つづきです。
私はお風呂場で歓喜の声を上げていました。一度流されてしまった快感の波
にはもう歯止めが利きませんでした。夏美は背後から両手でオッパイを揉み
ながら私の背中を震えるような舌で舐め上げています。背中がこんなにも感
じることを自分でもびっくりしながら喘いでいます。
「かずよ先輩、背中が弱いんですね。もっともっといい声聞かせてください
ね。」
そう言いながら夏美の細長い指は、この日初めて私の陰部へ到達しました。
女の子の指って男の人の指と全く違うんです。その触り方から、やわらかさ
から、繊細さから、的確に感じるポイントをついてくるところまで、今まで
付き合ったどの男よりも、ましてやオナニ-で触るよりもすごく感じるんで
す。正直、頭がぶっとびそうになりました。しかもその快感を与えてくれる
子が2こ下の後輩、ついこの間までセ-ラ-服かなんか着ていた高校生だっ
た新入部員ですよ。21歳の先輩としてはいいように啼かされていることに
少々悔しさもありますが、それ以上にこの子今までどんな経験してきたのか
と興味を覚えました。
「先輩、いく時は大きな声でいくっって言ってくださいね。」
そう言うと夏美の指が一段と早く動かされました。
「ああああ・・・いく、いっいっいぐううう」
私はこれまでの中で一番激しく絶頂に達しました。そしてそのまま風呂場の
床にへたり込んでしまったのです。
「かずよ先輩、思いっきりいっちゃいましたね。どうでした、夏美のフィン
ガ-テクニック。気持ち良かったでしょ。今だから言っちゃうけど高校時
代、この指で結構女の子啼かせてたんですよ。かずよ先輩に初めて会ったと
き、私ときめいちゃったんです。だから絶対私のモノにするんだって。少々
強引なやり方でしたけど。」
私は夏美の言うことをボ-ゼンと聞いていました。そして徐々に自分がして
しまったことに罪悪感が沸いてきました。Sを裏切ってしまったこと。後輩
に犯られて女同士の快感にあんなに感じてしまったこと。いろんな思いが交
わり自然と涙が溢れてきました。
「かずよ先輩泣かないでください。私のしたことはそんなに悪いことです
か。もっと先輩を愛してあげたくて。本当の女同士の快感をかずよ先輩にも
知ってほしくて。」
そう言って夏美は私を抱きかかえ再びキスをしました。
「かずよ先輩、本当の女同士の快感はこれからなんですよ。S先輩のことな
んか夏美が全て忘れさせてあげる。夜はこれからですよ。」
不敵に微笑む夏美の顔を見ながら、心地良い気だるさとともに、やはり後戻
りできないであろうことに気付いた私がいました。