これは私が25歳くらいの頃の体験談になります。
どこに書いて良いのか迷い、こちらへ投稿させて頂きました、板違いでしたらすいません。
本題に入る前に、私は心も身体も男性であくまでもゲイではありません、セックスは女性としかしません。
‥ですが、過去にこんな体験をしてしまいました。
ある夏の日の夜、隣町に住む友達の家へ車で遊びに行き、軽くアルコールも口にしました。
どうしても次の日用事があるので、泊まれと言う友達の言葉を無視して、途中休憩を取りながら運転して帰る事にしました。
当時は、わかっていても飲酒運転が多い時代でした。
友達の家を出て20分くらいすると睡魔を感じてきました。
今のように24時間のネカフェやファミレスも少なく、空き地で車の中で休もうかと思ったのですが、それらしい場所も見当たらず、うろうろしていると日活ロマンポルノの映画館が目に止まりました。
以前から興味がありましたが入る際通行人の視線が気になり躊躇していました。
時間は夜中の12時を過ぎ全く人通りもありません。
この時と思い、駐車場に車を止めると館内へ入りました。
中に入ると40代くらいの男性がマンガ本を読みながら受付をしていて、初めてのようにうろつく自分に、券売機を案内され券を購入し館内へと入りました。
すでに映画の上映は始まっており、薄暗い通路を静かに人気の無い後ろの席へと座りました。
薄暗がりに目が慣れると館内は100人程の座席に5、6人の人影がわかりました。
静かな館内でイスに座り目を閉じると、すぐに睡魔に促されるように意識が薄れてきました。
20分くらい経った頃でしょうか、丁度、朝立ちの勃起ようにペニスに心地よい感覚に意識が目覚めてくるのを感じました。
しだいにより意識がはっきりしてくると、太ももやペニスに人の手の温かみを感じ、恐る恐る目を開けるといつの間にか左隣の席に男性が座り、彼の手が私の下腹部をまさぐっていたのでした。
男は50代くらいの細身で、見るからにひ弱な感じでなよなよとし、上下グレーの作業着でニヤけた顔で「優しくするから」そう呟き、私の方を見つめていました。
男の痴漢、咄嗟に私は身体を起こすと怒った顔つきで彼を睨みつけました。
驚いたように彼は手をひっこめ、すぐに1つ隣の席へと離れていきました。
私はもっと離れろと言わんばかりに睨みつけましたが、男性は相変わらずニヤけながら、映画のスクリーンを見たり、私の方を見たりしてそれ以上動く様子はありませんでした。
面倒な相手と思いましたが、せっかくお金も払い入場した事、まだ眠気も感じ休みたい事もあり映画館を出るのは止めました。
そしてまた、私の方から席を移動するのも男性から逃げたように思われるのも嫌だし、その気になれば力づくでも負ける気はしない事と、最後は大声を上げればいいいかと思いその場に残りました。
そんな彼の気配を横目で気にしながら、睡魔にまた目を閉じました、いつの間にか一瞬の眠りに落ち、はっとして意識を戻しました。
気づけばはち切れそうに勃起したペニスが気持ちよく感じました。
その日はトランクスに薄い茶色のチノパン、上はボタン止めのシャツ1枚で、そのチノパンとトランクスを通して膨らんだ鬼頭を優しく撫でられるのが感じました。
でも、この撫でている手は先程の男性であることは分かりきっていました。
男性からの愛撫に感じる後ろめたさ、ましてやあんなキモい男に、そこまで自分は性に飢えて無いと言い聞かせ、カッと目を開き身体を起こしました。
目を開けると、やはり先程の男がすぐ隣で私の下腹部に手を伸ばしていました。
私が目を覚ました事に気付くと、彼の方から手を引きそそくさと席を離れて行きました。
私は今度こそ彼が遠く行くようにずっと睨みつけていると、ようやく前方の他の列へと歩いて行きました。
ほぼ眠気も覚めてきましたが、飲酒運転を考えもう少しと思いイスに座り直し目を閉じました。
眠気が覚めた意識に、今度はスクリーンでの女優のいやらしい喘ぎ声が耳に伝わり、また誘われるよう見入ると大画面で乱れる綺麗な女優に興奮を覚えてきました。
そしてどこからともなくカチャカチャと聞こえる金属音に耳を立てました。
ベルトの音?他の客が映画につられ自慰する為にズボンのベルトを緩める音だとわかりました。
やはりここはポルノ映画館、いやらしい気分になるのは当たり前、他の客達も興奮して触ってしているんだ、そう思うと急に緊張に胸が高鳴りだしてきました。