俺(27)の会社は普通電車しか止まらないローカル駅にあります。そんな俺の会社は近くにファーストフードや定食屋等がないために、いつも昼飯を何を食べるか考えないといけません。
同僚達は、コンビニで買ってくる、弁当持参の2つが殆どですが、俺は独身の身というのもあってか、贅沢だとは思っているんですけど、基本昼飯は外食派だったのでした。
そんな俺が会社の自転車を乗って(まじ、なにもねぇな。。。)と思いながら少し遠くてもいいので出来れば毎日通える感じの飯屋を探していたところ、今まで探したことのない方向にある商店街の入り口付近に、「本格インドカレー」という、インド人が実際に調理しているカレー専門店があったのでした。
セットメニューは、「日替わりカレー、ナン、ライス、サラダ」 ドリンクはチャイ、ラッシー、コーヒーを選べるとの事。そして値段は650円(ランチタイム限定)という、カレーはもともと好きだった俺には、(これなら毎日通ってもいいかもしれないな)と思えるカレー屋との出会いだったのです。
実際に店に入ってみると、中はインドを彷彿させる絵や、ガネーシャの像、インドっぽい食器みたいな、まぁどこにでもあるインドレストランというのかな。その店も見た感じは何の変哲もない「どこにでもあるインドカレー屋」だった。
それにインドカレーと謳ってはいるものの、それはオーナーがインド人というだけで、実際に働いているのはネパール人という、このスタイルもどこにでもあるインドカレー屋と同じだった。
実際に、当日のランチメニューの「チキンカレーセット」を頼んでみると・・・これもまた味も普通だった。ただ値段が安い。食後のコーヒーがそれなりに旨い。という事で、俺は翌日もその店に行くことのなったのだった。
初めてその店に行ってから4日後くらいだったと思う。たまたまその日は、昼飯にそのインドカレーを喰わずに普通にコンビニ弁当を持参し買って食べたのだが、その日の仕事かえりに、何か急にカレーが食べたくなり、どうせ家に帰っても作るのがめんどうな外食派の俺は、(あのカレー屋で食って帰るか。)と思い、ランチタイムではないので値段は高くなっているのを覚悟して、俺はいつものカレー屋に立ち寄ってみたんだ。
すると、そこには二度見どころか、三度見してしまうほどの美人がいたのだった。
その美女に半分、一目惚れしてしまった俺は、その夕方からカレー屋に現れる謎の彼女の正体を知るのに、もちろん2か月くらいは情報収集の為に通い続ける事になるのだけど、もうここは総合的な情報を先に書いておきたいと思う。
名前:藤田 ラクシュミ 綾香(仮名) 24歳 ネパール人と日本人のハーフ 日本とネパールを行ったりきたりしているが、本格的に住み始めたのは2年前 大学生 カレー屋には授業終了後からアルバイト 父親のネパール人と、このカレー屋オーナーのインド人は共同経営者 身長170cmくらい 体系:モデル体型(基本細い。めちゃ細い。でも胸の膨らみとか足の長さとかすべてにおいてバランスが取れている)
顔:そりゃハーフなんて普通に美人 髪型:肩より少しながいストレートヘアを素朴にゴムでくくっている感じ。
そんな薄汚いカレー屋に似合わないS級美人を見てしまった俺は、その日からカレー屋には仕事帰りの夕方に行くことになり、そして夜のカレー屋でインドビールを飲みながら、ついつい居酒屋感覚で通い詰めてしまう客に変化してしまったのだった。
そして何より、その綾香さん。の中で一番俺の琴線に触れた部分というのが、外見の素晴らしさだけならともかく、服装が素朴でとにかくエロイんです。
本人は、ただ素朴な格好をしているだけかもしれないし、もしかしたら発展途上国での生い立ちが、影響し、日本ほど、「男の目線」というものを意識する文化が無いだけかもしれないが、ほぼスパッツ並みにぴっちりしているスキニージーンズ(アソコの形のフィット感、お尻の形とか丸わかり)とか、胸の形がはっきりわかる、これもぴっちりしたリブカップTシャツ等、とにかく体のラインを強調させまくる服装なのだった。
そして通い詰めた俺がいつも着席する、厨房出入口のテーブル。ここにいつも座っていると、なにかと忙しそうに作業をしている綾香さんを眺めながら俺は片手にインドビールを飲んでいるのだけど、この時とかしゃがんでいる綾香さんの背中にブラ線が浮き出たり、ジーンズからパンツがはみ出たりするのを見れた日にはもう、うれしくてたまらなかった。
そして俺は仕事の合間に綾香さんと話すことになり、先ほど述べた情報を少しずつ聞き出していき、そしてなおかつ、このカレー屋の建物の上に住んでいる。というのも知ってしまうのだった。
カレー屋の建物というのは普通の日本にある建売住宅の1階部分を改築した、つまり2階部分は普通に居住スペースとなっているんだけど、そもそもこの建物は、父親たちが1階の店と、そこで働く人達の従業員寮として2階をあてがうつもりだったが、実際にはコックさんのネパール人は近くにもっと広い自分の家を借りたので、空き部屋になっているところに、大学に通うために便利なので、本人が入居した。とも言っていた。
俺はストーカとかではないけれどその情報を仕入れた翌日から、(もしかしたら朝とかすれ違ったりできないかな)と思い、通勤ルートを一駅前で降りて、徒歩5分伸びてしまったが、そのカレー屋の前を通って通勤する事にしたんだ。
すると、このカレー屋の前を通るという事で、また意外とオープンな綾香さんのライフスタイルも知ってしまう事になり、カレー屋の前を通り過ぎるとき、俺は男の本能でついつい2階のベランダ部分をチラ見してしまうのだが、そのベランダ部分は壁とかない柵があるだけの(つまりベランダ部分が丸見えの。言い換えれば古い作りなので)ベランダであり、何が干しているのかすべて見えるようになっている。
ここでも綾香さんは、オープンな性格なのか、それとも育った環境で警戒心というものに疎い性格なのか、パンツやブラを普通にタコ足にぶら下げて、ベランダの物干しざおにひっかけているのだった。
カレー屋で高確率で見える綾香さんの背中の腰からのパンツゴムの色と、そして2階部分に干しているパンツの色が一致した時とか、へんに興奮したのを覚えている(笑) そして通い詰めて毎日いくので、そのうち、(綾香さんはこういう系のパンツが好きなんだな)とか、そんな傾向も見えてくるようになったのだった。
やってることはもう、ストーカー1歩手前だったかもしれない(笑)
そんな時に俺は会社のボーナスシーズンを迎え、調子に乗った俺は(今日はカレー屋でおいてるビールを全種類飲んでみるかw)と決めていったその日に限って、俺以外の客は誰もこない。という日に遭遇した。
そしてネパール人コックが、本来店を閉める1時間も前なのに、「モウ、今日はオワリにするネ」と片付け始めたところ、俺は調子にのって綾香さんに「あのコックさんたちにビール出してあげてw」と、ビールをおごってやったのだった。
すると綾香さんも「いいなー。私も飲もうかな^^」とか言い出し、それからコック達は店をしめ、それから店内で、俺、綾香さん、ネパール人コックA、ネパール人コックBの4人で、ネパールの話とかしながら酒を飲むという、楽しい展開になっていったのだった。
店内ではネパールの民族的音楽を流し、品定めのように「このビール飲んでみようかw」とボーナス入ったばかりの俺は調子にのってそれをおごりまくり、気が付けば22時になっていた。もう3時間近く、この店で過ごした事になっていた。
しかし、時計の針が22時になった瞬間、いきなりコックA・B達は「家族が待っているからいい加減帰らないといけない。」とか言い出し、言ってる事は理解できるんだけど、さすがに時計の針をながめていきなり22時になった瞬間それを言うというのは、明らかに「今まで帰るといつ言おうか狙ってました」みたいな感じの空気が流れたものだからかなり嫌な空気がその場を流れた。
するとコック達は最終の店じまいの作業をやり始め、音楽を消し、テーブル席にポツンと残された俺と綾香さんには、日本人なら誰もが理解できる、「微妙な空気」というものを感じていいた。
今まで散々金を使わすときはおだてて盛り上げて、いざ時間が来たから帰る。という自分勝手な外国人要素丸出しのネパール人の対応を見て、さぞかし綾香さんも心の中で(私もこのやりかたは失礼って思ってるからね!!!)と思っていたと思う。
そんな綾香さんが言い出したのは、「あ、そだ。。この前ね、インターネット繋がらなくてって話したでしょ。。あれからまだいろいろ試したけど、まだつながらないの。」と、あたかも俺に「だったら今みてあげようか?」と言わせんばかりの言葉を言ってきたのだった。
もちろん俺は、「じゃ時間あるから今みてあげようか?」と答えた。すると綾香さんは、「ありがとう。じゃ準備してくるから先にお店出てて」と言ってきたのだった。
俺は店外に出て少し待っていると、手荷物を持った綾香さんが、「おまたせ」と出てきて、それからすぐに店内横の階段を上って裏口から2階の居住スペースへとはいていったのだった。
俺は「おじゃまします」と玄関から6畳6畳の2部屋の綾香さんの部屋を見て、別にこの後ヤるとか決まった訳でもなんでもないが、、
このカレー屋を偶然見つけて、通い詰めて、2、3か月経過して、、やっと、、あのハーフの彼女の部屋に足を踏み入れることができたのか。。。という、何か信じれない気持ちでいた。
結局費用は14000円くらいかかったけど、でもそれだけ投資した見返りはその日に帰ってきた。
つづく。