仕事の昼休憩に、友達からLINEがきた。「今日定時で上がれそうなら飲みにいかねー?」という内容。「いいよ」と返事をし、「友達の女の子連れてくから!」という内容に、少し浮かれて待ち合わせ場所に行くと、友達と一緒に居たのはかなり僕好みの『ちひろ』という女の子だった。大学時代のサークルの後輩らしく、25歳。めちゃくちゃ美人ってかんじのじゃないけど、丸顔で目がパッチリしていて笑顔が可愛い。そして、胸がデカい。完全にテンション上がったけど、初対面なので楽しく三人で飲んでその日は解散。その1週間後くらいに友達からLINEがきた。「来週の土曜にBBQするけどこれる?こないだのちーちゃんとその友達も来るよ」「いいよ」のいつものやり取りをし、BBQに参加。ちひろと距離を詰めたかったが、ちひろはそのBBQに参加していた別の友達が好きとのこと。若干ヘコんだけど、まーしょーがねっかーくらいの感じでその日は解散。その1週間後、またLINE。「仕事終わり飲まね?金曜なのに俺も、ちーちゃんも予定空いちゃって」「わかった」また三人で飲む。ちひろは、どうやら好きな友達があまり自分に振り向かないので悩んでいるらしく、恋愛相談的な空気に。友達は結構酔っていて、かなり眠そうなので殆ど会話に入ってこない。ここぞとばかりに、「脈が無いなら余り追いかけてもね」「ちーちゃんかわいいのに彼氏作らなきゃ勿体無いよ」「あいつ(ちひろが好きな友達)年上が好きなんじゃないっけ?」など、暗に諦めを暗示させるアドバイスをし、なんとなくちひろがそれに乗ってきた雰囲気になったところでその日は解散。「また悩んだらLINEしてよ」と言い、別れた。数日後、LINE「こんにちは!初LINEです」ちひろからだった。「諦めついた!もうモヤモヤ考えるのやだし!」これは流れ来てる。「そっか!スッキリしてよかったじゃん」とだけ返すと、「職場いつも飲んでるとこの近くなんだよね?」との返信。「そーだよ」と返す「あたしも近くなんだ」と来る「じゃーまた飲もう」と送る「今月だったら来週かなぁ?」と来る。これは誘われているのか?「じゃそこに合わせるよ」と約束し、当日駅前で待ち合わせ。初めての2人での対面に、お互い少し照れる。てきとーに居酒屋に入り、今まで聞けなかったちひろの過去とか色々話した。お互い翌日が休みだったので、そこそこ飲んでホロ酔い状態でカラオケへ。テンションの上がったちひろの歌声に乗せられてこっちも声が枯れるまで歌い、気づけば2時を回っていた。飲みつつ歌いつつだったのでさすがにヘロヘロで、2人ともぐったりし、ちひろはやや眠そう。僕は多少息切れしながらスマホをいじっていると、ちひろが「遅くなっちゃったね」とひと言。「ん?そうだねー」「このあとどうする?」「ちーちゃん明日予定ないの?」「ないよ」「そっかー。とりあえずここ出ようか」「うん」という会話をして、カラオケを出て、駅前をフラつきながら歩いていると、ちひろが突然手をつないできた。「ん?」「いい?」「うん」「いい?」の意味は、単に手をつないでいい?の意味だったのかも知れないが、さすがに抑えきれず、冷静を装って殆ど人のいない駅の更に路地裏に入り、抱き寄せてキスをした。「んっ…」という声を出し、すぐに舌を絡めてくるちひろ。酔ってる所為か、かなり積極的。唇が柔らかくて気持ちいい。たっぷりの唾液を絡めた舌が僕の口内を這い回る。静まり返った路地裏で、チュッ ピチャピチャジュルッ という音が響く。ちひろは目を閉じ、トロンとした表情で気持ちよさそう。たまに漏れる「はっ…」「んぅ…」「あ…」という吐息がエロい。僕は勃ったモノを、ちひろの腰付近に擦り付けながら、ちひろは胸を僕の体に押し付けながらお互い高揚していく。もう完全にパンツは濡れている。ちひろも多分そうだろう。キスだけで射精しそうなくらい気持ちいい。次の瞬間、不意に目を開けたちひろと目が合った。「きもちい…」と、ひと言「ね。おれも」と返す「硬いね」「ちーちゃんは柔らかいよ」
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