11年前、私は当時部長だった今の田中社長に誘われ、新しい事業を立てました。
当時は2人だけだったスタッフも今では15人に増え、今では部長として頑張っています。
いつでも私の意見を尊重してくださる社長と飲みに行っていると、社長も私にいろいろと相談ことを言ってくださり信頼関係が気付けています。
そんな社長を陰で支えてくれているのが奥様で、スタイルも良く美人で私もあんな妻を欲しいと常に思っていました。
そんな時社長が相談があると言って私を自宅に呼んだのです。
社長の自宅には時々お伺いをして奥様の手料理を頂く仲で、その日も奥様に迎えてもらいました。
「いや、、悪いね、夏木、今日もすみれの手料理を食べて行ってくれ、、」と、社長は何処か私を見る目が違っていたのです。
当時私は32歳、独身で一人暮らし、社長が48歳で奥様のすみれさんが34歳、14歳の歳の差婚で子供はいませんでした。
私が理想とするすみれさん、上〇彩似で、155と小柄で可愛い系でもあったんです。
食事が終わると奥様がおいしいお茶を入れてくださり、その時に社長が険しい顔になって話し始めたのです。
「夏木、お前いま彼女はいるのか、、」と。
(なんだ、俺にれんあいばなしか、、)と思って、「いいえ、今はいません。」と返事をしたのです。
私も32歳、彼女の一人や二人と言いたかったのですが前の彼女と別れて1年が経っていました。
「そうか、、」と言って社長は奥様と顔を見合わせ話始めたのでした。
「実は、、、」少し間が空いて話し始めたことは、「妻のすみれを抱いてほしい、、」
私は恋愛話ではないことにキョトンとし、社長が何を言っているのか分かりませんでした。
ドッキリにしてはわざわざ食事まで食べさせていう事でもなく、冗談にしては奥様の前で言うことでもなくつい笑ってしまいました。
「社長、どこかのカメラがあってドッキリですか、このネタ、慰安旅行で使うんじゃないですよね、、」と笑うと、社長の顔が真剣でした。
あんな顔、11年前に私を誘って新しい事業を起てるときと一緒だったのです。
そして社長の横に座る奥様も同様の顔をしていたんです。
「ど、どうしてですか。こんな美人の奥様を、、」
奥様とは私が社長と新しい事業を始める1年前からのお付き合いで、その時社長と奥様は結婚されて2年ほど経っていたと思います。
社長は私を自宅に呼んでくださり、当時から奥様の手料理を頂いていました。
「実は私もいろいろあって最近は起たなくなってな、すみれには寂しい思いをさせている。すみれは浮気をしないと言い張っているが、いつ出来心でしでかしてしまうか分かたない。
そこでだ、すみれに聞くと夏木ならと言ってくれた。夏木なら私も信頼しているから賛成と思い今日は呼んだんだ。彼女がいないのならすみれを抱いてやってくれないか、、」と言い出したのです。
「良かったら今晩から、、泊ってくれていいから、、そして定期的に頼みたい、、」とまで言ってきたのです。
私の取っては目からうろこ、棚から牡丹餅、、(ううん、もっといい言葉はなかったかな、、)
憧れる社長の奥様のすみれさんを抱けるだけでもうれしいのに、定期的にと言われると1回だけではないと言う事で、、
「でも、、奥様も本当に納得している事なんですか、、」と、すみれさんの顔を見ました。
当のすみれさんは顔を真っ赤にして俯いていたんです。
「ああ、、すみれから夏木君だったらと言ってくれたんだ、、」
「でも、奥様がどう思っているのか奥様の言葉で聞きたいのです。」
「夏木さん、主人の言っていることは本当です。私も正直、夜の性生活がないので寂しい思いをしていました。
つい先日も外でナンパと言うか声を掛けられ、心が揺れたのは事実です。そんな時に主人から相談されだったら夏木さんと、と思いました。夏木さんなら私の体を捧げてもいいと、、」と言ってくださいました。
まさか奥様にまで私を一人の男として思っていてくださるとは思いませんでした。
依然社長も奥様も真剣な顔をして私と向き合っている姿を見ると断れなくて、、「私も以前から奥様のことは理想で、こんな女性と結婚したいと思っていました。結婚は無理ですが私でよければ、、」と返事したのでした。
その日の夜、私が泊まる準備もしてくださり、奥様との寝室、下着などの着替えもパジャマ迄も用意していたのです。