2023/04/27 20:13:09
(Src6Ecuf)
間もなくこの部屋を出ていくので、少しずつお片付け。
そしたら、3年前まで住んでた場所で付き合ってた真悠子の写真が出てきた。
真悠子…同棲はしなかったけど、ものすごく近所に住んでた。
大学出て就職したけど、就職先のそばへ引っ越すのが面倒で、大学の4年間住んだアパートにそのまま住んでた。
通勤に30分かかったけど、あまり気にしなかった。
駅に向かう道すがら、毎朝顔を合わせてたのが真悠子。
ものすごいご近所さんで、乗る電車が同じだからいつも一緒で仲良くなった。
小柄で可愛い真悠子は未成年みたいな幼顔だったけど、俺と同じ大学新卒のОLだった。
4月中には仲良くなって、ゴールデンウィークに一緒に遊ぶ仲になり、連休後半、真悠子を俺の部屋に連れ込んだ。
唇を重ね、愛撫し、押し倒してスカートの中に手を差し入れると、パンツは湿り気を帯びていた。
パンツの中に手を入れ、肉裂に指を添わせるとヌルヌルだった。
真悠子の甘い吐息が耳元をかすめ、俺はズボンとパンツを脱いで、真悠子のスカートとパンツを剥ぎ取り、はち切れんばかりにそそり立った生肉棒を濡れた肉穴に突き立てた。
真悠子の艶めかしい喘ぎが部屋中に響いた。
繋が??ながらお互い身を起こし、対面座位になって上半身も脱いだ。
幼顔の真悠子の身体もまた小振りな乳房が子供っぽくて、女子高生とセックスしている作家鵜に陥るも、その喘ぎは完全に女の悦びを知り尽くしていた。
後ろに手を突き、腰を突き出して対面座位を愉しむその姿は、幾多のセックスを通して知りえた腰使いで、肉棒に引きずられて捲れるビラ肉もまた、その経験値を物語っていた。
一回戦を終え、我に返って恥じらう真悠子だったが、シャワーで汗を流し終えて戻ると、萎えかけの肉棒をパクリ、再び勃起させたその舌使いにテクニシャンの仕込みを感じた。
真悠子の脚を開かせ、クンニをしながらその肉裂を眺めれば、茶色のビラ肉の先がやや青みがかっており、相当の肉棒の摩擦を感じた。
真悠子と関係するたび、幼そうな顔と身体のイメージと、快楽を貪る身のこなしにギャップを感じ、可愛くて清純そうな真悠子の過去に苛まれた。
真悠子は、何人の男に抱かれ、何回のセックスをこなしたのだろう。
どんな男にセックスを仕込まれたのだろう。
男女が交際すれば、セックスに至るのは当然の流れだけど、男女のセックスは究極の秘め事だと思う。
誰にも誰にも見せられない、とても無防備で最も恥ずかしい姿で抱き合った秘密を、二人が共有するのだ。
真悠子は、女子大生の頃、俺の知らない男とそんな秘密を共有しているのだ。
それは、俺が入り込めない真悠子とその男の秘密で、そしてその男との間でその秘密は一生共有されていくのだ。
それが何人いるかわからないが、最初の男はとても羨ましい。
23歳でも未成年のような真悠子が、まだ成熟したばかりの女体を初めて晒した男なのだ。
生まれて初めて男に肉裂を晒し、乳房を揉まれ、乳首を舐められ、クリ肉を吸われ、そして肉棒でズブッと処女膜を突き破られたのだ。
その時の真悠子恥じらう様子や反応は、その男しか知らない。
そして、その後何度もその男に抱かれ、快楽を覚えていった真悠子。
俺に対してそうであったように、愛する男には生挿入を許し、生肉棒で肉穴を掻き回され、そして安全日には精液を注ぎ込まれていたであろう。
そして真悠子にとって、セックスとは愛情表現になっていったのだ。
好きになった男と舌を絡ませ、男の肉棒を受け入れ、その快楽に酔い痴れたのだ。
真悠子が喘げば喘ぐほど、俺は切なくなっていった。
女子高生のように可愛い真悠子が、清純そうな真悠子が、淫乱な喘ぎを見せれば見せるほど、それを仕込んだ男に嫉妬していたのだ。
交際2年の頃、真悠子が、
「私を抱くとき、切なそうにしてるね。前の彼氏もそうだった。最初は違ったのに、だんだんそうなって行った。そして、どうしてお前は処女じゃなかったんだって言われた…」
ドキッとした。
俺は真悠子に処女までは期待してなかったが、それでも似たような心理であったことは否めなかった。
俯いてしまった俺に、真悠子は、
「暫く距離を置こうよ…」
と言われたのが3年前だった。
ご近所さんで、毎朝一緒になる真悠子を見るのが辛かった。
抱けば喘ぐ真悠子が辛くて、離れれば真悠子を見かけるのが辛くて、俺は、大学以来6年間住んだあのアパートを出ていった。
職場に通勤が楽な場所にアパートを借りて、真悠子には黙って姿を消した。
さよならを言わず、別れの儀式から逃げて、俺は真悠子を諦めた。
俺の姿を見かけなくなったことで、真悠子は俺の出した結論を知っただろう。
弱虫な俺は、真悠子から逃げたのだ…
あれから3年が過ぎた。
俺は、結婚するためにこのアパートを出る。
真悠子の写真を見つけて、真悠子との物語に終止符を打っていないことへの哀惜を感じ、俺は、3年前まで住んでいた街に足を運んだ。
そして、真悠子が住んでいるアパートの前に立った。
表札から、まだ真悠子が住んでいることが分かった。
訪ねようかどうか、悩んでいると、玄関のドアが開いた。
「やあ…」
「あっ…私、出かけるんだ。これから駅に…」
「じゃあ、駅まで一緒に歩こう。」
3年ぶりに真悠子と並んで駅まで歩いた。
そして、さよならも言わずに消えたことを詫びた。
「私ね、結婚するんだ…だから、あの部屋を出ていくの…」
「俺も、結婚が決まってね…俺も出ていくために部屋を片付けていたら、真悠子の写真が出てきて、真悠子との恋をちゃんと終わらせていないことが気になってさ…」
駅で、真悠子を見送った。
「さよなら。元気でね。」
「真悠子もな。幸せになれよ。さよなら…」
ちゃんとさよならを言って、真悠子との恋を終わらせた。
清々しさの中、少し、寂しさが滲んだ。
それは、3年前まで真悠子と過ごした楽しい思い出が残る街並みが、そうさせたんだと思った。
真悠子を見送った後、振り返って駅前の風景を眺めた。
大学からの6年間が、俺の頭を過って行った。
なんだか、あの頃の俺と真悠子が歩いてきそうだった。
「さよなら、俺の青春…」
俺は、6年間過ごした青春の街にもお別れを言って、帰路についた。
ここに、真悠子との思い出を記すし、真悠子との恋を終わらせよう。
さよなら、真悠子…