<<カルテ室での初めての出会い>>2011年7月5日午前8時45分。病院のカルテの仕分けのアルバイトに応募した俺は、始めてみる沢田めぐみ。という人物と、今ではもう名前も顔も忘れた同じくらいの年齢の大学生(以下、A)と一緒に仕事が始まった。最初、俺は年の近いAと一緒に話をしており、メグミさんはどちらかというと聞き専というか、自らはあまり話さない人だった。だけど第一印象としてはかなり素晴らしい美貌の持ち主であり、あらゆるカラダのパーツが小柄。そしてカワイイだけでなくキレイな人だった。(この辺は既に書いたので割愛する)俺たちは与えられた紙カルテの仕分けの仕事をするために、とりあえず1:脚立に上って棚からカルテナンバーを読み上げる役 2:下でリストを見ながら、読み上げられたカルテが破棄か保留か指示を出す役 3:最終的にダブルチェックして、実際にシュレダーにかける役の3つのパートにわかれて仕事をしていた。ずっと同じパートでやっていると飽きがくるので、1時間くらいで交代をしていき、200件に1件あるかないかの「保留カルテ」を探し出す為の仕事といっても差し支えなく、とにかく退屈な作業であったと思う。そんな仕事をしていた俺たちは、おしゃべりしてサボるための30分。いちおう真剣に作業する1時間。ということで飽きがこないようにメリハリをつけて仕事をしていたが、俺はその時、ちょっとした楽しみをその作業の中に持っていたんだ。それは単純に言えば、視姦以外の何物でもないんだけど(笑) 女の子が脚立の上に乗ったり下りたりする動作って意外とエロいんですよ・・w 履いてるズボンにもよるんだけど、脚立に上る時はお尻からパンツのゴムやクロッチ部の太い線が丸みえになるし、ヨタヨタと上がる時なんかはブラウスから胸元がちょっと見えたりもするんですよね。(こりゃーいい目の保養になるなぁ・・w)なんて思いながら仕事をしたのを覚えています。そしてこのまま3人で夏休みの2か月、みっちりバイト漬けで終わっていくことを覚悟していたんだけど、始まって3日目でAのほうが挫折。急にバイトに来なくなって管理職がいうにも携帯に連絡しても電話にでないとの事だった。急遽、俺たちは3番目のパートを3:あとで二人で確認してシュレダーする。という具合にやりなおし、それから俺とメグミさんの二人での作業が始まっていくのであった。最初、3人でいたときのメグミさんは自らは話すタイプの方ではないという印象だったけど、いざ二人になってみれば意外とべらべらとおしゃべりするタイプの人でもあったんだよね。まず最初にめぐみさんのつけているゴム手袋の話から始まって、メグミさんの潔癖症の話を聞かされ、それから世界史やら人類史といったメグミさんの十八番の話を今度は俺が、聞き役という事になっての作業になっていったんだ。結果、俺はその時本命の彼女もいたし、変な感じでのアプローチというのがなかったというのが功を奏してか、俺とメグミさんは男女の壁を越えて仲のいい友達。そして(潔癖症の)理解者という感じで絆が深くなっていった。俺からすれば当時のメグミさんは(もちろん今でも)尊敬できる人であるのには変わりはない。それは何といっても頭の回転が良すぎる人であって、俺からすれば軍師的キャラといってもいいような存在になっていった。それは今でも忘れない。俺はちょっと質問してみた事があったんだ。あまりに仕事が退屈な作業の繰り返しなので、難題をふっかけてみたというほうが正解かもしれない。俺はメグミさんにこう聞いてみたのを覚えている。俺「なんで人間だけ発展していったんですかね?動物はたくさんいるのに」メグミ「それはね、人間だけが「私たち」と「あなた方」という概念を事細かく持つ生き物だからなんだよ。基本、動物には同じ群れの仲間とか、敵という概念があっても、めまぐるしく「私たち」と「あなた方」をコロコロと変化させていく複雑なコミュニティには生きていないんだ。」俺「ほう」メグミ「まず朝起きたとき、眠そうな顔で電車にのる。あなたも経験あるでしょ?その時、あなた側にいる人は何人いる?誰も居ない。私たちはあなた一人であり、あなた方はあなた以外の地球上の全員の事を指しているんだ。それが大学に来た時、私たちは、同じクラスの人たち、にかわり、同じ学年の人たちに変わり、同じ大学の人たちに変わり、これが家にかえったらすぐに、私たちは「地元の友達」にかわり、いままで私たちだった大学の人たちが「あなた方」のグループに所属させる生き物なんだよ」俺「言ってることがわからんw」メグミ「つまり、グループ、組織、なんでもいいよ。私たちのカテゴリーに入る人と、あなた方というカテゴリーに入る人が、めまぐるしく変化していっているのが人間社会だけの特徴なの。それが、結果として人類の発展へとつながっていったんだ。」出だしからこんな勢いでマシンガンのように話しまくるのがメグミさんの昔からの姿であったんだ。俺はだいたい、困
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<<彼女との別れ メグミさんの胸に抱かれる>>当時の俺には人間として、致命的な欠点を持っていた。それは金にだらしない。であった。クレジットカードを作って豪遊し、利息で首が回らなくなったとどこかで書いた記憶があるが、当時の21歳の俺は(なんとかなるだろw)という具合に世の中の事をナメている部分があり、金に困ったらいつでも親。そして彼女に無心をするという致命的な欠点を持っていたのだった。確か、当時の彼女に借りてた金が15万くらいになった時だと思う。俺は突然、2年付き合っていた彼女から別れを切り出されたのであった。彼女が俺と別れたい理由、それは「将来性に期待が持てない」であった。その時の彼女は一般的なごく普通の女の子であり、勉強も普通にする子でもあった。だが俺は金にだらしない怠け者。彼女がみるには、俺はきっと留年する。と踏んでいたらしい。(事実そうなったが)そしてこれ以上、関係を続けていたら借金が30万になり、40万に増えていくとも危惧したそうだ。だからこそ・・・「何も返してもらえなくていい。別れて。それだけ」と言い出してきたのだった。確かにこの時の過失割合でいえば10対0で俺のほうに非があると思う。俺は大学へ進んだものの、身分不相応にも彼女なんていう存在を見つけたものの、俺は確かに遊んでばかりいた。借りた金も月末になってバイトの給料が入って少しは返すものの、それ以上に借りだしていた。俺はみっともないのは百も承知の上で彼女に対し、なんとか別れるという決断を撤回してもらえないかと、女々しくも懇願していたが、意外と腹をくくった女は強いものだ。「異議申し立ては受け付けません」と体よくそれも断られたのであった。あの時の俺ほど、みっともない俺はいなかったのではないかと今では思う。俺はメグミさんにこの件を相談し、メグミさんの知恵を借りれば状況を脱却できるんじゃないか。そんな期待を持ってメグミさんに泣きつくために訪問するも、メグミさん曰く「自業自得。知らん」とすっぱり切られてオワリ。それから俺はしばらく別れた彼女とも、メグミさんとも連絡を取るのをやめ、、大学もいかず一人家で憂さ晴らしのために酒を飲み、そしてバイトだけはちゃんといくという生活をしていた。結果、それが大きな原因となって単位を落とし留年が決定した。俺は留年が決定すると同時に退学を決意し、大学を辞めた。そして細々と親のスネをかじりながらアルバイト生活を続け、ちょっと落ち着いたところでメグミさんの家に訪問したのが、22歳の春だった。大学の同級生たちは新卒での就職先が決まり新社会人としての新しい毎日が始まる・・・と青春時代を謳歌している真っ最中の事であった。大学3回生の夏にメグミさんと知り合い、半年たって家に行くようになり、それからすぐに彼女から別れを告げられ、同時に留年が確定した。俺は他の同級生が残りの1年と就職活動に燃えている間、俺は大学3回生の春先(4回生に進級できなかったので)大学を退学し、それから1年と少しバイト生活に明け暮れていた。そう考えれば丸々1年間、メグミさんの家に行っていなかったのだなぁとハッキリ思い出す。だけどこの1年で俺という人間はかわったが、メグミさんという人間は何も変わっていなかった。俺が久しぶりに連絡を取ってみると、「久しぶりだね。なに?家くるの?わかった」といういつもの返事をしてくれるメグミさんが居るのだった。約1年ぶりのメグミさんの家だが、一年前と何も変わらず。この場所だけ時間が止まっているのかな。とすら錯覚する変わらない風景がそこにはあった。だが、俺は1年前の俺とは違っていた。1年前の俺は彼女という存在もあり、かろうじて学生だったという立場もあり、言い換えれば変な余裕ですら持っている節があった。だが今の俺は、ただの親のすねカジリのフリーター。まさに取るに足らない存在であった。やっぱりその周辺環境の変化からか、俺自身が変わったな。。。と思うのは1年と少し前まではメグミさんの存在を、ただの年上の変わった女友達としか見えていなかったのだが、この1年という空白は、俺という人間に変な余裕ですらも奪い去り、ただの「不満の塊」となっているといっても過言ではない俺の姿がそこにあった。それは明らかにメグミさんを「女」としてみている俺がいたんだよね。それはただ単に、俺が彼女との別れときっかけにメンヘラっぽくなったとか、そういったネガティブなイメージのものではなく、大学を辞め、人付き合いも減り、ただ家とバイト先を往復だけしていた俺。さらにバイト先といっても野郎しかいない軽作業系の仕事をしていた訳であって、「生身の女性」というものに久しく触れていなかったという事が大きな原因だと思う。
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<<久しぶりの小宴会。先に寝てしまったメグミさんに魔の手を伸ばす俺>>メグミさんとの半同棲が始まって三か月が経った時の俺は絶好調だった。規則正しい生活、食事、そして酒を徹底的に減らしたこと。メグミさんの家でのあらゆる生活習慣の改善が功を奏してきたのだった。やっと・・彼女との別れ。大学の中退。それから現実逃避さする為に癖になってしまった飲酒習慣。そういったものから解放されつつある俺を自分自身でも実感してくるのだった。その時、俺はなんでも前向きに考える事が出来ており、もう過去に戻ることは出来ない。もう学生でなくなった以上、いつまでたってもバイトの身では本当に将来が危ぶまれる。いっそのこと・・・ちゃんとした会社に就職でもしてみるか。なんて思っていた。そんな自分自身の意識の変化を身近な存在であるメグミさんに打ち明けると、メグミさんはことのほか喜んでくれて、「この家からの卒業」というものを前提をした上での小宴会を催してくれたのだった。宴会のシーンはこの際、割愛してもいいと思う。いつもと同じ、前半はメグミさんの難解なウンチクを聞いた後、、中盤から後半にかけて、酒の効果で舌の滑りがよくなったところで「社会人としてどういう会社に勤めて、この先に何をしていくのか。」なんていうそんな俺の将来を語り合う、アツい宴会風景だったとだけ言っておこうと思う。ただこんな時に限って、たった一つの問題があった。それはメグミさんが、この小宴会を催す為に酒だけでなく、手料理の材料を買うために自らの足でスーパーまで買い物に行ってくれたのだが・・・その私服姿が俺の中にドストライクしてしまう服装だったんだ。季節は夏だった。メグミさん的にはきっと、近所のスーパーに行くだけだから「素朴な服装」をチョイスしただけなんだと思う。それが俺的にはドストライク。黒のタンクトップに黒のデニミニ。だったんだ・・・。このデニミニの視覚的効果は想像をするより絶大なものがあり、俺は正直に言えばこの時ばかりはメグミさんの事を、姉御肌。師匠的存在。そんな風には思っても居なかった。(カワイイ・・・・w ヤリタイ・・・w)と正直に思ってしまったんだ。(もちろん酒の後押しもあると思うが)メグミさんがキッチンに立ち、料理を作っている間のそのデニミニの後ろ姿。俺の正面に座るとき、いちおうは俺に見えないように斜めに膝を崩しながら座るその姿。だけど話している内容は、ほんとうに真面目で真剣に俺の将来の事を気遣って話してくれているので、俺は自分の中に芽生えつつある下心を隠すのに精いっぱいだった。結局、3,4時間くらい酒を飲み続けてその日はもう寝ようという事・・・・・になる前に、メグミさんは俺がコンビニに明日の朝食(二日酔いで作るのがメンドクサイと思うので)を買いに行って家に戻ったら、めちゃめちゃ可愛らしい・・・四角いガラステーブルに上半身をゆだねながら、スースー。と寝息を立てて寝ていたんですよ。それを見た俺は、今まで弟分だった自分の立場が逆転し、「男」として寝ているメグミさんを介抱してあげなきゃ。なんて思ったんだ。これはもしかしたら父性本能?というのかもしれない。だが、そのテーブルの正面に座った俺は、、(ドキ・・・・・・!!!)と心臓の音が耳まで聞こえてくるくらいの戦慄が走ったんだ。それは今まで俺の正面に座っているとき、必ず膝を斜めに向けて俺にはデニミニの中が見えないようにしていたメグミさんが、眠りに負けてお股が開いてしまい・・・形としては膝を崩した女の子座りなんだけど、、、かなり両膝を開けた状態で寝ているのが俺の目に入ったんだ。見えたのは黒デニミニの中の細い太もも・・・と、、クロッチ部が丸見えになっている白パンツだった。しかも・・・クロッチ部にはメグミさんのアソコに食い込んでる?これまた絶妙なパンツのシワが出来ていたんですよね・・・。俺の頭から何かが吹っ切れた瞬間でもあった。(普通に触りたい・・・・w)そして魔の手を伸ばしていく俺。。。いとも簡単に・・・メグミさんの(クリがある部分)に俺の伸ばした2本の指先は到達しており、、(や・・・やわらけぇ・・・><;)なんて思っていた矢先・・・・メグミ「どこ触ってるの?」一切、、寝ていたその時の姿勢を崩さないまま、メグミさ
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<<メグミさんを説得・・・etc>>メグミ「どこ触ってるの?」俺「あ、いやー・・w ついつい、メグミさんのあまりにもセクシーなオーラに負けてしまって>< マジ酔ってました。すみませんでした。^^;」と笑って胡麻化してみたものの、、メグミさんはその時の姿勢を崩すことはなかった。俺「あの。。まだ見えてますよ?w」メグミ「ああー・・・・ねむ。。ついつい落ちてしまった。」俺「見えてますよー」メグミ「ああ、、(きゅっと膝を閉じる)ったくもー。」俺「あの、ちょっと質問。真面目な質問していいですか?」メグミ「なに?」俺「今まで、こういった質問をしたこともないし、この手の話を交わしたこともないのでこの辺のデータにおいてはメグミさんの事をまったく知らないもんで。。いちおうメグミさんの考えをあらかじめ聞いておいたほうがいいのかな。というか、聞きたいなって思って」メグミ「だから何を聞きたいの?」俺「これ、ちゃかしている訳じゃないんですよ。至って真面目な質問です。僕ら、正直最初に知り合って今に至るまで、基本的には男女の友達みたいな関係続いてる・・・・と僕は勝手に思っているんですが、メグミさんは僕の事を男としてみた事とかあるんですか?」メグミ「急に何を言い出すの?」俺「だからwww これを聞いたからって何かどうかしようとか、そういうのはないですって。ただ素朴な質問してるだけです。答えたくないっていうなら答えなくてもいいので、この話やめますか?」メグミ「まぁ別にいいけど、なに?あんたを男をしてみた事がるかないかって?」俺「はい」メグミ「あるというか、ないというか。。。男としてみるという概念がわかんない」俺「またー、ほらいつもそうして難解な返事をしてごまかすー」そうだ。そうだった。メグミさんは確かに頭の回転は速い。そして難しい本とか沢山読んでいて、語彙っていうのか何なのか、あらゆる言葉のボキャブラリーを持っていて、いつも俺は言い負かされていた。だけど、言い負かされているとはいうけど、「あえて・・・俺が負けてやっている」という事も半分くらいはあったんだ。というのも、俺からすればメグミさんは年上であり、いちおう世話になっている人。そんな人と意見を戦わせるというのは、あたかも会社の先輩と後輩が意見交換するようなものであり、多少、先輩の理論に多少の難があっても「先輩だから」というだけで、「あーなるほどねぇ・。そうかもしれませんねー」なんて後輩はいって先輩に花を持たせる立場にあるというのは皆さんも共感して頂けるのじゃないだろうか。俺とメグミさんの関係もそうだった。俺は今までメグミさんの独特の意見っていうやつに「なるほどー。そういう見方もありますか」なんていう具合に、よ!その通り!すごい!という感じでメグミさんに勝ちを譲っていたところがあるんだ。だが・・・今はなにか違った。潔癖症で神経質で、オトコのオの字も知らない女に、一応は男女の付き合いに関しては俺のほうが先輩なので、俺はエロに関するこの勝負、メグミさんに先輩ズラさせる気はまったくなかったんだ。俺「またー、ほらいつもそうして難解な返事をしてごまかすー」メグミ「だって、あんたも知ってるでしょ。私が男と付き合ったことないことを。そういう変な女だから、あんたとお友達関係やれてるんじゃなかったっけ?」俺「それは知ってますけど、だってメグミさんが言ってたじゃないですか。欲望とか渇望とか割愛なんていうのは消滅させるのは不可能。それを様々な先人、哲人が挑んできたが、あの釈尊ですらもそれは叶わなかったって。」メグミ「うん。そうだね。言ったよ」俺「というのは、俺がいった「男」っていうのは言い換えれば性欲の事を指している訳であり、いちおう同じ屋根の下で生活している訳じゃないですか?本能的なものまでメグミさんは消滅できてるのかなって思って。」メグミ「簡単に言えば、男であるキミと一緒に生活しているんだから、時にはムラムラしたりする事ってないんですか?ってこと?」俺「そこまで簡単にしなくていいですけどww でもそれでもいいですw」メグミ「だから、欲望、渇望、渇愛を消滅するのは不可能だけど、私はコントロールできるようになることが人間が人間である故であって、コントロールできない生き物は人間の皮をかぶった畜生だって言ったよね」俺「ということは、メグミさんもいちおう、ムラムラ的なものはあると。が、しかしそれを完全にコントロール出来ているから、、別に僕と同じ空間で過ごしていても何ら思う事はない。ということですか?」メグミ「んー・・・。ま、そうでもいい。」俺「そこで質問なんですけど、そのコントロールってどう
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