2020/08/03 13:00:58
(tH5EIYOP)
もうお忘れかしら?
以前、翔吾さんのマンションに連れていかれた
時に、翔吾さんと一緒に私を犯したゲイバーの
ママさんからメールが来ました。
ママさんのお店もコロナ禍で暫く閉店する
との連絡が土曜日に来ました。
それで、土曜日が最後なので、来ないか?
というお誘いでした。
で、土曜日の夜、行ってみました。
電車に乗って行くので、女装せずに
普通の青年男子として、白いシャツに
スラックスです。
無論?下着はやっぱり女性用です。
ただ、ブラはせずに、ピンクのパンティです。
お店は、繁華街から外れた古いビルの2階に
ありました。
今は街全体が以前より寂しい感じがしますが、
そこは、さらに裏寂れた小さなバーでした。
夜の9時頃に入店すると、カウンターの中に
あのママさんが所在なげに居ました。
私が「こんばんは」と言いながら入って行くと、
ママさんが急にニコニコと微笑んで出迎えて
くれました。
「まあ、雅ちゃんね。凄く嬉しい。その
格好でもすぐ判ったわ。どんなお洋服でも
可愛いわね!」
と喜んでくれます。
まだ早い時間帯なんでしょう、他にお客さんは
居ませんでした。
私はカウンターに座り、ママさんと対面します。
先日のことを思い出して、私は少し赤面し、
上気してました。
とりあえず、ウイスキーの水割りを注文して、
ママさんにも勧めました。
こうして、ママさんと二人で水割りを飲みながら
コロナ禍の下でのお店の厳しさとかポツリポツリ
と世間話をしてました。
程なくして、男の人が一人お店に入って
来ましたが、お客さんというより、真っ直ぐ
カウンターの奥、つまり、ママさんの側に
立ち、私に「いらっしゃいませ。」と微笑んで
言いました。
30歳代後半くらいの短髪で大柄な厳つい感じの
男性です。
ママさんが、すかさず紹介してくれました。
「雅ちゃん、この人、あたしの彼よ。
この店の共同経営者なの。」
とのことです。そして、その男性に向かって
「あのね、このお客さんは、ナカちゃん(翔吾さん
のことです)の恋人よ。」
と、私を紹介しました。
「へえ、ナカちゃん、幸せ者だねぇ、こんな
可愛い坊やを恋人にしてるのかぁ...。」
と、私をニヤニヤしながら見つめました。