2018/08/12 13:27:29
(hOMyVl64)
1日で2人も相手するなんて淫乱みたいなことをして後悔してた僕ですが、何日も経たないうちに、またセックスしたい欲求と闘っていました。
乱暴なセックスの人からも公園のトイレの人からも「またヤらせて」とか「今から家にこない?」みたいなメールが来るのですが、僕は一回で懲りていたので、全部無視です。
それでも最初のホテルの人とは、頻繁にご飯に行ったりゲームセンターに行ったりしていました。
可愛い可愛いと女の子扱いというより、もはや子供扱いされてる感じですが、普段の僕のままでもそんな風に接してくれることに安心感や居心地の良さを覚えていました。
相変わらずセックスする空気になることもなく、僕は1人で欲求不満になってる感じで、気付いたらいつも、この人とセックスすることを想像しながらオナニーしていました。
知り合ってここまで1ヶ月半くらいの出来事なんですがね。
「最近セックスした?」
「いや、してないですね」
「へぇ」
付き合ってるとかでもないので隠す必要もないのですが、何故か咄嗟に嘘をついていました。
同じ掲示板に同じアドレスで投稿してたので、見られてる可能性もあったのですが、不意をついた質問だったので、考えるより前に答えたという感じです。
「急にどうしたんですか?」
「ヤってるのかなと思ってさ」
「そっちはアレですか?ヤリまくりですか?」
「どうだろうね?」
「絶対ヤリまくってますね、愛人5人くらい居そうですもん」
「俺、独身だから。そんなことよりレンにプレゼントあるんだよ」
相手の人の車の中で、こんな感じの会話をしながら、未開封のままの某運送大手の紙袋を渡されました。
全く予想してなかったプレゼントに上機嫌で中を確認しました。
「なんだこれ、こんなのが好きなんですか?」
「こんなの着せたら可愛い反応するんだろうなと思ってね」
「その思考は危険ですね」
「せっかくだから、今から着てもらおうかな」
「急に何言うかと思えば、どこの変態ですか?」
「この前より気持ちいいことしたくない?」
「そこのコンビニで停めてもらえますか」
この絶対セックスするんだなって流れに、ついにキタって感じで緊張しながら、既に興奮していました。
そんな僕は相手の人の質問をはぐらかしながら、プレゼントをリュックの中に詰めて「トイレに行ってきます」と、コンビニのトイレに入りました。
あらためてプレゼントを確認したのですが、セクシーランジェリーって名称であってるのかわかりませんが、レースが亀甲縛りみたいな感じになってて、ガーターベルトと網タイツもセットになってる真っ赤な下着なのですが、肝心の部分は布の面積が小さくて下着の役割を果たさない感じのやつです。
自分が着てる姿を想像しただけで恥ずかしくなるような代物ですが、値札を見てそのなかなかのお値段にビックリしていました。
普段は普通の形でピンクとか白の可愛い下着が好きなので、と言ってもこの時は3セットしか持ってませんでしたが、そんな僕にこの下着は過激過ぎたのです。
それでも興味はあるし、これ着たら今日はセックスするんだななんて考えながら、セクシーランジェリーを身に付けてました。
痛いくらい勃起してるチンポは勿論、タマすら布の中に収まってないその変態過ぎる格好に恥ずかしくてたまらなくなって、コンビニのトイレでなにやってんだよ、なんて思いながら急いで服を着て外に出ました。
「遅かったけどオナニーしてた?」
「するわけないじゃないですか」
「着替えてたんだ」
「どうですかね」
「この前より気持ちいいことに釣られちゃったか」
「そんなんじゃないですよ」
そのままご飯を食べに行ったり、買い物をしたりしていたのですが、やってることも相手の人の態度や会話の内容もいつも通りなんですよ。
プレゼントの件を忘れてしまったんじゃないかと疑うくらいいつも通りで、そんな中で僕は変態な下着を着けてるわけです。
カップルや家族連れや友達同士で賑わってる日常の中で、隣に居る男に気持ちいいことをしてもらうことを期待して、こっそり変態な下着を着けて興奮してる自分を、ふと俯瞰して見てしまった時、僕はなんて変態なんだろうって、なんとも言えない感情に襲われてしまってました。
「本当はプレゼントされたの今着けてます」
「知ってるよ」
背中側のレースを服の上から引っ張られて、周りの人達にバレると不要な不安にかられながら、股に食い込んだ下着に少し興奮したりしていました。
「気付いてないのかと思いました」
「ホテル行く?俺の家でもいいけどどっちがいい?」
「家行ってみたいです」