「いいいいいい--。もうだめえ。もう、もうやめてえ。死んじゃう。死ん
じゃう。」
夏美のベッドの上で全裸でのた打ち回る私がいました。夏美は仰向けに寝さ
せた私の足と足の間に身体を潜り込ませてさっきからずっとクンニをしてい
ます。もう何時間啼かされ続けているだろうか。クンニだけで1時間はされ
ているように思いました。私はそれこそ数えくれないくらいいかされ続けて
います。
高校を出たばかりの19の娘が与えてくれる波は全く想像とは違いました。
台風の時の高波のよう、3、4mもある津波のよう、いいえまさしくそれは
怪物でした。決して逃れることのできない波、落ちていっているのか上って
いるのかさえわからない怪物のような快感でした。私はそれに抗うことがで
きずに、何時間も快感の渦に飲み込まれていました。「これほどとは。」心
のどこかでそう呟いている私がいました。
「ああああ。すごい。なんでそんなに上手いの。死ぐう。死ぐう。夏美、ま
たいっちゃうよー。」
夏美の舌によって、また絶頂へ上り詰めようとしたその時でした
「かずよ先輩、S先輩とは別れてくれますよね。そしたらいつでもこうやっ
て夏美が先輩のオマンコを舐めてあげますから。」
しかし、この娘の舌はどうなっているのでしょう。羽毛のようにやわらか
く、クリトリスを微妙に振動させるように速く動き、Gスポットを的確にま
さぐるように器用に動き、しかも驚くほど長い。この娘にかかればどんな貞
淑な女性でもエクスタシーに導かれてしまうでしょう。そしてこのクンニと
フィンガ-テクニックによってもう夏美無しでは生きていけなくなるのでは
とさえ思えてしまいます。そんな恐怖心から何も答えずに喘いでいると
ピタッとクンニを止め頭をもたげ
「S先輩と別れて夏美のモノになるの、ならないの。はっきり答えなさい
よ。」
強い口調で問う夏美。
私はこの夏美にもう捕まってしまったのです。逃れられるはずはありませ
ん。
「別れる。別れるわ。Sとは別れるからお願いいかせて。」
「よろしい。じゃ、思いっきりいってしまえ。」
再び夏美の舌が私のクリトリスを捉えたかと思うと、その舌の振動によって
今夜4度目の失神を迎えたのでした。その時私の目には涙が一筋こぼれてい
きました。もちろんこのときの涙は風呂場での罪悪感からの涙ではなく、歓
喜の涙でした。
私たちは朝まで愛し続けました。結局私が一方的に攻められっぱなしでいか
され続けました。女同士の快感の深さというものをこの日夏美にいやという
ほど教えられました。Sとはきっぱり別れました。もちろん理由は秘密で
す。その後私達は暇さえあれば愛し合いました。そうほんとにいろんな場所
で。しかし私の卒業とともに別れてしまいました。原因は夏美の浮気癖でし
た。夏美はバトミントン部のほとんどの女子に手を出していたのです。でも
今では感謝しています。私には今恋人がいます。もちろん女性です。夏美の
テクニックがなければ今の素敵な出会いもなかったと思いますから。