「やっぱダメ。」
あゆみさんは私の足の指を口の中から出して
「そうだよね?ゴメン変態な事しちゃって。」
運転席に座って笑いながら謝った。
そこでまたしばらく世間話をし始めて盛り上がって
いきなり
「私ね。レズなんだよ」
あゆみさんは告白してきた。
「知ってますよ~。普通女の子の足なんて舐めないよ」
二人で声を出して笑いました。
あゆみさんは急に真面目な顔をして
「あーちゃんのことが好きなんだ。いつも可愛いと思って見てるんだよ。彼
氏が羨ましいな~何て」
「そうなんですか・・・ちょっと気持ちの整理がつかなくて。」
「うんそうだよね。もし!万が一私と恋人になってくれるんなら、言って!
お願い。あーちゃんと付き合いたいんだ。」
私には彼氏もいるしレズでもない、でもあゆみさんは私の事が好きでいてく
れている、優しいし、可愛いし嬉しくないって言ったら嘘になる・・・
「・・・・あゆみさん・・・・私と・・ナンだろう・・身体が欲しいだけな
んですか?」
「違う!絶対違う!一緒にいて楽しいし、デートとかさ買い物とか行きたい
の。恋人同士みたいな関係になりたいの!」
「チョット考えさせてくださいね。」
私の言葉を聞いてあゆみさんは大きく頷いた。
あゆみさんはクルマを走らせウチまで送ってくれた。
つづく・・・