「パパ、◎◎◎のことスキ?」
今日も姪っ子からお風呂で聞かれました。
お風呂でなくても俺が体を触る時には必ずと言っていいほど聞きます。
「好きだよ、大好きだよ、パパは◎◎◎が大好きだよ」必ずそう答えます。
すると目を閉じて頷くんです。安心したように……
子供心にもヤってはいけないことをパパにされているって分かってるんですよね。
その「イケナイこと」を唯一許される免罪符が彼女にとっては「スキだから」であり、「愛されている」からなんだろうと思います。
妹も同じです。
この二人は性的な行為に愛情を受けてこなかったんだろうと思います。
だから「愛してる」「好き」さえ感じられるなら性行為のどんなことも許されると思っているのかも知れない。
姪っ子が「◎◎◎のこと、スキ?」と俺に聞くたびに胸に刺さるものがあります。
もちろん姪っ子は可愛い、もちろん大好きです。もちろん愛している……
だけど、それでもヤってはいけないことをしているって罪悪感はあります。そして、それは姪っ子のあんなに小さな心にさえも重くのし掛かっている……
一番病んでるのは実は俺の方なのかも知れない。
そう思いながらもこの幸せから抜け出せない。
だからこそ「病」なんだろうけど。
このアパートの空間で、三人だけの愛の秘め事とするつもりです。
来年には妹と俺の子が生まれて四人になるけど、こんなに強い愛で結ばれた家族なんて他にあるだろうか、
このアパートの外の全ての社会から非難され、謗りを受けたとしても、このアパートの中だけの幸せな世界は絶対に手放さない。
「好き」「愛している」この2つだけが俺たちの砦なんです。
そういう意味では、セックスに愛を感じてこなかったのは、俺もまた同じなのかも知れない。
三人が互いに引かれ会うのは、同じ臭いがするからなのかもね……
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