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愛しているのに

投稿者:タブー ◆LI7Age3zIA
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2019/01/12 22:33:20 (tTobHU73)
嫁と交際中はお互いがヤキモチ焼きでした。 私が会社の飲み会で女性も参加すると知ると
当時の嫁は、必ず迎えに来る。私も同じで、嫁を迎えに行く。私の場合は、会社の上司に変な
セクハラはされないか心配でたまりませんでした。 それでも28歳の時に結婚をして普通の生活を
していました。嫁は、一つ下です(27歳)。 ただ一つ私的には不満がありました。
何時も嫁を誘うのは私から。 たまには嫁の方から私に強請って欲しかった。
毎日一緒に生活を始めるようになると、当然ですが寝るのも毎日一緒でした。 だからなのか、
嫁からも強請って欲しい願望が芽生えて来たと言うか、気付いた事なのかもしれません。
特にその気持ちが強くなった出来事を今でも覚えています。
ある日、嫁が会社の飲み会から帰って来た日でした。 帰りは同僚の後輩と一緒に我が家に帰って来ると
聞いていたので、迎えに行く予定は無かったので一人で既に家飲みをしていました。
今までも数回同じ事もあってか、今回も同僚と帰って来るという事で、私は適当に自分のペースで時間を過ごし
先に寝室で寝ていました。 ふと眼をさまし携帯を見ると嫁から連絡が入っていました。
「今から帰るよ。」 時間を見ると2時間も経っていました。 更に時間はもう深夜1時過ぎでした。
すると寝室と廊下を挟んだ向こうのリビングから話し声が聞こえました。
帰って来てるんだ。安心したと思いました。 私も布団から出て嫁と嫁の同僚が居るリビングに行こうとしました。
寝室のドアの前に立った時に聞こえてくる会話に何故か足が止まりました。
なにやら愚痴みたいな話をしていました。 愚痴を話していたのは嫁の同僚で後輩のAちゃんでした。
話は途中から立ち聞きしていたので、完全な詳細は分かりませんでしたが、今日の飲み会の事でした。
どうも参加者の中に嫌いな男性がいる様な話でした。 セクハラ的な話もありました。
嫁においては、夫婦生活の事を言われたりAちゃんは彼氏の事を言われたり不愉快な気分だったよでした。
そうこうしている内にAちゃんは彼氏が迎えに来てくれるらしく、暫くして帰りました。
結局私は出て行かないままでした。 布団に戻り横になっていると嫁が寝室に入って来ました。
私は目をつぶっていましたが、嫁の顔が私の顔の近くまで来た事を感じました。
嫁は、どちらかと言えば日本酒党です。酒の息の匂いで分かりました。 ビックリしたのは、私に軽くキスをして
寝室から出て行きました。 戸が閉まる音を聞きゆっくりと目を開けました。
なぜかドキドキしていました。 嫁は浴室に行った気配でした。 シャワーの音もドア越しに聞くと私は静かに寝室の
ドアを開け廊下に出ました。 脱衣所のドアは開いていました。 そのままトイレに向おうとした時でした。
浴室から聞こえていた鼻歌が消えました。 シャワーの音も消え静かになりました。
私は急に嫁を抱きたいという衝動にかられました。 トイレに向かっていた足を止め。 脱衣場の方に向きを変えていました。
浴室は静まりかえっていました。 私は、脱衣所の中を覗きそこから見える浴室のドアをただ見つめているだけでした。
湯船から出る音が聞こえました。 私は慌てて脱衣所の前から身を隠しました。
浴室から声聞こえました。 思わず私に気付いて嫁が私に声を掛けて来たのかと思いました。
私も咄嗟に返事をしそうになりました。 嫁の独り言でした。 私は風呂場で独り言?と思いました。
恐る恐る脱衣所に顔を近づけ中を覗きました。 浴室のドアはスリガラスですが微かに嫁の居る場所や光景が確認できました。
状況からして、浴槽の淵に座っている事は分かりました。 向こうから私も見えてはと思い、確認後は顔を引込めました。
脱衣所入口の壁に身を潜め浴室から聞こえてくる嫁の声に集中しました。 
○○さんダメですよ。 ○○さん? Aちゃんが愚痴っていた人の名前じゃないか?
そんな事されたらダメ。 そこからは間違いなく嫁の切ない声でした。 私も自分自身が元気になっていました。
シャワーの音が聞こえると同時に我に返りました。 私はトイレに行きました。
かなり自分のシンボルが元気になっていました。 トイレから出ると嫁も浴室から出てきました。
タイミングが合ったので嫁も私の気配に気付きました。 私は、冷静に帰ってたんだねと言うのが精一杯でした。
そのまま寝室に戻り布団に入ると先に寝たふりをしていました。 紙を乾かせるドライヤーの音が消えると嫁が寝室に
入って来ました。 部屋の明かりは薄暗く静か布団に入って来ました。 寝たふりをしていた私は、一人で心臓がドキドキ
していました。 シャンプーの香りが私を刺激するだけでした。
嫁には背を向ける恰好で寝たふりをしていた私は、ただ悶々としているだけでした。
嫁が起き上がったのを背中越しで感じました。 私の背中から抱きついてきました。 それでも気付かない振りをしました。
私のホッペに軽くキスをしました。 私の背中に当たる嫁の胸の感触が敏感に伝わりました。
私は演技をするように抱きついている嫁に気付いたかのように反応をしてみました。
すると急に嫁から唇にキスをしてきました。 この時、私に衝撃が走りました。 嫁から私を求めて来た初めて感じる瞬間だった
からです。 それでも理性を保って、どうしたんだ?とい態度をとりました。
その後は、流れでお互いが求め合いました。 しかし、私は今までにない興奮と刺激を感じていました。
数日が経ってもその事が頭から離れない様になりました。 
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12
投稿者:タブー ◆LI7Age3zIA
2019/01/13 12:49:59    (PGk/GPKV)
時間をおいて私も部屋を出て寝室にいきました。
嫁は布団に潜り込んでいました。 嫁を激しく抱きました。
翌朝、後輩君を送り出したのは嫁でした。 後輩君が返った後
嫁と顔をあわせました。 嫁から昨日の事について話をされました。
私もいけなかったけど、もう同じことはやめて。
私も嫁に謝りました。 嫁との仲は保たれました。
休み明けに後輩君と仕事終わりに話をしました。
後輩君とも話がつきました。 逆に、すみませんでしたと言われました。
事が動き出すと急に進展するのでした。 その時は、後悔や反省をしても
時間が経つと、薄れてしまい変な欲望の方が勝ってしまいました。
それが、結果として先日の出来事でした。

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投稿者:タブー ◆LI7Age3zIA
2019/01/13 15:14:51    (PGk/GPKV)
私は嫁と後輩君に対しそれぞれの話をしました。
花嫁に対しては、あの時の刺激がたまらなかった事。
出来る事ならもう一度でいいから実行したい。
けして、嫁を嫌いになった訳で無い事。
嫁が後輩君をどう思っているのか?も聞いてみました。
別に嫌な男性では無い。 ただ、本当にこんな事をしていいのか?
自分たちがやている事への罪悪感と不謹慎感が有ると。
そして正直、恥ずかしい気持ちがある。 嫁も気持ちを打ち明けてくれました。
私は全てを受け入れると嫁に告げました。 少し考えらせて欲しいと言われました。
後輩君には、嫁の事は有りか無しかをストレートに聞きました。
答えは、有り。 ただ、先輩の奥さんで本当にいいのか?
内心はドキドキするけど、今一勇気がないです。と言われました。
ただ、姉さんも僕の事を嫌いになっていないなら嬉しですと。
年内にお互いの気持ちを確認しました。 そして、今年になり話を継続しました。
嫁の気持ちは整理ができました。 新年早々に嫁と交わりました。
その最中に、答を聞きました。 どうなってしまうか分からないけど、私も決心したよ。
後輩君には、その気になるような事を伝えました。 嫁は嫌いじゃないって。
また同じ事になっても嫌いにならないって俺は聞いた。
いよいよ、お互いの気持ちと了承を得た事で実行計画をたてました。
14
投稿者:タブー ◆LI7Age3zIA
2019/01/14 08:42:36    (WSItvTTz)
実行にあたり私は自分から少し逃げてしまいました。
本来ならあの日と同じ3人で寝て居る状態から事が始まる
考えでした。 しかし、後輩君も交じった中で私が嫁を
抱く姿を見られる事への抵抗がありました。 それでも
嫁が乱れる姿を見たい気持ちがありました。 この機会を
逃したら次はいつになるか? 嫁に伝えた事の意味も無くなる。
もし、私が居ない状況だったら二人はどうなるか?
2人はお互いに確信している。 今度会う時は、どんなことになるか。
私は、日時の設定をしました。 二人にその事を告げました。
その日が近づいてきました。 後は私が少しの抵抗心を無くすこと。
ここまで来て、自分から逃げる事はできませんでした。
15
投稿者:nw
2019/01/14 19:34:23    (nCM9MMnb)
興奮する展開ですね
続きが待ち遠しいです
16
投稿者:タブー ◆LI7Age3zIA
2019/01/15 07:23:40    (Hx9ssLpM)
私は改めて嫁に内心を確認しました。 嫁を抱きながらです。
私に嫌われないか?という不安ある。
恥ずかしい気持ちも有る。 理由は、私も参加している状況。
もし後輩君と二人きりになって、そんな展開になったら受け入れる
事はどうなのか? それは、どうなるか後輩君次第だ。との事でした。
行為に及ぶことへのNGは無いと私は判断しました。
後輩君の気持ちはどうなのか? 嫁の事は女性としてもタイプとしても
OKである。 ただ、やはり嫁に嫌われないか? 私に対して本当にいいのか?
という気持ちは正直あると。 そして、私に見られる事がやはり抵抗が
あるとの事でした。 私も含めそれぞれの気持ちの中で、お互いに見られる事への
抵抗がありました。 そんな理由を勝手に自分自身に言い聞かせました。
そして、嫁だけに当日の予定(計画)を先に話しました。
17
投稿者:タブー ◆LI7Age3zIA
2019/01/15 07:54:29    (Hx9ssLpM)
後輩君には、日時の連絡はしていました。
その前日に嫁と最終的な意思の確認と流を話しました。
先に私が一つだけ提案しました。 明日、俺は居ないようにする。
後は、流れで嫁の判断に任せる。でした。 そして、当日に
私が居ない理由を嫁と一緒に考えました。 その時点で、明日起こる
べき事を嫁も完全に受け入れていると改めて確信しました。
幸いその日は、日帰り出張がありました。 本来なら、晩の8時には
帰ってきていました。 早ければ、6時半の場合もあります。
行き先と仕事の内容としては、早く帰れる内容でした。 
そこで、二人で決めた事は。 先方での仕事が長くなった。
帰りは、どうしても夜になる。 最終便の時間は、23時半に駅に着。
その便になる予定としました。 嫁には、その間2人だけになれるだろ。
その時間内にどうなるか。 後は、その時が来れば。と嫁任せ。
嫁に押し付けたような雑な計画でした。 後輩君には、当日家に着た後に
連絡をする事にしました。
18
投稿者:タブー ◆LI7Age3zIA
2019/01/15 16:08:43    (Hx9ssLpM)
前日から和室には布団を準備しました。 和室の襖は閉めています。
当日の朝は私も嫁も少し無口でした。 後輩君も私が日帰り出張の事は
知っていますし事実でした。 私は無事に仕事も終わり駅には6時過ぎに着の
予定で先方を出ました。 後輩君は19時に来る約束でした。 先日の
嫁との話し合いでは、私は帰宅しない事でしたが一旦家に帰りました。
仕事中も考えていた事があったからです。 そこに私が居ない約束・計画を
したものの二人の動向が気になっていました。 私はその場の状況を少しでも
知りたい。そんな思いからでした。 私が実行できた方法は一つしかありませんでした。
仕事で持たされている携帯と個人携帯を使う事でした。
嫁には、後輩君が来る前に帰れる事になったから一度戻ると伝えました。
家に戻ると、簡単な食事の準備をしていました。 私は、隙を見てテレビデッキの後ろにある
携帯に充電器をさし業務用の携帯を設置しました。
個人携帯から電話を掛け通話状態にしました。 数十分でしたが、家を出る時に嫁を後ろから
ハグをして家を出ました。 そこで、一つ計画も変わってしまいました。
後輩君への連絡が出来なくなった事でした。 嫁がうまく説明してくれる事に期待しました。
結果、二人に秘密の行動を私は取っていました。 残るは、私の携帯充電が切れないようにする事でした。
駅前まで戻りネットカフェに入りました。直ぐに携帯に充電器を差して聞こえてくる音声を確認しました。
時刻は、19時を少し過ぎていました。 二人の会話はまだ聞こえて来ませんでした。
携帯に差したイヤホンから聞こえる音に集中しました。 後輩君が家に来たのは17時半頃でした。
嫁が後輩君を家に招き入れる声でした。 直ぐに二人の会話が聞こえました。
後輩君は、私に連絡をしていたようでした。 先輩に電話をしたのですが繋がらなくて。
嫁は、予定通りに説明していました。 連絡があて、先方での仕事が長引くらしいからって。
今日は悪いけど先に食事をしていていいよ。って言ってたから。
まずは、スタートとしてはクリアーしました。 色々な雑談が聞こえました。
嫁の、さー先に始めようか。という声が聞こえました。 携帯から聞こえてくる声や会話から
この前の出来事はなかったと思われる状況に感じ取れていました。

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投稿者:タブー ◆LI7Age3zIA
2019/01/15 16:57:19    (Hx9ssLpM)
途中、後輩君が私に連絡して見ますねという会話が聞こえました。
どうも、電波が悪いのか話中なのか繋がりませんでした。 
確かに、私には繋がる環境ではありませんでした。 暫くは、二人普通の
会話をしていました。 嫁が後輩君に先に汗でも流してくる。と問いかけました。
時間は、8時半頃でした。 後輩君も縁了したのか、けど先輩もまだ帰って来ていないし
もう少し待ちましょう。そんな事も言っていましたが、結局は嫁の勧めるままに
後輩君は先に風呂に入ったようでした。 その数分後嫁からも連絡が入っていた事は
後に分かる事にはなりました。 暫く、静かな中に雑音だけが聞こえました。
先にお風呂ありがとございました。 後輩君の声が聞こえました。 適当に飲んでて
私も入ってくるから。 そして、同じく後に後輩君からも連絡があった内容が分かりました。
嫁も風呂から出て来た様でした。 もう今日は二人で飲むよ。 そんな掛け声でした。
後輩君もどうしたのかと確認していました。 だって、先連絡が入っていてね。
どうしたんですか? 先方の付き合いも出来てしまって帰りは終電だって。 
嫁は、そんな説明を後輩君にしていました。 もう少し言えば、実際は会話としては周りくどい
感じで説明していました。 これといった進展もなく、あの日の事にもお互いが振れる事も無い
感じの会話を聞いているだけでした。 嫁もアクションを掛ける言葉も無し。
時間は21時半でした。 後輩君がトイレに行ったのは聞こえてくる会話で分かりました。
トイレから戻って来たのも分かりました。 嫁が、ビールでいい?という問いかけからでした。
後輩君が、そうですね。今日持って来た冷酒を呑みませんか?
どうも後輩君は、手土産に冷酒を持って来ていたようでした。
この言葉を切っ掛けに事が動き出したと思います。
冷酒飲む? 酔っちゃたらしらないよ。 今日、初めて嫁が後輩君に掛けてた誘惑の言葉でした。
後輩君は、真面目なのか?やはり気になっていたのか? 嫁の誘惑的な言葉に対しあの日の事に
ついて、急に謝りました。 姉さん。この前はすみません。 自分も気になっていて…。 
暫く沈黙が続いていました。 嫁も後輩君に謝っていました。 言葉の中には、こんな年上の
おばさんだし、あんな事になってしまって。と、懺悔していました。
後輩君は、嫁の事を思ってなのか、そんな事はありません。 自信持ってください。
申し訳ないけど、自分は嬉しかった。と、嫁に色々な言葉で説明していました。 多分、こんな言葉を
聞かされたからなのか嫁も、ありがとう。と一言。 そして、予期せぬ事と言うか
安心しきっていた私だったのでしょう。 後輩君の口から嫁に今日の事を少しづつ話出しました。
私が救われたのは、今日の計画についてでは無かった事でした。

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投稿者:タブー ◆LI7Age3zIA
2019/01/15 17:21:22    (Hx9ssLpM)
後輩君は、嫁に話していました。 あの日の事を私からも、謝って来たと。
今日、招待されてけど来る事に勇気もいったし怖かったと。
そして、けして嫁の事を変に思っていないし、謝るのは自分です。そんな事を
嫁に話していました。 嫁は、後輩君が話す内容一つ一つに、ありがとう。と言っていました。
嫁も後輩君に、あの日の事を懺悔していました。 本当にごめんね。
嫌われたというか、どうしようかと後から後悔ばかりしていたの。
けど、今みたいな事を言ってくれて少しは救われたかな。
少し私を裏切ったというか、今日の計画を含め言い訳にしたのは嫁でした。
実は、今日来ることを聞いて、ドキドキというか私も困った。
どうやって顔を会わせようかって思った。 けど、結果こうやって二人で先に話が出来て良かった。
もしかしたら、また同じことになってしまったらって。 けど、正直いうね。
嫌じゃなかったと思う。 ごめんね。 そんな事を嫁は後輩君に告白しました。
後輩君も、正直言って自分も同じ気持ちというか、考えでした。 すみません。
お互いが、どこかで通じ合った答えでした。 後輩君よりも嫁との話や今日の計画を企てていた事も
あったのだと思います。 嫁は、後輩君を誘惑しました。
ただし、その誘惑は、ある意味私を騙す内容でもありました。
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投稿者:タブー ◆LI7Age3zIA
2019/01/15 18:19:48    (Hx9ssLpM)
後輩君が煙草を吸いに外に出た様でした。 後輩君が家に入って来た
気配も感じました。 嫁の外は寒いでしょ。とい言葉でした。
もう22時は過ぎていました。 なぜか嫁から後輩君に改めて風呂に入って
体を温めて来たらと勧める会話が聞こえました。 私は、瞬時に想像しました。
もしかして、その後を追って嫁が風呂に行くのか?
数分間でしたがドキドキでした。 しかし、後輩君が風呂から出て来た様子が
聞こえてくる会話で分かりました。 風呂から出て来た後輩君に嫁からようやく私の帰宅
時間を告げていました。 結局、今日は終電で帰るから帰宅は12時だって。 そう言い残すと、
その後、嫁も風呂に入り直すと言っていました。 暫く二人の声も聞こえませんでした。 
嫁が風呂から出て来た様子でした。 既にその頃の時間は、23時となっていました。
私はネットカフェを出ました。 携帯に着けたイヤホンから聞こえる二人の会話を聞きながら
家路に向かいました。 よいしょ。横に座るよ。という嫁の声が耳に届きました。
そして嫁が後輩君に話を始めていました。 今日の事というか、今からの事は二人の秘密にできる?
もう時間もない状態での出来事でした。 私は、タクシーに乗るでもなく歩きながら会話を聞いていました。
もうすぐ帰って来るね。 私の事は嫌いにならない?
はい。嫌いになりませんよ。 また、食事に来ますから。
正直言うね。 ドキドキが止まらない。 おかしいよね?
自分もドキドキしてますよ。 けど…。
少しだけ私に時間をくれる?
時間ですか? 分かりましたけど。
明日、連絡をするね。 いい?
はい。分かりました。
今日は何も無かったけどごめんね。 けど、後もう少しの時間なら後悔はしないと思う。
後悔ですか? けど、流石に先輩とも連絡が取れないし、もう帰って来ると思うし。
後輩君の方が冷静な対応をしていると感じた反面、今日は未遂に終わると思いました。
しかし、最後の短い時間に嫁は勝負を掛けたのでしょう。
私を見て欲しいの。 こんな事言ってごめんね。 今だけ少しの時間でいいからダメ?
ダメと言うか、どうしたらいいですか?
後輩君の、そこは…と言う声が聞こえました。
この前の、お詫びだけはする。 嫁の声が聞こえました。
それなら、もう一度自分がします。 させてください。という後輩君の返事でした。
私は思わず携帯を手に取りました。 そんな時に限ってです。
スマホを恨みました。 通話状態がっら携帯が、何かのタッチ操作で切れてしまいました。
こんな事ってあるのか? どこを触ったのかと思いました。けど、悔やんでも状況は
変わりませんでした。 数秒後だったと思います。私は、もうすぐ帰れるかという連絡を
理由に嫁に電話を掛ける事しか思いつきませんでした。
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