すごくエッチな体験ならいくつかすぐに思い出せるのだけど、ちょっとエッチとなると却ってむずかしい^^
「3人だからひとりあたま1本と1/3ね、さぁ運びなさい」
「おいおいあっちゃん入れたら4人でしょ?ひとり1本と…」「ツベコベ言わずさっさと作業にかかりなさいっ」
運送会社に勤めてた。わたしは経理担当、目の前の3人は通称3バカトリオ。運転手してる。みんなわたしより1コ2コ歳下です。
とはいうものの悪いから最後の1本を私が運ぶ。こないだから雪がちらついてきたからそろそろタイヤ交換しなきゃなーって言ったら「オレたちがしてあげるよ明日タイヤ積んできな」ってきのう言われた。
GSで交換してもらうと1本500円として4本で計2000円が浮く^^「ようし上手に出来たらわたしが2000円ぶんおごってやる、キビキビ働くように。残りは割り勘ね」そう宣言して今朝重いタイヤを積んできた。
3バカのAがジャッキをかけBはボルトを緩める。なかなか良い連携してる。んふ^^で、Cはナニしてんのか?と見るとタイヤを出したからっぽのトランクで何やらごそごそ。え?あ?と思うより先にCの手には見覚えのある巾着袋。顔が笑ってる。
「あ、こらっよせっ!」慌ててCから袋を奪い取る。けど袋の口はすでに開けられていて中から飛び出した愛用のバイブが転がった。心臓が止まるかと思った、顔から火が噴き出た。
急いでバイブを拾うと残りのAとBも顔をこちらを見ていて唖然としてる。
秘密を見られた。「あっちゃんそんなの持ってんだ」笑いながらCが言う。
「持ってるよお、こんなの普通だよ」開き直るしかなかった。「え~」「すごいの見ちゃったな」AとBの囁きが聞こえる。
「こらこらっ手を休めないっ!なをこの作業は極秘任務である、ここで見知ったことはくれぐれも口外しないようにっCもさっさと働けッ」もう冗談めかして誤魔化すしかなかった。
トランクの下にはレディコミも数冊あったはず、わたしが秘かにヘンタイ袋と名付けてる巾着の中にはローターやエッチなレースの下着に赤いロープなどなど、カレシに撮影されたわたしのエッチな写真まで入ってる。Cはどこまで見ただろう。袋の口は開いてたから覗かれたにきまってる。写真まで見えただろうか写ってるのはわたしだと気づいたろうか。
会社の工場だから工具なんかそこらにいっぱいある。なんで車のトランクまで探るかなあ。
交換がおわり、3バカトリオを家まで連れて行ってタイヤも下させる。「トランクの下は機密文書も入ってる、2度とうかつに開けないように」と言いつつ。もう笑い話で決着させるしかない。
約束どおりの飲み会ではやっぱり極秘な袋の話題になったけどもう開き直って誤魔化すしかなかった「あたしだってオナニーくらいときどきするよ、普通じゃね?」「女の子には多少の秘密はあるものなのよ」「キサマらっそれでも軍人かっ」もう自分でも何言ってるかワカンナイ^^
Cがこそこそとわたしに言う「アレ、こんど貸してくれないかな。彼女で試してみたいんだ」え~アレってアレのことでしょお?それくらい新品を自分で買えよお。
「いいかっ今日の出来事は他言無用。2千円ぶん賄賂を受け取った君たちはすでに共犯者であ~る。裏切り者は抹殺される」
てなことでお開き。「2千円ぶんの機密」は闇へ葬られた。めでたしめでたし
なを愛用のバイブはその後Cに貸し出されました。1週間くらいで戻ってきて彼女に嫌がられたとかで試せなかったらしい。
実家暮らししてたから隠し場所は他になかったのよねえ、ちょっとエッチというより恥な体験でした^^