11年前に別れた元夫とバッタリ再会しました。 思い返せば、元夫と暮らしていた10年間は幸せでした。 他所ではレスになっていたご夫婦も多かったのに、元夫は毎晩のように抱いてくれていました。 元夫の優しい愛撫を思い出します。 元夫の痒い所に手が届くクンニリングス、大股開きで舐められるのは何年経っても恥ずかしかったけど、最高でした。 大好きな元夫のものをおしゃぶりするとき、これは私だけのものなんだと思うと嬉しかったです。 もちろん、元夫に貫かれる快感は、心も身体も満たされました。 それなのに、幸せボケした私は、元夫のことを大切にできませんでした。 専業主婦させてもらってるのに、甘えて、わがまま言って、家族のために仕事してくれている元夫をないがしろにしたのです。 それでも元夫は優しく接してくれて、逆にそれが鼻についてイライラして、元夫に暴言を吐いて元夫と娘を置いて家を出てしまいました。 恵まれた環境にいた自分がとても無力に感じて、何気ない幸せを捨ててしまいました。 いかに自分がバカな行動をしたのか、両親に諭されました。 そして離婚届を持って、両親とともに元夫に頭を下げました。 私34歳、元夫37歳、小2の娘は元夫に親権が行きました。 元夫、あんなに酷いことしたのに、笑顔で話してくれました。 「あの時はごめんなさい。私、どうかしてました。あの子、元気ですか?」 「ああ、お前の母校の短大の一年生だよ。それより、お前は大丈夫なのかい?ちゃんと暮らせてるのかい?」 「ええ、今は母と二人で暮らしてます。」 「二人?お義父さんは?」 「亡くなりました。3年前になります。」 「そうか…お亡くなりになったのか…知らせてくれれば…最後のお別れしたかったな…」 元夫は、私の心配や亡くなった父を悼んでくれる優しさが、以前と変わっていませんでした。 私はやっぱり元夫が好き…その思いが溢れてしまいました。 11年過ぎて、色々反省して、自分を見つめ直した今なら、元夫と上手くやっていけると思いますが、それにはあまりにも遅すぎました。 元夫の左手の薬指には、私との時とは違う指輪が光っていました。 娘が年頃になる前に、早々に再婚したのでしょうね。 もう、元夫は遠く手が届かない存在になったことを噛み締めながら、 「さよなら、あなた…どうか、ずっと元気でいてね…」 と、笑顔で手を振って去っていった、元夫の背中を見送りました。 その背中が雑踏に消える前に、涙で滲んで見えなくなりました…