児相……スか
俺は個人的には児童相談所って解体主義者なんスよね。
解体までは言わなくても、やる気のない職員はみな全員追放、更迭するべきだと考えてる。やつら、自分の子供を持ったことがあるのかなとニュースを見るたびに思うんだ。
子供が、幼くして、あの世に逝くことを何とも思わない。あいつらも鬼の一種じゃないのか……ってね。

あのね？無茶を承知で来週の日曜まで、だから来月の5日まで預かる事を頭を下げて頼んできた。
運ばないといけない物もたくさんあるので9時に車で受け取りに行く。
母親が最初は難色を示していたけど父親が□□□が落ち着くまでだからと説得して預かることにした。
□□□もつれて行って本人にも確認を父親がしたら本人が頷いたので決まりだ。
ただ、条件があって、いや、この期に及んで条件などつけられる立場じゃネエだろってのは置いといて、条件は１つ、
「学校には言わない」と、
そこかい！
どこまでもテメエラのメンツばかり。
クサレた野郎共ばかりだ。
祖父母は居なかった。居たら一言を用意していたのにね。
9時に荷物を取りに行く。

とりあえずは少し様子見だと妹が。
出産のこともあると、俺はやっぱりアホ兄ですわ。勝手な想いで突っ走って他のことがまるで見えてないス。
訴えることはいつでもできるし、多分むこうはウチに預ける事を事実上認めざるを得ないことはわかってるんだと思う。
特に父親の方はそんなニュアンスだった。
母親はバカ女で、自分達の立場をまるで理解してなかったけどね。
前にも指摘してもらったけど、顧問弁護士がいるなら絶対に警察沙汰にはしないように画策してくるだろうと思うし、恐らくほぼ急所を握ってるのはコチラ側。
ただ、□□□に俺は何かヤバイことをしないように気を付けないと、そこだけはマジで気を付けないとね。何たってアホ兄だからさ(笑)
□□□は姪っ子の部屋で寝るんだけど、部屋が6畳だから狭いんだ。
以前使ってた組立式の簡易ベッドは処分してしまったので、土曜にでも違うのを買ってくるつもり。布団も新しいのをね。
今三人で寝てるのは一応ナイショにしてるから、
妹がいっそのこと四人で並んで寝ようかとか笑って言うけどそこまでベッドは大きくネエし、姪っ子のデスクベッドは二人には狭いし。こりゃマジで早急に家を買わないとダメかもね。
二人はもう眠りました。狭い姪っ子の部屋のベッドでくっついて寝てる。
しかし、あんな天使のような子を、どうしたら苛められるんだろ。
全く1ミリも理解できねえし、不思議で仕方がネエわ。

色々と助かります。
なんだかすごく難しいけどわからないことは児相に聞くことにします。
どうせろくな仕事してないんだから相談ぐらい受けてもらわないとね、
なんて、１つの案件にこれだけの様々な条件があれば大変だよね。
でもね、大変なのはわかるけどそれが仕事だし、子供らの命にも関わることだからしっかりしてもらわないとさ。
とりあえずは当面、事を荒げずに大人しく預かろうと言うことになりました。□□□もストレスを感じてる様子だし、本人の意志が堅いことを確認してから行動をします。
もしかすると向こうから何らかの法的なアプローチとかあるかも知れないしね。
でも、コチラには「児童への性的な行為」という絶対の強みがあるから全然平気。
今は□□□を落ち着かせる事に徹します。
今朝もね、いつものお泊まりとは違うので元気もなく、食欲もなく、見ている方もツラい様子の□□□です。
◎◎◎も頑張って笑わそうとかしてたけどね。
あれの偉いところは□□□のためなら諦めないって事だね。
二人ともマジでいい子です。

問題発覚！
学校からの帰り道が□□□、今までと違う。
なのでできるだけ一人で帰る事にしないと変に思われるんだって。
で、何と□□□は必要も無いのにバスに乗ります(笑)
で、パスモを作って渡すことにしました。
そんな話をしてる時にね
「うちはお金持ちじゃないからイクラでも使えるカードとか渡せないけどいい？」俺
「んー、いーよ？、つかわないし」□
取りあえず明日はＴ県へイチゴ狩りに行きます。ママはお留守番です。
つか、当分姪っ子とのアレは自粛になっちゃうね。
まあ、仕方ない。
て、わけでごめんなさい。エロ話は少なくなっちゃうけどお許しを。
でも、たまには姪っ子のストレスも抜いてあげないとね。その時報告しますので御勘弁下さい。

リビングのソファーで俺を挟んで右に□□□、左に◎◎◎。三人でスマホいじり。「なんか話すとかねーのアンタたち」妹が笑います。
「ん？……楽しいよなあ」俺
「たのしーよねぇ」◎
「うん、たのしーよ？」□
「あ、そ？」呆れる妹
どうですかこの穏やかな夜。これでいいんだよ、コレが最高。
エロと言えば□□□がトイレに入った隙に◎◎◎が俺を見上げてひとこと小声で
「パパ、だいしょうぶ？」と
「え？……あー、まあ」俺
「チャンスがあったらしてあげるね？」◎
「ありがと、いっぱい溜めとくよ」俺
「ふふっ？、オエッ」◎
飲んでくれるみたいです(笑)
□□□をうちの子にするために、暫くの間◎◎◎とエッチしてることがバレないようにしないといけないと姪っ子に話してあって、姪っ子もちゃんと理解してます。
エッチは子供を大人にするんだろうか。
□□□が戻る前に素早く柔らかな唇を吸いあう俺たちを見てた妹に
「たいへんね」と、からかわれながら……
イチゴ狩りから帰ってから簡易ベッド探しです。探すと言っても、もう品物は決まってるんだけどね。

あと一時間ほどで家に着きます。
でも、帰る前に寄り道をしないといけなくなりました。
二人とも大喜びでたくさんイチゴを食べました。
□□□が家で待っている妹のためにお土産を買うんだと言ってカードを出そうとするから笑ってしまいました。
まさか２年生の子供に支払いをさせたなんて妹に殴られます。
自分達の分も、妹の分。そして□□□がどうしても自分で買うと言って聞かない2パック。不思議に思ってたら◎◎◎が耳打ちして教えてくれました。
「おじーちゃんとおばあちゃんの……」と、
しゃがんで□□□に
「あのな？□□□がうちの子になってくれるなら、□□□のおじいちゃんとおばあちゃんはな？、◎◎◎のおじいちゃんとおばあちゃんになるって事なんだぞ？、だから、それもパパに買わせてくれよ」と、
少しの間、俺の顔を見つめたあと頷いてくれました。
苦労は子供を大人にして、そして優しく、暖かい心を育てるに違いない。
亡くなったというママはもちろん、その祖父母もきっと優しい方々なんだろう。
おじいちゃんは脳梗塞で介護を受けているらしいけど、□□□がイチゴを持って行ったらどんなに喜ぶだろうか。
□□□を預かる事を報告していなかったのでご挨拶も兼ねて立ち寄ってから帰ります。