「優しくね?、うんと優しくして、安心させてからだよ?、時間があるんだからいきなりはダメだよ?」玄関ドア開ける前に妹はそう言って出掛けたんです。駅まではママ友の旦那が車で迎えに来てました。
階段を上がってリビングに入ると妹からLINEが鳴ったので開けてみると
「◎◎◎をお願いします」と、
複雑な思いでぼんやりしていると姪っ子が部屋から起きてきました。
「ママは?」と聞いたので今出掛けたところだと答えると抱きついてきたのでダッコしてソファーに腰かけました。
キスをしました。いつもの朝のキスのつもりだったのに姪っ子の方から舌を差し出してくれたので応じてあげます。
「顔を洗って、ご飯にしょうか」唇を離すと抱き締めたままそう言うと姪っ子が笑って
「はなしてくれないとできないよパパぁ」と言います。
「そっか、じゃあパパが連れてってあげるっ!」
姪っ子を抱き上げて洗面台までダッコで行きました。
ママが支度をしてくれた朝食が済むと朝の散歩がてらいつも行く調整池のある公園まで車で行きました。
残念ながらお友だちの白鷺はいないようでした。しばらく二人で遊具で遊んだあと暑かったので涼むために車で小ドライブをしました。
会話が途絶えると、途端に二人とも何となく気まずい雰囲気になるのでわ頑張ってあれこれ話しかけながら意味もなく車を走らせていたんです。
信号待ちをしていると姪っ子がシートを少しリクライニングさせ両膝を抱えました。
思わず目が姪っ子のミニスカートに泳いでしまいました。
眩しいくらいの蛍光ピンクのミニスカートから見える横文字の散りばめられた白地のパンツが蛍光のピンクよりも眩しく見えました。
目が合いました。
「それさ、……昨日の?」そう聞くと「くふふふっ?、そーだよ?」と照れたように身をよじって笑います。
昨日のお風呂で脱いだパンツを今日も履いていてくれていたんです。
もちろん、パパを喜ばせるためでした。
俺の心を見透かしたように姪っ子が言います。
「パパ、……もーかえろ?」と。
信号が変わるとウインカーを出してハンドルをアパートへと向けて回しました。
とうとうたまらずに左手を伸ばして姪っ子の細い太ももにおくと、その手を姪っ子が小さな手を上から重ねてきました。
二人とも無言で前を見たまま、車はアパートへと走ります…………
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