2019/08/19 22:50:24
(fD/FELPb)
ありがとう姫、
優美のベッドの縁で寝落ちしてました。
いつの間にかタオルケットが掛かっていたので千佐子が見に来たのかな。全く気がつかなかった。
優美は天使の寝顔でファンタジーの世界へ……
「俺はさ、お腹に赤ちゃんをがいる千佐子だってよかったんだよ、再婚だと思えばなんてこと無いはなしだろ?千佐子さえ嫁になってくれればお腹の子だって愛せたのに、なんでこんな事をしたんだよ」
沙絵にラインをしました。
「賭けはできなかったんだよ、子供のいるちーを嫁にする男なんてお前くらいしかいないからさ、そのお前が嫌だともしも言ったら、ちーはどうやって生きていけばいい?」
「だから?、千佐子との肉体関係を続けながら千佐子とその子供を俺に養わせようってか、そりゃあ虫がよすぎねえか」
「あんただって、千佐子にずいぶんなエロい変態プレイを強要してるって話じゃん、楽しんでるんだろ」
「夫婦だからな、夫婦の営みに口を出すなよ、姉ちゃんのは不倫だろう、話をすり替えるなよ」
「わかった、ちーは、優美はどうするつもり」
「千佐子は俺の妻だし、優美は俺の子だ。誰にも渡さないし、どこへもやらない。
千佐子を縛るカードはもう無効なんだ、千佐子を解放してくれるよな」
「そういう事なら諦めるしかないね、わかった」
「千佐子を解放するならこれ以上姉ちゃんと揉め事はしたくない。でも、このまま許せもしない。この重罪に見合った償いは必ずしてもらうからな」
「つぐない、慰謝料とか、土下座でもしろってか?」
「謝罪はもちろんしてもらう、だけど姉から金を取ろうとは思わねえよ。もっとこの罪の償いに見合った物を差し出してもらうよ」
「純、あんた、何を言ってる
姉ちゃんだって出来ない事はできないからね」
「出来ない事を要求なんかしないよ、それに今は千佐子を落ち着かせる事が最優先だから、そんなのは後回しだよ」
「わかった、何だか知らないけどその気になったらラインでもしてこいよ」
「、、、」
この辺りから記憶が…………ない。
これで全てが終わったとは思ってません。
でも、ひとつの決着だけは着いたのかな、と思っています。
優美の寝顔は本当にかわいいですよ。
いつまで見ていてもいいです。
千佐子の子ですから、
ことさらに千佐子が私に優美の世話をさせた理由がわかります。
私の優美への愛情を募らせるためにだと思います。
この子に何ほどの罪があるものか、必ず俺が幸せにしてみせます。
癒される優美の甘い香りが部屋に充満しています。
さあ、千佐子を呼んで今夜はあの子も早く寝かせてあげないと、
姫、ありがとう。
俺ね、沙絵を抱くつもりです。嫌だなんて言わせない。やりたい時に出掛けていってぶちこんでやる。
それくらいしないとおさまりがつかないです。