午前中の練習が終わりました。今日、僕の譜めくりをして下さるB先生には、練習の最中の、ピアノ伴奏がない時間に、「すっかり女の子ね」「昨日までのピアノタッチとは全然違って、 女の子っぽい優しいタッチね」って褒められました。途中のトイレ休憩の時にも、B先生には、「ゆうちゃん、スリップを着ているのね」って言われてドキッとしました。「うん、着てるよ」って言いながら、スカートをめくって見せてあげました。前にも書いたとおり、お母さんが「着て行きなさい」っていうので、着ていたんです。B先生も、「私も着ているのよ」って言いながら、スカートを少しめくって見せてくれました。若い女の先生の下着を見てしまい、僕は何だかドキドキしました。午前練習が終わったあとの予定ですが、少し早めの、お昼のお弁当を食べたあと、バスに乗り、文化会館へと出発をするのです。練習の最後の方で、担任のC先生(若い男の先生)が駆けつけて下さいました。そっと体育館に入ってきた先生の姿を見て、僕はすごく嬉しかったです。僕は、練習の終わりの挨拶をしたあと、同級生のかおりちゃん、ゆみちゃんとすぐに、C先生のところに行きました。先生は、僕たちの姿を見て、すごく嬉しそうでした。「ほら、ゆうちゃん、女の子の格好だよ」と、かおりさんが紹介をしてくれました。C先生は、僕の姿を見て、「ゆうちゃん、すごいかわいい。髪型もすっかり女の子だし、 見違えたよ」って言ってくれました。すごく嬉しかったです。C先生は、僕のことを、いつも教室では「ゆうさん」って呼ぶのに、この時は、初めて「ゆうちゃん」って呼んだので、僕たち3人は大笑いしました。そしたら、ゆみちゃんが、「でも、今日は女の子だから、ちゃん付けでいいよね」って言いました。かおりちゃんも、「うん、私たちも、今日は、ゆう君のこと、 朝からゆうちゃんって呼んでいるよね…」って言いました。C先生の提案で、5年1組の教室に行って、そこで4人でお弁当を食べることにしました。教室に行くまでに、先生にお姫様抱っこをしてもらいました。先生も「今日は特別だよ」って言いながら、代わる代わるしてくれました。4人だけの教室は、すごく静かで、いつもよりも、いっぱいお話ができて、すごく楽しかったです。床に座って食べました。かおりちゃんとゆみちゃんが、ユニフォームのスカートなのに、足を開いてパンツを見えるようにしたので、僕はびっくりしました。「かおりちゃん、ゆみちゃん、足を閉じなさい。 女の子がそんな格好、いけません」って先生が言いましたが、ゆみちゃんが、「平気だもん…」って言いました。かおりちゃんも隣で頷きました。「先生も、この方が嬉しいでしょ」って言われて、先生は真っ赤になっていました。僕も、何だか、すごくドキドキしてきました。何となく、先生がかわいそうに思えてきました。僕は、その時、正座をして座っていました。C先生の前で足を開くのが、すごく恥ずかしかったからです。「こうして見ると、 本物の女の子のかおりちゃんとゆみちゃんよりも、 ゆうちゃんの方が女の子らしいかな」C先生が言います。すると、2人が言います。「ゆうちゃん、ずるいよ。ゆうちゃんだって、 さっき練習の休み時間に、足開いていたよね」「うん、私も見たよ。だから、ゆうちゃんも、足開いて」「ええ?恥ずかしいよ…」「大丈夫、私たちだって開いているんだから」「ゆうちゃんだって、開いていた方が楽でしょ」かおりちゃんとゆみちゃんに言われたので、僕は、膝を立てて足を開きました。パンツの中では、おちんちんが立ってしまっています。「ゆうちゃん、スカートの下にスリップを着ているのね」かおりちゃんが言いました。「女の子らしい。私、スリップなんて着たことないよ」今度は、ゆみちゃんが言います。「私、去年のコンクールの時には着たけど、 今年は着てないよ」と、かおりちゃん。お弁当を食べたあと、C先生が、「これから、3人が頑張れるように、 おまじないをしてあげるよ」と言いました。「うんうん、してして…」と、かおりちゃんとゆみちゃんは嬉しそうです。僕は、おまじないが何か、よく分かりませんでした。じゃんけんで順番を決めました。
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集合時間になりました。これから、校庭で待っているバスに乗って、予選会の会場、文化ホールに向かいます。ぼくは、初めてなのでよく分からないのですが、文化ホールまでは、だいたい1時間くらいかかるそうです。バスの中で、ぼくは、いちばん後ろの席で、C先生の隣になりました。バスが出発してしばらくしてから、僕のおちんちんが、急に大きくなってしまったのです。これまでにも大きくなることはありましたが、しばらくして、元に戻っていました。でも、その時は、なかなか元に戻りませんでした。ぼくは、隣にいたC先生に相談をしました。C先生は、ぼくのスカートの上にタオルをかけてくれて、「大丈夫だよ、 スカートをめくって、パンツを脱いでごらん」と言いました。ぼくは、その通りにしました。先生が、「タオルを少し持ち上げなさい」と言うので、その通りにすると、かばんの中から小型扇風機を取り出し、そっと風を送ってくれました。おちんちんが、すごく涼しくなりました。そのうちに、どうしてか、おちんちんが小さくなってきました。「あ、小さくなってきました」ぼくは、すごく安心しました。C先生は言いました。「おちんちんはね、涼しくしてあげると、 興奮が収まって小さくなるんだよ」って。ぼくは、そんなこと、初めて知りました。涼しくするには、おちんちんを出さなくてはいけませんが、みんなから見えない場所とはいっても、バスの中でおちんちんを出すのは、すごく恥ずかしいことです。でも、先生は、ぼくが困っているのを、誰にも知られないように解決してくれました。先生のお隣に座っていて、すごくよかったです。「ゆうちゃん、おちんちんが立っても、 全然気にしなくていいんだよ。 他のみんなからは、 ちゃんと女の子に見えているし、 おちんちんが立つのは、 おかしいことでも、何でもないんだから。 立ったら立ったで、そのままにしておけば、 いいんだからね」C先生の言葉に、すごく安心できたぼくでした。それまでは、(おちんちんが大きくなること、 いけないことなんだ、 特に、今は女の子になっているから そんなことは許されないんだ…)って、思っていたんです。文化ホールに着きました。そこは、緑の芝生や、アスレチック広場、噴水広場がある、すてきな公園の中にありました。建物もすごく立派で、こんな場所で演奏ができること、すごく嬉しく思いました。「少し早めに着いたので、 文化ホールに入る前に、声出しをしてから、 10分ほど、アスレチック広場で 遊びたいと思います」A先生が言うと、バスの中が歓声に包まれました。A先生は、厳しくするところと、リラックスするところの区別が、すごく上手な先生だと思いました。ぼくが、前に教わった先生は、コンクール当日はコンクールのことだけで、遊びなんて許されません…という感じでした。「でも、くれぐれも、怪我には十分注意して下さい。 心と身体をリラックスするための遊びだということを、 いつも意識していて下さいね」バスを降りたら、文化ホールに向かって歩きながら声出しをします。だんだん、本番モードに近づいています。他のみんなは、声出しとリラックス遊びですが、ぼくは、ピアノ伴奏なので、他のみんなと別れて、ピアノリハーサルに行かなければいけません。「ゆうちゃん、頑張ってね」「伴奏、ちゃんと弾いて来てね」かおりちゃんとゆみちゃんが、声をかけてくれました。「頑張って」B先生やC先生、他のみんなも…。受付をするA先生と一緒に、文化ホールに行きました。すごく大きな会場で、びっくりしました。「ゆうさんは、ここをずっと歩いていって。 そこで、練習をしているから…」見ると、まだ誰もいない大ホールの通路に、数人の子供たちが並んでいて、ピアノ練習をしています。ぼくも、すぐに列に並びました。順番は、ぼくたちの学校はいちばん最後なので、ぼくは、係の人の言うとおりに、いちばん後ろに並びました。先生も並んでいました。先生がピアノ伴奏をする学校だと思います。いよいよ、ぼくの番です。「伴奏が変更になって、○○ゆうさん、5年生でいいです
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本番のステージが始まりました。他のみんなは、暑いと言っていましたが、文化ホールの中は、思ったよりも涼しくて、気持ちよかったです。今日は、スカートをはいているので、特に太ももがすごくスースーしました。僕は、ここに来る前に、F県のコンクールに出たことがありましたが、今度のT県の予選の方が、上手な合唱団が、いっぱいあると思いました。F県の学校では優良賞(3位)で、最優秀賞(1位)にはなれず、県代表にはなれませんでした。T県は、予選と本選があって、参加する学校も多いみたいなので、すごく大変だと思いました。予選で選ばれた何校かの学校が、別な地区の予選で選ばれた学校と一緒に、来週、本選をして、そこで県代表校を決めるそうです。ぼくは、何となく不安になってきました。こんなにたくさんの上手な学校があるのに、僕のピアノが間違えて、予選でダメだったらどうしようと、順番が近づくにしたがって、何だか不安になってきた僕でした。演奏が終わって、次の演奏が始まるまでの間、ぼくは、何だか落ち着かなくて、思わずスカートをばさばさしてしまいました。休憩時間になりました。ぼくがロビーにいると、知らない方から、「さっきは、ステキなピアノ伴奏だったね。 素晴らしかったよ」と話しかけられました。ぼくは思わず、「ありがとうございます。 ほめていただいて、ありがとうございます」と言いました。「あなたは、何年生なのかな?」「5年生です」「そうなんだ。まだ5年生なのにすごいね」いっぱいほめられて、何だか恥ずかしくなってしまった僕でした。「ユニフォーム姿もかわいいね」「ありがとうございます」ぼくは、その人と握手をしました。見ず知らずの人から声をかけられて、ほめてもらったこと、すごく嬉しかったです。「ゆうさん…」A先生が後ろから声をかけたので、びっくりしました。「この先生はね、○○先生といって、 すごく有名な先生なんだよ」ぼくは、びっくりしました。そんな先生から、いっぱいほめていただけるなんて…。「A先生、この女の子の伴奏、すごいね…」A先生とその先生が、今度は話しています。あ、さっき、その先生が女の子って言ってくれた…、 この先生は、僕が男の子だと言うことは、もちろん知りません。ぼくは、みんなから女の子に見られている、何て幸せなことなのでしょう。「ゆうちゃん…」ふと見ると、ぼくの両親と校長先生が、そこにいました。合唱団の演奏を、聴きに来て下さったのです。ぼくは、もっともっと嬉しくなりました。何だか、勇気がわいてきたんです。「ゆう、今日は、休みを取って、 ゆうの演奏を聴きに来たよ」パパが言いました。「ゆうちゃん、頑張ってね。 応援しているわよ」ママも言いました。パパは僕のことを呼び捨てで呼びますが、ママはちゃん付けで呼ぶことが多いです。ちゃん付けで呼ばれるのは、男の子の時はすごく恥ずかしいし、嫌でしたが、今は女の子なので、不思議と、嫌な感じはしなかったのです。「今日はご苦労様。ユニフォーム姿、 すごくよく似合うよ。 本物の女の子と同じくらい、かわいいよ」校長先生がほめてくれました。「今日は、期待しているからね」いろいろな人にほめられて、そして声をかけられて、さっきまでドキドキしていた胸の中が、何だか、急に落ち着いてきた感じがしました。「後半開始、5分前になりました…」館内放送が流れました。ぼくは、まだトイレに行ってなかったことを思い出して、急いでトイレに向かおうとしました。「ゆうさん、トイレなら、中ホールのトイレが すぐ近くだよ」A先生が教えてくれました。ちなみに、ぼくたちが今日、予選をしている会場は大ホールです。ぼくは、先生が教えてくれたトイレに行きました。トイレには誰もいなかったし、
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