもしたが、完全に姿が見えなくなったから境内に入ってしまったらしい。
私は二段飛びで後を追った。
この時点でも二人がどうこうなんて考えてはいなかった。
でも登りきる手前でこっそり境内を見渡しても二人の姿は見当たらない。
もしかしたら幻でも見たかと思ったのは、やはり夏だったからだろう。
そう簡単に霊に遭遇するはずもないと、私はおそるおそる鳥居をくぐった…
ほとんど廃神社レベルで社以外には簡易トイレがあるだけだ。
私は社を回り込むつもりでいると、
裏の方から男女の話し声がした!
間違いない!いる!…
私はそのまま回りこむのをやめて、脇の斜面を上がるとおいなりさんの祠に続く道を上がった。
そうすれと、高い位置から社の裏が見えそうだった。
木々が遮り音さえ気をつければ見つからないはずだ。
砂利や落ち葉があるところは避け、草むらを歩くように心がけた。
幸い神社には外灯がひとつあり、それなりに夜目が利いた。
あの光景が目に飛び込んできた時の衝撃を越える衝撃は未だに味わったことがない…
二人はめちゃめちゃ激しくキスを交わしながら服を脱がしあっていた。
私が目にした時は彼はほぼ真っ裸状態でパンツが太ももに引っ掛かっていて、自力で足だけ使って下に下ろそうとしていた。
友達のお母さんも帯は取れて前は完全にはだけている。下着を着けてないのがまた妙にエロい。
社の裏にいながらなぜそこまで見えたかというと、デジカメを固定して撮影していたからだ。
わざわざ伸縮する三脚を持参してるのも恐れ入ったけど、殺虫剤の缶に気づいた時はさすがに笑いそうになりました。
確かにここならよほどのことがない限り見つかる心配はないでしょう。
あるとしたら、同じような目的のカップルですか…
それでもわざわざ裏に回らなくてもここならやれちゃいそうだ。
でも、二人が裏に回り込んだ理由がすぐにわかった。
足元以外完全に脱いじゃったからだ。
もうこの二人のヤル気満々さ加減がひしひしと伝わってきた。
昨日今日始まった関係ではなさそうだ。
友達が彼とつきあいだしたのは5月くらい。
高校に入って同じクラスになって彼が一目惚れしちゃって始まった。
それで思い出したのが、初めてのはずの彼が思いの外慣れていたようなのを友達が気にしていたことだ。
友達はつい最近まで焦らしてたはずだから、もしかしたら先にお母さんの可能性もある。
想像は果てしなく膨らむが、私は二人の一挙手一投足を凝視した。
こんな官能小説みたいな現場を見れることなんてそうそうない。
二人は基本立ったままでしていた。
どちらかが跪いたりしながら続けていた。
さすがに地べたに横にはなれないだろう。
結局挿入も立ちバックのスタイルになり、二人は立ったままのセックスを完遂したが、なんだか恋人以上にラブラブな感じで、これから帰ってからも朝まで絶対すると思った。
友達のお母さんはド迫力な巨乳だった。
でもけして寸胴ではないから、若くておっぱい好きな男の子にはこたえられないだろう。
あの武者振りつきながら甘える様子を友達が見たら一発で破局だ。
もうちょい近場で彼のを見たかったが、お母さんに褒められまくってたから、けっこう立派なのかもしれない。
とにかく全てが凄すぎた…
ここまでくると私は確信が欲しかった。
だから二人が友達の家に帰るのを見届けたかった。
幸い二人は電車だったから、素人でも尾行できた。
最寄り駅でスーパーに寄って色々買い込んでたから、間違いなく今夜は泊まると思った。
それにしても塾女と少年ってなんていやらしいコンビなんだろう…