2018/06/18 22:29:19
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テーブルの対面に座り缶ビールを飲みながらしばらくは他愛もない雑談が続いた。
「◯◯さんって苦手なんだよねー。いない人の悪口ばっかり言うし。」
「□□さんって仕事しない割には口は動くから一緒のシフトに入りたくなーい」
とか、バイト先の年配熟女達への不満を聞き続けてウンウン頷いていたと思う。
それほど酒が強くない私は直ぐに顔が赤くなるが、思考回路だけはしっかり保つタイプで意識はハッキリしていた。
そんな私を見たかおりさんは「酔ったの?(笑)」と笑いながら聞いてきた。
「酔ってはいないけど顔が赤くなっちゃうんです」
そう答えると、「じゃあもう1本飲もう!」と再び冷蔵庫を開けて缶ビールを用意した。
まだ16時半過ぎということもあり恐らくバイト先での愚痴を続けたかったんだろう。
次第にプライベートの話になり結婚のキッカケとかお互いの歴代の彼氏彼女話などを話しながら時間だけが過ぎていった。
しかしやはり気になるのはテーブルに乗っかった豊満なバストだ。
テーブルにもたれかかって肘を付き、ワザと見せつけるかのような体勢で会話を続けていた。まぁ恐らくたまにチラ見していたのは気づいていただろうと思う。
ここでかおりさんは「昔の写真見せてあげる~」といったかと思うと私に背を向けて四つん這いに近い状態で引き出しから古いアルバムを取り出して来た。
面積の小さいホットパンツの股間の部分はかなり刺激が強く、つい目を逸らしてしまった。
すると「今、ちょっとエッチな目で見てたでしょ~?」といたずらに笑いながら口角をあげ、私を見て微笑んだ。
「そりゃぁ見ますよ!(笑)かおりさんくらい美人がそんな格好してたら気になるじゃないですか!」
普段は今でいう草食系男子の私の口から良く出て来たなと思うセリフを言った途端、「そうやって何人の女性を落としたのかな?」と鼻先を人差し指で押して来た。
かおりさんとの初めての接触だ。凄く嬉しい気分になった。
「ホントにそう思ってる?」
またイタズラに微笑みながら聞いて来た。
「こう見えて嘘は嫌いなんです(笑)」
そう答えると「嬉しい~!久しぶりにそんな事言われた気がする~!」と、1人でテンションが上がってた。
正直、まだ経験人数の少ない私は人妻とのこういった状況での付き合い方が良く分かっておらず、その場の雰囲気に身を任せていた。
するとかおりさんは「ちょっとトイレ」と言って席を外した。
まだ若かった私は股間の膨らんだ何かを目立たないようにして平静を装っていた。
トイレから戻ったかおりさんは缶ビールを2本持って現れ、対面には座らず隣に位置する場所に座り「まだ飲めるよね?」聞いて来た。
夕方とはいえこの人どんだけ飲むんだと思いながら350ml缶の蓋を開け三度乾杯した。
18時を過ぎた頃だったか「旦那さんは何時に帰って来るの?」と聞くと「22時くらいじゃないかな」と、かおりさんはちょっと冷めた感じで答えた。
若干、妙な間が空き不思議な沈黙が数秒続いた後、少し明るい表情で「で、さっきから何ココ膨らませてるの?(笑)」とデコピンするようにジーンズの上から指で弾いて来た。
「やっぱバレてますか?(笑)」と苦笑いしてやり過ごそうとしたが、急に今まで見せなかった妖艶な目つきで見つめながら人差し指で股間をなぞり始め、ジッと私の目を見つめたままだった。正直美人ではないが、切れ長の目にポッテリとした唇は男性の目を惹きつける容姿だと思う。
すると急に私の方にもたれかかって来たのだが、かおりさんは少し汗臭く、化粧の匂いも混じってエロい匂いがした気がする。
そうなると理性も飛ぶ寸前。
横を向くとかおりさんもこちらを見つめていた為、唇が至近距離にあり自然と軽いキスをしてしまった。
「あー、やっぱり悪いヤツだ~」と言って人の鼻をつまんでその場を誤魔化された。ような気がする。
「私はキスしたの何人目?」聞いて来たので「4人かな」と答えると「やっぱりそんなに経験無いんだ(笑)モテそうなのにね」と笑われてしまった。
「かおりさんは何人目?」と聞くと「教えな~い(笑)」とはぐらかされてしまった。
飲み始めに聞いた付き合った男性の数よりも多いんだろうなぁとは容易に想像出来た。