12年ぶりに上京して、仕事を終えた後、ふと、12年前のことを思い出していた。 君と過ごしたあの頃、結婚しようねと言って、同棲する物件を見て歩いてたとき、東日本大震災が起きた。 僕の実家が被災して、父が倒れてきた商品棚に下敷きになって亡くなった。 僕は、後を継ぐために帰郷しなければならなくなった。 俯いて泣いてた君、被災地へ連れて帰るわけにもいかず、仕方なく別れた。 僕の袖口を掴んで離さなかった君を抱きしめ、キスして別れた。 俯いたまま、さよならを言う君は、僕の顔を最後まで見てはくれなかったね。 最後のセックスも、泣きながら喘いでた君、忘れないよ。 オマンコ濡らして、アンアン言いながら涙流してて、乳首舐めながら腰振って、辛いセックスだったね。 最後の精液を君に振り掛けた後、なかなか寝れなかったよ。 東京駅で東北新幹線に乗る僕を、俯いたままさよならを言った君、覚えてる。 12年ぶりに、懐かしい町へ行ってみた。 僕が住んでたアパート、そして君が住んでた…え?嘘だろ…君、まだ住んでたとは… あの頃もまま、時が止まってた。 緑のカーテン、赤い自転車、あの頃のまま… 僕は、静かに背を向けた。 僕は君がまだ住んでるアパートから、逃げるように帰ってきた。 僕は、37歳の君の姿を見たくなかった。 独りで暮らす淋しい君を見たくなかった。 そうさせたのは僕なのかもしれないから。 帰りの新幹線で、君を思った。 12年前、君を連れて帰る選択肢を、被災地に連れて行けないことを理由にしたのは、正解だったのか自問自答した。 帰宅して、寄り添う妻を抱きしめ、その夜、妻を抱いた。 結婚して10年過ぎても、セックスを恥ずかしがる妻が可愛い。 オマンコめくりあげてクンニすると、今でも頬を染める。 妻の可愛いオマンコ、大好きだよ。 幼馴染の妻だけど、慕ってくれてたのは知ってたけど、まさか結婚するとは思わなかった。 僕が大学進学で上京するとき、駅まで見送りに来た幼馴染の妻はまだ中学生だった。 僕は、帰郷すれば幼馴染が待っている気がしたから、君を連れ帰れなかったんだ。 そうだ…それが本当の理由だったんだ… 君を最後に抱いたとき、そういえば、僕に抱きついて、 「ずっと待ってるから…」 って言ってたよね。 本当だったんだ… ずっと、僕とのツーショット写真を箪笥の上に飾ったまま、今も僕を待ち続けている君… 連れてってほしかった君、俯いて、さよならを言った君、僕が迎えに来るのを12年間待っていた… ごめんよ… さよなら…